李小龍 マイブラザー

李小龍 マイブラザー

作品情報

原題 李小龍
日本劇場公開日 2013年7月13日
製作国 香港

新着感想・ネタバレ

halu1211の感想・評価
記録用
changpianの感想・評価
 京都みなみ会館で鑑賞。かつて飛行機の機内で見たことはあったのだが、あまり集中できなかった印象がある。今回見直して、後半は全然記憶していないことに気づく。もしかすると最後まで見ることができなかったのかもしれない。
 アメリカに旅立つ前のブルース・リーの足跡を、弟の目線で描いた映画。映画全体の印象としては、ブルース・リーの出演映画に対するオマージュ、香港(広東語)映画史の小ネタが散りばめられた良作という印象。だが、前者はともかく、後者について理解できる日本の観客はどれぐらいいるだろう。于素秋が広東語が話せないため、後ろに吹替役の人がスタンバイしているシーンとか、馮寶寶や石堅、あるいは梁醒波、曹達華らの存在などは、なかなか理解されにくいだろう。
 飛行機で見た時にも気になったのだが、日本占領下の香港で和久田という日本の軍人が登場する(飛行機で見た時の中文字幕は禾久田となっていたと思う)。これはもちろん日本占領下の香港での文化工作に関わった和久田幸助のことだが、映画と違って彼は流暢な広東語を話し、戦後も香港の俳優たちと交流を持っていた。この映画の単純な悪者としての描かれ方には違和感を持ったのも事実である。と同時に和久田幸助は研究対象としてもっと取り上げられるべきではないか、との感想も持った。
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