ションヤンの酒家

ションヤンの酒家

作品情報

原題 生活秀
日本劇場公開日 2004年2月7日
製作国 中国

新着感想・ネタバレ

Hiroko__Hiramatsuの感想・評価
漢口の吉慶街の、ゴチャゴチャしている様子が、開発から取り残された昔ながらの中国の町そのもので、とても懐かしく感じられた。陶紅が、惚れ惚れするほどきれいだった。無造作に纏めた髪、タバコを吸う様子が様になっていて、ションヤンのはまり役のように感じられた。
原作と比べて、いろいろカットされている部分も多く、そこに物足らなさを感じた。
okdkstmpの感想・評価
2003年作。舞台は中国の重慶にある吉慶街という小さな屋台通り。DVDに収録された主役女性のインタビューでは「現状の中国の女性を描いています」と言っていたが、おそらくその通りで、中国の女性が抱える問題を描いている。
都市部に生まれつつも不幸な人生を送っているが、そんな環境に於いても自分の店を切り盛りし強く生きる女性の強さと垣間見える弱さだったり、今は少しはマシになったかもしれないが、都市の戸籍を持たない農村戸籍の女性の立場の辛さ、悲しさ、やるせなさだったりが、よく表現されていると思った。この辺の背景にある中国の文化を少しは知っていたおかげで、納得するシーンが幾つかあった。

まあそうは言っても、この映画の言いたいことは、運命に縛られた不幸な私を誰か連れ出してよ、っていう、場所は違えどもどこにでもある割と王道のテーマなのだろうとは思う。そんなテーマを、情緒溢れる舞台も手伝い、タオ・ホンという女優が見事に演じている。気が強くて美人で、そして薄幸そうなションヤン。切なくも魅力的でした。

ところで、ションヤンの酒家で売られている鴨の首が実に美味そう。食べてみたい。

http://www.youtube.com/watch?v=aUy1XtlSG3E
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