フライング・ギロチン

フライング・ギロチン

作品情報

原題 血滴子 The Guillotines
日本劇場公開日 2013年12月7日
製作国 香港・中国合作

新着感想・ネタバレ

Tetsuya_Kajiの感想・評価
レンタル
changpianの感想・評価
シネマート心斎橋で鑑賞。『インファナル・アフェア』こと『無間道』シリーズで知られるアンドリュー・ラウ劉偉強が監督(雍正帝役で出演も)。ピーター・チャン陳可辛がプロデュース。原題『血滴子』とは明代にあったと伝えられる皇帝直属の秘密警察組織だが、香港映画では1975年の『血滴子』、翌年の『独臂拳王大破血滴子』(片腕カンフー対空とぶギロチン)、1978年の『血芙蓉』、『清宮大刺殺』では血滴子は人の首をちょん切る「空飛ぶギロチン」という意味でも用いられ、本作の英題、日本題もそれを踏襲している。
 ただし武器としての「空飛ぶギロチン」が活躍するのはほぼ前半に限られる。CGも駆使され、21世紀的にリニューアルされた「空飛ぶギロチン」が楽しめるのかと思ったのだが。本来は明代の血滴子を清代に移したのは、その「空飛ぶギロチン」が斜陽の時代となり、鉄砲隊に取って代わられる、というモチーフのためと、満人と漢人の対立関係を描くためだったのだろう。かつての映画の中では圧倒的な強さを誇った血滴子も、ここでは若く幼稚であったり、新しいテクノロジーに淘汰される存在にすぎないのである。ということでオープニングでは輝いていた空飛ぶギロチンは、後半では単なる古びた武器として描かれる。血滴子メンバーも、極悪さというより、その人間らしさが強調される。ストーリーは最終的に満人と漢人の融和という落とし所を見つけるが、これが何を意味するの...
ciatrをフォロー: