虹をつかむ男

虹をつかむ男

作品情報

製作年 1996年
日本劇場公開日 1996年12月28日
製作国 日本
上映時間 120分

新着感想・ネタバレ

Ryosuke_Ohbaの感想・評価
吉岡秀隆演じる就職に失敗した大卒の若者が、各地を転々とした末にたどり着いた徳島の町の名画座で働くことになるというストーリー。

寅さんもしかりなのですが、日本人の風来坊への憧れを醸成したのは山田洋次だと思っています。若い頃にふらっと自由に生きてみる、そんなどうしようもない生き方をしてしまう若者がどの時代も一定数出てしまうのはあの名監督のせいなのです。かくいう私も被害者のひとりです。

山田洋次ファンの間では有名な話ですが、本作は渥美清への追悼の念が込められた作品です。

『男はつらいよ』は48作目まで製作されましたが、49作目の『寅次郎花へんろ』という作品の製作も予定されており、渥美清の死によって撮影が不可能となってしまったという経緯があります。

本作のキャストを見ていただきますと、ほぼ『男はつらいよ』キャストなのです。前田吟、倍賞千恵子はもちろん、『寅次郎花へんろ』にマドンナとして出演予定だった田中裕子も出演してします。

『花へんろ』の舞台は高知県。つまり、本作は、『男はつらいよ』幻の49作目を寅さん抜きでやるという試みなのです。

本作は『男はつらいよ』ファンのための映画です。日本人なら、とりあえず一作くらいは『男はつらいよ』を観てみてはいかがでしょうか?寅さんにハマった方は何作かシリーズを観た後に本作を観てみてください。

ラストシーン、マジたまんないっす。
(退会ユーザ)の感想・評価
「男はつらいよ」ファンは発狂する作品、最後のシーンは泣く。
mataro_minceの感想・評価
徳島の小さな町。そこで愛された映画館オデオン座名物社長の奮闘記。古今東西映画への愛情をたくさん詰めこんだ「虹をつかむ男」BS。西田敏行最高。パーソナルに多様化した主題が多いから今はひとりで来て観て帰る時代。映画館が社交場だった、皆でワイワイ観てた時代があるなら少しうらやましい。2015年4月20日
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