2017年7月6日更新

桃井かおり出演のおすすめ映画8選

このページにはプロモーションが含まれています
桃井かおり

AD

ハリウッドでも活躍する女優桃井かおり

桃井かおりは、東京都出身、1951年4月8日生まれの女優です。中学校の卒業と同時に、それまで続けてきたバレエを辞め、両親には秘密で文学座付属演劇研究所に第11期生(研究生)として入りました。 1971年、ATG映画『あらかじめ失われた恋人たちよ』でヒロインを演じ、本格的なデビューを果たします。その後、1975年に放送されたドラマ『前略おふくろ様』の海を演じ、ブレイクしました。 妥協を許さない仕事への姿勢は、共演者やスタッフとの衝突も招き、過去にはそうした事実からバッシングを受けたことも。しかし、「スタッフに好かれるために仕事をしているわけじゃない」と一蹴。自身のスタンスを貫くことで現在の地位を築いてきました。 2004年に父が他界し、その悲しみを乗り越えようと過酷な場所に身を置くことを決意。ハリウッド映画のオーディションに挑戦し、2005年『SAYURI』でハリウッド映画初主演を果たしました。2006年、アメリカ合衆国映画俳優協同組合へ加入後は、生活拠点をロサンゼルスに移し、女優業のみならず、映画監督・ジュエリーデザインなど幅広い活動を行っています。

若いが故の理由なき殺人、大人になりきれずもがく青年の姿を描く【1976年】

southpumpkin 京都みなみ会館にてオールナイト上映 最高でした。パッケージとは裏腹に超絶過激です。(最近だと冷たい熱帯魚みたいです。ってかあれはこの映画にインスパイアされてるとしか…)特に前半の緊張感は尋常ではありません。ピッチピチに若い水谷豊(最高にイケメン)が相棒では見られないような尋常ではない震え方をしたかと思えば、市原悦子のありゃなんですか。目の奥が真っ黒です。眼球に正気が感じられない演技ってどういうことですか。機会があれば前半だけでももう一度みたい。 後半は地味、とも言えますがそんなことありません。心の葛藤は前半を凌ぎます。鑑賞が深夜だったにもかかわらず身体中に力が入りました。今年観た一本に、というか暫定一位です。
wiggling 広島映像文化ライブラリーにて。1976年、長谷川和彦の監督第一作。アメリカン・ニューシネマの影響が窺える陰鬱でパワフルな傑作。親を殺し破滅に向けて突き進む男女を説得力を持って描いた脚本が相当に素晴らしい。個人的に印象的だったのがゴダイゴの音楽。救いの無い物語に乾いた風を吹かせるタケカワユキヒデの天才っぷりが際立つ。サントラ盤欲しい。
1979年に起きた実際の事件に取材した中上健次の短編小説『蛇淫』を映画化した、長谷川和彦初監督作品。破滅へと向かって行く男女を、蛇が纏わりつくような、異常な緊張感と恐怖の中で描きます。特別な1本として挙げる俳優もいるなど、業界関係者に大きな影響を与えました。

桃井かおりの新たな一面を引き出した、語り継がれる不朽の名作【1977年】

toshibakuon 不朽の名作。山田洋次監督ならではの人情劇で高倉健と武田鉄矢のアンバランスさがとても良い。車の暴走シーンは桃井かおりと武田鉄矢のコントのように思えた。刑務所を出所して最初に飲むビールとラーメンの食べ飲みがとても美味しそう!最後のシーンは有名だが結末がわかっていても嬉しくなるね。
kumies0120 実は初めての観賞だったのですが、あのあまりにも有名なシーンから想像していたものとは少し違って、ハンカチの話題が出るまでが意外に長くてビックリ! 高倉健さんの恋愛物語というよりも、武田鉄矢さんの成長物語の方が強く感じました。 鉄也さんの服装とか、一周回ってステキかもと思いました。 健さんはホント男前でした。 桃井さんは今の方が好きかな~。
山田洋次監督が北海道を舞台に撮影した日本のロードムービー。名優・高倉健、倍賞千恵子、当時はまだ新人だった武田鉄矢、脇には桃井かおり、渥美清という豪華な布陣が出演。シンプルなストーリーながら、観客の心に深く訴えかける作品として評価されました。 桃井は、武田鉄矢の相手役を務め、第1回アカデミー賞助演女優賞、ブルーリボン賞などを受賞しました。

自分のルーツを探す女を見事に演じた作品【1979年】

Purazo 桃井かおり、渡瀬恒彦のロードムービー。 たまたまTVで観たのですが、切なくてよかったです。
突然押し付けられた子供の本当の父親を探す恋人たちのロードムービー。桃井は、他の父親候補のもとを周る恋人に同行し、自身のルーツを探る旅をする女・小夜子を演じました。

武田信玄の影武者として生きる運命を背負った小泥棒の悲喜劇を荘厳に描く【1980年】

Tetsuya__Tanoue 観る前にネットで評価を確認したら、あまり良くなく、さほど期待せずに鑑賞。 この作品のどこが駄作なんでしょう。。。 ただただ凄い!
HMworldtraveller 『世界の黒澤』の作品にこんな点数は恐縮ですが、あくまでも個人の好みということで、感じたままに正直に書くと、あまり強く心を揺さぶられませんでした、、。重厚長大な様式美は感じるけれど、物語としてのめり込めないというか。顔が似ているというだけの理由で たとえ一時であっても他人の人生を生きなければならなくなった影武者の悲哀をもっと生々しく感じたかったのに、そこをあまり感じ取ることができなかったです。影武者の人物像や喜怒哀楽の描写が薄いと感じたのは、この人のそれまでの生き様や人となりについての描写が少ないせいなのか、エピソードの掘り下げがあっさりしているせいなのか、自分でもよくわかりません。全体的に引いて撮った映像が多いように感じましたが、俯瞰的な視点を意図したものなのでしょうか。いずれにしても、出来事を絵巻物的に眺めるにはいいけど、登場人物のちょっとした表情の移ろいは汲み取りにくかったです。私は登場人物にガッツリ感情移入しながら観るほうなので、そこが薄いとどうしても評価が下がりがちになります。影武者に感情移入して、いつバレるかわからないピリピリした緊張感や他人の人生を生きる悲哀にどっぷり浸かることができていたら、最期の場面がきっともっと胸に突き刺さるようなものに感じただろうと思います。個人的にハマりそうな内容なのにハマらなかったのが残念なので、しばらくおいてから再鑑賞にチャレンジする予定。
巨匠・黒澤明監督作品で唯一、戦国武将にまつわる出来事を取り上げたスペクタクル巨編。カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞しました。 盗みの罪から処刑されるはずだった男が、武田信玄と瓜二つだったことから影武者に。しかしある日、側室に影武者であることがばれてしまい……。長篠の戦いで織田・徳川連合軍を前に、影武者だった男は槍を持ち、単身で敵へと突進していく――。

架空の都市を舞台に、一攫千金を狙って日本に乗り込んだ違法労働者たちの物語【1996年】

omame 間違いなく評価MAX。中高生のときに岩井俊二作品にどハマりして、その頃からだからもう何年ぶりだろう。色褪せない作品。渡部篤郎がとってもクールで、山口智子も出てたり俳優陣豪華すぎる。岩井俊二作品は見た後のやるせなさとか、落ちる感じが好き。暗い気分のときに暗い映画を見るのが好きで、わりとそういう気分だったのかも。中国語と英語と少しの日本語が混ざる映画。ほんまに名作だと思います。今の時代はこんな映画たぶんスレスレすぎて作れないんだろうな。
Ken_Chang 多分、吉本ばななさんが「こういう映像を撮りたい、という人はごまんといるが、実際撮れる人は一握り。岩井監督はそういう人。」と話していたのを覚えているんですが、そういう意味では的確で、岩井先生、絵コンテがほぼマンガです。作品として成立するんじゃないの?てくらい 光の当たり具合や、カメラ位置、小道具や衣装の配色まで、それこそ背景や映らない全体像まで想像されてるに違いないと思います いや、わかんないけどw 映画というものは先ず何を撮りたいのか、という前提があって、台本に落とす優秀な脚本家があって、それを完璧に映像化する様々なスタッフがあって、采配を振るう監督があって、演じきる俳優があって… あーすごい芸術だ!
日本語、英語、中国語が飛び交う無国籍風の独特の世界観。種田陽平が手掛けた美術も細かい工夫が施され、世界観に視覚的な説得力を与えています。 ひょんなことから手に入れた偽札のデータを手に入れた娼婦のグリコは、仲間たちと共に偽札を造り始める。ライブハウスを買取、歌手としての道を進んでいくのだが――。

豪華キャストで贈る、三谷幸初監督作品【1997年】

1uhya どたばたコメディで面白かった。 作家ディレクタープロデューサーと様々な目線から物語が進むので色々と考えさせられたなぁ。とりあえず役者が我が儘すぎだ!
____RiN____ 未だわたしの中の三谷作品不動の1位。 ものすごくくだらないんだけど、そのくだらないことで観客を笑わせようという三谷さんの並々ならぬ努力と工夫が各所から滲み出ている。間合いもセリフも空気感もストーリーの運び方も、そのそこからもどうにかしてわらかしてやろう!っていう気合いと情熱が匂ってきて、しかもちゃんとものすごく面白い。 個人的に、この時の役の渡辺謙さんが一番好きです。
1993年に上演された、劇団サンシャインボーイズの演劇を映画化。桃井は特別出演で、DJ・中浦たか子役を演じました。 唐沢寿明、鈴木京香、西村雅彦などわがままに揃えられた豪華キャストが、ラジオ局を舞台にてんやわんやのドタバタ劇を繰り広げます。スピード感のある展開と、的確に笑いのツボを突いてくる奇才・三谷幸喜の手腕が光るコメディをお楽しみください。

武士の名誉と夫婦の絆を描いた、心揺さぶる感動巨編【2006年】

Marronxx 主人公木村拓哉が毒味によって失明したお話。 ドラマではキザでしかないキムタクのイメージだったからこの映画は盲目ということもあってどこか自信のなさとそれでも生命感を感じる映画だった。 改めてキムタクの演技のうまさがわかる映画でした。
1050Carnival 木村さんいつも同じ様な役で勿体無いと思ってたので違う面を見られた 山田洋次さすが
武士の一分とは、侍が命をかけて守らなければならない名誉や面目のこと。桃井は、木村拓哉演じる主人公の叔母・波多野以寧役で出演。おせっかいで大袈裟な性格、甥からもうざがられているという役柄でした。 幼いころの毒味によって盲目となった主人公・三村新之丞と、妻・加世の夫婦のきずな、幕末に生きる武士の生き様をぜひご覧になっていただきたいと思います。

第二次世界大戦後の日本を舞台に描かれた歴史サスペンス【2013年】

Pit7775Pit 戦後の日本とアメリカ。当時の日本の考え方を踏まえた上でアメリカ目線で作っている。内容的にもそこまで難しくなく、しっかり観れた。どこまでが本当の真実かわからないが最後の天皇とマッカーサーと写真などの魅せ方はとても良いと思った。
Tomoaki_Tanaka 真実はわからないが、映画という作品としては良かった。恋愛の要素を入れているところは賛否あるだろうなと思ったが決して悪いとは思わなかった。
日本とアメリカの史実をもとに、いかにして昭和天皇が戦犯として裁かれることを回避したのか。ということについて、フィクションを交えながら描いた作品。商業映画としては初の皇居敷地内での撮影も行われました。 アメリカ人将校と日本人女性の恋愛要素を取り入れたことについては賛否あるようですが、歴史の隅に葬られた真実の、一つの可能性としてご覧になってみてはいかがでしょうか。