2018年8月28日更新

サイボーグを演じた俳優、レイ・フィッシャーの素顔とストーリー

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レイ・フィッシャー
©Apega/WENN.com

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サイボーグだけじゃない!期待の若手俳優レイ・フィッシャーの魅力

映画『ジャスティス・リーグ』(2017)でサイボーグ役に大抜擢され、DCEUへの参加という大躍進をとげた若手俳優レイ・フィッシャー。 未だ出演作が多いとはいえない彼は、ついつい「サイボーグを演じていた俳優」というイメージだけで捉えられてしまいがちです。しかしながら、ある大ヒット作の主要人物役の最終候補になっていたり、ドラマに出演したりと、着実にキャリアを積み重ねている期待の新星でもあります。 そしてレイ・フィッシャー最大の魅力は、チャーミングな素顔。レイ・フィッシャーをもっとよく知るためのエピソードをお送りします。

いろんな大作映画の主要キャスト候補にもなっていた!

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』などへの出演により知名度も人気も急上昇したレイ・フィッシャーですが、それらの出演が決まる前に、大ヒット作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の主要人物、フィン役の最終候補にもなっていました。 残念ながらフィン役は、最終的にジョン・ボイエガに決まりましたが、その直後に舞い込んできたのがDCコミックスヒーローのひとり、サイボーグ役だったそうです。 彼がそれだけの注目を集める存在になったのは、ある舞台での徹底した役作りが理由のひとつになっています。

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レイ・フィッシャーがDC映画に出演するまで

レイ・フィッシャー
©Apega/WENN.com

俳優レイ・フィッシャーは、1988年アメリカ合衆国ニュージャージー州出身で、20代からオフブロードウェイで舞台俳優としてキャリアをスタートさせました。 『The Good, the Bad, and the Confused. 』(2008)というショートムービーや、『The Astronaut Wives Club (原題)』というTV シリーズにもわずかながら出演していた中で、レイ・フィッシャーに注目が集まったのはモハメド・アリの半生を描いた『Fetch Clay, Make Man (原題)』というオフブロードウェイの舞台です。 レイ・フィッシャーは『Fetch Clay, Make Man (原題)』でモハメド・アリ役を演じるにあたり、10kgの増量、そして過酷なトレーニングを積んで徹底的に役作りをしました。 その見事な役作りは偶然にも、モハメド・アリの伝説の一戦を映画化しようと考えていたアン・リー監督の目にとまり、後を追うようにしてハリウッドのエージェントたちからも注目されるようになります。 『ブロークバック・マウンテン』などで知られるアン・リー監督による、モハメド・アリの伝説の一戦の映画化企画『スリラー・イン・マニラ (原題)』は残念ながらまだ進んでいないようですが……。 とはいえ、こうしたことがきっかけで、大作映画の主要キャストの候補にあがるようになり、ついにはサイボーグの役を手にしたのでした。

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『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』でサイボーグ役を熱演

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』に登場したサイボーグは、ヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」の一員で、メカの様な出で立ちが目を引きます。 本名はビクター・ストーンといい、科学者の両親の下に生まれた男の子でしたが、ある事件で体をひどく損傷してしまいます。科学者の父親は息子を救うべく、機械でなんとか命をつなぎ留めるのですが、人間の肉体と機械の身体を持ち合わせることとなり、その名の通りサイボーグとなったのです。 レイ・フィッシャーはこの複雑な生い立ちをバックグラウンドに持つビクター・ストーン(サイボーグ)を、映画初出演ながら熱演し、一躍世界に名を知らしめることになりました。

Twitterから見えてくるサイボーグ愛と、強い意気込みも素晴らしい!

マーベルヒーローが活躍する作品群をMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)と呼ぶのに対し、DCヒーローの活躍を描くシリーズは一般的にDCEU(DC・エクステンデッド・ユニバース)と呼ばれています。 『マン・オブ・スティール』から始まった同シリーズは今後『アクアマン』や『ワンダーウーマン1984』などを公開する予定で、さらに2020年ごろには、フラッシュの単独映画と、サイボーグに焦点を当てた単独映画の公開も予定されています。 この単独映画に関して、レイ・フィッシャーはサイボーグ役を降りるのではないか?とのウワサが報じられたりもしましたが、彼は自身のSNSでこのウワサを一蹴。「サイボーグ役を降りることに一切興味はないし、もしも今後去る時が来たなら、ぼくから直接伝えるよ」と宣言をしたのでした。 類い稀なスタイルの良さを持つ彼は、ファンの期待に応えるサイボーグを演じるためにトレーニングも続けているそうです。また、彼のTwitterをみてみると「#BORGLIFE」というハッシュタグをつけたサイボーグ関連のツイートがずらり。サイボーグ役への責任感が伺えるとともに、彼がいかにサイボーグというキャラクターを大切にしているかがわかります。

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ファンとの交流大好き!なレイ・フィッシャー

コミック・コンベンションやフィルム・フェスティバルなど、アメコミファンと俳優たちが集い交流するイベントは世界各地で開催されています。レイ・フィッシャーはそういったイベントに進んで参加する俳優の1人です。 前作『ジャスティス・リーグ』のジャパン・プレミアの際にはエズラ・ミラーと共に来日、劇中さながらの2人の友情を見せてくれました。イベントのときには、会いにきてくれたファンとの楽しそうな写真をSNSにアップしています。たとえ相手がサイボーグのコスプレをしていなくても、全力で応じて楽しんでいる姿を発信してくれるのは、ファンにとって嬉しいことですよね。

【おまけエピソード】二度目の来日時にはラーメン三昧?

2018年8月25日と26日の二日間、ハリウッド・コレクターズ・コンベンション、通称ハリコンに参加するため2度目の来日を果たしたレイ・フィッシャー。 ファンとのQ&Aコーナーでは1つ1つの質問に丁寧に答えていくなど、相変わらずの素晴らしい対応を見せたようです。さらに、ラーメン好きであることを公言。東京にはイベントの前日入りしていたようですが、もしかしたらラーメンを食べに東京の街を歩いていたのかもしれませんね。

レイ・フィッシャーの今後の活躍に期待!

TD3! @HBO @TrueDetective #BORGLIFE

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さて、チャーミングな一面も魅力的なレイ・フィッシャーは、2019年よりシーズン3が放送開始となるHBOのドラマ『TRUE DETECTIVE 二人の刑事』への出演も決まっています! これは人間の内面や裏の顔を暴いていくクライムドラマで、マシュー・マコノヒー、コリン・ファレル、ウディ・ハレルソン、ミシェル・モナハンら超豪華キャストが集結。見逃せない注目作となりそうです。今後のさらなる活躍に期待したいですね!