2017年7月6日更新

りょう出演のおすすめ映画8選

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りょう

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芸能界トップクラスにカッコいい女優りょう

りょうは1973年1月17日生まれで、埼玉県鳩ヶ谷市(現在の川口市)出身です。 15歳のときに原宿でスカウトされ、高校卒業と同時にファッションモデルとしての活動をスタートさせました。当時は漢字の「涼」という名前で活動していました。 やがて、モデルの仕事に飽き足らず女優業に挑戦。1996年の大ヒットドラマ『ロングバケーション』の氷室ルミ子役で女優デビューを果たしました。以後、着々と話題作・注目作への出演を重ね、その独特の存在感が高く評価されています。 私生活では、2003年4月1日に、パンクバンドBRAHMANのTOSHI-LOWと結婚し、二人の男の子をもうけています。容姿やセンスはもちろんですが、仕事と家庭を自然体で両立するカッコいい生き方も、女性たちから熱く支持される所以かもしれません。

1:高い評価を受けた衝撃的な映画デビュー作【1999年】

hironohu 世界観が好き。塚本監督にハマったきっかけ。
明治末期、数奇な運命を背負った双子の兄弟の復讐劇を描く、オカルトテイストのサスペンス映画です。江戸川乱歩の『双生児~ある死刑囚が教誨師にうちあけた話~』を原作に、塚本晋也が監督をつとめました。 双子の兄弟を本木雅弘が二役で演じ、片方の妻・大徳寺りんを映画初出演のりょうが異様なほどの存在感で熱演しました。 ベネチア国際映画祭やモントリオール国際映画祭に出品され、高崎映画祭では見事主演女優賞を受賞しています。

2:オウム事件をモチーフに描く社会派ストーリー【2001年】

映画『DISTANCE』は、カルト教団が起こした殺人事件の加害者家族である4人が主人公です。遺灰が眠る湖で一年に一度再会することにしていた4人。ある年の帰路、アクシデントに見舞われたことで展開するシリアスな物語です。 監督は本作が長編3作目、今をときめく是枝裕和。ARATA、伊勢谷友介、寺島進、浅野忠信、夏川結衣ら個性派が勢ぞろいし、りょうは彼らと絡む実に意味深な夕子という役柄で登場します。 役者陣には、それぞれの出演部分だけの脚本しか手渡されず、役者個人の考えや感性に多くをゆだねて作られたという、大胆な実験的作風が話題を呼びました。

3:不安定な日常に揺れ動く一人の女子中学生を描く問題作【2002年】

ohayou_nihon 害虫(2002) わたし好きです。こういうの。宮崎あおいちゃんの可愛さ!ナンバーガールの曲もすごく味だしててよかった。風のように、疾走するように。少女にふりかかるのは目に見える暴力じゃなくて、目に見えない暴力。学校でも家庭でも降りかかって、日常が少女を襲う。少女のエスカレートしていく反抗にも注目。
apfel19 最後がいやーなかんじで終わるんだよなあ…でも好きだから何回も観てる
苛酷な日常に揺れ動く女子中学生のサチ子を主人公に描く、ナイーブな青春ドラマです。不登校で怠惰に過ごすサチ子が、出会った少年や中年男とのふれあいで少しずつ変わっていきます。主人公のサチ子を宮崎あおいが演じ、りょうは自殺未遂をおこす母親の稔子役を熱演しました。 『害虫』という奇抜なタイトルは、塩田明彦監督が「サチ子こそが害虫であり、ゴジラである」とコメントしている通り、物語のテーマと結末を密かに暗示しています。 第58回ベネチア国際映画祭や第14回東京国際映画祭に出品され、2001年のナント三大陸映画祭では主演女優賞と審査員特別賞を受賞しています。

4:世界的評価の高い黒沢清監督が描く心に残る問題作【2003年】

Risa_Ishiguro オダギリジョー若いな!つかみんな若いな! 心がざわつく映画だった。 何でもない日常のようで、でも普通じゃない。普通じゃないと思うのに、でも普通な気もする。共通点なんてないはずなのに、何故か痛いほど共感してしまう。主人公の、何でもない台詞が、重くのし掛かってくる。 色んな人間の深い心の葛藤を、上手く描き出していたと思う。
黒沢清監督、オダギリジョー、浅野忠信、藤竜也の演技派3人が初共演したことで話題を呼んだのが『アカルイミライ』です。脇役で加瀬亮や松山ケンイチも出演している隠れた秀作です。 おしぼり工場で働く雄二と同僚の守。ある日、大切に育てていたアカクラゲを雄二に託し、守は突然、姿を消します。工場の社長夫妻殺害の容疑者として収監されていたことが判明してからいよいよ物語が動き始めます。のちに登場する守の父親を藤竜也、りょうは守の弁護士・軽部役で出演しました。 第56回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、2003年には、本作のメイキングであるドキュメンタリー映画『曖昧な未来、黒沢清』が公開されています。

5:カルト教団の施設で育った少年の彷徨を描いて高い評価【2005年】

映画『DISTANCE』と同じく、オウム事件をモチーフに、『害虫』『黄泉がえり』をヒットさせた塩田明彦監督が描く問題作です。 カルト教団「ニルヴァーナ」に入信した母に連れられて、妹と教団施設で育った少年・光一が主人公。教団によるテロ事件、母の失踪を経て、あずけられた児童相談所も脱走した光一は、一人の少女・由希と出会い、一緒に旅をします。光一を石田法嗣、由希を谷村美月がみずみずしく演じました。 りょうが扮したのは、旅の道中で出会う訳ありな人々の一人、咲樹です。離婚して子供に会えないレズビアンという難しい役柄を体当たりで演じています。 第13回レインダンス映画祭でグランプリを受賞したほか、2005年度キネマ旬報ベストテンで栄えある第7位に選ばれ、高く評価されました。

6:松尾スズキが自身の小説を自らメガフォンをとり映画化【2007年】

Ai_Tsuyoshi 松尾スズキ監督。 気がついたら精神病院の隔離部屋クワイエットルームにいた。 笑って、考えて、泣ける映画。 見せ方が面白い。松尾スズキ、すごい。
keiton ドラマティックな展開、重量感のある逸品。見たあとに色々大事にしようと思える
『クワイエットルームにようこそ』は、マルチな才能を発揮している松尾スズキが、芥川賞候補となった自身の同名小説を自ら監督したコメディー映画です。 アルコールと睡眠薬を大量摂取し、精神病院の閉鎖病棟に閉じ込められたバツイチのフリーライター・明日香の14日間を描きます。明日香を演じたのは内田有紀。その他、大竹しのぶ、蒼井優、妻夫木聡、宮藤官九郎ら豪華なキャストが脇を添えています。 りょうが演じたのは看護婦長の江口。明日香から「ステンレス星から来たステンレス星人」と例えられるほど、冷酷で事務的な会話しかしないというキャラクターは、妙にハマっていました。

7:梨木香歩の人気小説を原作にした、しみじみとした味わいの秀作【2008年】

keiton 都会を離れての生活。おばぁちゃんとの生活。当たり前は当たり前じゃないっていう素敵な事に気づかせてくれる作品
imel0108 物語としてはもちろん、映像としても大好き。生活スタイル一つ一つが私の憧れであり、サンドイッチやジャムを作るシーン、洗濯のシーンなんかは魅入ってしまう。そしてラストはぜったい涙する…
原作は、1994年に発売され、数々の賞に輝いた梨木香歩による同名ベストセラー小説です。主人公の少女・まいは学校に馴染めず、自分のことを魔女と呼ぶおばあちゃんと共に、森の中の家で暮らすという物語。 まい役に高橋真悠、おばあちゃん役に世界的大女優シャーリー・マクレーンの娘サチ・パーカー、パパに大森南朋、ママにりょうという異色キャストも話題になりました。 山梨県清里で撮影された素晴らしいロケーションと美しい映像も必見です。

8:4人組パンクバンドを追いかけたドキュメンタリー映画【2015年】

Yousuke_Koizumi あまり、ブラフマンというバンドを知らない状態で見た一作です。 でも、丁寧に作られていて私みたいなファンなりかけの人とか全く知らん人にもオススメしたいです。
映画『ブラフマン』は、その名の通り、1995年に結成された4人組ハードコアパンクバンド「BRAHMAN(ブラフマン)」を追ったドキュメンタリー映画です。人気クリエイティブ・ディレクターの箭内道彦が、初めて劇場映画のメガフォンをとったことも話題になりました。日本のみならずヨーロッパやアジアなど海外でも精力的にライブ活動を行っているブラフマンの素顔に迫ります。 実生活で、ボーカル担当のTOSHI-LOWの妻として、りょうはMC(語り)を担当しています。