2020年6月12日更新

アニメ版『犬夜叉』の主要キャラと声優キャストを一挙紹介!豪華声優陣が勢揃い

アニメ版『犬夜叉』の主要キャラと声優キャストを一挙紹介!豪華声優陣がめじろおし サムネイル

高橋留美子の原作をアニメ化した人気作『犬夜叉』。半妖の犬夜叉と彼を封印し転生したかごめと仲間たちが、奈落ひきいる妖怪たちと戦う、戦国冒険活劇です。今回は主な登場人物と声優を一挙に紹介します。

目次

高橋留美子の代表作『犬夜叉』!アニメ版のキャラ&声優をまとめて紹介

『犬夜叉』は1996年週刊少年サンデー50号から2008年の29号までの全558話が連載され、コミックスは全56巻発売されている高橋留美子原作の長編漫画です。2000年〜2004年までの全167話が第1期として、2009年〜2010年までの全26話が完結編としてアニメ化された人気作品です。 本記事ではアニメ版『犬夜叉』のあらすじと、登場人物、声優キャストを一挙に紹介します。

まずは『犬夜叉』のあらすじをおさらい

時は戦国時代、あらゆる願いを叶えるといわれる宝玉・四魂の玉(しこんのたま)。この玉を巡って人間と妖怪が争っていました。 四魂の玉を守る使命をもっていた巫女の桔梗(ききょう)と半妖の犬夜叉は愛し合っていましたが、罠にはまりお互いを裏切ることに。四魂の玉を奪った犬夜叉を桔梗は最期の力で封印し力尽きます。彼女の亡骸を燃やすことで四魂の玉はこの世から消滅しました。 それから500年後の現代日本。ヒロインの日暮かごめは、15歳の誕生日にひょんなことで実家の神社の古びた井戸から戦国時代にタイムスリップしてしまいます。たどり着いた場所は犬夜叉が封印されてから50年経った世界。自分が桔梗の生まれ変わりと知ったかごめの体内から四魂の玉が復活し、封印されていた犬夜叉が蘇ってしまったのでした。 かごめは四魂の玉が復活したことを知った妖怪たちとの戦いの中で、ハプニングにより四魂の玉を砕いてしまいます。最初は嫌々でかけらを集めることになった2人。やがて旅を通じてお互いに惹かれあっていくのですが、その途中で桔梗と犬夜叉を罠にはめた張本人である奈落の存在を知るのです。 奈落を追う中で、個性的な仲間たちと出会い、彼らは奈落と四魂の玉によって翻弄された人生を変えるため戦っていきます。妖怪たちとの戦いもさることながら、主人公の犬夜叉とヒロインの日暮かごめと蘇った桔梗との三角関係も本作の見どころとなっています。 それでは、ここからは物語の主な登場人物と演じた声優たちを紹介していきます。

犬夜叉/CV:山口勝平

本作の主人公で、人間の母親と大妖怪の犬の大将から生まれた次男坊。人間に換算すると15歳で、犬の耳と銀髪が特徴です。犬のような見た目にふさわしく鼻が利き地面の臭いで物を探すのが得意ですが、犬扱いされると怒ります。暴れん坊で口調はきついですが、根はやさしい性格。 半妖のため、危険にさらされると妖怪の血の影響で狂暴化してしまいます。逆に新月の時は、人間化してしまうため髪が黒くなり、戦闘力が大幅にダウン。生まれ持った強靭な肉体と爪が主な武器でしたが、父の遺した妖刀の鉄砕牙(てっさいが)を手にしてからは、これをメイン武器として使用しています(鉄砕牙は狂暴化を抑える作用も)。 桔梗の妹の楓により言霊の念珠を首にかけられており、かごめの「おすわり」という言葉で地面に強制的に叩きつけられます。狂暴化した時の抑えにも使用されたことから、それが本来の目的なのでしょう。ヒロインのかごめのことを、始めは邪険に扱っていましたが、彼女の優しさや逞しさに次第にひかれていきます。 かごめと同じく井戸を通ることができ、現代社会にやってくることもできます。好奇心が旺盛で自転車の練習や懐中電灯を使いこなすなど、雑な性格の割りに結構器用です。

山口勝平

犬夜叉の声優を務めた山口勝平は、福岡県福岡市出身、1965年5月23日生まれ。芸能プロダクション悟空の代表を務めており、アニメや吹替、ナレーターなどで活躍しています。本名は山口光雄。勝平の由来は、先輩声優の肝付兼太から訛りのぬけない田舎っぺといわれたから。 デビューは1988年の『どんどんドメルとロン』の船員Aでした。1989年の同じ高橋留美子原作の『らんま1/2』の早乙女乱馬役で主役デビューを果たしたあとは、『名探偵コナン』の工藤新一など週刊少年サンデーの主役級のキャラクターを演じることが多いです。 主役級を演じるときは、青年役。脇役の場合は、少年や動物などを演じることが多く代表作としては、『ONE PIECE』のウソップ役、『Persona4』のクマ役などコミカルで少し高い声が特徴です。

日暮かごめ(ひぐらし〜)/CV:雪野五月(ゆきのさつき)

本作のヒロインで、神社に住む15歳の中学生で5人暮らしです。15歳の誕生日に、神社の祠にある古い井戸で妖怪に引きずり込まれて戦国時代にやって来ました。戦国時代に来ても衣装は制服。勉強も怠りませんでしたが、成果はあまりあがりませんでした。 桔梗の生まれ変わりの為、様々な神通力が使え霊力が強いです。犬夜叉を抑える唯一の言霊をつかえる貴重な存在でもあります。成り行きで封印を解いてしまい四魂の玉を割ってからは、カケラを捜す旅に出ることになりました。 危機を乗り越えていくうちに犬夜叉とは相思相愛に発展。 凶悪な妖怪に対しては怖気づきませんが、ミミズなどの虫が嫌いなど現代の女の子らしい一面もあります。

雪野五月(ゆきのさつき)

日暮かごめを演じた雪野五月は、京都府京都市出身、1970年5月25日生まれの声優で2015年5月からはゆきのさつきと改名して活躍しています。デビュー作は、1992年の洋画『素晴らしき日々』の少女C役。1998年の『たこやきマントマン』のたこやきレッド役を演じてからは、主役級のキャラクターを演じることが多くなりました。 代表作としては、『フルメタル・パニック!』の千鳥かなめ役、『聖闘士星矢Ω』のユナ役などがあげられます。 また、自分の演じる役にのめりこみすぎる所があり、犬夜叉の収録の際に山口勝平と日高のり子が親しげに話しているのを目撃すると、日高を睨みつけたというエピソードが残っています。

弥勒(みろく)/CV:辻谷耕史(つじたにこうじ)

端正な顔つきの美形の法師で知識も豊富で犬夜叉一行の知恵袋的存在ですが、美女を見つけると口説かずにはいられない女たらしでもある弥勒。法師らしく錫杖と法力で戦いますが、素手でも人間や並の妖怪なら圧倒できるほど強いです。奈落によって穿たれた風穴の呪いを解くため、1人で旅をしていました。 風穴は右手の掌に存在し、なんでも吸い込み容量も無限に近いですが、毒などを吸い込むと自身に影響を及ぼし、傷つくと裂けて寿命が縮んでしまいます。普段は数珠で封印されていますが、奈落の呪いで少しずつ大きくなっていき、いつかはその身を吸い込んでしまう危険な存在。 幼少期に父親を風穴で吸い込んでしまったトラウマもあり、彼を苦しめていました。ですが仲間の珊瑚と後に結婚し双子の子供の父親になった姿が描かれています。

辻谷耕史(つじたにこうじ)

弥勒を演じた辻谷耕史は、東京都小平市出身、1962年4月26日の生まれの声優でナレーターや音響監督を務めるなど多彩な活躍をみせています。デビュー作は、1987年の『あいつとララバイ』。レギュラー出演は1989年OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のバーナード・ワイズマン(バーニィ)役でした。 1991年の『機動戦士ガンダムF91』のシーブック・アノー役を演じてから、主役級のキャラクターが多くなっていきます。代表作としては、『3×3 EYES』の藤井八雲。『無責任艦長タイラー』のジャスティ・ウエキ・タイラー。『交響詩篇エウレカセブン』のデューイ・ノヴァク。『戦国BASARA』シリーズの浅井長政などがあげられます。 弥勒役は、知人の紹介で務めることとなり、オーディションは受けていないそうです。2012年には七宝役の渡辺久美子と結婚しました。

珊瑚(さんご)/CV:桑島法子(くわしまほうこ)

妖怪退治を生業とする退治屋で、飛来骨というブーメランに似た武器で多くの妖怪を退治する戦闘スタイルの少女、珊瑚。性格は勝気の男勝りですが、本当は優しく弟思いの性格の持ち主です。 普段は髪をおろした着物姿で、戦闘になるとポニーテールにし黒いボディスーツに似た衣装に着替えます。 奈落によって、父と弟を失い、犬夜叉が里を滅ぼした本人と騙されていましたが、誤解が解けて仲間に加わります。後に弥勒と結婚し、2児の母になりました。

桑島法子(くわしまほうこ)

珊瑚を演じた桑島法子は、岩手県金ヶ崎町出身、1975年12月12日生まれの声優で歌手やナレーターとしても活躍しています。デビュー作は、1995年の『美少女戦士セーラームーンSS』の生徒役。1996年の『機動戦艦ナデシコ』のミスマル・ユリカ役で人気声優になります。 声優として結構器用で、特に2002年の『機動戦士ガンダムSEED』でわがままなお嬢様のフレイ・アルスターとお堅い軍人のナタル・バジルールといったまったく性格の違う2人を演じ分けました。代表作としては、『神風怪盗ジャンヌ』の怪盗ジャンヌ、『ラーゼフォン』の如月久遠役などがあげられます。長い間演じることとなった珊瑚に足しては、並々ならぬ思い入れを持っているそうです。

琥珀/CV:矢島晶子

珊瑚の唯一の肉親である、彼女の弟・琥珀です。鎖鎌を武器としており、四魂のかけらで命をつないでいる状態の少年で、そばかすが特徴的。 彼は奈落の謀略により命を落としており、忠実な手下となるべく四魂のかけらによって蘇生されました。そして、とあるトラウマが弱点となり記憶操作をされてしまうことに。奈落の手下となった姿は、姉・珊瑚を激しく動揺させ、彼女が精神的に追い込まれる要因となりました。 奈落の手から逃れてからは、いっとき犬夜叉一行身を寄せていましたが、その後桔梗と行動を共にし殺生丸一行に加わります。奈落との最後の戦いにも加勢し、初登場時よりも成長した姿でりんを救出する活躍をみせました。

矢島晶子

琥珀役を演じた矢島晶子は、新潟県出身、1967年5月4日生まれの声優です。子供の頃から演劇に触れ、舞台俳優を目指すものの、一時は諦めて社会人として働きます。どうしても演劇が忘れられず立った舞台をきっかけに、声優への道がひらけ、アニメ『アイドル伝説えり子』の主人公・田村えり子役を射止めることに。 『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役を26年にわたり担当。独特なしんのすけボイスでお茶の間に愛されました。 さらに「ホーム・アローン」シリーズの主人公・ケビン役や『スター・ウォーズ エピソードI』のアナキン・スカイウォーカー役、『シックス・センス』のコール役などの吹替も多数担当。少年ボイスの得意な声優です。

七宝(しっぽう)/CV:渡辺久美子

狐の妖怪で、かなり臆病な性格の七宝。見た目年齢は7歳くらいですが、口癖は「○○じゃ。」と言葉は年よりくさいです。父親の敵である妖怪を犬夜叉が討ったことで仲間に加わります。 攻撃方法は狐火。変身能力と幻術もつかいますが、あまり役に立ちません。後に弥勒の肩に落ち着き子分的な存在になります。奈落との戦い後、立派な妖怪になるため修行の旅にでました。

渡辺久美子

七宝を演じた渡辺久美子は、千葉県出身、1965年10月7日生まれの声優でナレーターとしても活躍しています。デビュー作は、1985年の『六三四の剣』山脇役でした。少年少女から中年女性まで演技の幅が広く、中でも『爆走兄弟レッツ&ゴー』シリーズでは4人のキャラクターを演じ分けたことは有名です。 代表作に『ケロロ軍曹』のケロロ。『機動戦士Vガンダム』のカテジナ・ルース。『ブレンパワード』の伊佐未依衣子(クインシィ・イッサー)役などがあげられます。 2012年に弥勒役の辻谷耕史と結婚しました。

鋼牙/CV:松野太紀

狼妖怪の一族である妖狼族の東の洞穴の若頭が鋼牙です。明朗快活で裏表がなく、犬夜叉に似たところもありますが、実際は犬夜叉よりも頭脳派な一面を持っています。 かごめに片思いしており、素直になれない犬夜叉と違い、アピール上手。彼女に会った際には、毎度犬夜叉を踏んづけて彼女に抱きついています。 戦闘時は四魂のかけらを仕込んでいる足の速さと足技、一族に受け継がれてきた五雷指を使用。腰に刀を指していますが、それは飾りで持っているだけで使っていません。奈落たちに仲間を殺されたことで、仇討ちをするため一時は犬夜叉一行に加わっていました。 仲間からの信頼も厚く自信に満ち溢れ、さらに頭脳派な一面もある頼りがいのある若頭です。

松野太紀

鋼牙を演じた松野太紀は東京都出身、1967年10月16日生まれの声優です。幼い頃から劇団ひまわりで活動しており、10歳で声優デビューを果たしました。 声優として複数のスーパー戦隊シリーズに出演しており、クセのある悪役で同シリーズのレギュラー的な存在として活躍。子供の頃からヒーローに憧れていた松野は、『忍風戦隊ハリケンジャー』のシュリケンジャー役でついにヒーローになる夢を叶えました。 アニメでは『金田一少年の事件簿』の金田一一役や『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』の万丈目準役といった主人公やそのライバル役を演じるほか、『ONE PIECE』のトレーボル役などコミカルな3枚目キャラも得意としています。

桔梗(ききょう)/CV:日高のり子

弓矢を武器とし四魂の玉を守る役目をもっていた巫女で、かごめの転生前の姿です。楓という妹がいます。犬夜叉とはもともと恋仲でしたが、お互いに奈落に騙され致命傷を負ってしまいます。四魂の玉を盗んだ犬夜叉を命がけで封印し、楓に四魂の玉とともに火葬してもらうように頼み力尽きてしまいました。 後に、鬼女の裏陶が彼女の墓から盗んだ骨と土でできた作り物の身体に、かごめの魂が入ったことで復活しますが、蘇るつもりはなかったことと犬夜叉に恨みを抱いたまま死んだことの2点に対する怒りで裏陶を倒します。 蘇りはしましたが、すでにかごめに転生した状態であったため魂が一部しか戻らず、死魂を補充し続けなければなりませんでした。性格は寡黙で毅然とした態度をとっていましたが、復活後は感情を露わにし、怒りや憎悪をぶつけることも多くなっています。 最終的には奈落を浄化しようとしましたが失敗し、犬夜叉に看取られながら息を引き取りました。

日高のり子

桔梗を演じた日高のり子は、東京都千代田区出身、1962年5月31日生まれの声優でナレーターやラジオのDJとしても活躍しています。デビュー作は、1984年の『超時空騎団サザンクロス』のムジカ・ノヴァ役。翌年の1985年に『タッチ』の朝倉南が大ヒットし、一躍人気声優になりました。 2015年に、声優仲間の山崎和佳奈と松井菜桜子とアイドルユニット「backdrops」を結成しています。代表作としては、『らんま1/2』の天童あかね役、『となりのトトロ』の草壁サツキ役など。始めはかごめ役のオーディションをうけていましたが、音響監督の一声で桔梗役に抜擢されました。

楓/CV:京田尚子

楓は桔梗の妹で、桔梗の死後、50年間村の巫女として村民をとりまとめている初老の女性です。 幼いころ、かごめが現代から過去にやってくる原因となった妖怪・百足上臈(むかでじょうろう)に襲われたところを、犬夜叉に助けられました。これがきっかけで、百足上臈はあの枯れ井戸に封印され、楓も巫女としての修行をするようになったのです。 かごめが過去にやってきた際、すぐに彼女が桔梗の生まれ変わりだと見抜きました。彼女は姉から、犬夜叉を鎮めるための言霊の数珠を預かっていたため、犬夜叉の封印が解けた際にそれを使用。これによってかごめは犬夜叉に襲われずに済むようになります。 妖怪の知識が豊富で、かごめには妖怪や恋のアドバイスもする頼れる人物です。

京田尚子

楓を演じたのは京田尚子です。東京都出身、1935年2月22日生まれの大ベテラン。2019年には第13回声優アワードにて、功労賞を受賞しています。 低音をいかした老女役を多く担当。『ふしぎ遊戯』の太一君役や『幽☆遊☆白書』の玄海役、『それいけ!アンパンマン』のおむすびまん役などを演じています。 洋画の吹替も数多く担当しており、「ジェシカおばさんの事件簿」シリーズの主人公・ジェシカ・フレッチャー役や『ネバーエンディング・ストーリー』のウルグル役などが有名。ディズニー作品にも多く名を連ねており、『シンデレラ』の魔法使いフェアリー・ゴッドマザー役をはじめ魔女や老女役を多数演じています。

殺生丸(せっしょうまる)/CV:成田剣(なりたけん)

犬夜叉の異母兄弟で犬の大将の長男である殺生丸。容姿端麗の長い銀髪が特徴で、風の匂いだけで様々なことが分かる他、空を飛ぶことも可能な上に、毒に対してもさまざまな耐性をもっています。完全なる妖怪で誇り高く、半妖である犬夜叉や人間を見下しています。 始めは父の形見の鉄砕牙を弟が所持することがふさわしくないとして執拗に狙っていましたが、力が覚醒した犬夜叉に敗北。その後も何度か戦っていますが、敗れて重傷を負い一旦は鉄砕牙を諦めることに。新たな刀を手にし戦っていましたが、別の敵によって折られてしまいます。 その敵に仲間の死を侮辱されたことをきっかけに、心に変化がおき新たな力が目覚めました。父親の敵であった妖怪から、もう1つの形見である天生牙と新技の実態を聞き、激しく動揺をみせますが、父親の意図について熟慮します。 そして、犬夜叉が鉄砕牙の後継者にふさわしいのか最後の勝負をし、継承者として認めることになりました。その時、鉄砕牙に対する執着心が無くなったことで、殺生丸は覚醒し真の力に目覚めるのでした。

成田剣(なりたけん)

殺生丸を演じた成田剣は、埼玉県出身、1964年5月18日生まれの声優で俳優やナレーションとしても活躍しています。本名は、成田勉(なりたつとむ)。以前はプロダクションに所属していましたが、2008年4月からはフリーで活動しています。 声質が2006年に逝去した鈴置洋孝に似ていたことから、2011年10月に最速上映された『機動戦士ガンダムUC』でブライト・ノア役を引き継ぎ、以後いくつかの役も引き継ぎました。代表作として、『黄金勇者ゴルドラン』のドラン役、『コードギアス反逆のルルーシュ』のジェレミア・ゴットバルト役などがあげられます。

邪見/CV:長島雄一、チョー

邪見は殺生丸に従者として使えている小鬼です。緑色の肌にギョロッとした目、くちばしのように尖った口が特徴。 殺生丸の初登場時から常に彼の傍らに控え、どんなことがあっても彼のそばを離れない忠義にあつい妖怪です。邪見自身は戦闘要員ではなく、基本的に物陰に隠れて殺生丸の戦いを静観。作中では解説役も担っており、戦況を解説したり、ときには無口な殺生丸の心の内を代弁したりしています。 邪見が手に持っているのは人頭杖(にんとうじょう)という、強力な炎を放つことができる杖。ただ、強力な妖怪には効かないため、あまり出番はありません。 ゴマすり気質なところがあり、殺生丸に邪険にされることもありますが、アニメでは彼から友として認められています。

長島雄一、チョー

邪見を演じたのは、当時は長島雄一名義で活動していた声優のチョーです。埼玉県出身、1957年12月15日生まれ。NHKの『たんけんぼくのまち』にチョーさん役で幅広い世代に知られています。この番組をきっかけに、芸名をチョーに変更しました。 1996年から続く『いないいないばぁっ!』のワンワン役としても有名。同役では声だけでなくスーツアクターも自ら担当。さらには作詞作曲も手掛けるなど、多才な一面をみせています。 コミカルなキャラクターや味のある初老の男性キャラなどを演じることが多く、『ONE PIECE』ではブルック役を担当。『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラム役の吹替でも存在感のある演技をみせています。

りん/CV:能登麻美子

りんは殺生丸を慕い、彼とともに旅をしている人間の女の子です。親兄弟を目の前で野盗に殺されたことで大きなショックを受け、言葉を発することができなくなっていました。 不幸な身の上にも関わらず、生来の優しい心は失われず、犬夜叉との戦いで深手を負い半分妖怪に化けていた殺生丸を親身に介抱します。殺生丸に対し恐怖心を見せず、りんは彼に純粋な笑顔をみせました。 この笑顔は冷酷な殺生丸の心を照らすことに。彼女が人喰い狼に殺されてしまうと、殺生丸は初めて癒しの刀・天生牙を発動させ、彼女を蘇生したのです。蘇生とともに言葉も取り戻し、以降は殺生丸一行に加わっていくことに。 殺生丸を語るうえで欠かせない少女です。

能登麻美子

りんを演じたのは、石川県出身、1980年2月6日生まれの声優・能登麻美子です。1998年に声優デビュー以降、多数のアニメに出演。近年は出演本数ランキングで上位ランクインの常連となっています。 彼女の声は濁りのない澄んだウィスパーボイスで、浮き世離れしていると評されることも。りんのような天真爛漫なキャラや悪役キャラも演じますが、圧倒的に多いのがですます調でしゃべるキャラクターです。 『君に届け』の黒沼爽子役や『地獄少女』の閻魔あい役などが有名。石川県出身で金沢弁に堪能なため、方言監修をすることも。石川が舞台の『花咲くいろは』では方言監修を務めつつ、自身も輪島巴役で出演し金沢弁を披露していました。

奈落(ならく)/CV:家中宏(やなかひろし)

奈落は、犬夜叉たちが最後に倒すべき存在として君臨しています。その正体は、鬼蜘蛛という野盗をベースとした様々な妖怪が集まってできた半妖の集合体です。 通常の妖怪を軽く凌ぐほどの妖気を持っており、全身毒の塊といっていいほどの存在。姿を変化させる能力を持っていますが、時間と妖力の低下が難点のため、変化させる前は狒々(ひひ)の皮を被って姿を隠すことが多いです。

家中宏(やなかひろし)

奈落を演じた家中宏は、東京都出身、1958年3月10日生まれの声優で俳優やナレーターなどでも活躍。どちらかというと洋画の吹替に主に登場し、俳優のジョン・キューザックを担当しています。 アニメでは中年の男性が主な役どころで、代表作として『NARUTO』の奈良シカク役などが挙げられます。意外な役ではありましたが、『リロ&スティッチ』のハムスター・ヴィール役も見事に演じきっていました。

神楽/CV:大神いずみ

奈落が生み出した「風」の分身が、第二妖怪・神楽です。扇を武器に、それを使ってカマイタチや竜巻を起こしたり、死体を操ったりすることが可能。 彼女は風のように自由でありたいと願っているものの、奈落に心臓を握られているため、いやいや彼に従っています。しかし自由への思いは諦めておらず、離反を企てたり、奈落を殺す算段をつけたりと、秘密裏に奔走。 奈落を倒すため殺生丸を利用しようと近づきますが、次第に彼に心惹かれていくことに。彼女は最期まで自由を夢見て、彼への淡い恋心を抱く人生を送ることになります。 彼女は殺生丸にとって精神的に大きな意味を持つことになる存在です。

大神いずみ

神楽を演じたのは、福岡県出身、1969年6月10日生まれのフリーアナウンサー大神いずみです。元日本テレビアナウンサーで、主にバラエティ番組で活躍しました。夫は、元読売ジャイアンツの元木大介です。 フリー転向後、ナレーションや司会のほかに、アニメ声優としてもいくつか仕事をこなします。そのうちのひとつが、この神楽役です。『犬夜叉』ではほかに大蟷螂(おおかまきり)が美女に化けている際の姫役も担当しました。 声優としてはほかに特撮ドラマ『燃えろ!!ロボコン』に出演。ロボコンの弟的存在であるロボプル役の声を担当しました。

神無/CV:ゆかな

奈落の生み出した分身のうち、長子にあたる「無」の分身。人間では10歳に相当し、見た目は幼い女の子。白い髪が特徴的で、生気のないうつろな瞳をしています。 いつも鏡を持っており、この「死鏡(しかがみ)」が彼女の武器。鏡に映したものの力を奪い自分のものにしたり、映した人物の魂を奪うことも可能。敵が強ければ強いほど、強い力を発揮することができます。 彼女には心や感覚がないとされています。しかし、妹である神楽の死に対しては思うところがあるのか、彼女の死を悼むような様子が描かれていました。 分身のなかでもっとも奈落に従順で、最期まで彼を裏切ることはありませんでした。

ゆかな

神無役を演じたのは、千葉県出身、1975年1月6日生まれの声優ゆかなです。幼い頃から病弱で、最初で最後のわがままとして両親を説得し、声優の世界へと飛び込みます。1993年、OVAアニメ『モルダイバー』の主人公に抜擢され、現役女子高生声優としてデビューを果たしました。 デビュー後、『あずきちゃん』の野山あずさ役や『愛天使伝説ウェディングピーチ』の谷間ゆり役と主人公役が続き、声優として好調なスタートを切ることに。 『フルメタル・パニック!』のテレサ・テスタロッサ役や『ふたりはプリキュア』の雪城ほのか/キュアホワイト役、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のC.C.役などが有名。お嬢様キャラやバトルヒロインを多く演じています。

人見蔭刀(ひとみかげわき)/CV:森川智之(もりかわとしゆき)

奈落の正体である鬼蜘蛛が仕えていた若殿様で、最期まで奈落に乗っ取られてた、ある意味一番の被害者です。原作とアニメでは奈落に乗っ取られる時期が違っています。原作では登場した時から。アニメでは珊瑚が犬夜叉の敵討ちで城を出た後に殺されます。

森川智之

人見蔭刀を演じた森川智之は、東京都品川区出身。1967年1月26日生まれの声優で、ナレーターや歌手などで活躍しています。また大手声優事務所のアクセルワンでは、代表を務めている大御所です。デビュー作は、日本語教材のナレーションという変わった経歴でした。 声優としては、美形なキャラクターを演じることが多く『FINALFANTASY Ⅶ』のセフィロス役や『金田一少年の事件簿』の明智健悟役などがあげられます。また、『トリコ』の次郎役や『ONE PIECE』のハチ役など、コミカルなキャラクターなんかも演じることができる幅広い演技力をもった声優でもあります。

冥加(みょうが)/CV:緒方賢一

犬夜叉の父親の代から仕えている蚤(のみ)の妖怪、冥加。若い女好きで知識が豊富です。蚤らしく、吸血により解毒や薬の原料を吸って調合することまでできます。危険が迫るとすぐに逃げ出すくらいの臆病者で、彼が逃げなければその場は安心、とすら言われていた存在です。

緒方賢一

冥加を演じた緒方賢一は、福岡県田川郡出身。1942年3月29日生まれの声優で、大御所の1人です。デビュー作は、1973年の『マジンガーZ』ののっそり博士役でした。ロボットアニメの悪役が多く、ゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズでは、主役の多い神谷明と同様に演じる役柄が多く、毎回収録が大変であるとのことです。 テレビの声優紹介の番組では、『忍者ハットリくん』の獅子丸役で紹介されることが多いです。代表作としては、『名探偵コナン』の阿笠博士、『魔方陣グルグル』のアドバーグ・エルドル(キタキタ親父)役などがあげられます。

刀々斎(とうとうさい)/CV:八奈見乗児(やなみじょうじ)

刀鍛冶で、犬夜叉の父親の依頼により鉄砕牙と天生牙を鍛え上げた妖怪です。一見とぼけた感じの好々爺ですが、鍛冶の能力は確かなものがあります。戦闘力も高く、口から火を吐くことができ、手にした金槌で地面から溶岩を出すことが出来ます。その力は、周りを火の海にすることができるくらい強力です。

八奈見乗児(やなみじょうじ)

刀々斎を演じた八奈見乗児は、東京都生まれ福岡県育ち。1931年8月30日生まれの声優で、ナレーターとしても活躍しています。テレビ出演をほとんどしないことで有名な声優で、同じ作品で共演した小原乃梨子の紹介でも、アフレコ現場にいましたが、顔を名前で隠すほどでした。 また、声優の千葉繁と同様にアドリブをいれることが多いことでも有名で、ボタンを押す時の「ポチッとな」は『ヤッターマン』から生まれています。2015年9月に療養の為、放送中のアニメ『ドラゴンボール超』のナレーターと北の界王役を休業することを発表しました。代表作として、『ヤッターマン』のボヤッキー、『ゲゲゲの鬼太郎』の一反もめん役などがあげられます。