2020年5月29日更新

『犬夜叉』のヒロイン、日暮かごめを解説!時を越えた三角関係の結末は?

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『犬夜叉』のヒロイン、日暮かもめを解説!時を越えた三角関係の結末は? サムネイル

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『犬夜叉』のヒロイン、日暮かごめを解説!まずはプロフィールを紹介【ネタバレ注意】

『犬夜叉』は、高橋留美子による漫画作品で、1996年から2008年まで週刊少年サンデーでマンガが連載されてました。2000年から2004年にかけてはアニメ版も放送された大人気作となっています。 日暮かごめはそんな本作に登場するヒロイン。明朗快活な女の子で、容姿端麗。友達も多くて充実した学校生活を送る女子高生です。非常に肝っ玉が座っており、ある出来事から妖怪との関わりが増えてもすんなりと受け入れてしまいます。ちなみに少年妖怪からはよくモテる様子。 戦闘時に使用する武器は弓矢です。中でも「破魔の矢」は力の強い妖怪にも有効で、強力な戦闘手段となっています。本記事ではそんな物語の中核を担う彼女について詳しく解説していきます。 ※本記事では『犬夜叉』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

妖怪に引きずり込まれ、タイムスリップ!犬夜叉の封印を解く

普通の中学生だったかごめですが、15歳の誕生日に神社で祀られている「骨食い井戸」から出現した妖怪に遭遇。井戸の中へ引き込まれて、戦国時代にタイムスリップしてしまいました。 ついた先で半人半妖の妖怪、犬夜叉と出会います。自らを引きずり込み、襲ってくる妖怪を倒すために、彼の封印を解いてしまいました。その時、妖怪に切られた腹部から「四魂の玉」が飛び出し、それを食らわんとする別の妖怪を射ようととして放った矢が四魂の玉に命中。 玉は砕け散り、全国中に散らばってしまいます。この出来事をきっかけに、犬夜叉と2人で四魂の玉のかけらを集めるため旅をすることになるのです。

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犬夜叉にはかごめの「おすわり」しか効かない!

封印を解かれた当初、犬夜叉はかごめを拒絶しますが苦難を乗り越えていくうちに距離を縮めていきます。それでも中々口喧嘩の絶えない2人。そんな犬夜叉を地面にたたきつける効果を持っている言葉が、「おすわり」です。 犬夜叉は、桔梗の妹である楓によって、言霊の念珠という数珠を付けられています。この念珠は決められた言葉によって発動し、犬夜叉を押さえつけます。その言霊をかごめは「おすわり」に決めました。この言葉は戦いの中で暴走してしまった犬夜叉を鎮める、唯一の効果を持っている言葉でもあります。

かごめは桔梗の生まれ変わり?自身の前世と三角関係に

かごめの前世は、かつて犬夜叉と想い合っていた巫女の桔梗(ききょう)です。彼女は妹の楓(かえで)と一緒に諸国を旅する巫女として活動していました。ある日、故郷の村に帰った時に妖怪退治屋から四魂の玉を清めて欲しいと依頼を受けます。 その時、村にやってきた犬夜叉と出会ったことで彼女の運命は大きく変化。最初は犬夜叉をぞんざいに扱っていた桔梗ですが、妖怪に襲われれかけた妹を犬夜叉に助けれ、次第に彼を意識し始めます。 ですが、敵の策略により桔梗は自らの手で犬夜叉を封印し、自身も命を落としてしまうという運命を辿ります。しかし、生まれ変わりであるかごめがその封印を解くことで、復活。 日暮かごめとは犬夜叉を想い合う恋敵。彼を癒し続けてきたかごめに対して嫉妬心をあらわにしています。かごめ自身も、犬夜叉と桔梗の過去を知り、次第に遠慮しがちになっていってしまいました。

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かごめと犬夜叉はどうなったの?

犬夜叉とかごめは、戦いの中でお互いに想い合うようになっていきます。犬夜叉は、かつての恋仲であった桔梗がよみがえったことを知ると、かごめと彼女との間で揺れ動くこともありました。しかし最終的にはかごめへの想いを自覚しています。 物語の終盤では、戦国時代での戦いに決着をつけ、2人はそれぞれ自分の時代を生きることになります。しかし、かごめは3年たっても犬夜叉への想いは変わらず、戦国時代に戻って犬夜叉と生きることを選択しました。

神社を営む、日暮一家の家族構成を紹介!

日暮家の家族は5人で、祖父、父、母、弟といった構成です。ここではかごめの家族それぞれについて紹介していきます。 ちなみに父親は漫画とアニメでは登場しません。原作者の高橋は、父親を登場させようとは思っていたと語っています。一方で小説版では、かごめ一家は交通事故で父親をなくし、神社に引っ越してきたという設定になっていました。

じいちゃん

日暮神社の現役宮司を務めています。物の由来をいちいち知りたがるちょっとめんどくさい性格です。かごめが戦国時代に行っているときは学校を休む口実として、いろんな奇病にかかったことにしていますが、いつのまにかその奇病を考えるのが日課になっています。

ママ

物事に動じない性格で、かごめが戦国時代に行く際には、お弁当を作って持たせてくれます。かごめと瓜2つの顔をしており、優しそうな朗らかな女性です。

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日暮草太

かごめよりの6歳下の弟です。度胸がなく、お化けの類が苦手ですが半妖の犬夜叉を兄として慕っています。戦国時代と現代を行き来する姉のことう心配する優しい性格をしています。

アニメ版『犬夜叉』でかごめを演じる声優はゆきのさつき

かごめの声優を担当しているゆきのさつきは、1970年生まれの声優です。原作者の高橋留美子は、犬夜叉役に山口勝平を熱望した一方で、かごめの声のイメージを掴むのに非常に難航したと語っています。ゆきのは、度量の大きいかごめ役を演じられるように、何があっても怒らないことを心掛けて収録に臨んでいたそうです。 『らんま1/2』の天道あかね役として、高橋作品に出演した経験のある声優・日高のり子も、かごめ役を希望してオーディションを受けていました。しかし、音響監督からの勧めで桔梗役を演じることとなりました。

『犬夜叉』三角関係の葛藤を乗り越え、成長する日暮かごめに注目!

犬夜叉を取り巻く自身の前世との三角関係に悩まされ、時にはその感情の揺れを敵に利用されもするかごめ。ですが自身の気持ちに忠実になり、精神的に成長した彼女は、少女を立派に卒業し、凛々しく物語を彩っています。 今なお根強い人気を誇る『犬夜叉』で、彼女の活躍を再チェックしてみてください。