映画『バイオハザード』のあらすじ
巨大企業、アンブレラ社の地下研究所で、研究中の生物兵器が漏れ出し、施設内にいた職員全員が感染するという非常事態が起きました。ハロゲンガスなどを使って感染者全員を死亡させ、外部へウィルスが漏れることを恐れたアンブレラ本社は地下研究所にあるメインコンピューターの電源を切るために、特殊部隊を派遣させます。
主人公アリスは記憶を失い、さまよっていたところを特殊部隊と遭遇。そして目覚めたときに一緒にいた謎の男と共に、地下研究所へ連れて行かれます。そこは生物兵器のウィルスに感染したゾンビたちの巣窟でした。先へ進むごとに徐々に蘇っていくアリスの記憶。果たして彼女は何者なのでしょうか。一緒にいた謎の男の正体は?そして目的を果たし、全員が無事に地上へ帰ってくることは出来るのでしょうか。
『バイオハザード』のキャラクター、キャスト、吹き替え声優
アリス・アバーナシー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)
主人公アリスは、目覚めると記憶を失っていて、洋館の中に突入してきた特殊部隊によって保護されます。自分が何者かわからないまま地下研究所へ進んでいくうちに、少しずつ記憶を取り戻していきます。そしてウィルスに感染したゾンビたちと遭遇して戦うたびに本能が覚醒し、高い戦闘能力を発揮します。
ミラ・ジョヴォヴィッチ
アリスを演じるのは1975年生まれの女優、ミラ・ジョヴォヴィッチです。1997年の『フィフス・エレメント』、1999年の『ジャンヌ・ダルク』などが代表作です。モデル出身だけあり、長い手足を活かした抜群のプロポーションで戦うヒロインがよく似合います。
本田貴子
声優を務めるのは1972年生まれの本田貴子。知的で大人の女性や落ち着いたキャラを演じることが多いですが、ナレーションや洋画の吹き替えも数多く担当しています。有名なダイソン掃除機のCMナレーションでもおなじみです。
マット・アディソン(エリック・メビウス)
特殊部隊が洋館に突入してきたときに、記憶喪失になっていたアリスと一緒にいた男性です。自分では警官を名乗っていますが、その正体は誰も知りません。地下研究所で働いていた妹の行方を追っています。
エリック・メビウス
マットを演じるのは1971年生まれの俳優、エリック・メビウスです。映画はもちろんですが、舞台やテレビドラマなどにも数多く出演しています。テレビシリーズ『アグリー・ベティ』の編集長ダニエル役でもおなじみです。2006年にアイビー・シャーマンと結婚しました。
宮本充
声優を務めるのは1958年生まれの宮本充。アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の中川圭一を演じています。好青年から悪役の声など幅広く演じ分けることが出来ます。洋画の吹き替えなども数多く担当しています。
スペンサー・パークス(ジェームズ・ピュアフォイ)
アリスと同じく記憶を失っており、研究所へ向かう列車の中で出会った男性です。記憶を失う前は、アリスと特別な関係にあったようで時々アリスの記憶の中にスペンサーが現れます。地下研究所を進んでいくうちに、自分が何者かを知ることになり、本来の目的を果たそうとします。
ジェームズ・ピュアフォイ
スペンサーを演じるのは、1964年生まれの俳優、ジェームズ・ピュアフォイです。舞台を中心に活動していた為、一般的な知名度は高くありませんでしたが、テレビドラマなどでの演技力は高く評価されています。2年間に放映された歴史ドラマ『ROME』で、マルクス・アントニウス役を見事演じ切りました。
江原正士
声優を務めるのは、1953年生まれの江原正士。洋画では、トム・ハンクスの吹き替えを担当していることでも有名です。独特の低音でアニメやナレーションの仕事も担当しています。
レイン・オカンポ(ミシェル・ロドリゲス)
アンブレラ本社が派遣した特殊部隊の1人で、男勝りで気性の激しい女性です。高い戦闘能力でゾンビたちを撃退しますが、自身もウィルスに感染してしまいます。
ミシェル・ロドリゲス
レインを演じるのは、1978年生まれの女優、ミシェル・ロドリゲスです。2000年に映画『ガールファイト』の主演に選ばれ、それ以降は映画『ワイルド・スピード』シリーズや、『アバター』などのヒット作にも出演しています。強くてかっこいい女性の役が多いですね。
朴璐美
声優を務めるのは、1972年生まれの朴璐美。アニメでは『NANA』の大崎ナナ役で「第1回声優アワード」主演女優賞を受賞しています。テレビアニメのキャラクターを演じることが多く、『進撃の巨人』では、ハンジ・ゾエ役を担当しています。
ジェームス・P・シェイド(コリン・サーモン)
アンブレラ本社が派遣した特殊部隊の隊長で、隊員たちから最も信頼されています。冷静な状況判断で隊員たちを導きますが、メインコンピューターのトラップにかかり、命を落としてしまいます。
コリン・サーモン
ジェームスを演じるのは、1962年生まれの俳優、コリン・サーモンです。193cmの長身を活かして、数多くのアクション映画やドラマに出演しています。また、2012年に『バイオハザードⅤリトリビューション』にも出演しています。
大友龍三郎
声優を務めるのは、1952年生まれの大友龍三郎。魅力ある低音で、アニメのキャラクターやナレーションなど幅広くこなしています。『ドラゴンボールZ』のダーブラ、や『ONEPIECE』のサー・クロコダイルの声を演じています。
チャド・カプラン(マーティン・クルーズ)
アンブレラ本社が派遣した特殊部隊のIT担当で、気が小さい性格です。メインコンピューターの電源を切るという使命を果たそうとしますが、プレッシャーにも弱いのでなかなか上手くいきません。しかし、ゾンビの大群と遭遇した時には、自分が犠牲になり、みんなを逃がそうとして男気のある一面を見せます。
マーティン・クルーズ
チャドを演じるのは、1967年生まれの俳優、マーティン・クルーズです。イギリス出身の俳優で、主にミュージカルやテレビで活動しているようです。
咲野俊介
声優を務めるのは、1965年生まれの咲野俊介。アニメやゲームの吹き替えを数多く担当しています。少年アニメなどが多いですが、洋画吹き替えではベン・アフレックの声を担当しています。
映画『バイオハザード』のみどころ
何といっても主人公アリスのアクションシーンがかっこいいです。真っ赤なワンピースとブーツ姿で大立ち回りするアリスは、必見です。また、死んだはずの大勢の研究員たちがゾンビとなってアリスたちに襲い掛かるシーンは手に汗握る展開で、震撼とさせられます。
バイオハザードシリーズは、続編として『バイオハザードⅡアポカリプス』、『バイオハザードⅢ』、『バイオハザードⅣアフターライフ』、『バイオハザードⅤリトリビューション』が公開されていますので、まだご覧になっていない方は、この機会にぜひ鑑賞してみてはいかがでしょうか。