高坂穂乃果はμ’sのリーダー
高坂穂乃果は、8月3日生まれの16歳、血液型はO型です。音ノ木坂学院の2年生であり、統廃合の阻止を目的に結成したスクールアイドルプロジェクト「µ’s」の発起人。趣味は水泳とシール集め、特技は道でよくお金を拾うことだそうです。
思い立ったらすぐ行動派で、前向きに努力する姿勢はµ’sの原動力になっています。一方、やるべき時以外は非常にマイペース。本人も自覚はあるようですが、あらぬところで”うっかり”をやらかしており、大惨事を招くことも多くあります。
µ’s結成時からリーダー的ポジションを務め、アニメ第2期以降は穂乃果がリーダーを自称。他のメンバーからは、最終決定を委ねられるなど強い信頼が伺えました。
実家は和菓子屋
穂乃果の実家は和菓子屋「穂むら」で、よく店番をしている姿が描かれています。
しかし、和菓子、特にあんこに飽きているような言動も。妹の雪穂にあんこ入りチョコを渡されて怒ったり、「あんこ飽きた~」とはっきり口にしたことがありました。
アニメでは、昼食と別に購買でパンを購入しているようです。ランチパックを好んで食べおり、穂乃果曰く「実家が和菓子屋だから、パンが珍しい」とのこと。和菓子嫌いにはなっていないようですが、子供の頃からどれだけの和菓子を食べてきたのでしょうか。
生徒会長にも抜擢
アニメ第2期では、前任の絢瀬絵里の推薦で生徒会長に抜擢されました。
就任後、穂乃果は生徒会の膨大な仕事に驚愕してしまいます。副会長の海未、役員になったことりのサポートで何とかこなしていくことに。しかし、美術部が申請した予算を、予算委員会前に承認するという大きなミスを犯してしまいました。
その後は、元生徒会メンバーの手を借りず解決に尽力し、資料作りに明け暮れます。穂乃果は、予算委員会できちんと謝罪し丁寧に説明。無事に予算を通すことができ、生徒会長としての責任を果たしました。
実は元剣道部
漫画版では、1年生の頃に海未と一緒に剣道部に所属していました。
廃校が発表された当初、自分が剣道の全国大会で優勝して注目を集め、廃校を阻止しようと張り切るようになります。結果、個人の部で新人戦優勝を果たしますが、翌年の入学希望者は増加しませんでした。
その後、新たな廃校対策を模索することになった穂乃果。やがて剣道部に退部届を提出し、スクールアイドルグループを結成することを決意します。一人でも何かの力になろうとする気持ち、挫折した穂乃果が仲間と再び困難に立ち向かう姿に感動してしまいますね。
ミニユニットPrintempsのリーダー
printemps(プランタン)は、高坂穂乃果・南ことり・泉花陽の3人が所属するミニユニット。ユニット名の由来は、フランス語で「春」を意味する言葉であり、コンセプトは「王道乙女系ユニット」です。
そのため、のんびりとした可愛らしい口調、清純派かつ癒し系の3人がメンバーとして選出されました。穂乃果はふんわりした2人を引っ張るリーダーなのですが、如何せんマイペースなため、ユニット内の雰囲気はユルユル状態です。
メインは3人の性格を反映した前向きな曲ですが、B面には対をなすようなシリアス曲が多数。一部のファンからは、「失恋ユニット」と呼ばれることもあるようです。
ほのキチってなに?
ほのキチとは、高坂穂乃果+”マジキチな愛”の造語で、穂乃果への愛が重すぎる人たちのことです。本来は、穂乃果の幼馴染である園田海未と南ことりを指す言葉でした。
µ'sの2年生トリオはとても仲が良いのですが、冷静に見ると海未とことりの穂乃果愛が異常だと話題に。海未の書いたアイドル活動日誌の内容は、別名「ほのキチダイアリー」と呼ばれるほど穂乃果一色。一方、ことりは困り事がある度に穂乃果の名前を呼んでおり、アニメでは海未よりも大好きっぷりが強調されていました。
そこから意味が派生し、ヘビーな穂乃果ファンの通称になっていきました。最早愛の比重は関係なく、一般の穂乃果ファンも自称するようになり、完全に最初の意味からは離れてしまっています。
声優は新田恵海
新田恵海は、2011年にゲーム&OVA『T.Pさくら~タイム・パラディンさくら~』白河ことり役で声優デビュー。もとは歌手志望でオーディションを受けており、その歌唱力は抜群です。2014年9月には、「笑顔と笑顔で始まるよ!」で念願のソロデビューを果たしました。
その他の出演作は、『境界線上のホライゾン』マルガ・ナルゼ役や『D.C.Ⅲ~ダ・カーポⅢ~』森園立夏役などがあります。知名度を上げるきっかけにもなった高坂穂乃果については、「太陽のような存在」と表現。人生を大きく変えてくれたキャラだと語っており、『ラブライブ!』に対する思い入れも一入のようですね。