2020年5月30日更新

【犬夜叉】七人隊を一挙紹介!奈落が蘇らせた最強傭兵部隊

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『犬夜叉』七人隊を一挙紹介!その強さゆえに人から恐れられた豪傑たち

大人気漫画作品『犬夜叉』に登場する「七人隊」。構成員の全員が死者で、奈落によって復活させられた豪傑たちです。生前はその圧倒的武力をふるい、各地を渡り歩いていましたが、その力を恐れた人間によって捕らえられ、斬首に処された過去を持ちます。 本記事ではそんな七人隊の構成員を、声優キャストと共に一挙紹介!犬夜叉たちの前に立ちはだかる強敵をおさらいしましょう。

七人隊とは

七人隊とは、首領格の蛮骨、副将格で参謀役の煉骨、切り込み隊長の蛇骨、二重人格の睡骨、武器を体中に仕込んだ銀骨、毒使いの霧骨、巨大な体格の凶骨の七人の戦国傭兵団です。 ヒロインのかごめが古井戸に落ち飛ばされた時代で、かつて最凶の傭兵団として名を馳せていた集団で、各地の大名から雇われ活躍していました。 しかし、あまりの残虐ぶりと戦闘能力の高さから人々に恐れ疎まれ、雇われていた諸大名の手により討伐・打ち首となり全滅し、その後、白麗山の麓の村の七人塚に葬られました。 かごめから四魂の玉のかけらを奪いたい奈落は、死んでいた七人隊の残虐性と凶悪な戦闘能力に目をつけました。奈落が持つ四魂の玉のかけらの力により死人として黄泉返り、四魂の玉のかけらを集める犬夜叉とかごめ一行と死闘を繰り広げることになります。

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蛮骨/CV:草尾毅

蛮骨は傭兵団七人隊の首領格で最年少の少年。額に十字の紋様があり長髪を後ろに3つ編み状まとめています。 性格は典型的な俺様キャラクターで、裏切り者は絶対に殺し、人殺しを楽しむという残忍さと、仲間思いでライバルとの戦闘を純粋に楽しむという2面性を持ち合わせています。 また、曲者ぞろいの七人隊では部下からの信頼も厚く「大兄貴」と呼ばれ慕われています。七人隊中最強の怪力で超重量級の大鉾「蛮竜」の持ち主です。 かつてはどこの大名・派閥にも属さない戦国の世を最凶の傭兵団として諸大名に雇われて活躍していました。しかし、あまりに強大な戦闘力を恐れた大名に裏切られ、追い詰められて打ち首になり命を落としています。享年は17歳です。 その後奈落により首の後ろに四魂の玉のかけらを埋め込まれ、死人として蘇ります。犬夜叉と死闘を繰り広げましたが、致命傷を負い戦闘不能に陥ったところを奈落により首の後ろに四魂の玉のかけらを奪われ再び骨に戻りました。

蛮骨の技

魂の玉のかけらの力で超重量級の大鉾「蛮竜」の薙ぎ払いから衝撃波を発生させる「蛮竜閃(ばんりゅうせん)」を使います。また四魂の玉のかけらの力で落雷をおこし超重量級の大鉾「蛮竜」から「龍雷閃(りゅうらいせん)」繰り出します。 なお発生した雷は制御不可能です。犬夜叉の刀技「風の傷」を無効化する熱風を放ちます。

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担当声優は草尾毅

そんな蛮骨の声優は草尾毅が担当しています。草尾は、『スラムダンク』主役の桜木花道や『ドラゴンボールZ』のトランクスなど、アニメ・ゲームの有名熱血キャラの声を多く担当しています。 また映画では日本語吹き替えでレオナルド・デカプリオの声を担当、ラジオのパーソナリティーや声優音楽ユニット『NG5』など様々なメディアで活躍しています。

煉骨/CV:杉田智和

傭兵団七人隊の副将で参謀、七人隊の頭脳を担当。また兵器開発を趣味としており、主に負傷した銀骨を修理・改造する際に開発した武器を搭載し提供しています。 細身ですが七人隊では背がかなり高い方です。目の下に鋭角状の入れ墨があり、ハゲた頭を隠すため常に布をバンダナのように巻いています。七人隊の中でとびぬけて頭がよく残忍さもずば抜けており、様々な罠や計略で犬夜叉一行を苦しめます。 戦国時代にもかかわらず、その卓越した知識・兵器開発能力を活かし近代兵器のような武器を数々作成し使用しています。 戦闘では自身が開発した大筒(バズーカ)や火炎放射器・爆雷筒(ダイナマイト)などを使用し、人間相手には無双の強さを誇りますが、火に強い妖怪相手にはあまり効果が無い様子です。 問答無用で寺院や村を焼き払い人々を皆殺しにして楽しむ残虐的な性格ですが、弟分の睡骨、銀骨に対しては面倒見の良い一面があり、「兄貴」と呼ばれ慕われています。特に銀骨には、戦闘で負った傷を直すだけでなく、開発した兵器の提供や的確な戦闘指示をしたりと思い入れが強かったようです。 蛮骨に対しては圧倒的な力の差から畏怖の念を抱いており、謙虚に接していますが、命令を無視して策略を巡らせることも。享年は24歳です。 犬夜叉一行と何度も死闘を繰り広げましたが、鋼牙との戦闘による負傷と戦闘力不足の為、ついに仲間の蛇骨を裏切り殺害、四魂の玉のかけらを奪いました。最期は裏切り行為を蛮骨に咎められ戦いを挑みます。しかし、瞬殺されて自身の四魂の玉のかけらを奪われ骨に返りました。

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煉骨の技

自身の開発した大筒(バズーカ)や火炎放射器、爆雷筒(ダイナマイト)、ワイヤーを使い、巧みに使い敵を追い詰めなぶり殺します。かごめ達人間にとっては脅威ですが、火に強い火鼠の衣をもつ犬夜叉にはあまり効果がありませんでした。

担当声優は杉田智和

そんな煉骨の声優は杉田智和が担当しています。 杉田智和は、週刊ジャンプの大人気アニメ『銀魂』の主役の坂田銀時や『ジョジョの奇妙な冒険』(戦闘潮流)主役のジョセフ・ジョースターなど、ジャンプアニメの声優として知名度が高く、コミカルな青年役やお調子者の中壮年役が多いようです。 また映画『パシフィックリム』ではカイジュウに兄を殺され主役の熱血パイロットの青年の吹替えも務めています。役柄に対する演技は、自身の趣味のアニメ・ゲーム・漫画の知識を活かし、アドリブを取り入れて演じられることが多く、周囲から好評を得ています。

蛇骨/CV:折笠愛

七人隊の斬り込み隊長で計算が苦手な男色家のオカマ。鞭のような刀「蛇骨刀」の使います。素早さは半妖の犬夜叉より上です。犬夜叉が好みのタイプでしつこく付け狙います。 無邪気な性格ですが残虐な行為をとても好んでおり、性別は男性ですが、女性物の着物を着ていて口紅をつけています。男色家でイケメンと殺戮の他に興味は全くなく、女性に対しては嫌悪感しかいだいてません。七人隊内では蛮骨を「大兄貴」蛇骨と煉骨を「兄貴」と呼んで慕っています。享年は20歳です。 残虐性は七人隊でも特殊で、好きになった相手を斬り刻みたくなるという異常さです。犬夜叉がとても好みのタイプで常に斬り殺したいと思っています。 最期は犬夜叉の技の風の傷を受けて、瀕死状態の所を煉骨に裏切られ、首に埋め込まれた四魂の玉のかけらを奪われ骨に返ります。

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担当声優は折笠愛

蛇骨の声優は折笠愛が担当しました。株式会社アクセルワン所属の声優で、様々な年齢の女性役、少年役などを担当。特に色っぽい大人の女性の声を得意としています。 主演作は少年の声を担当することが多く、世界名作劇場の『小公子セディ』の主役のセディの声でデビュー後、『新機動戦記ガンダムW』のカトル・ラバーバ・ウィナー役、『天地無用』シリーズの魎呼役、『ONE PIECE』のモモの助役など、様々な役をこなしています。

睡骨/CV:平田広明

七人隊の1人で二重人格で凶悪な殺人鬼と善良な医者の2つの人格者があります。主人格である殺人鬼が表面に出ている時は、医者の人格の時の記憶があり、医者の人格が表面に出ている時は、殺人鬼の時の記憶はありません。 殺人鬼状態の時は、髪が逆立ち眉毛が消て凶悪な顔になり、鉤爪手甲で接近戦をします。接近戦の達人で戦闘力が高く犬夜叉をフルボッコにしました。 人格が殺人鬼状態では腕力が高めだが知力は低く、残忍です。 医者状態の時は知力が高く子供に慕われるような好青年です。享年26です。 奈落に四魂の玉のかけらを首に埋め込まれ蘇った後は、他の七人隊とは別れて過去の記憶を持たない「医者」として白霊山麓の貧しい村に住みます。その後、村を襲った蛇骨から子供を庇い負傷したことにより、七人隊の一員の殺人鬼としての記憶が復活。 殺人鬼の人格は医者の人格をとても嫌っていますが、医者の人格の時は殺人鬼の記憶はありません。殺生丸との戦闘で川に落ちた際に外見は医者で心は殺人鬼の状態になります。その状態の利用し、白霊山麓の村に戻り、村人を皆殺しにしますが、医者の人格のせいで子どもはどうしても殺せませんでした。 最期は殺人鬼の時に桔梗の浄化の矢を首に受けて医者の人格に戻り、桔梗に看取られて骨に返りました。首に埋め込まれていた四魂の玉のかけらは蛇骨に奪われ、蛮骨の手に渡りました。

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担当声優は平田広明

睡骨の声優は平田広明が担当しています。ひらたプロダクションジャパン所属でナレーターや俳優、声優をしています。 代表作はアニメ『ONE PIECE』麦わらの一味サンジ役、『宇宙兄弟』の南波六太役、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの主役ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の吹替えなどがあります。

銀骨/CV:江川央生

七人隊の1人で戦国改造サイボーグで戦闘で負傷するたびに煉骨に修復・改造され、全身に無数の兵器を追加搭載されています。負傷するたびに煉骨が修復してくれるので、煉骨への忠誠心はとても高く、七人隊首領の蛮骨よりも尊敬しています。 体中に仕込まれた数々の兵器によって、遠近どちらの戦闘にも特化しており火力を活かした攻撃を得意とします。生きていた時の戦闘で負傷していたのか、七人隊の中でただ一人、右目眼帯で左前腕の肘から先がありません。そのため、左腕は義手で武器を仕込んでいます。享年不明です。 奈落によって首に四魂の玉のかけらを埋め込まれ蘇った後は、内蔵した兵器により数々の戦闘を繰り返しますが、犬夜叉との戦闘でバラバラに。その後、煉骨によって戦車のような凶悪な姿に改造され、最期は鋼牙との戦闘で自爆します。

銀骨の技

腕に仕込まれたアンカーが打ち出された際に展開し、敵を掴んで捕縛する「腕部アンカー」や、背中にある回転ノコギリ状の4つカッター「連装カッター」などを駆使して戦います。 また、種子島火縄銃を煉骨が改造して作成した兵器、銀骨砲は通常攻撃用と範囲攻撃用の2種類の弾があります。戦車形態では2つ装備されています。

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担当声優は江川央生

東京都出身で株式会社青二プロダクション所属の江川央生が担当。俳優兼声優・ナレーターで数々のアニメ・映画の脇役の声優をしてます。 有名なところではドラゴンボールZのリポーター役やワンピースのコーギー役です。

霧骨/CV:稲田徹

七人隊の1人で江戸時代の薬師のような恰好をした毒使いです。体中が毒の成分を含んでいて、毒霧でて敵をじわじわ苦しめて殺す能力を使います。 とてもブサイクで、性格が悪く女性に全くモテないことがトラウマ。そのため女性を嬲り殺しにすることを趣味にしています。 嫁にしようとかごめをさらった過去がありますが、最期は殺生丸にあっけなく切り捨てられ骨に返ります。

担当声優は稲田徹

霧骨の声優は稲田徹が担当。東京都八王子市出身で青二プラダクションに所属しています。 デビュー当初の声優としての活動の傍らで『激走戦隊カーレンジャー』、『ビーファイターカブト』のヒーロー役のオーディションに参加していました。また、その縁で『ビーファイターカブト』の後半に猛毒鎧将デスコーピオンの声優として出演しています。代表作としてゲーム『三國無双』シリーズの呂布役があります。

凶骨/CV:郷里大輔

七人隊の一人で生前はとても背がとても高い大男でした、四魂の玉のかけらの力でさらに巨大化しているようで、本人も一応人間だと言って気にしています。 あまりの巨大さのためか、四魂の玉のかけらは額に埋め込まれています。また、七人隊の中でも驚異的な回復力があり鋼牙の故郷の妖狼山を襲撃した際には、首が180度縦に曲がるような負傷を負うもすぐに元にもどり、鋼牙たちを苦しめます。 最期は、鋼牙を片手で握りつぶす寸前まで追い詰めますが、額のにある四魂の玉のかけらを奪われ骨に返ります。

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担当声優は郷里大輔

凶骨の声優を担当したのは郷里大輔。京都江東区出身、江崎プロダクションを経て、2010年1月17日に亡くなるまで、青二プロダクションに所属していました。 代表作に『ドラゴンボール』シリーズのミスター・サタンがあります。