『救命病棟24時』全5シリーズのキャストを振り返る!

2017年7月6日更新

医療ドラマの大人気シリーズ、救命病棟24時。現在第5シリーズまで放映されていますが、今でも根強いファンが多く第6シリーズも期待されています。救命救急という命のやり取りをする過酷な現場で繰り広げられるドラマを熱演したキャスト達を紹介します。

人気医療ドラマシリーズ『救命病棟24時』

救命病棟24時第4シリーズ

救命病棟24時は、1999年より放送されている、救命救急センターを舞台とした医療ドラマのシリーズです。天才外科医・進藤一生と研修医・小島楓の成長を描いたドラマから始まり、各シリーズごと、救命病棟ならではのスタッフたちの葛藤や病との闘い、患者と家族との交流、派閥争いなど様々な要素が取り入れらています。

脳死移植や災害医療等のリアルな話題や医師不足に悩む現場や救急医療の厳しい現実など、社会的な要素も多く見受けられます。2013年までに第5シリーズまで放送され、第1シリーズでは平均視聴率20.3%を記録した大人気ドラマです。

『救命病棟24時』第1シリーズのキャスト

進藤一生/江口洋介

江口洋介/救命病棟24時シリーズ

主人公・進藤一生は孤高の天才外科医です、シリーズ1から4まで連続して登場しています。腕は確かながら完璧主義故にスタッフ達とぶつかり合ってしまう事もしばしば。妻の死から1度は現場を退きますが、再度現場に復帰。医師として完璧で有り過ぎる事から救われる命がある一方でトラブルメーカーになる事もありましたが、シリーズを追うごとに穏やかな姿も見せるようになりました。

主演を務めた江口洋介はデビュー以来トレンディドラマの常連として活躍し、1993年、1997年に放送された『ひとつ屋根の下』シリーズが大ヒット。1999年の今作品で今までとは違うクールな役を演じた事で、演技の幅が広がりました。ドラマが放送された1999年に歌手・森高千里と結婚し、今では2児の父親です。

小島楓/松嶋菜々子

救命病棟24時松嶋菜々子

小島楓は第2シリーズ以外のすべてに登場しています。最初は研修医でしたが、進藤とぶつかり合いながら医者として成長を遂げ、3シリーズでは1人前の救命医として現場に帰ってきます。進藤が登場しなくなった第5シリーズでは医局長まで上り詰め、主役交代となりました。

松嶋菜々子は1991年に旭化成のマスコットガールに選ばれ、翌年からモデルとして活躍。同年にドラマ『社長になった若大将』で女優デビューしています。1998年のドラマ『GTO』の教師役が大ヒットし、当時共演していた反町隆と結婚。現在は2児の母でもあります。

堺慎一/杉本哲太

杉本哲太

堺慎一は救命センターの医師の1人で脳外科医でもあります。可愛い愛娘がおり、娘を溺愛する心優しい父親です。作中では自分のミスによって患者を死なせてしまった時、経歴に傷をつけたくない、とレントゲンを差し替えてしまいます。

杉本哲太は1981年に、紅麗威甦(グリース)というロックバンドで芸能界デビュー。1984年の映画『白蛇抄』では日本アカデミー賞新人賞を受賞。俳優として数多くのドラマ・映画に出演、コワモテの役から堅物な刑事など幅広く活躍しています。近年では2016年放送予定の『模倣犯』の出演が決定しています。

落合雅人/沢村一樹

沢村一樹『doctors』

落合雅人は救命センターの医師の1人で内科医です。女性好きなところがあり、自身も女性に非常にモテるキャラクターです。作中で同じ職場で働く看護婦と結婚するのですが、妻のストーカーに刺され病院に運ばれてしまいます。一命は取りとめますが見舞いの際の女性からの贈り物の多さに妻が呆れるというシーンも。

沢村一樹は20歳の時に上京しファションモデルとして活躍。1996年の『続・星の金貨』で悪役を演じた事で知名度が上がりました。 2015年にはドラマ「偽装の夫婦」で自身初のゲイ役に挑むなど幅広い役にも挑戦。下ネタによるトークを売りにバラエティでも活躍しています。

辻智宏/八嶋智人

辻智宏は小島の先輩研修医です。頭が良く優秀な人物ですが小島に先輩風を吹かせるなど、鼻につく一面も持ち合わせるキャラクターです。1度は処置ミスを起こしたことで病院を去ろうとしますが、小島に弁護され、居た堪れない気持ちを抱きます。

八嶋智人は1990年に劇団カムカムミニキーナを旗揚げし、ドラマや舞台で活動を始めました。2002年10月に『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』の司会で一躍有名となり、広く知られるようになりました。メガネがトレードマークで2004年には「日本メガネベストドレッサー賞」を受賞しています。

『救命病棟24時』第2シリーズのキャスト

香坂たまき/松雪泰子

松雪泰子

香坂たまきは心臓外科医でしたが、教授の研究にケチをつけてしまった事で救命センターへ出向してきました。着任当初は慣れない救命の仕事に苦労し進藤ともぶつかりあっていましたが、現場を経験する内に大切な事に気づいていきます。

松雪泰子は1993年のドラマ『白鳥麗子でございます!』で強烈なお嬢様キャラを演じ、女優としての地位を確立しました。2006年の主演映画『フラガール』が大ヒットし、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。2010年には自身のブランド「Malulu..」を立ち上げ、ジュエリーやアクセサリーを発表しています。

矢部淳平/伊藤英明

伊藤英明

矢部淳平は救命救急センターの研修医です。最初は進藤のキャラに苦手意識を持っていたものの、医師としての腕や信念、優しさに触れたことで、自ら進藤に指導医を頼む事となります。その後放送された2005年のSP版でまだ救命を続けていると語っています。

伊藤英明は2006年の主演映画『LIMIT OF LOVE 海猿』が大ヒットし、2006年の邦画実写映画・興行成績第1位となっています。同じく2010年の『THE LAST MESSAGE 海猿』時もその年の興行成績第1位となりました。

神林千春/小日向文世

小日向文世

神林千春は救命センターの外科医です。以前は自分で病院経営をしていましたが、潰れてしまった事で莫大な借金を抱えており、他の病院での当直やエッセイの仕事もしています。指導担当である研修医・太田川には進藤とは対極的に優しく指導しているようです。

小日向文世は23歳の頃から、オンシアター自由劇場という劇団で舞台の仕事をしていました。劇団解散後、テレビでの活躍を望むも上手く行かず、借金生活が続きます。しかし2001年のドラマ『HERO』でメインキャストに抜擢され、注目を浴びるようになりました。今ではドラマに欠かせない俳優となっています。

馬場武蔵/宮迫博之

宮迫博之

馬場武蔵は救命センターの整形外科医です。惚れっぽい性格で同僚や患者に恋をしては振られ、看護婦である桜井に良く慰められています。独り言が多く振り向きざまに「歩くの速いよ」と言うのが決め台詞です。

宮迫博之は「雨上がり決死隊」というコンビ名で活躍中のお笑い芸人です。元々演技に興味があり、実際に多くのドラマ・映画に出演しています。芸風とはかけ離れたシリアスな役や悪役もこなし、現在も俳優業が旺盛で2016年にはドラマ『僕のヤバイ妻』に出演しています。

『救命病棟24時』第3シリーズのキャスト

黒木春正/香川照之

香川照之

黒木春正は救命センターの医局長です。第3シーズンでは東京を直下型地震が襲っており、黒木も勤務中に被災します。スタッフへの指示も的確で冷静な人物ですが、混乱する現場では焦りを見せています。

香川照之は1989年にNHK大河ドラマ『春日局』で俳優デビュー。2002年の大河ドラマ『利家とまつ』で豊臣秀吉を演じた事により広く知られるようになりました。歌舞伎役者の家に生まれた事もあって、2011年に9代目市川中車を襲名し、俳優と歌舞伎役者の双方で活躍中です。

寺泉 隼人/仲村トオル

仲村トオル/ノンフィクション

寺泉隼人は衆議院議員です。プライドが高い性格で、震災の際もあくまでも自分の当選を確実にするために動いていました。進藤が自分の妻よりも他の患者を優先させた事が気に入らず、最初の内は進藤の事を毛嫌いしていました。しかし、病棟に足を運ぶうちに真摯に人の命を救おうとするスタッフ達の姿に心を動かされていきます。

仲村トオルは1987年の『ビー・バップ・ハイスクール』で主演を務め、アイドル的な人気を博して俳優として活躍し始めました。。ワイルドな役やクールな役が多く、医療ドラマ『チーム・バチスタシリーズ』では、病院の不正を暴く議員役を演じました。2009年の映画『接吻』で高崎映画祭・主演男優賞を受賞しています。

河野和也/小栗旬

小栗旬

河野和也は救命救急センターの研修医です。父も兄も医療の世界に携わっている医者一家で育ちますが、優秀な兄と比較されて家族とは上手く行かず、自身も医者に対しての熱意はありませんでした。震災での医療に携わる中で、少しずつ変化し成長していきます。

小栗旬は2005年のドラマ『花より男子』の花沢類役でブレイクし、その後の出演映画でも数々のヒットを飛ばしました。2014年の映画『ルパン三世』では実写版のルパンに挑戦するなど幅広い役に挑戦したり、映画監督にもチャレンジしています。2012年に女優・山田優と結婚、美男美女カップルの誕生が話題になりました。

佐倉亮太/大泉洋

大泉洋

佐倉亮太は救命救急センターの看護士です。お調子者ですが、患者に向き合う優しさを持ち合わせたキャラクターでムードメーカー的存在です。役者である大泉のトレードマークの髪型から「モジャ公」と呼ばれています。

大泉洋は北海道出身の俳優です。1995年の北海道のローカルバラエティ番組『水曜どうでしょう』で人気を博し、番組自体の人気から全国に放送された事で大泉の名も全国に知られました。『救命病棟24時』がドラマ初出演で、そこから俳優としても活躍。2009年にドラマプロデューサーの中島久美子と結婚しました。

『救命病棟24時』第4シリーズのキャスト

澤井悦司/ユースケ・サンタマリア

ユースケサンタマリア

澤井悦司は救命救急センターの医局長です。アメリカのERでの勤務経験がある超一流の救命医で、進藤とは考え方の相違でぶつかり合います。しかし、医者として命を救いたい、という根本は進藤と同じで、時には進藤を認める姿勢も見せます。

ユースケ・サンタマリアはラテンロックバンド「BINGO BONGO」のボーカルとして芸能界デビュー、当時からMCやパフォーマンスが上手く定評がありました。1997年のドラマ『踊る大捜査線』で広く知られるようになり、2005年には『踊る大捜査線』のスピンオフ映画『交渉人 真下正義』で主演を務めました。

輪勝司に板尾創路

板尾創路

花輪勝司は元救命医の麻酔科医です。性格は軽く暢気なイメージですが、救命医としての腕は一流で進藤が絶賛するほどです。離婚していた妻と和解し、シーズンの途中から救命医として復帰します。

板尾創路はお笑いコンビ130・Rのボケ担当です。NSC卒業後お笑い活動を経て、1991年に『ダウンタウンのごっつええ感じ』にレギュラー出演し、全国に知られるようになりました。独特の感性を持っており、俳優としても多くの作品で活躍しています。近年では2016年のドラマ『沈まぬ太陽』に出演しました。

工藤亮介/石田卓也

石田卓也

工藤亮介は救命救急センターの研修医です。進藤のやり方に不満を持っており、指導医の交代を申し出たものの、窮地を救われた事で思い直しています。医療ミスによる後悔から泥酔し、転落事故で重体に陥ってしまいます。その際、進藤や澤井の処置で救われ、後に現場復帰を果たしました。

鴨居千夏/北乃きい

北乃きい

鴨居千夏は救命救急センターの看護師です。同じ看護師である山城に憧れを抱いており、慕っています。救命救急という命のやりとりをする厳しい現場で感情が麻痺し、人の死に対して泣けなくなったことに葛藤します。

北乃きいは2005年からモデルとして活躍し、同年のドラマ『恋する日曜日「夏の記憶」』でドラマ初主演しています。2007年の映画映画『幸福な食卓』で日本アカデミー賞新人俳優賞、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。2010年には「サクラサク」で歌手デビューも果たしています。

『救命病棟24時』第5シリーズのキャスト

夏目衛/時任三郎

時任三郎

夏目衛は救命救急センターの医長であり、臓器提供のスペシャリストです。重症度の高い順に症例を見分ける事が出来る、という特技を持っており、脳死判定における臓器移植に対して実績を作り上げます。

時任三郎は1983年のドラマ『ふぞろいの林檎たち』で注目を集めた俳優です。1984年の映画『海燕ジョーの奇跡』と1987年の映画『ハワイアン・ドリーム』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しています。1999年にニュージーランドに移住後、2003年に帰国。俳優、歌手、エッセイストとして活躍中です。

本城雅晴/佐々木蔵之助

佐々木蔵之介

本城雅晴は救命救急センターの医長の1人です。緊急時に医局長から出された優先度を無視したり、と自己中心的な態度で現場を混乱させる事も。脳死からの臓器移植数を増やそうとする院長のやり方に疑問を持っており、懐疑的な態度を見せます。

目の病気を抱えていて、医者の生命線である視力の無さに思い悩みます。

国友花音/波瑠

波瑠 [2012年 カレンダー]

国友花音は救命救急センターの看護師です。小島楓の甥っ子が想いを寄せている憧れの看護師でもあります。患者の処置中に、血液を浴びたことでマールブルク病という感染症に掛かってしまいますが、後にそれを克服します。

波瑠はモデル・女優として活躍しています。2009年、映画『山形スクリーム』でチェーンソーを使ったシーンを熱演するも、当時はまだ演技が全然出来ていなかった、と後程振り返っています。

2015年にはNHK連続テレビ小説『あさが来た』でヒロイン白岡あさを演じ、明るく前向きな女性実業家の姿が話題を呼びました。

安藤直利/児嶋一哉

児島一哉

安藤直利は麻酔科を専門とする救命救急医です。始終やる気のない態度を見せており、いつもかったるそうにしています。緊急対応時でもその態度は変わらず、自宅に帰宅したいと訴え小島に怒られています。

児嶋一哉はお笑いコンビ・アンジャッシュのボケを担当するお笑い芸人です。コンビとしてバラエティ番組で活躍していましたが、2008年に出演した黒沢清監督作品『トウキョウソナタ』での演技に高い評価を得て以来、俳優としても活躍するようになりました。