2017年7月6日更新

可愛らしいだけじゃない!ストップモーション・アニメおすすめ映画10選

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ファンタスティックMr.FOX

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独特な世界観を持つストップモーション・アニメ

“ストップモーション・アニメ”は“コマ撮り”とも言われ、人形などの被写体を少しずつ動かし撮影し繋ぎ合わせる特撮技術です。これよって動くはずのない物体に命が吹き込まれ、まるで動いているかのように見せることができます。 20世紀の初めから映画界で長く用いられてきた技法ですが、1日でわずか数秒しか撮影できない根気の居る作業で、CG技術が発達してからは特撮としてはほとんど使われなくなりました。 しかし、“コマ撮り”ならではの味があり、独特の世界観を持つ“ストップモーション・アニメ”は、ファンの間で根強い人気を誇っています。それでは、おすすめの作品をピックアップしてご紹介しましょう。

1:おばけ桃とジョーンズ少年の大冒険(1996)

haru3 私、小学生のときロアルドダールコレクションの本が大好きで集めてたから、この映画なにも知らずにみてびっくりしました!なんかで読んだことある話しやなぁと思ってたらおばけ桃が行くだったのか。アニメーションと実写が融合してて、楽しい映画でした。Blu-rayのボーナスコンテンツにまさかのおばさん突きゲーム入っててびっくりした(笑)
utakatafish はー、可愛いなあ キラッキラのファンタジーより、ちょっとキモカワでクセのある感じがたまらんね はじめてちゃんと観たけど、普通に笑えるし、ジェームスいじらしくて泣ける… 『桃を食べよう』が頭から離れない! 毎朝20分くらいずつ、数日間かけて観た これを観るのが楽しみで今週頑張れた!夢のある映画〜
両親が亡くなり、意地悪な叔母に引き取られているジェームズ少年。ある日謎の老人からもらった不思議な緑色の物をうっかり桃の木にこぼすと、6mを超える巨大な桃が実りました。桃の中には人間大のムカデやクモなどの動物が居て、桃に乗ったジェームズたちは憧れの街「ニューヨーク」を目指し出発します。 ロアルド・ダールが書いた童話『おばけ桃の冒険』を原作に、ティム・バートンが製作を担当し、実写とアニメを融合して映画化されました。ティム・バートンのファンタジックな世界観に引き込まれる冒険物語です。

2:ティム・バートンが描くダークファンタジーな世界(2005)

maifuchigami 『コープスブライド』 綺麗と気持ち悪いのバランス それがティムバートン監督はそのバランスが上手いなと思う。 映画の内容はミュージカル要素があって、飽きずに見れる。 綺麗に見れるのは大人だけ?? 話の変化は童話のようで、とても美しかった。
gallivant55 ストップモーションアニメは素晴らしい。 人形の表情から手足まで、ひとコマひとコマ丹念に動かしながら撮影していくため、膨大な手間と時間がかかってしまう。 でもそのぶん、キャラクターの愛らしさや、人形と背景との奥行が伝わりやすく、小さな人形の世界がまるで本当に存在しているかのように思えてくるのだ。 ティム・バートンが描く独特でダークな世界が、実写よりもよく伝わってくる作品である。
舞台は、19世紀ヨーロッパの小さな町。親同士が決めた結婚とはいえ、なかなかいい雰囲気のヴィクターと婚約者。しかし、結婚式のリハーサルがうまくできないヴィクターが夜の森でひとり練習をしていると、未練を残して亡くなった“死体の花嫁”が自分へのプロポーズだと勘違いし、死者の世界から現れて……。 前述の『ジャイアント・ピーチ』同様ティム・バートンが手掛けた作品で、ロシアの民話をベースにしたダークファンタジーな作品です。ヴィクターの声はジョニー・デップ、“死体の花嫁”はヘレナ・ボナム=カーターが務めています。

3:自ら“こま撮り”の魅力を伝える“こまねこ”(2006)

nananta かーーーーわいい!!!
物作りに夢中なネコの女の子が主人公の物語です。絵コンテから人形作りまで自分でがんばり、こつこつと“こま”撮りをして映画を作る“ねこ”なので、“こまねこ”。 2003年開催の「過程を見せる展覧会。“絵コンテの宇宙ーイメージの誕生”」で紹介された『こまねこ はじめのいっぽ』から人気が高まり、2006年に長編アニメーションとして製作されました。 NHKキャラクター「どーもくん」の生みの親である合田経郎監督が、ひとコマひとコマ表情やポーズを変え丁寧に撮影。『はじめのいっぽ』や『カメラのれんしゅう』など、“こまねこ”とその仲間たちとのほのぼのとしたあたたかいショートストーリーが紡がれ、そのキュートさに心から癒されます。

4:孤独が繋いだ友情の物語(2008)

ayamilky オーストラリアに住むいじめられっこのメアリーとニューヨークに住む中年男性マックスの文通のお話。 メールも電話も便利で良いんです! でもこれを見たら、なんとも言えない気持ちになりました。 手書きや同封のチョコ、無事届いてくれと願う気持ち、返事が待ち遠しくて毎朝ポストをのぞく。 そしてあのラストシーン。 大事な時は手紙にしようって思いました。 欠点は選べないが、友だちは選べる。 不気味なアニメーションだけど、素敵なセリフがたくさんありました。 私もどこかで誰かとすれ違う時はコンデンスミルクを持っていたい。
mtk 死にたい程じゃないけれど、生きづらい。 なんとなく、この感覚が分かる人は死ぬ程この映画好きになると思う。 純粋で、でもどうしようもない事に踏みにじられながら生きてく感じ、とても好き。
アメリカに住む社会に馴染めない中年男性・マックスのもとに、友達のいないオーストラリアの8歳の少女メアリーから手紙が届きます。電話帳を見て無作為に送った一通の手紙から、共に孤独を抱えたふたりの文通が始まりました。 本作は実話に基に製作されたそうで、重いテーマを扱いながら20年以上にも及ぶ交流の様子を独特な味わいのクレイ人形で描きます。メアリーの声をトニー・コレット、マックスをフィリップ・シーモア・ホフマンが担当し、ほかにエリック・バナも出演しています。

5:世界初!迫力溢れる3Dストップモーション・アニメ(2009)

KWSKstep 良い親とはなんなのか考えさせられる 魔女の世界が滅ぶ時の演出がいい
Satoko_Suzuki ちょっと怖い、ホラーサスペンスの要素も入ってる冒険モノ。完全に大人向けのアニメですが、子供の心を思い出します。主人公、可愛過ぎなくてマル。
引っ越してきたばかりで何かと不満を抱えていたコララインは、家で小さな扉を見つけます。入ってみるとそこは今までの家の中ですが、豪華な食卓や花に溢れた庭など、現実より素晴らしいもうひとつの世界でした。パパやママの目が“ボタン”である以外は……。 ニール・ゲイマンの同名小説をヘンリー・セレックが映画化し、ダコタ・ファニングが主人公の声を務めました。3Dで撮られたストップモーション・アニメとしては世界初になるのだとか。扉の向こうにある魅力的で恐ろしい世界。愛らしさの中にダークな雰囲気も漂う、コララインの冒険物語です。

6:ファンタスティックなパパの奮闘記(2009)

poo_doo_ ロアルド・ダールの映像化の中でも、作品の世界観の再現率では最高傑作だと思います。 主役の父さん狐は己の欲望の為に愛する家族や仲間を危険にさらしたり、息子に無神経な態度を取るという大変クズな父親なんですが、だがそれが良い! 『親や大人達は聖人君子じゃない、一人の俗な人格だ。お前ら子供達は奴らに振り回されずに頑張って生き抜け。清濁合わせ飲め』という児童文学として凄く真っ当なダールのテーマがちゃんと残されていて嬉かったです。 映像や美術の素晴らしさは言わずもがな。狐の表情や仕草がジョージクルーニーそっくり!凄い!
nananta コマ撮りでこのクオリティ!!すごい!!
妻と子供のために盗み稼業から足を洗い、新聞記者として働いていたMr.Fox。もっとよい暮らしを望んだ彼は、周囲の忠告を聞かずに意地悪な人間たちが近くに住む丘の上の家を買ってしまいます。これをきっかけにMr.Foxは人間の農場からまた盗みを働くようになり、怒りが頂点に達した人間との本気の対決に! 原作は、ロアルド・ダールの『すばらしき父さん狐』。CG技術が発達した時代に、ウェス・アンダーソン監督があえて手掛けた渾身のストップモーション・アニメ作品です。その緻密で繊細なキャラクターに、ジョージ・クルーニーやメリル・ストリープ、ビル・マーレイほか、豪華キャストが声で命を吹き込みました。

7:魔女の正体と町の秘密を解き明かせ!(2012)

s_p_n_minaco 繊細な音楽や寂しげな街並みとか、最初の方のほの暗いムードがいい。一見CGと見紛うけどれっきとしたストップモーション・アニメ、おまけのメイキングで改めておお!となった。『死霊のはらわた』ネタも交えつつ、思ったより壮大なスケールで展開する物語。虐げられる者以上に虐げる側へのメッセージが強く伺えて、その辺理路整然としすぎな気もする…でも太っちょニールがなんて愛すべきキャラなの!ニールかわいいよニール最高!って主人公より共感しちゃった。オープニング&エンディングのハロウィン風デザインがすてき。
魔女狩り伝説のあるブライス・ホローに住む少年・ノーマンは、死者と会話ができる能力を持っています。ある時、町に封印された“魔女の魂”により災いが起こり、それを阻止できるのは自分だけであることを叔父から聞かされました。意を決したノーマンは、町を守るため魔女の正体を解き明かしていきます。 本作は、キャラクターの顔作成に3Dカラープリンタを使った初めてのストップモーション作品で、前述した『コララインとボタンの魔女』のスタッフが手掛けました。最新技術を駆使した表情豊かなクレイ人形たちに魅了されます。

8:映画になってキュートさパワーアップ!(2015)

pin_mc ずっと笑っていたし、ちょっと泣かされそうにもなったり終始面白い! 館内でもみんな声を出して笑っていて、難しこと考えずに観てて素直に感情が出てくるのがいいなぁって、ほっこり(^O^) セリフなしだけど動きや表情で表現されててそこもおもしろいなと思いました とりあえずショーンが愛らしい♡♡ 多分何回でもみれちゃう 大人も子供も楽しめる映画。 ぬいぐるみが欲しい
skr_icj #eiga #movie 久しぶりに観たくて観たくてたまらなくて、観たあともじんわり残る映画だったよ!アニメーションで台詞無しというのは最近なかなか無いから、アニメで動きや表情に集中できたのは久しぶりな気がする。ストーリーも単純明快で面白い。同じことの繰り返しで、つまらない毎日から抜け出そうとする彼らに訪れる予期せぬ悲劇が、日々の幸せを思い出させてくれる。 悲しすぎて泣いたり、くだらなくて笑ったりと、感情が素直に出せる喜びを感じて、気持ち良かった。
仲間のひつじと共に牧場で仲良く暮らすショーン。ある日、牧場主にいたずらを仕掛けたところ、彼を乗せた車が暴走してしまいました。ショーンらは車を追って危険がいっぱいの都会へ行き、牧場主探しに奮闘するというストーリー。 日本でも放送されたイギリスの人気クレイアニメーション『ひつじのショーン』初の劇場版です。セリフがないからこその味わいがあり、ユーモラスで愛くるしい彼らのドタバタ劇におもわず顔がほころびます。

9:空想と現実を旅する“ちえりとチェリー”(2016)

父を亡くし母親とふたりで暮らす小学6年生のちえりが大事にするぬいぐるみのチェリー。チェリーは、父親の葬儀の日に蔵で見つけてから、ちえりの親友として空想の中で彼女と遊び、父親のように守ってくれていました。そして、久々に父の実家に訪れたちえりの前で、不思議な出来事が次々と起こっていき……。 劇場版『チェブラーシカ』で高い評価を受けた中村誠監督がパペットに魂を込め、少女の不思議な体験とその成長を描きました。 ちえりの声を高森奈津美、チェリーを星野源が務め、尾野真千子や栗田貫一も出演しています。2016年7月30日より全国公開です。

10:チェブラーシカがワニの代理に?!(2016)

ロシアの人気キャラクター「チェブラーシカ」の短編アニメです。 ある日、大雨に打たれたワニのゲーナが風邪を引いて寝込んでしまいます。ワニは動物園の人気者で、仕事を休むとみんなが困ることを知ったチェブラーシカは、自分が代理をすると買って出ました。 そのことを知ったいたずら好きのシャパクリャクが、何やら新しいことを思いついたようで……。 2010年の劇場版『チェブラーシカ』を手掛けた中村誠が、再び監督と脚本を担当。声優陣は、チェブラーシカ役の折笠富美子、ゲーナ役の土田大、シャパクリャク役のチョーなどです。 前述の『ちえりとチェリー』と同時上映であり、中村が心を込めて描くストップモーション・アニメの世界を堪能できます。2016年7月30日より、いよいよ全国公開です。