ディーン=チャールズ・チャップマンって誰?
とぅーふぇいディーン=チャールズ・チャップマンは、1997年9月7日生まれ、イギリス、エセックス州出身の俳優です。
2007年、チャップマンは子供番組『ファン・ソング・ファクトリー(原題)』に本人として出演し、同年英BBCで放送されている世界最長寿の医療ドラマ『カジュアルティ(原題)』で、初めて役を演じました。
映画『リピーテッド』で豪華出演者と共演
2014年の映画『リピーテッド』は、S・J・ワトソンの小説『わたしが眠りにつく前に』を原作とした、ミステリースリラー映画です。
記憶障害により、毎朝目覚めるときには前日までの記憶を全て失ってしまうクリスティーン。彼女が記憶障害になったきっかけについて、夫と主治医の説明が食い違うなか、クリスティーンはフラッシュバックで自分には息子がいたこと、そしてその息子は死んでしまったことを思い出していきます。
彼女の記憶障害の原因を作った犯人は誰なのか。真相を知っても翌日には忘れてしまうクリスティーンは命がけで犯人に挑みます。
この映画で主人公のクリスティーンを務めたのはニコール・キッドマンでした。そして彼女の夫ベン役にコリン・ファース、主治医ナッシュにはマーク・ストロングと、豪華俳優陣のなか、ディーン=チャールズ・チャップマンはクリスティーンの息子アダムを演じました。
テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のトメン・バラシオン役を演じる
2016年現在、シーズン6までの放送が終了し、世界200カ国以上で大人気となっているファンタジー大作『ゲーム・オブ・スローンズ』にチャップマンは出演しています。
チャップマンは、亡きロバート・バラシオン王(マーク・アディ)とサーセイ・ラニスター(レナ・ヘディ)の3人の子どもの末っ子、トメンを演じました。
前王で社会病質的な性格だった兄ジョフリー(ジャック・グリーソン)とは正反対の優しい性格で、気も弱く意思も弱いトメンは、ジョフリー王の妃であったマージョリー(ナタリー・ドーマー)と結婚することになり、彼女にまんまと操られてしまいます。
ちなみにチャップマンは、2013年のシーズン3ではサーセイの父、タイウィン・ラニスター(チャールズ・ダンス)の弟ケヴァン(イアン・ゲルダー)の次男マーティン・ラニスターを演じていましたが、2014年のシーズン4からは降板したカラム・ワリーに変わってトメン役に抜擢されました。
ミュージカル版『リトル・ダンサー』で主人公ビリー役
200年の映画『リトル・ダンサー』をミュージカル化した『ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル(原題)』は、2005年から2011年にかけてイギリス、オーストラリア、アメリカなどで上演され、ローレンス・オリヴィエ賞やトニー賞で数々の賞を受賞するなど高い評価を得た舞台作品です。
チャップマンは2005年から2006年には”少年”役で出演し、その後2008年から2009年は主人公の親友マイケル、2009年から2011年には主人公のビリーを演じました。
この公演でチャップマンは2番目に長く出演しており、最も長くビリーを演じた俳優です。
若者らしいツイートをしているディーン=チャールズ・チャップマン
2016年現在18歳のチャップマンは、ツイッターで若者らしい飾らない素顔を披露しており、フォロワーたちとのコミュニケーションも楽しんでいるようです。
「ベッドから出て、マクドナルドにビッグマックを買いに行って、帰り道でポケモンを捕まえた。完璧。」引用:twitter.com
「(「君がこのツイートに返信しないことに100ドル賭ける」というメンションに対して)”咳払い” 君の負け」引用:twitter.com
「(「『ゲーム・オブ・スローンズ』にミュージカルエピソードはできるか?」という記事に対して)これやろう!(笑)」引用:twitter.com
「雨が窓を流れるのを見て、競争だと思ってた子供は僕だけなの?!? 違う? そうか… おやすみ」引用:twitter.com
こちらは『ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル』のキャストで、首相官邸を訪れたときの写真です。
ディーン=チャールズ・チャップマンは2017年にもテレビミニシリーズ『ウィル(原題)』や、映画『ブリーズ(原題)』、『ザ・コミューター(原題)』への出演が決定しています。将来が期待される彼に今のうちから注目してみてはいかがですか。