熱狂的なファンを持つ女性DCコミックヒーローたち
アメコミ作品で活躍するかっこいいスーパーヒーローたちは、なにも男性だけではありません。セクシーで力強い、男性とはまた違った魅力のある女性ヒーローたちの中から、人気のあるキャラクターを15人ご紹介します。
1:スターガール
スターガールは「ジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ」というチームの一員で、近年のDCコミックの中でも評価の高いキャラクターです。
養父と喧嘩をするなど、まだ少女のスターガール。不安定な思春期の子供の心と、ヒーローとしての心を持つ発展途上のヒーローです。
2:スーパーガール
こちらもまだ少女のスーパーヒーロー、スーパーガール。スーパーマンのいとこで、生まれ育った星が隕石により崩壊したため、スーパーマンのいる地球に逃げてきました。
スーパーマンの後に続こうと必死で戦う一方で、彼の影に隠れた存在であることから逃れようともしています。スーパーガールもまた思春期の少女が持つ葛藤と戦っているのですね。
3:ザターナ
マジックで敵と戦うザタンナはその個性的な設定から人気を博しています。幼くして母を亡くし、同じくマジシャンの父親が行方不明となり一人で生きているザターナのタフさも彼女の魅力の一つでしょう。
彼女の人気によってこれからマジックを使うヒーローや悪役が増えるかもしれませんね。
6:レイブン
もう1人マジックを操るヒーローを紹介します。彼女の名前はレイブンで、悪魔の御曹司である父親とその父親に襲われレイブンを身ごもった母親を両親に持つ少女です。
「ティーン・タイタン」というチームのメンバーとして活躍しており、その風貌はマジシャンというより魔女に近いものがあります。
『トワイライト』シリーズのように若者にヒットするのではないかといわれている要注目キャラクターです。
5:ブラック・キャナリー
親子2代で活躍しているブラック・キャナリー。初代ブラック・キャナリーと、ダイナ・ドレイク・ランスからマントを受け継いだのは娘のダイナ・ローレル・キャナリー。彼女は2代目ブラック・キャナリーとして得意の超音波「キャナリー・クライ」を使って敵と戦います。
網タイツにブロンドといったセクシーなコスチュームも彼女の魅力のひとつです。
6:ファイアー・アンド・アイス
バットマンとロビンのようにペアで戦うスーパーヒーローの「ファイアー・アンド・アイス」。
強くてリッチな2人ですが、ファイアーはブラジル出身で頭の回転が速く、スリルを楽しむタイプで、アイスはノルウェー出身で度胸があり、純粋無垢な性格と、とても分かりやすい設定です。
ペアで戦うヒーローはあまりいないので、ユニークでおもしろいキャラクターです。
7:メラ
メラは海底人のアクアマンの妻で、慢性的な怒りを持っている女王です。アクアマンとの結婚後、息子・アクアベイビーをもうけたメラですがアクアベイビーは誘拐されなんと殺されてしまいます。
それが原因でメラとアクアマンの仲は悪くなり、メラを家を出ます。数年後、2人は元に戻り絆は昔より強くなりました。
メラの立場から物語を見ると恋愛要素が強く、新たな視点で物語を見ることができます。悲劇に見舞われるメラですが、自立をしている立派な女性として描かれています。人気の秘密も彼女の強さにあるのかもしれません。
8:バットウーマン
バットガールの叔母でバットガールに代わりバットマンのストーリーに恋愛要素を持ち込み、バットガールを凌ぐほどの人気となっていったバットウーマン。その後、いくつかの設定変更を経て現在のバットウーマンことケイト・ケーンは、なんとレズビアンという設定に変更になりました。
そんなバットウーマンは双子として生まれましたが、母親とともに誘拐され彼女だけ助かった過去を持っています。その後、陸軍大学に進学、ゴッサムシティに戻りバットマンと出会ってから、コスチュームに身を包み犯罪者と戦うようになりました。
9:スターファイア
タマランという星のお姫様でエイリアンのスターファイア。王位継承権は姉が先でしたが、彼女はタマランを統治する君主には必要な飛行能力がなかったためにスターファイアーが王位を継ぐことになりました。しかし姉が首謀してスターファイアの王位を剥奪し、スターファイアは囚われの身となったのです。
どうにか姉から逃げ切り、地球にたどり着いたスターファイアはティーン・タイタンズのメンバーとなり悪と戦うことになります。
実の姉との権力争いといったドロドロのストーリー、オレンジ色の体と髪など人々をひきつけてやまない魅力を持っています。
10:ホークガール
エジプトのお姫様の生まれ変わりのホークガール。何度も生まれ変わっては片割れのホークマンと出会い恋に落ちます。
彼女の能力はその名の通り鷹の特徴を持っており、空を飛んだり、強い視力、また治癒の能力も持ち併せています。
11:ビッグバルダ
ブッグバルダはアポコリプスという悪のダークセイドに統治されている星で生まれました。彼女は軍人としてダークセイドに仕え、軍を率いて旅に出ます。旅の途中、スコット・フリーという男性と出会い彼を助けます。そして彼と恋に落ち、地球に逃げ夫婦として暮らし始めます。
ビッグバルダはその名の通り背が高く、たくましい女性で夫のスコットより強いんです。ヒーローが女性ヒロインを助けるという王道と反対の設定は現代の風潮に沿っているかもしれませんね。
12:ハントレス
ハントレスことへレナ・ウェインはオリジナルの設定ではバットマンとキャットウーマンの娘ですが、後にガラッと設定を変え2人の娘という設定はなくなりました。
2代目のハントレスは荒れ果てて暴徒が暴れているゴッサムシティに生まれ、幼い頃に誘拐、10代の頃に家族全員を殺されるという不幸に見舞われます。その過去の悲しみにより暴力を撲滅しようとハントレスとして戦うことを決めました。
13:ザ・クエスチョン/レネー・モンタナ
レネー・モンタナはゴッサムシティの刑事として働いています。しかし悪役のトゥーフェイスが彼女に恋をしてからレネーの人生は変わります。
正気ではないトゥーフェイスは愛情の表現としてレネーの人生を壊すという方法をとり、彼女が殺人を犯したと発表したのです。その後汚名を晴らしたレネーですが、保守的な家族には縁を切られ、警察も辞めざるを得なくなりました。
警察を辞めた後、ザ・クエスチョンというヒーローの相棒として活動し始めますが、ザ・クエスチョンが死んでしまい、彼の「犯罪を撲滅する」という意思を継ぐためにレネーは2代目ザ・クエスチョンとしてゴッサムシティを守りはじめます。
14:リバティベル
第二次世界大戦中に活躍したリバティベルは愛国心の強いキャラクターで愛国主義のアピールを担っていました。DCコミックスの女性の中で2人目のコスチュームを着たキャラです。
スーパーマンやワンダーウーマンを髣髴とさせる配色のコスチュームはスーパーヒーローの信念をも現在に伝えているようです。
15:ワンダーウーマン
女性スーパーヒーローといえばこのキャラクター!と言えるほどアイコン化しているワンダーウーマン。銃をも弾くブレスレットが特徴的で、大柄で力強く、投げ縄を武器としています。
彼女の母親・ヒッポリタは粘土で赤ん坊を形作ったところ、美しさと強さを持った本物の赤ん坊として命が吹き込まれワンダーウーマンは誕生しました。
スーパーマン、バットマンらと肩を並べる人気、強さの高いスーパーヒーローです。