2017年7月6日更新

加山雄三、大のゲーム好きだった人気俳優に迫る!

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加山雄三

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加山雄三のプロフォール

加山雄三は1937年4月11日生まれ、星座牡羊座、血液型はA型です。本名は池端直亮で、作曲をするときはペンネームの弾厚作を使用しています。 神奈川県横浜市神奈川区に生まれ、東京都田園調布を経てすぐ、病弱を理由に環境のいい神奈川県茅ヶ崎に引っ越しました。地元茅ヶ崎の小・中学を卒業後、慶應義塾高等学校から同大学法学部政治学科に進学。1960年の春、大学卒業と同時に東宝に入社しています。 同年には、三船敏郎主演のアクション映画『男対男』において海運会社の御曹司・増江敏夫役で俳優デビューしました。

加山雄三は昭和を代表する二枚目大物俳優の息子!

父親は、戦前・戦後の日本映画を代表する二枚目スターの上原謙です。1991年11月23日に82歳で亡くなるまで、数多くのヒット作に出演し続けましたが、なんと言っても代表作は、田中絹代と組んで社会現象まで巻き起こした『愛染かつら』です。 ちなみに母の小桜葉子も、明治史に名を残す岩倉具視を曾祖父に持つ、由緒ある出の女優として活躍していました。

自身の息子も俳優として活動中

加山雄三は、1970年『エレキの若大将』で共演した女優の松本めぐみと結婚します。二人の間には4人の子があり、次男の山下徹大は俳優としてテレビドラマや映画、時代劇等を中心に活動しています。 ちなみに、次女の池端えみもニューヨークを拠点に女優活動をしているようです。

「若大将」シリーズで一世を風靡し一躍スターに

デビュー翌年の1961年に主演した映画『大学の若大将』がヒットし、以後、1971年まで全17作に渡って続く「若大将」シリーズとして人気を博しました。 老舗すき焼き屋の息子で、明るく爽やかなスポーツマンである若大将こと田沼雄一の活躍するアクション喜劇で、田中邦衛演じる青大将こと石山新次郎とのコンビが絶妙でした。マドンナには毎回、星由里子が扮しています。また上原謙も生前、シリーズの数作品にゲスト出演していました。 若大将として加山雄三は一躍、東宝を代表する人気スターになりました。

現在も様々な形で生き続ける「若大将」

1992年には、映画シリーズのその後を描いた連続ドラマ『社長になった若大将』が放送されたり、2010年には「若大将」を冠した50周年記念コンサートが大々的に企画されたりと、幅広い人気と知名度を維持しています。 また、2008年には「CR加山雄三〜海とエレキと若大将〜」という名のパチンコまで製作されています。

若大将だけじゃない、黒沢映画にも出演!

若大将のイメージが強い加山雄三ですが、その他にも数々の名作に出演しています。その代表的作品のひとつが1965年公開、世界に誇る黒澤明監督の『赤ひげ』です。 三船敏郎扮する赤ひげこと、医者の新出去定の活躍を柱に描きますが、加山雄三は、赤ひげと接するうちに人間として成長していく主人公の若侍・保本登を演じました。 他にも成瀬巳喜男や岡本喜八、松山善三ら大御所監督の多数の作品に抜擢されています。

近年はバラエティー番組でも活躍している加山雄三

近年は俳優としてより、歌手としてコンサートツアーをしたり、タレントとしてバラエティーに登場したりして、衰えぬ人気者ぶりを証明しています。特に、地井武男で人気を博したテレビ朝日系列の『ちい散歩』を引き継いだ『若大将のゆうゆう散歩』では、また新たな魅力を伝えました。 番組は2012年5月7日にスタートし、2015年9月25日まで約3年半に渡って放送されています。

加山雄三は多才かつ本格的な趣味の多さで有名

自身の船「光進丸」を設計・保有

手先が器用で、多才・多趣味なことで知られる加山雄三。とりわけ船舶好きであることは有名です。中学時代のカヌーに始まり、10数隻の船を自ら設計し、果ては「光進丸」と名づけた大型船を保有しています。光進丸が係留されている静岡県賀茂郡西伊豆町の堂ヶ島には「加山雄三ミュージアム」が開設されています。

複数の種類の楽器をこなす!

楽器はピアノ、ギター、ウクレレなど、どれも本格的なレベルでこなす腕前を持っています。特に若大将シリーズにもその名がある通り、ギター好きは有名で、1993年には著名なモズライト社から加山雄三モデルギターが発売されているほどです。

絵画では個展も開催

絵画の腕前も素人のレベルを超えており、画集の出版、また個展もたびたび開催しています。堂ヶ島の「加山雄三ミュージアム」には、その作品が多数展示されており、目玉になっています。 2016年は描き始めて20年を迎えるとのことで、これまで描いてきた2000点あまりから、画業20周年記念展覧会開催を予定しているようです。

「バイオハザード」などに熱中する大のゲーマー

多趣味多才ぶりは、芸術・スポーツ面ばかりでなく、実は芸能界有数のゲーマーであることもよく知られています。 なんでも「スペースインベーダー」の時代からの筋金入りらしく、「バイオハザード」「ファイナルファンタジー」などがお気に入りとか……。特に、「バイオハザード」には相当入れ込んだ模様で、同じくゲーマーで知られる鈴木史朗とはゲーム親友として情報交換しているそうです。

様々に噂される加山雄三の身長の謎とは?!

プロフィールには身長168㎝と記されていることが多いようですが、ファンの間では、実際はもっと長身であるはずだとか、履いている靴の問題ではないか、など様々な憶測が飛び交っています。 どちらにせよ、堂々とした日本人離れした体格の持ち主であることは間違いなく、貫禄と圧倒的な存在感を醸し出していることから、どうも実際の身長については、なかなか画面上実感できないというのが真相のようです。

加山雄三と言えば、やっぱり「サライ」

加山雄三は、1965年の映画『エレキの若大将』の主題歌だった「君といつまでも」が爆発的ヒットを記録したりと、俳優業と並行し、歌手としても目覚ましい活躍を残してきました。複数のヒット曲を持っていますが、近年、忘れてはならないのが谷村新司との共作「サライ」です。 日本テレビ系列で長らく続く「24時間テレビ 愛は地球を救う」の1992年、第15回記念として加山雄三作曲・谷村新司作詞で誕生しました。その年以来、毎回番組のエンディングで、出演者全員で合唱するのが恒例になっています。 2015年でコンサートツアーに終止符を打つなど、徐々に芸能活動を控え始めていますが、今なお災害救助船の設計・建造に着手しているなど、まだまだバイタリティーは現役のようです。