2017年7月6日更新

あなたはいくつ知っている?『ローンレンジャー』トリビア10選

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ローン・レンジャー

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1.『グリーン・ホーネット』は『ローンレンジャー』のスピンオフだった!

例え、ブリット・リードという名前を知らなくても、グリーンホーネットという名前は聞いたことがあるはず。グリーン・ホーネットは元々ローンレンジャーの甥の息子という設定で、『ローンレンジャー』のスピンオフとしてラジオ番組が製作されました。つまり、彼らは同じ家系を持つ者同士です。しかし様々な権利関係により、二人のキャラクターが同じ家系を系譜していることは、ふせられることが多いようです。

2.新作はローンレンジャー VS ウォーウルフだった!?

ローンレンジャーが持っている銀の弾丸は、銃を持つことのリスクを忘れないということの象徴です。しかし、映画『ローンレンジャー』で脚本家は、その弾丸を象徴として使用するものではなく、実際にただ単に武器として弾丸を使うことを提案しました。その脚本の内容はローンレンジャーとトントがウォーウルフと西部で戦うというもので、怪物を倒すためにその弾丸を必要とする設定でした。しかしその脚本はもちろんボツとなり、脚本は書き直されました。

3.ローンレンジャーのモデルとは?

ローンレンジャーが誰にインスパイヤーされ、生まれたキャラクターなのか誰も確かな人はいません。(誰が原作者なのかについても未だに議論されています。)しかし多くのファンや歴史家たちは伝説的法執行官Bass Reevesだと信じています。彼はアメリカミシシッピー川の西部で初の黒人保安官になったひとりでした。彼は奴隷生活から逃げ出し、その後ネイティブアメリカンの部族の中で数年間暮らしました。そこで多くの言語も学んだと言います。その後、オクラホマの法務執行官として務め、32年間怪我なく3000人を逮捕しました。

4.ひどいノベルティグッズ!

他のラジオショーと同じように『ローンレンジャー』も大事なリスナーたちに様々な種類のノベルティグッズを贈っていました。そのほとんどがモデルガン、保安官バッジ、など子供用のおもちゃです。しかし、時代錯誤のひどいノベルティも贈っていました。それはローンレンジャーの原子爆弾リングというものでした。

5.生涯ローンレンジャーを貫いた男!

のローンレンジャーも悪くはありませんが、テレビシリーズでローンレンジャーを演じた俳優クレイトン・ムーアの域には到達していません。1949年~1957年ローンレンジャーを演じたクレイトンはこの役の掟やモラルを実生活でもストイックに取り入れていました。それは公共の場で、マスクをはずして現れることさえほとんどないほど。シリーズが終了後もスペシャルなイベントなどでローンレンジャーのコスチュームを切る場面もあり、正に生涯ローンレンジャーとして生きた俳優だったといえます。

6.トントは11話目まで登場していなかった!

1933年ラジオで『ローンレンジャー』が初放送され、開始当初はローンレンジャー1人での冒険劇でした。しかしこのままではリスナーを満足させることができないと考え、プロデューサーは彼のパートナーを出演させることを決断しました。そして11話目にして初めてトントが登場し、伝説的なバディが誕生しました。

7.ローンレンジャーのマスクはベストから作られていた!

ローンレンジャーの誕生のストーリー! テキサスレンジャーのグループが悪党に待ち伏せをくらい、ジョン・リードを除く全員が殺されてしまいます。その後、トントがリードを介抱し、彼の仲間を殺した奴らに復讐する手助けをすることになります。トントはリードの身分を隠す為、ベストからローンレンジャーの象徴のマスクを作りだしました。

8.”キモサベ”の意味とは!?

トントが作中にローンレンジャーに対して何度も言う印象的なセリフ”キモサベ”!この意味を知っていますか?よく”親友”などと訳されることがありますが、実はこの言葉の本当の意味は誰もわかっていません。一説では『ローンレンジャー』ラジオ番組ディレクターの義父が主催していたボーイキャンプの名前がKamp Kee-Mo Sah-Beeだったからともいわれています。

9.ジョニー・デップのトント役は批判を受けていた?

2013年『ローンレンジャー』でジョニー・デップがトント役を演じることについて多くの批判がありました。それは白人男性がネイティブアメリカンを演じることが差別的であるという考え方がある為です。『ローンレンジャー』製作チームは批判を打ち消す為、たくさん種族の長に会い、製作に取り込もうとしていました。その結果ジョニー・デップはある種族の長の儀式に参加することを許可され、協力を得ることが出来たのです。

10.ありとあらゆる媒体に登場している『ローンレンジャー』

『ローンレンジャー』がラジオ放送で開始されて以降、この作品は映画、テレビシリーズなど様々な媒体で登場しています。1948年にはコミックが発売され、なんとコミックは145巻まで続き、1991年にはテレビゲームも発売されています。 参考: