映画『アネット (原題)』あらすじ・キャストなど最新情報まとめ【カラックス新作】

2017年7月6日更新

フランスで最も影響力のある監督の一人と言われているレオス・カラックス監督による最新作『アネット(原題)』が2018年に公開される予定です。ルーニー・マーラやアダム・ドライバーらが出演するこの作品のあらすじやキャスト、関連情報などをお届けします。

映画『アネット(原題)』!レオス・カラックス監督待望の新作!

ルーニー・マーラとアダム・ドライバー

印象的な映像美と、若き日の愛と孤独を描いた1992年公開の『ポンヌフの恋人』などで知られ、フランス映画界で最も重要な監督の一人と言われるレオス・カラックスの新作『アネット(原題)』が2018年に公開されることが明らかになりました。

まだ制作は打ち合わせの段階だそうですが、主演はアダム・ドライバーとルーニー・マーラがつとめる予定です。今回は本作のあらすじやキャスト、最新情報などをご紹介します。

『アネット(原題)』のあらすじは?

ルーニー・マーラ

『アネット(原題)』のあらすじはまだ明らかになっていませんが、カラックス監督としては初の英語でのミュージカルとなる予定だそう。

制作関係者は本作についてこう語っていました。

激しい愛の顛末を描くラブストーリーで、カラックス監督のたぐいまれな映像スタイルと雰囲気を持つ物語
引用:variety.com

また、アダム・ドライバーがスタンダップ・コメディアンを、ルーニー・マーラがオペラ歌手を演じるという情報もあります。

『アネット(原題)』のキャストは?

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などで活躍するアダム・ドライバー

アダム・ドライバー

『アネット(原題)』のメインキャストの一人は、モデルとしても活躍するアダム・ドライバーです。彼はニューヨークのジュリアード音楽院を卒業後に俳優としての活動を始め、ブロードウェイなどでいくつかの作品に出演しました。

カイロ・レン

2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でのカイロ・レン役が印象的なドライバーは、2017年公開予定の続編『スター・ウォーズ: エピソード VIII(原題)』や、同じく2017年公開予定のマーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙』などに出演予定です。

『ドラゴン・タトゥーの女』や『キャロル』に出演の実力派ルーニー・マーラ

ルーニー・マーラ

アダム・ドライバーと共にメイン・キャストをつとめるのは、アメリカの女優ルーニー・マーラです。

彼女は2012年公開、デヴィッド・フィンチャーがメガホンをとったサイコスリラー『ドラゴン・タトゥーの女』でのリスベット・サランデル役や2016年公開のラブストーリー『キャロル』でのテレーズ・ベリベット役でアカデミー賞にノミネートされる実力派。

2016年にアメリカで公開された3Dストップ・モーションアニメ映画『Kubo and the Two Strings(原題)』に声の出演をしているほか、同じく2016年にアメリカで公開されたサバイバルドラマ映画『ライオン』にルーシー役で出演しています。

リアーナが出演するという噂も!

リアーナ

出典: www.salon.com

『アネット(原題)』には、アメリカで活動する人気歌手リアーナも出演すると噂されています。

彼女は2012年公開のSF映画『バトルシップ』にコーラ・レイクス役で出演しているほか、2017年公開予定のリュック・ベッソン監督によるSFアクション映画『ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ(原題)』に出演予定です。

『ホーリー・モーターズ』のキャストが出演するという噂も!

『ホーリー・モーターズ』キャスト

制作関係者によれば、レオス・カラックス監督は、『アネット(原題)』でも2013年公開の映画『ホーリー・モーターズ』の主要な制作陣やキャストと組みたいと語っているそうです。

『ホーリー・モーターズ』には、カラックス監督のアレックス三部作でアレックスを演じたドニ・ラヴァンや、セリーヌ役でセザール賞にノミネートされたエディット・スコブらが出演しています。

レオス・カラックス監督の6作目の長編作となる『アネット(原題)』

レオス・カラックス

監督はレオス・カラックスです。カラックス監督は短編映画の制作や映画の批評家としてキャリアをスタートさせました。

1988年公開の『ボーイ・ミーツ・ガール』、1986年公開の『汚れた血』、1992年公開の『ポンヌフの恋人』のアレックス三部作で知られています。

30年以上のキャリアを持ちながらも制作した作品数は6本と少ないカラックスですが、鋭い感覚を持った芸術的な作風で注目を集め続けています。

近年では2013年公開の『ホーリー・モーターズ』がカンヌ国際映画祭に出品され、その独特な映像美と難解ながらも魅力的な語り口が高く評価されました。

『アネット(原題)』の関連情報をチェック

スパークスのオリジナルソングが聞ける?!

スパークス

出典: allsparks.com

本作にはアメリカのアートロックバンド、スパークスのオリジナルソングが使用されるという情報があります。スパークスは、ロン・メイルとラッセル・メイルの兄弟により1971年にロサンゼルスで結成されました。

ザ・フーやピンク・フロイドなどイギリスのバンドに傾倒し、イギリスを拠点に活動した時期も。『ディス・タウン(原題)』は全英2位のヒットとなっています。2008年には最新アルバム『エキゾチック・クリーチャーズ・オブ・ザ・ディープ(原題)』が発売されています。

『アネット(原題)』は伝統的な歌とダンスによるミュージカルとは少し違ったものになるようです。スパークスのメンバーであるラッセル・メイルは次のように語っています。

ブロードウェイで上演されているような華やかなものにはならないよ。全編に音楽が流れ、時には歌いながらしゃべっているような会話で物語が進む。あまりなじみのないものだけど、ちゃんと理解できるものになると考えている。

『アネット(原題)』はジャック・タチ監督へのオマージュ?

ジャック・タチ監督

出典: photo.ina.fr

『アネット(原題)』は、1958年公開のコメディ映画『ぼくの伯父さん』などで知られるフランスの監督ジャック・タチへのオマージュなのではないかという情報もあります。

タチ監督は1907年に生まれ、多くのコメディ映画の監督・脚本・出演をつとめ、エンターテイメント・ウィークリー誌が統計を取った、偉大な監督の一人にも選ばれています。

タチは1982年に亡くなりましたが、スパークスの音楽を使う予定だった映画の脚本が遺されているそうです。

『アネット(原題)』撮影は2017年春から世界各地で行われる予定!

レオス・カラックス

映画『アネット(原題)』の撮影は2017年春から、ロサンゼルスをはじめとして世界各地で行われる予定です。フランスやスイス、ベルギーの映画制作会社が携わり、日本のユーロスペースも参加するそう。

本作は2018年全米公開予定、日本公開日は現在のところ未定となっています。