2017年7月6日更新

音楽ドキュメンタリー映画TOP15ランキング【珠玉の作品がズラリ!】

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インベッドウィズマドンナ

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15位:刺激的なマドンナのすべて【1991年】

1982年のデビュー以来、数々のヒット曲と大胆なパフォーマンスで世界的なスターとなったマドンナのドキュメンタリー映画です。日本からスタートしたワールドツアーのステージ映像や舞台裏を中心に、オフシーンも盛り込まれました。 過激なショーへの警察からの指示、当時の恋人とのプライベートな場面、さらには鍛え抜かれた肢体まで見せ、マドンナらしい刺激的な内容となっています。

14位:LAメタル・シーンを赤裸々に描く【1988年】

パンク・ロックの時代は過ぎ、80年代はヘヴィ・メタルが主流と力説するド派手なスタイルの若者たち。ペネロープ・スフィーリスが監督を務め、1980年代のメタル音楽を追いました。 華やかな成功を「POISON」のメンバーが語る一方で、名声を手にした後の苦悩を吐露する「W.A.S.P.」のギタリスト、クリス・ホームズ。けっして装うことなくヘヴィ・メタルシーンの真実をおさめ、高い評価を得ている作品です。

13位:伝説的なスター、ボブ・ディランの若き日【1967年】

1960年代の音楽シーンを牽引し、2016年現在も話題を提供し続けるアメリカが生んだ大スター、ボブ・ディラン。本作は、そんなボブ・ディランの1965年イギリスツアーを追った2週間の記録です。 ライブシーンはもちろん、取材記者との激しい応答、マネージャーがギャラの交渉をする生々しい現場までD・A・ペネベイカー監督がしっかり収めました。若き日のボブ・ディランを堪能できる秀作です。

12位:ロンドン3大パンクバンド「ダムド」初のドキュメンタリー【2015年】

「セックス・ピストルズ」や「ザ・クラッシュ」とともにロンドンのパンクシーンを牽引した、イギリス出身のバンド「ダムド」。 数々のメンバー交代のほか、解散や再結成を繰り返し、複雑な事情を持つ「ダムド」の40年の歴史を、ウェス・オーショスキー監督が自費でまとめあげたのが本作です。「ダムド」のメンバーはもちろん、多くのアーティストも出演しコメントを寄せました。

11位:史上最高に熱狂的な音楽ムービー【1970年】

イギリスが誇るロックバンド、ローリング・ストーンズ。1969年の全米ツアーの終盤10日間を収めたエキサイティングなムービーが本作です。 『サティスファクション』をはじめとする数々のヒットナンバーを聴かせるステージはもちろんのこと、ツアー最終日に発生した警備員の観客殺害という惨事のショットも挿入され、当時の熱狂的な興奮や混沌を感じ取れる内容となっています。

10位:伝説のパンク・ロックバンドが甦る!【2000年】

イギリスの労働者階級から生まれた「セックス・ピストルズ」は、反体制的で過激な歌詞で一世を風靡したパンク・ロックバンドです。メンバーの不祥事などにより解散しますが、その後再結成し2008年には来日もしています。 そんな「セックス・ピストルズ」の魅力を、音楽ムービーの巨匠ジュリアン・テンプル監督が余すことなく収めドキュメンタリー映画にしました。当時の貴重な映像に加え、20年の時を経たメンバーの証言も交えながら鮮やかに綴ります。

9位:圧倒的な歌の力に感動【2006年】

世界各地をまわる流浪の民・ジプシー。そんなジプシーをルーツとするバンドが4ヶ国から5組集まり、北米を旅する「ジプシー・キャラバン」に密着しました。 スペインやルーマニアなど、それぞれのバンドの国を訪ねてまわり、各地で魅せる生命感に溢れた歌とパフォーマンスは圧巻の一言です。ジョニー・デップが特別出演し、その魅力を語っています。

8位:キューバの老ミュージシャンがクール!【1999年】

アメリカのミュージシャンのライ・クーダーと、キューバのミュージシャンたちによって制作されたアルバム『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』。心地よいキューバ音楽のリズムは大ヒットとなり、グラミー賞を受賞しています。 その後ライ・クーダーが彼らと再会した様子をヴィム・ヴェンダース監督がフィルムに収め、ドキュメンタリー映画にしました。 感動的な共同演奏のほか、ベテランキューバミュージシャンらの軌跡や日常などが紹介され、それまであまり知られることのなかったキューバ音楽にスポットライトを当てた作品です。

7位:名曲たちを支えた「ファンク・ブラザーズ」【2002年】

かつて音楽レーベルの「モータウン」からは、スティーヴィー・ワンダーをはじめとする有名アーティストや多くのヒット曲が生まれました。 数々の栄光を支えていたのは、伴奏を担当した「ファンク・ブラザーズ」ですが、当時の習慣で演奏者はクレジットされず、その活躍は陰に隠れたままでした。 本作は、そんな「ファンク・ブラザーズ」に敬慕してつくられたドキュメンタリー映画。当時のインタビューや演奏映像を中心に綴られ、レコーディング・バンド「ファンク・ブラザーズ」の功績を世に伝えています。

6位:夢を追い続ける熱いおじさまに感涙【2009年】

「アンヴィル」は、1970年代から活動するカナダ発のヘヴィメタル・バンドです。その音楽性に「メタリカ」など数々のバンドが影響を受け大物アーティストに成長していったそうですが、「アンヴィル」自体はブレイクしませんでした。 しかし、音楽を愛する男たちの夢は何年経っても潰えることはなく、サーシャ・ガバシ監督がその溢れる情熱をまとめました。地元で働きながらバンド活動を続ける彼らの勇姿や、見守る家族らも追った感動的なドキュメンタリーとなっています。

5位:1枚のアルバムから起こった奇跡【2012年】

1970年代、シンガーソングライターのロドリゲスは高名なプロデューサーに目をかけられアメリカでメジャーデビューを果たしますが、アルバムの売り上げはたった数枚だったそうです。 ロドリゲスは音楽シーンから忘れられるものの、そのアルバムはいつしか南アフリカへ渡り、収録された「シュガーマン」などの楽曲は、アパルトヘイトに反発する若者たちから絶大な支持を受けます。 大物アーティストを凌ぐほどの人気がありながら本人の情報はなく、自殺説も囁かれた謎のミュージシャン・ロドリゲスを探す過程を収めたのが本作。奇跡の実話に、胸が熱くなること間違いなしです。

4位:絶対王者バンドの再出発【2004年】

1981年に結成され、驚異的なセールスと数々の受賞歴を持つヘヴィメタル・バンドの王者「メタリカ」。しかし、王者にも混沌の時期があり、バンドの雰囲気が最悪な状態の時に新しいアルバム制作に臨みました。 メンバーの脱退、それぞれが抱える苦悩、メンバー同士の確執などの様々な困難を乗り越え、約2年をかけて8枚目のオリジナルアルバム『セイント・アンガー』が完成。本作はその制作風景を追ったドキュメンタリーです。

3位:2つのバンドを通しアメリカの音楽業界も描く【2004年】

サンフランシスコ出身の「ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー(BJM)」と、ポートランド出身の「ダンディ・ウォーホルズ(DW)」という2つのバンドに7年間密着したドキュメンタリーです。 ともにインディーズで活躍し友情を深めた2バンドですが、次第に方向性の違いから溝ができてしまいます。「BJM」を率いるアントン・ニューコムは業界の商業主義を嫌い独自の道を突っ走り、「DW」は業界に適応していきました。 必要とあらばメンバーだけでなく観客とも格闘するというアントンの生き様を、「DW」のリーダーであるコートニー・テイラーがナレーションを務め語ります。

2位:伝説のヒップホップ・グループ「ATCQ」の真実【2011年】

アメリカのヒップホップ・グループ「ア・トライブ・コールド・クエスト」、通称は「ATCQ」。1988年に結成し、ヒップホップにジャズのテイストを加えた斬新なスタイルで人気を博しますが、1998年には解散を迎えます。 その後の2006年、再結成した「ATCQ」に密着したのが本作。監督は、「ATCQ」のファンであるという俳優のマイケル・ラパポートが務めました。 世界ツアーの様子や解散の真相など、「ATCQ」の表と裏の歴史がたっぷりと詰まり、日本での公演や貴重なオフショットも収められたファン感激のドキュメンタリーです。

1位:レゲエの先駆者の軌跡【2012年】

ジャマイカ出身のミュージシャン、ボブ・マーリー。レゲエを世界に広めた「レゲエの王様」ですが、その人生は36年間という短いものでした。 本作は、生前ボブ・マーリーが活躍した世界各地を訪ね、様々な関係者からのインタビューや遺族の証言を集めるほか、過去のライブやプライベートシーンなど、それまで未公開だった貴重な映像で構成されています。 ケビン・マクドナルドが監督を務め、世界的なミュージシャンとしてだけでなく、ひとりの人間としてのボブ・マーリーも追った傑作ドキュメンタリーです。