2019年公開!『カオス・ウォーキング』トム・ホランドとデイジー・リドリーが主演のSF作品
トム・ホランド&デイジー・リドリーがSFスリラー『Chaos Walking(原題)』で共演!
映画『スパイダーマン:ホームカミング』でスパイダーマンことピーター・パーカーを演じたトム・ホランド。そして、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で新ヒロイン・レイを演じたデイジー・リドリーが、SF映画『Chaos Walking(原題)』で共演する事が発表されました。この記事では、 同作のキャストや原作のストーリー、スタッフ情報などをご紹介していきたいと思います。
思考が周囲に筒抜けの世界?原作小説『混沌(カオス)の叫び』のあらすじ
イギリスの作家パトリック・ネスの大人気SFヤングアダルト小説『混沌(カオス)の叫び』3部作は、『心のナイフ』(2008)『問う者、答える者』(2009)『人という怪物』(2010)の3部作から構成されています。 近未来、地球を離れ別の惑星に入植した人類を襲うパニックを描いた本作は、ダークで残酷なディストピア世界観が非常に話題となりました。イギリスの文学賞であるガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、コスタ賞、カーネギー賞を受賞しています。 「ノイズ」と呼ばれる、互いの思考が音となって相手に伝わってしまう感染症が広まってしまった世界が舞台の作品。ある町で暮らしていた少年・トッドが、ノイズを持たない少女・ヴァイオラと出会い、人間や先住民のエイリアンによる虐殺や戦争を鎮圧していくというストーリーです。
トム・ホランドとデイジー・リドリーの役柄は?キャスト情報
トム・ホランドが演じるのは、男しかいない町で暮らす少年トッド
男しかいない町で暮らし、様々な争いを沈めていく少年・トッドを演じるのは、『スパイダーマン:ホームカミング』のスパイダーマン役で知られるトム・ホランド。ホランドは、ベネディクト・カンバーバッチがトーマス・エジソンを演じることでも話題の映画『ザ・カーレント・ウォー』への出演も決定済み。素晴らしい活躍を続けている彼ですが、本作でさらなる飛躍を遂げるのではないでしょうか。
デイジー・リドリーは「ノイズ」を持たない少女・ヴァイオラ役に挑戦
ノイズと呼ばれる感染症が蔓延した世界に生きる、ノイズを持たない少女・ヴァイオラを演じるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で主人公・レイを演じたデイジー・リドリー。日本では2017年12月15日に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が公開されるリドリーですが、レイに続き今作でも特殊な女性を演じる事になります!
悪役はマッツ・ミケルセン!トッドの町の冷酷な町長役に挑戦!
本作の悪役を演じるのは、映画『ドクター・ストレンジ』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や、ドラマ『ハンニバル』など話題作への出演が続くマッツ・ミケルセン。彼は、トッドが暮らす男しかいない町の冷酷な町長役です。様々な作品で悪役を演じてきた彼だけに、今作でも好演を見せてくれるのではないでしょうか。
町長の息子で兵士・デービー役に、元アイドルのニック・ジョナス
ミケルセン演じる町長の息子で兵士のデービー役を演じるのはニック・ジョナス。俳優としてリブート版『ジュマンジ』に出演している事も決定している彼ですが、Nick Jonas and the Administrationのメンバーとしてミュージシャンとしても活躍中です。日本でもミュージシャンが俳優として評価されるケースが徐々に増えていますが、彼も俳優として高く評価される事になるかもしれませんね!
デヴィッド・オイェロウォも参戦!
David Oyelowo joins Doug Liman's 'Chaos Walking' https://t.co/CmvYag3Ud7 pic.twitter.com/5My1prr7dc
— Hollywood Reporter (@THR) August 23, 2017
更に、『グローリー/明日への行進』等に出演しているデヴィッド・オイェロウォも今作に出演する事が発表されました。彼の役柄に関しては未だ不明です。
豪華なのはキャストだけじゃない!スタッフ情報
監督を務めるのは『ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマン
本作で監督を務めるのは、『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs.スミス』などの監督として知られるダグ・リーマン。様々なアクションを手がけてきた監督だけに、本作でも見応えのあるアクションシーンが期待できますね!
脚本家は5人!原作者&アカデミー賞受賞脚本家らが参加
本作には原作者のパトリック・ネスに加え、4人の脚本家が参加しています。まず、『エターナル・サンシャイン』でアカデミー賞脚本賞を受賞したチャーリー・カウフマン。さらに、イーストウッド監督作『パーフェクト ワールド』の脚本を手がけ、『オールド・ルーキー』『アラモ』などでは監督も務めたジョン・リー・ハンコック。トム・クルーズを主演に迎えたリーマン監督作『バリー・シール アメリカをはめた男』の脚本を担当したゲイリー・スピネッリ。そして、『 The Wizard Of Oz(原題)』のリンジー・ビアが脚本家として本作に参加しています。
シリーズ化も検討?『カオス・ウォーキング』の全米公開は2019年3月!
前述の通り、本作の原作は三部作となっています。原作の映画化権を獲得しているライオンズゲートはシリーズ化も視野に入れているとのこと。続編が作られるか否かはさておき、『Chaos Walking(原題)』は2019年3月1日に全米公開予定です!豪華スタッフ&キャストが参加した注目作だけに、日本でも早く公開して欲しいですね!