2018年11月16日更新

デイジー・リドリーの魅力を深堀り 「スター・ウォーズ」レイ役に抜擢され大ブレイク

デイジー・リドリー
Euan Cherry/WENN.com

「スター・ウォーズ 」新ヒロインのレイを見事に演じ、人気女優の地位を獲得したデイジー・リドリー。この記事では、意外なトリビアや出演作を紹介しつつ、彼女の魅力を深堀りしていきます。 大役を与えられた女優デイジー・リドリーとは何者なのでしょうか?

デイジー・リドリーの魅力を深堀り 絶え間ぬ努力で人気女優の地位を獲得

デイジー・リドリー
© 2015 Lucasfilm

2015年にスタートした「スター・ウォーズ」シリーズ続三部作も、2019年12月公開の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で終幕を迎えます。続三部作で主人公レイ役を務めてきたのが、イギリス人女優デイジー・リドリーです。 レイ役に抜擢される前は、女優としてほとんど無名だったという彼女。一体どのような経緯でレイ役を射止めたのかが気になりますね。 ここではデイジー・リドリーの基本的なプロフィールのほか、「スター・ウォーズ」シリーズでの活躍、さらにはレイ役以降の出演作などをトリビアとともに紹介していきます。

デイジー・リドリーは意外に長身?基本プロフィールを紹介

デイジー・リドリーは1992年4月10日生まれ、ロンドン・ウエストミンスター出身のイギリス人女優です。5人姉妹の末っ子として生まれました。彼女の大おじは、イギリスのシットコム『ダッズ・アーミー』で有名な俳優アーノルド・リドリーです。 デイジーはハートフォードシャーにある芸術学校「トリング・パーク・スクール・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ」でバレエや歌唱など舞台芸術を学び、18歳で卒業しています。特にジャズのダンスや歌に秀でていたようです。 卒業後はテレビや映画で女優としての活動を始め、2013年にはコメディドラマ『Youngers (原題)』や医療ドラマ『Casualty (原題)』などに端役で出演。同年、短編映画『ブルー・シーズン』や『Lifesaver (原題)』などにも出演し、インディーズのホラースリラー『Scrawl (原題)』で長編映画デビューを果たしました。 日本でも人気急上昇中のデイジー・リドリー。レイ役ではたくましい肉体を披露していますが、身長や体重がどれぐらいなのか気になるところ。長身の俳優と共演することも多く、その背の高さを実感しづらいかもしれませんが、身長は170センチと公表されています。

ほぼ無名ながら「フォースの覚醒」でレイ役に大抜擢

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』デイジー・リドリー
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旧三部作ではルーク・スカイウォーカー、新三部作ではアナキン・スカイウォーカーだった主役のポジションを、続三部作ではレイが務めました。シリーズ初の女性主人公を、デイジー・リドリーが好演しています。 レイは、砂漠の惑星ジャクーで家族を待ち続ける孤独なヒロイン。子どもの頃にジャクーに置き去りにされ、廃品を売って小銭を稼ぎながら一人で生きてきました。 そしてルークの居場所を記す鍵を握るドロイドのBB-8と出会い、レジスタンスの元へ連れていくために、脱走兵のフィンとともに宇宙に出て行くことになります。

デイジー・リドリーがレイ役に選ばれた理由とは?

レイ役のオーディションでデイジーを見たプロデューサーのキャスリーン・ケネディは、彼女から家族に対する深い愛情や思いやりを強く感じ、レイ役にピッタリだと感じたそう。また、自信に満ちあふれて力強いこと、さらにフレッシュであることも重要な要素だったようです。

厳しいトレーニングで自分を追い込んだ役作り

レイ役を演じるにあたって、激しいアクションに初挑戦したデイジー。3か月に及ぶ厳しいトレーニングで自分を追い込み、撮影を乗り切ったそう。撮影初日には、あまりのプレッシャーからパニック発作にも襲われたそうです。「スター・ウォーズ」シリーズに主役として参加することの厳しさがわかるエピソードですね。

見事な筋肉はトレーニングとダイエットの賜物!

レイ役を獲得してから、デイジーはスクワットやベンチ・プレスを中心としたトレーニングを日々行いました。食事はアスリートのように、タンパク質や野菜を中心としたメニューを1日5回に分けて摂ったとか。 このダイエットとトレーニングによって余分な脂肪分を減らして筋肉を増やしていき、スクリーンで披露したような見事な筋肉質の身体となったのです。

「スカイウォーカーの夜明け」でも活躍が期待できる

「スター・ウォーズ」シリーズがスタートしたのは、1977年の「新たなる希望」。2019年の「スカイウォーカーの夜明け」で全9作の“スカイウォーカー・サーガ”は完結し、足かけ42年の長い旅は終わりを迎えます。 「フォースの覚醒」公開当時から常に話題に上っている“レイの正体”も、いよいよ完結作で明かされるとみられ、特別映像で公開された“闇落ちしたようなレイ”の姿でもさらなる考察が生まれています。 レイの正体についてはこれまで「ルークの娘」や「パルパティーンの血筋」など、様々な推測が飛び交っていました。もし、レイがスカイウォーカーの血を受け継ぐ者ならば、タイトルの意味も“スカイウォーカー・サーガ”完結作としても正当で納得のいくもの。 ダークサイドには堕ちず、ルークの意思を継ぐライトサイドのジェダイとして活躍してほしい一方、物語のひねりとしては闇落ちしたレイの暗躍も見てみたいというよくばりな心情も。それもこれも、デイジー演じるレイというキャラクターがこのシリーズに定着した証でしょう! いずれにしても、「スカイウォーカーの夜明け」ではレイとカイロ・レンが最終決戦に挑むことは間違いなさそう。その戦いの行方にも注目です。

デイジー・リドリーのその他出演作品を紹介

イギリスを代表するミステリー作家アガサ・クリスティの『オリエント急行の殺人』。1974年に『オリエント急行殺人事件』として映画化され、数多くの賞を受賞しています。 2017年版はイギリスの名優ケネス・ブラナーが監督・主演を務め、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ミシェル・ファイファーなど豪華キャストも話題となりました。 舞台はトルコ発の豪華寝台車・オリエント急行。列車内で起こった不可解な殺人事件に名探偵ポワロが挑みます。デイジーが演じたのは家庭教師メアリー・デベナム。若くも凛とした佇まいが印象的なメアリーを好演し、名優たちばかりの現場を存分に楽しんでいたようです。

『ピーターラビット』(2018)

2018年にはイギリスの児童文学「ピーターラビット」シリーズ初の実写化となる映画『ピーターラビット』で、ウサギの三つ子姉妹の末っ子カントテール役で再び吹き替えに挑戦。イギリス湖水地方に暮らすウサギのピーターラビットと仲間たちが、人間と争いつつも互いに理解を深めていく物語です。 カントテールはおてんばでチャーミングなキャラクター。アクティブな性格で、ウィル・グラック監督はカントテール役にすぐデイジーを思い浮かべたとか。その期待に応え、カントテールはスクリーンで大暴れする生き生きとしたキャラクターになっています。

『カオス・ウォーキング (原題)』(2020)

2017年に撮影が始まったSF映画『カオス・ウォーキング (原題)』では、トム・ホランドと共演。原作はパトリック・ネスの小説『心のナイフ』で、近未来のある星で起こった謎の感染症で女性が死に絶えた世界を描いています。デイジーは謎の女性ヴァイオラを、珍しいブロンド髪で演じました。 2019年公開予定だった本作ですが、ダグ・リーマン監督が撮った初期編集版の仕上がりが「公開不可能なほどひどい」と判断され、なんと2018年に再撮影が行われました。スパイダーマン役とレイ役で有名な二人が共演するとあって当初は大きな話題になったものの、公開は2020年に延期されています。

デイジー・リドリーのトリビアを紹介

日本語が話せるほどの親日家

ジブリ作品『おもひでぽろぽろ』の英語版『Only Yesterday』で主人公の声を担当したデイジー。実はかなりの親日家で、お気に入りの旅行先に日本を真っ先に挙げたり、日本の歴史や文化に興味津々。原宿や京都で文化や歴史に触れられたことがとても嬉しかったようです。 「フォースの覚醒」の日本公開時に来日した際には、「日本に来られて嬉しいです」と日本語で挨拶。その時に来ていた服は「トゥモローランド」、腕にはキディランドで購入した「ふなっしー」の腕時計も!レイに日本を気に入ってもらえて、ファンとしては嬉しい限りですね。

婦人病で闘病していることを告白

「最後のジェダイ」撮影中に、自身のインスタグラムで婦人病であることを公表。15歳で子宮内膜症と診断された上、多嚢胞性卵巣症候群も発症したといいます。これらの病によって、10年近くも痛みと闘い続けており、肌荒れに悩んできたようです。 この告白をした当時まだ24歳、婦人病を公表することはかなり勇気が必要だったのではないでしょうか。しかし彼女の勇気に励まされた女性ファンたちも多く、闘病しながらの過酷な撮影にも想いを馳せ、レイを応援したい気持ちにもますます拍車がかかりそうです。

デイジー・リドリーはレイを超えて、闘う女性の最前線へ

「スター・ウォーズ」シリーズ続三部作で、初の女性主人公として3作を担ってきたデイジー・リドリー。その闘いもついに「スカイウォーカーの夜明け」で終わりを告げます。レイ役で一気に世界的知名度を持つ女優となった彼女の今後には、どんな未来が待っているのでしょうか。 この先もどうしても“闘う女性”のイメージは付いて回るかもしれません。しかし彼女が切り開いた道の先には、あらゆる可能性があるはず。今後もその最前線で様々な役柄を演じる姿をみせてくれることでしょう。