エリック・セラ、リュック・ベッソンのお墨付き作曲家に迫る!【レオン】

2017年5月12日更新 143view

リュック・ベッソン映画のほとんどを作曲してきたエリック・セラ。二人は18歳のときに出会い、これまで数々の名作を一緒につくり続けてきました。映画以外にも、サーカス団の音楽監督としても活躍するエリック・セラの作品をご紹介します。

1.エリック・セラの生い立ち

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出典: i.ytimg.com

エリック・セラは1959年にパリ郊外で生まれました。父親はフランスで有名な作曲家で、エリックは父の影響を受けて5歳からギターを弾きはじめ、15歳で自らバンドをつくって音楽活動を始めました。1974年~1980年にかけ、彼は自分のバンドのほかに、様々なフランスのアーティストと、ギタリストおよびベーシストとして一緒に活動をしていました。

2.リュック・ベッソンとの出会い

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出典: ciatr.jp

二人は、同じ年生まれで、彼らが18歳のころに初めて出会いました。1981年、リュック・ベッソンはエリック・セラに、彼の最初の短編映画へ音楽を作曲するよう頼みます。その後も二人は一緒に仕事を続け、これまでリュック・ベッソンは50本以上の映画をつくりましたが、そのほぼすべての作品に、エリック・セラが作曲をしています。

3.『グラン・ブルー』でフランスの映画音楽賞を受賞(1988年)

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リュック・ベッソン監督の初期の作品で、日本でも大ヒットした映画です。伝説の天才ダイバーとその親友 が、ダイビングの大会で競い合う中、天才ダイバーの恋人は無理をする彼を引き留めようとする、という物語です。青い海とイルカの美しい映像が印象的な作品です。 この映画で、リュック・ベッソンとエリック・セラの名前は、世界の映画界で知られるようになりました。 エリック・セラは、フランス国内で映画音楽に贈られる数々の賞を受賞し、CDの世界セールス売り上げは、350万枚にものぼりました。

4.リュック・ベッソンの大ヒット作『レオン』(1994年)

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ジャン・レノ扮する殺し屋レオンと、麻薬組織に家族を殺され復讐を誓う12歳の少女との奇妙な関係を描いたこの映画は大ヒット。少女役のナタリー・ポートマンは、映画初出演で、彼女の演技力で一躍、注目を浴びました。また、エリック・セラが作曲したサウンドトラックは、記録的なセールスとなりました。

5.フランス映画からアメリカ映画への進出、『007ゴールデンアイ』(1995年)

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この作品は、これまでのジェームズボンド作品と違う曲風になっており、エリック・セラへの評価は分かれました。しかしサウンドトラックCDは、他のボンド作品に並ぶセールスとなり、エリック・セラの作曲は認められたのです。

6.ミラ・ジョヴォヴィッチの出世作『フィフス・エレメント』(1997年)

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リュック・ベッソンが16歳のときに構想し、彼が38歳になってやっと映画化がかなった作品です。この映画がきっかけでミラ・ジョヴォヴィッチとリュック・ベッソンは結婚しました(しかし2年後に離婚)。監督はこのSF映画の資金集めのために『レオン』を作ったと言われています。

7.スカーレット・ヨハンソン『ルーシー』(2014年)

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出典: i.lv3.hbo.com

またしてもリュック・ベッソン監督作品への作曲。スカーレット・ヨハンソン扮するごく普通の女性が、麻薬によって脳が覚醒され超人的な力を持つようになります。

8.シルク・ド・ソレイユの音楽監督も務める

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世界的に有名なマジシャンの、クリス・エンジェルが出演する、シルク・ド・ソレイユの特別公演は、エリック・セラが作曲を手がけています。この公演『Believe』は、ラスベガスの高級ホテルで設営された会場でおこなわれていました。