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映画『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』あらすじ・キャスト【田中要次初主演】

2017年8月17日更新

特殊造形で知られる西村喜廣が監督を務め、田中要次が初主演を務める異色アクションホラー『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』。2017年3月、米テキサスで開催される一大イベントSXSWでのワールドプレミアが決定した本作をご紹介します。

田中要次が初主演するアクションホラー映画『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』

謎の生命体が体内に侵入し寄生されてしまったことにより、「ネクロボーグ」と呼ばれる奇怪なバケモノと化した人間たち。彼らが巻き起こす凄まじい死闘を、スプラッター感満載で描いたアクションホラー映画が『ミートボールマシン』です。

2017年公開が決定した本作『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』は、2006年公開の前作に続くシリーズ第2弾。今や名バイプレーヤーとして映画やドラマで引っ張りだこの田中要次が初主演を務め、今までいなかった異形ヒーローを演じます。

メガホンをとったのは、『シン・ゴジラ』や『進撃の巨人』で特殊造型プロデューサーを務めた西村喜廣。早くも話題沸騰です。

シリーズ1作目の映画『ミートボールマシン』とは?

『ミートボールマシン』

「ネクロボーグ」たちの壮絶な死闘を描いたシリーズ1作目は、2006年に公開されました。主人公は、互いに愛し合いながらもネクロボーグとなってしまい、死闘に巻き込まれていく男女。高橋一生と河井青葉が二人を熱演しています。

のち2016年に『珍遊記』『HiGH&LOW THE RED RAIN』を監督する山口雄大と、2014年に『放送デキナイ禁断霊映像 劇場版』を監督している山本淳一が共同でメガホンをとっています。

東京国際ファンタスティック映画祭はじめ、フィラデルフィア国際映画祭、サンフランシスコ・インデペンデント映画祭など、国内外多数の映画祭に正式出品され、一部マニアの間で熱狂的な旋風を巻き起こしたと言います。

『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』のあらすじは?

『蠱毒ミートボールマシン』

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主人公は、借金の取り立てを生業としている50歳のさえない中年男・野田勇次。回収のノルマを達成できずに上司からは罵倒、それなのに実の母からはお金を無心され、さらにガンで余命宣告まで受けてしまうという人生のどん底に直面しています。

そんな勇次が、突然「ユニット」と呼ばれる謎の生命体に肉体を侵されてしまいます。「ユニット」に寄生された人間は「ネクロボーグ」という凶悪な怪物と化すはずが、なぜか勇次だけはそうならず、愛するカヲルを守るための壮絶な死闘に身を投じることになるのです。

『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』のキャスト

野田勇次/田中要次

田中要次『蠱毒ミートボールマシン』

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主人公の野田勇次を田中要次が初主演で務めます。

BoBAの別名も持つ田中要次は1963年8月8日生まれ、長野県木曽郡出身です。国鉄(現JR)に勤めるサラリーマンでしたが、1989年、知人の山川直人監督からのオファーでミュージック・ビデオに出演。翌年、JRを退職し俳優になるべく上京しました。

数々の作品で裏方スタッフや端役を務めていましたが、2001年、国民的人気ドラマ『HERO』に個性的なバーテンダー役で出演し、人気沸騰します。以後、名バイプレーヤーとしてたくさんの作品を支えてきました。武骨で飾り気のない人柄からバラエティー番組等でも活躍しています。

カヲル/百合沙

勇次が想いを寄せるヒロインのカヲルを演じるのは百合沙です。

百合沙は、グラビアアイドルとして活躍する木嶋ゆりの別名です。2015年、週刊現代で「百合沙」のタイトルのグラビアに登場。以後、「百合沙」名で芸能活動を行うようになりました。1992年4月3日生まれで静岡県出身ですが、母はペルー人です。

2016年には『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』や『全員、片想い/イブの贈り物』など複数の作品に出演しており、本作が初めての主要キャストになります。

?/鳥居みゆき

ゆきーーーーみーゆきーーー

鳥居みゆきさん(@toriimiyukitorii)が投稿した写真 -

役柄は不明ですが、女芸人の鳥居みゆきが主要キャストに名を連ねています。

1981年3月18日生まれのピン芸人ですが、独特のキャラクターで女優としても複数の作品に出演しています。現実離れした憑依キャラやキワモノネタを得意としているだけあって、2012年の『ゾンビデオ』、2015年の『虎影』などホラー系・ファンタジー系の作品が多いのも頷けます。本作への抜擢も、あまり違和感がありません。

謎の宇宙人/斎藤工

斎藤工

文字通り「謎の宇宙人」という設定でキャスティングされているのが斎藤工です。

斎藤工は、1981年8月22日生まれ、東京都港区出身です。高校生の頃からモデルとして活動。2001年、映画『時の香り〜リメンバー·ミー』の優二役で俳優デビューしました。以後、イケメン俳優として数々の作品に出演し、最近でも2013年の連続ドラマ『ガラスの家』や2014年の『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』などで演じたセクシーなモテ役で、女性から絶大なる人気を誇っています。

サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)でワールドプレミア決定!

『蠱毒ミートボールマシン』

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『蠱毒(こどく)ミートボールマシン』のワールドプレミアの場が、3月10日から18日にかけて、アメリカのテキサス州で開催される「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」であることが発表されました。

SXSWは映画や音楽業界で活躍する世界中のクリエイターが集結する一大イベント。インディペンデント系からハリウッドの大作まで、様々なジャンルの作品が上映される大がかりな祭典です。

昨年度は日本から『アイアムアヒーロー』が出品され観客賞を受賞。本作も、今までなかった特異な世界が国際的な注目を集めるかもしれません。

主演を務める田中要次は次のようにコメントしています。

「薄汚いサラリーマンのゾンビのようなサイボーグのような血まみれの醜いヒーローが、洗練されたヒーロー映画を見慣れたアメリカの観客からどんな反響を頂くのか、不安と楽しみが入り混じって再び変身してしまいそうです」
引用:eiga.com

西村喜廣監督も以下のツイートを発し、喜びを表現しています。

『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』の監督を務めた西村喜廣とは?

西村喜廣は、青山学院大学在学中から自主映画を制作しており、特殊メイクや撮影・照明などは独学で学びました。卒業後は、CM制作会社などに所属しながら、多くの作品で特殊造型やメイクを担当し、その技術は高く評価されてきました。シリーズ1作目『ミートボールマシン』でも特技監督を務めています。

特に最近は、2015年公開の『リアル鬼ごっこ』、同年の『進撃の巨人』、2016年の『シン・ゴジラ』など次々と話題の大作で特殊造形プロデューサーを担当、その名を一躍有名にします。“血の魔術師”の異名を持ち、本作は監督・脚本・キャラクターデザイン・編集のすべてを一人でこなすなど、マルチな才能を発揮しています。

いよいよ大きな飛躍の年になるかもしれませんね。