『ザ・ボヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル』【ロバートダウニーJrがドリトル先生!?】

2017年7月6日更新

おなじみ「ドリトル先生」シリーズの『ザ・ボヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル』が、アイアンマンで知られるロバート・ダウニー・Jrのドクター・ドリトル役で映画化が決定!今回は以前映画化されたドクター・ドリトルと共にその最新情報をお伝えします!

リブート版『ザ・ボヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル』の製作決定!

ある年代以上の人なら、小さい時に必ず一度は観たことがあるほどの名作ドラマ「ドリトル先生」シリーズ。

動物語が話せる博物学者で、医学博士でもあるドクター・ドリトル(ドリトル先生)の織りなす冒険物語です。

このシリーズは過去にも映画化されて人気を博してきました。そして今回はなんと『アイアンマン』、『シャーロック・ホームズ』シリーズで知られるロバート・ダウニー・Jrが、アイアンマンスーツとフロックコートを脱ぎ捨ててドクター・ドリトルに!

過去の「ドクター・ドリトル」と共にリブート版となる最新作『ザ・ボヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル』に迫ってみます。

「ドリトル先生」シリーズとは

「ドリトル先生ものがたり』セット

世界的に人気の児童文学小説シリーズ!

イギリス人小説家ヒュー・ロフティングによる、動物語を話すドリトル先生の冒険を描いた「ドリトル先生アフリカゆき」が出版されたのが1922年。映画版「ドリトル先生」は、以来大人気となったこの児童文学人気小説シリーズを元に作られています。

ちなみに日本国内では、本作『ザ・ボヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル』と同名タイトルで、映画の原作になると思われる「ドリトル先生航海記」が、第1作「ドリトル先生アフリカゆき」よりも先に翻訳発行されたため、「ドリトル先生」シリーズの代表作として扱われています。

日本の児童向け文学全集では「ドリトル先生航海記」のみが収録されている場合も多く、小説版ドリトル先生といえばこの作品をイメージする人も多いのではないでしょうか。

『ザ・ボヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル』のあらすじは

まずドクター・ドリトルの世界観を理解しよう

『ドクター・ドリトル』サウンドトラック

舞台となっているのは、ヴィクトリア女王のもと産業革命に加えて植民地帝国として繁栄を続けているイギリス。科学技術の革新と博物学の隆盛の真っ只中の19世紀半ばの時代。

そんな時代を背景に、動物と会話が出来るという現実にはありえない特集能力を持ったドクター・ドリトルが活躍します。

「ドクター・ドリトル」シリーズでは主に冒険と異文化への好奇心、外国語の必要性、人種や階層を超えた交流、生き物との交流などがポップに描かれています。

『ザ・ボヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル』はどんなストーリーが描かれる?

「ザ・ボヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル」

本作のあらすじは、上記でも触れた同名タイトルのシリーズ第二作『ドリトル先生航海記』の原作に近いものになると言われています。

ドクター・ドリトルに心酔し彼の助手となったトミー・スタビンスは、オウムのポリネシアのおかげでドリトル同様、動物語がわかるようになっていました。

ある日ドクター・ドリトルの敬愛するインディアンの博物学者、ロング・アローが行方不明になったとの知らせが。ドクター・ドリトルは助手のスタビンス、オウムのポリネシア、番犬のジップ、チンパンジーのチーチーと共にアローが消息を絶った孤島、クモサル島に向かいます。

ですが島には様々な困難が待ち受けているのでした。

『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jrがドクター・ドリトルに!

『アイアンマン』ロバート・ダウニー・Jr サイン入り写真

何と言っても今回の目玉はドリトル先生がロバート・ダウニー・Jrだということでしょう。

2018年公開予定の『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー(原題)』と『シャーロック・ホームズ』の続編を撮影中のダウニー・Jr。その忙しいスケジュールの合間を縫って、またもや人気シリーズのフランチャイズ映画に出演とはファンには嬉しい限り。

アクションもののヒーローから探偵、なんでもこなしてしますダウニー・Jrですが、今回演じるドクター・ドリトルとは実際どんな人物なのでしょう?知っているようで知らないその実像に迫ってみましょう。

ほんとの容姿はハンプティ・ダンプティ!

原作シリーズ上ではハンプティ・ダンプティに例えて紹介されており、体型は超肥満型。

しかしながら今までの映画では皆スマートな役者たちが演じてきました。今回もダウニー・Jrとあって、鍛えられた体型のドクター・ドリトルになりそうですね。

人間語だけじゃなく動物語もマルチリンガル!?

ドクター・ドリトルは一体いくつの言語をしゃべれるのでしょう? 母国語の英語の他に、フランス語、スペイン語も堪能です(日本語は話せないとのこと)。

動物語では、哺乳類、鳥類から爬虫類、魚類、貝類、昆虫から植物までと多岐に渡ります。

なんとしっぽを使ったジェスチャーが必要な際には、モーニングコートの裾を使って意思疎通を行うこともできるとか。

意外にも身体能力抜群!?

性格は温厚ですが、時には格闘する場面も!超肥満である割に戦闘能力は高く、水泳も得意で、身体能力は高いよう。アイアンマンばりの見事なアクションが見られるかも?

と、こんなドクター・ドリトルですが、本作で一体どんなバージョンアップが行われるのでしょうか。 定番のフロックコートにシルクハット、ステッキ姿のダウニーJrなんて絶対素敵ですよね。

過去のドクター・ドリトル

『ドクター・ドリトル』レックス・ハリソン

人気の小説シリーズとあって過去に何度も映像化されている「ドクター・ドリトル」シリーズ。

今までに映画化された作品では、それぞれが多分に脚色されたストーリーや物語設定をもち、原作のイメージとはかけ離れたオリジナルの「ドクター・ドリトル」として愛されてきました。 

セクシーでイケメンなドクター・ドリトル (1967年)

『ドリトル先生不思議な旅』DVD

プレイボーイとして名を馳せ、なんと6回もの結婚を経験しレクシー・ハリソン(レックスとセクシーを合わせた)とまで呼ばれたイケメン男優、レックス・ハリソンがドクター・ドリトルを演じたミュージカル映画が本作。原作とは違ってベジタリアンでセクシーなドリトル先生です。

ストーリーは「ドリトル先生」シリーズの「ドリトル先生アフリカゆき」、「ドリトル先生航海記」、「ドリトル先生のサーカス」、「ドリトル先生の動物園」「ドリトル先生月へゆく」などをミックスしたものになっています。

興行的には成功しなかったものの、アカデミー賞視聴効果賞と歌曲賞を受賞しています。

コメディタッチのドクター・ドリトル (1998~2001年)

圧倒的に知名度が高くご存知の方も多いのが、エディ・マーフィーがドクター・ドリトルを演じた1998年のコメディ映画であるこちらのリブート作品。 続編として『ドクター・ドリトル2』(2001年)も製作されています。

原作ではヴィクトリア時代のイギリスが舞台となっていますが、1990年代のサンフランシスコに舞台を移し、主人公の設定も名前と動物と会話ができる獣医師という点を除いては全く別のものにアレンジされています。

名実ともにエディ・マーフィの代表作の一つですね。

ガールズ版ドクター・ドリトル(2006-2009年)

エディ・マーフィーの『ドクター・ドリトル2』の続編のオリジナルビデオとして、カイラ・プラット演じる娘のマヤ・ドリトルを主人公にしたガールズシリーズも制作されました。『ドクター・ドリトル3』(2006年)、『ドクター・ドリトル4』(2008年)そして『ザ・ファイナル』(2009年)の3作がそれに当たります。

こちらはマヤの高校生時代から大学受験、獣医学部入学までを描いていて、歌あり、ラブロマンスあり、笑いありの青春ストーリーとなっています。

なぜ「Dolittle」なのに読み方が「ドリトル」なのか?

エディー・マーフィー『ドクター・ドリトル』DVD

”ドリトル”は”Dolittle”で実際の英語の発音では“ドゥーリトル”になりますが、日本で最初に2作目の小説「航海記」が雑誌に連載された際、『ドーリットル博士の航海』と訳されてしまいました。そしてその後に第1作目「アフリカゆき」を最初に翻訳した井伏鱒二が「童話ドリトル先生物語」という邦題で紹介したという経緯があります。

“ドゥーリトル”という発音が子供にとっては発音しづらいこと、日本語の発音として馴染まなかったこと、そして語源の”do little”、つまり“少しだけ働く”からの意訳で“ヤブ医者”とするわけにもいかないことから“ドリトル”に落ち着いたそう。

メガホンをとるのはスティーブン・ギャガンという監督

『シリアナ』DVD

人気シリーズということもあって、そのリブートの映画化権は激しい争奪戦の上、ユニバーサル・ピクチャーズが獲得。本作はスティーヴン・ギャガンが脚本と監督を兼任します。

彼は、2017年にはマシュー・マコノヒー主演で公開される、映画『ゴールド』にも監督としてクレジットされている人物です。

ギャガン監督は『トラフィック』の脚本を担当してゴールデン・グローブ賞を受賞していることでも知られ、本作では監督としての手腕だけではなく、脚本にも期待が持てそうです。

あの大ヒットファミリー映画を手がけたプロデューサーも名を連ねる!

『アリス・イン・ワンダーランド』DVD

『アリス・イン・ワンダーランド』、『マレフィセント』、『オズ始まりの戦い』でプロデューサーを務めたジョー・ロスが、本作にプロデューサーとしてチーム・ダウニーのスーザン・ダウニーと共に名を連ねています。 ちなみにスーザン・ダウニーはロバート・ダウニー・Jrの奥様。

ロバート・ダウニー・Jrのドクター・ドリトル。どんなドクター・ドリトルになるのか期待が膨らみますよね。ciatrではキャストの面々も含め、今後の最新情報を随時お届けしていきます。