2017年9月27日更新

達磨一家、SWORD狩りに燃える復讐部隊を徹底紹介【HiGH&LOW(ハイアンドロー)】

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達磨一家『HiGH&LOW/ハイアンドロー』
ⓒ2017「HiGH&LOW」製作委員会

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ムゲン一派の復讐に燃える達磨一家

『ハイアンドロー』シリーズで、林遣都演じる日向紀久を中心として結成されたチーム・達磨一家。 伝説のチーム・ムゲンによって滅ばされた日向会に属していた日向紀久が、饕餮兄弟やその他メンバーを終結させ勢力を拡大していきました。達磨一家のメンバーの多くは赤い法被を纏っていて、とても目立ちます。 今回はそんな達磨一家について徹底紹介します。

「ハイアンドロー」シリーズとは

『HiGH&LOW/ハイアンドロー』
(C)2017「HiGH&LOW」製作委員会

2015年10月から2016年6月まで、2シーズンに渡って日本テレビ系列で放送されたドラマを中心に、映画・イベント・ライブなど様々なメディアミックスを見せる『ハイアンドロー』シリーズ。 このシリーズは、EXILE TRIBEの総合エンターテインメントとして企画されました。出演者もEXILE TRIBEだけでなく、多くの俳優、ミュージシャン、格闘家など、多彩な顔ぶれが揃っています。 かつてムゲンという伝説のチームが仕切っていた地区に、突然、雨宮兄弟という2人組が現れ両者の抗争が勃発。しかしある事件をきっかけに両チームは姿を消し、代わってSWORD地区として5つのチームが台頭し、抗争を繰り広げていきます。

達磨一家はG-SWORDのD

Gはギャングの頭文字、SWORDは山王連合会(S)、White Rascals(W)、鬼邪高校(O)、RUDE BOYS(R)、達磨一家(D)の頭文字を取って、彼らが活躍する地域一帯をSWORD地区といい、彼らはG-SWORDと言われ恐れられるようになりました。 微妙なバランスをとりながら拮抗しているG-SWORDに、九龍グループという極道が介入することによって、均衡が崩れていきます。

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達磨一家の頭・日向紀久

日向紀久/林遣都

達磨一家の頭、日向紀久には3人の兄がいます。その兄たちが作っていたチームが日向会で、極道組織九龍グループの傘下に入っていました。 日向会はムゲンとの抗争の末敗れ、九龍グループを破門になってしまいます。日向紀久は日向会を見捨てた九龍グループと、ムゲンの残党がいる山王連合会に復讐するために達磨一家を結成したのです。 日向紀久を演じるのは俳優の林遣都で、1990年滋賀県出身。2007年に映画『バッテリー』の主役で、デビューしました。その後も、『DIVE!!』(2008)、『荒川アンダー ザ ブリッジ』(2011)など映画にテレビに大活躍です。

元ムゲンのメンバーの極悪コンビ・饕餮兄弟

饕餮とは「財産や食物を貪る」という意味で、中国の神話上の怪物の名称です。饕餮兄弟はもともとムゲンのメンバーでした。しかし、その凶暴な喧嘩スタイルから、ムゲンを破門させられてしまいます。 このことを根に持った2人は元ムゲンのメンバーを襲撃していたときに、日向紀久と知り合い達磨一家に参加します。2人は確かに危険な男ですが、それぞれ憎めない側面を持っていることもまた事実なのです。 当初は飽くまでもムゲンに対する復讐心のみに突き動かされているようでしたが、彼らは徐々に仲間のために戦うという心境に変容していきます。

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右京/遠藤要

饕餮兄弟の一人で、銀髪にくわえ煙草の男。見た目から分かるように凶暴ではありますが、実は情に厚い男でもあります。 山王連合会との抗争時に、相手が戦意を喪失したのを確認すると、それ以上深追いはせずにその場を立ち去るなど、単に復讐心のみで動いているのではないことが伺えます。 演じるのは1983年、千葉県出身の遠藤要です。映画『クローズZERO』(2007)で、三池崇監督に注目され、『クローズZERO』シリーズには欠かせない俳優になっています。その後、NHK連続テレビ小説『てっぱん』にも出演するなど順調にキャリアを積んでいたのですが、2017年に違法賭博報道を受け、一時謹慎していました。

左京/阿部亮平

饕餮兄弟のキャップを被った、ラッパー風の男で、右京の相棒です。凶暴であることは同様なのですが、実は思慮深い意外な面を時折見せます。達磨一家の料理番としての腕も振るいます。 九龍グループの家村会がSWORD制圧のために、日向を出所させて、G-SWORDに抗争を仕掛けさせ、漁夫の利を得ようとしているのを見抜くなど、実はかなり鋭いのです。 左京を演じる阿部亮平は、1980年愛知県出身の俳優です。テレビドラマ『WATER BOYS2』(2004)で注目されて以来、数々のドラマ・映画に出演しています。左京のような強面の役柄を演じることが多いようです。

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達磨一家の幹部、煽り屋・加藤鷲

加藤鷲/小澤雄太

達磨一家の幹部で赤毛の男。赤い番傘を持っています。達磨一家結成時からのメンバーで、相手を挑発して煽ることを得意としています。 日向紀久と同様に、徐々にムゲンに対する復讐心が薄れており「復讐したところで何の意味がある」などと発言しました。 演じるのは劇団EXILEの小澤雄太です。1985年東京都出身の俳優。ブレイクダンスチーム『江戸川野獣組合』のリーダーでしたが、劇団EXILEのオーディションに合格して俳優としてのキャリアを開始します。『ウルトラマンジード』(2017)などのテレビドラマでも活躍中です。

白法被集団・達磨ベイビーズ

2017年8月公開の映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』から新たに参戦する、若手白法被集団が「達磨ベイビーズ」です。メンバーは、風太(水野勝)、雷太(田中俊介)、阿行(守屋光治)、呍行(井澤勇貴)。 水野勝と田中俊介は、中京ローカルのエンターテインメント集団「Boys And Men」に所属しています。このユニットは名古屋テレビのオーディション番組から誕生し、ヤンキー学ラン・ファッションをトレードマークにしていました。守屋光治と井澤勇貴はモデル出身の俳優です。

達磨一家のテーマ曲は「VOICE OF RED feat. GS」

EXILE TRIBEの企画であるだけあって、各チームにはテーマ曲があります。達磨一家のそれは、DJ DARUMA from PKCZの「VOICE OF RED feat. GS」です。 DJ DARUMAは1975年東京都出身のDJ。EXILEのメンバーらと、クリエイティブユニット、PKCZ(Primal Knowledge ChamberZ)を結成しています。 作詞・作曲はDJ DARUMA、ラップ・グループDOBERMAN INFINITYのGS、エレクトロニック・ミュージック・デュオTHE LOWBROWSのChaki Zuluです。

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ドラマ『ハイアンドロー』での達磨一家の活躍

ドラマ版のシーズン1 第9話で、それまで刑務所に拘留されていた日向紀久が、家村会の工作で釈放されたことにより、達磨一家は「SWORD狩り」と称する襲撃に取り掛かります。 White Rascals・鬼邪高校・RUDE BOYSを攻撃し、最大目標である山王連合会に対する襲撃に着手するのです。ターゲットは日向の兄たちの仇、元ムゲンのコブラとヤマトですが、彼らは達磨一家と争う気がありません。それは意外な帰結をもたらします。 またシーズン2における日向はじめ達磨一家には、復讐に対する迷いが生じていて、SWORD狩りをきっかけとして各チームにも変化が起きていました。

達磨一家は『HiGH&LOW THE MOVIE2・3』でどうなる?

2017年8月19日より公開される『HiGH&LOW THE MOVIE2/END OF SKY』には、狂人と恐れられる林蘭丸(中村蒼)率いるDOUBTが登場し、White RascalsはじめSWORDのチームと敵対します。 また、九龍グループの全貌も明らかになるようです。九龍グループを恨んでいる日向紀久および達磨一家の活躍が期待されます。また、新参入の達磨ベイビーズも気になるところです。 さらに、2017年11月11日公開予定の『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』には、映画版第1作に登場した傭兵チーム、MIGHTY WARRIORSが再登場。達磨一家とどう関わるか注目しましょう。