【ネタバレあらすじ】映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は"見る"ゲーム!結末までの感想・解説
日本人なら一度は触れた事がある国民的ゲームの主役といえば、マリオです。そんな“マリオ”が『ミニオンズ』で知られるイルミネーションスタジオによってハリウッド映画化!全世界興行収入が『アナと雪の女王』を超えて2位にランクインするほどの大ヒットを記録しています。 この記事では映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のネタバレあらすじや魅力、小ネタ、キャラクターを紹介します! ※この記事は、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の結末までのネタバレを含みます。
タップできる目次
- 映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」作品概要・あらすじ
- 【ネタバレ】映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のあらすじ
- 【ネタバレ】続編はあるのか?エンドロール後を解説!
- 映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の感想・見どころ解説
- 映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の口コミ・評価
- 映画の小ネタ・オマージュをネタバレ解説!
- 映画に隠れ・カメオで出演したゲームのキャラ一覧
- キャラクター・声優一覧!日本語版吹き替えは誰?
- 製作は『ミニオンズ』で知られるイルミネーションスタジオ
- 映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のスタッフ
- 「マリオ」は過去に実写映画化されている!?あらすじは?
- 映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のネタバレ評価であらすじをおさらい
映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」作品概要・あらすじ
タイトル | 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』 |
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公開日 | 2023年4月28日 |
声優 | マリオ役/クリス・プラット(宮野真守) ピーチ役/アニャ・テイラー・ジョイ(志田有彩) ルイージ役/ チャーリー・デイ(畠中祐) クッパ役/ ジャック・ブラック(三宅健太) |
上映時間 | 94分 |
対象年齢 | 全年齢 |
「怪盗グルー」や「ミニオンズ」シリーズのイルミネーションがあの「スーパーマリオ」を映画化!製作にはマリオの生みの親である宮本茂も関わり、任天堂ゲームへの愛にあふれたオマージュがたくさん。 2023年の全世界興行収入第2位を記録した大ヒット映画です。
あらすじ
双子の兄弟マリオとルイージはブルックリンの配管工。ある日、2人は不思議な土管に吸い込まれて、気がつくと現実とは違う不思議な世界に!そこでは、キノコを食べて力を得たり、はてなボックスからアイテムを獲得できるのです。 マリオはキノコ王国にたどり着きますが、一方ルイージはクッパに囚われてしまいます。キノコ王国を滅ぼそうとするクッパを止めるため、弟のルイージを救うため、マリオはピーチ姫たちと共に、不思議な世界での冒険に繰り出します!
【ネタバレ】映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のあらすじ
【起】別世界に迷い込んだマリオとルイージ
ダークランドの王・クッパはペンギン王国を侵略し、スターを手に入れたばかり。クッパはスターの力を世界侵略とともにピーチ姫への求婚にも使おうと企んでいました。 そのころ、ダークランドとは別の世界、ブルックリンに住むマリオとルイージは、夢だった配管業の会社を設立。しかし、独立は上手くいっておらず、家族も反対している様子。そんなある日、街が水浸しになったというニュースを見て、急いで現場へ向かうと、吹き出した水に押されて広大な地下室へ落下してしまいます。 怪しげな地下室を探索する中で、ルイージは不思議な緑の土管の付近で姿が見えなくなりました。弟を追いかけたマリオも土管に吸い込まれますが、異なる土管に吸い込まれた2人は離れ離れになってしまいます。 目を覚ますと、マリオはキノコ王国へと飛ばされていました。ブルックリンとは全く異なる世界に驚くマリオですが、旅するキノピオに導かれ、ピーチ城に向かうことに。 ピーチ城では、ピーチ姫がクッパの侵攻に備えてジャングル王国に援軍を求める会議をしていました。そこにマリオが登場、「クッパ」という共通の敵を倒すため、ともにジャングル王国へ向かうこととなりました。 一方、ダークランドへ飛ばされたルイージはカロン軍団に捕まってしまい……。
ゲームのような横スクロール画面が楽しい!マリオとルイージで動きが違うのも、それぞれ別の人が操作しているようでおもしろい。ピーチ姫はゲームと違って勇ましく頼りになるリーダーになっていてかっこいい!
【承】ジャングル王国でマリオカート?
ダークランドでは、ひげ面の男がピーチ姫と親しいようだという情報がクッパに届きました。怒り心頭のクッパは、ひげ面の男の弟であるルイージを牢屋に閉じ込め、ピーチ姫と結婚すべく、キノコ王国へと進軍することに。 そのころ、マリオ一行は無事ジャングル王国へ到着。王様のクランキーコングは援軍の申し出に「マリオがドンキーコングとの決闘に勝利」すれば援軍を出すと答えます。 今までまともに戦ったことのないマリオですが、ピーチ姫との訓練を思い出し、ドンキーコングに挑みます。決闘では圧倒的にドンキーコングが優勢でしたが、マリオは間一髪、ネコマリオに変身し大逆転で勝利を手にしました。 援軍とともに近道のレインボーロードを使ってカートでキノコ王国へ戻るマリオ達。しかしクッパ軍の武装したカートも参戦し、乱戦のなかでマリオとドンキーコングは海へ転落してしまいました。
カートの動きもアイテムもレインボーロードもゲームそのもの!マリオカートやってる気分になれる。でもスピード感やキャラクターの表情とかは映画ならではで楽しい!
【転】キノコ王国にクッパが襲来
落ちた海の先で巨大うつぼに飲み込まれたマリオ達は一緒に飲み込まれた樽ロケットでなんとか脱出に成功します。 そのころ、キノコ王国にはクッパ軍が襲来。キノピオを人質に取られたためピーチ姫はクッパのプロポーズに渋々うなずくのでした。 クッパの船上で、結婚式の準備がされています。ピーチ姫も真っ白なドレスに着替え、ピノキオからブーケを受け取りました。結婚式がはじまり、壇上で、誓いの言葉を求められたピーチ姫は、結婚を了承するのではなく、ブーケに隠していたアイスフラワーで反撃に転じました。 そんな中、結婚式の生贄としてルイージはマグマに落とされそうになっていたルイージ。牢屋の底がマグマで焼き切れ、もうだめかと思った時に、タヌキマリオとなったマリオがドンキーコングとともに参上し弟の危機を救いました。 ピーチ姫が結婚を拒否した事、マリオたちが乗り込んできたことに怒ったクッパ。巨大キラーでキノコ王国消滅を狙います。しかしマリオが誘導した緑の土管内でキラーが爆発。クッパ軍もろともブルックリンへワープしてしまいました。
アイスフラワーやたぬきマリオなど、ゲームでもおなじみのアイテムやギミックが!ドンキーコングとマリオの協力プレイはゲームじゃ見られないから新鮮!
【結末】クッパとの直接対決!
ワープ先のブルックリンでのマリオたちはクッパに最終決戦を挑みます。マリオは、クッパに全く歯が立たず心が折れそうになりますが、ルイージと制作したCMが目に入り、弟の為に再び立ち上がりました。 再びクッパに向かうマリオに、クッパのファイヤーブレスが襲います。しかしルイージが盾となりマリオをガード。ルイージの協力によって2人はクッパの船から落ちた無敵になれるスターを手に入れます。 無敵の兄弟はついにクッパに勝利!マメキノコを食べさせられたクッパは小さくなりキノコ王国に収監され、檻の中でピーチへの愛を歌い続けるのでした。
現実世界でのクッパとマリオたちの戦いは映画ならでは。マリオとルイージの絆がわかる場面は本当に感動する。それにしてもクッパ、ピーチ姫好きすぎでしょ笑
【ネタバレ】続編はあるのか?エンドロール後を解説!
ポストクレジットでは、ブルックリンの地下に結婚式のお祝いの品だったヨッシーの卵の姿が……!そして卵が割れ「ヨッシー!」と鳴き声を挙げて暗転、続編を匂わせる終わり方となっています。 本作はヨッシー以外にも、ルマリーは登場するのに母代わりのロゼッタが登場しない点やピーチ姫の「人間だけど出身は分からない」発言など謎が残されたまま。 しかもまだまだ登場していない人気キャラが残っているだけに次回作を期待せずにはいられませんよね。
映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の感想・見どころ解説
どこまでもゲームに忠実!任天堂で育ったなら必見の映像
本作にはゲームファンにはたまらない演出がたくさん仕込まれています。 例えば戦闘シーンでカメラを横で固定して2Dの昔ながらのマリオを演出したり、逆にピーチ城での修行シーンではマリオのアクションや敵キャラの動きをいろんなカメラワークで見られる新しい体験が味わえます。 メインとなるキノコ王国ではシリーズお馴染みのレンガブロックや『スーパーマリオ 3Dワールド』(2013)に登場する透明土管が登場し、ピーチ城はニンテンドー64時代を再現。ジャングル王国ではドンキーコングシリーズをモチーフにした村が登場したりマップの特徴が丁寧に再現されています。
定番のゲーム音楽にテンション上がる事間違いなし!
音楽は本作の大きな見どころの1つです。キノコ王国ではマリオ定番のBGMが流れたり、下水管を修理するシーンではゲームの地下ステージの音楽が! ニンテンドー64やゲームキューブなどの古いシリーズからも選ばれ、さらにステージクリア時やゲームオーバー時などの効果音も採用されています。 オーケストラ風にアレンジされた楽曲の中には複数のゲームBGMが組み合わさった音楽も。あなたはいくつ見つけられますか?
実は超一途?クッパの歌がインパクト大!
ゲームでは40年近くピーチ姫を追い続けるクッパですが、本作ではその見た目とは裏腹な超一途な一面を披露しています。 特に「ピーチに捧げる歌」はクッパの恋心をダイレクトに歌い上げた名(迷)作。ホーヴァス監督は「ピーチ姫への本当の思いを伝える時、歌にしたらより楽しくて愉快で素敵になる」と考え、一晩でデモテープを作成したそうです。
クッパとカメックの掛け合いがもはやコント
クッパの側近としてゲームで登場するカメックは、相棒でありながらいつも怒りの矛先となってしまう損な役回りのキャラクターです。 クッパには逆らえず、ピアノシーンではクッパの連弾相手を引き受けて余計な一言で逆鱗に触れたり、プロポーズ練習ではピーチ姫の服を着させられたり……。さらにはピーチへのプロポーズに一人ウケるカメックなど2人の掛け合いはいつでもコントになってしまいます。 ちなみに本作の吹き替え監修は『四畳半タイムマシンブルース』(2022)などの脚本家、上田誠。字幕版とは一味違ったクッパとカメックの掛け合いが楽しめます。
映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の口コミ・評価
20年前から夢見たマリオの世界にやってきてしまった……と感じるくらいヌルヌル動くマリオたちと想像以上のキノコ王国が待っています。ゲームキューブ世代の私は、ルイージがやってきた暗い森で「ルイージマンション」でよく聞いたあのBGMが流れた時、作中の携帯着信音がゲームキューブの起動音だった時、一生マリオシリーズについていこうと決めました。
ミニオンのイルミネーションと聞いて「子供向けなのかな」と勝手に想像していましたがマリオは世代を超えて愛されるスター、どの年代にも刺さるように元ネタを様々なマリオシリーズから取っていて唸らされました。マリオシリーズのBGMがずっと流れているし、カメオ出演する任天堂キャラも多数!何回も見て気付ける要素があるので早く2回目も行きたいと思います!
映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が大ヒットを記録している一番の理由は、原作ゲームへの愛にあふれている点です。原作ゲームの映画化では、ストーリーやキャラクター設定が変更される事が多い中で、本作は限りなくゲームに近い内容。 まさに、映画ではなくゲームそのものを見ているような出来が、映画の批評家には「映画ではない」と酷評されていますが、ファンの心を掴んだのではないでしょうか。
映画の小ネタ・オマージュをネタバレ解説!
①レースシーンだけじゃない?『マリオカート』のオマージュ
「マリオカート」シリーズから多くのオマージュが取り入れられているジャングル王国からキノコ王国に戻るシーン マシンをセッティングするときにフレーム、タイヤ、グラインダーの3つを組み合わせるのは、2011年に発売された『マリオカート7』から登場したもの。今ではおなじみのゲーム要素ですね。 またレインボーロードで登場したマリオの反重力や、マリオとドンキーコングが落下する原因になったトゲゾーこうらも、同シリーズでおなじみのものです。
②ブルックリンの街には小ネタが満載
マリオたちが住むブルックリンの街並みには、ニンテンドー関連の小ネタが満載。 例えばピザ屋の『パンチアウト』は、マリオがレフェリーとして登場するゲームタイトルです。また、その店内には、『ドンキーコング』のアーケード筐体が設置されています。 ほかにもトラックに「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズでもおなじみのMr.ゲーム&ウォッチが描かれていたり、看板には『ダックハント』のダックや『アイスクライマー』のホワイトベアをモチーフにしたものなどがあります。 さらに、1985年に発売された『レッキングクルー』でマリオの元祖ライバルとして登場したスパイクも映画に出演しました。
③『ルイージマンション』の楽曲が使われている
ルイージが1人でダークランドに来てしまったシーンでは、彼が懐中電灯片手に探索するなか、ホラーゲーム『ルイージマンション』のBGMが流れます。 ゲームでは、お化け屋敷で行方不明になったマリオをルイージが探すというストーリーだったので、共通している部分もありますね。
④ピーチ姫のアクションもゲームリスペクト
マリオがピーチ姫とともにトレーニングをする場面でも、ピーチ姫が活躍するゲームへのリスペクトを感じられるシーンが。 『スーパープリンセスピーチ』でのスライディングや「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズの攻撃、『スーパーマリオUSA』で見せたスカートでの浮遊など、ピーチ姫のアクションが堪能できます。 こうして見ると、「勇ましいお姫様」であるピーチ姫は、映画オリジナルというわけではないこともわかりますね。
映画に隠れ・カメオで出演したゲームのキャラ一覧
ディディー・コング | ドンキーコングとの決闘シーンで観客席に登場 |
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ジュゼッぺ | カフェでマリオに話しかける |
ヨッシー | ポストクレジットにて声のみ出演(色違いはジャングル王国道中で登場) |
ヘイホー | ルイージを連行するシーンなどで登場 |
カロン | 緑の土管から出た暗闇の森でルイージと戦闘 |
巨大うつぼ | レインボーロードから落下したマリオを丸呑み |
キングボム兵 | クッパとピーチ姫の結婚式に参列 |
ポリーン | ブルックリンの水浸しニュースで登場 |
ベビーマリオ・ルイージ | 回想シーンで登場(ルイージがいじめられ、マリオが助ける) |
キング・テレサ | クッパとピーチ姫の結婚式に参列 |
ピクミン | マリオとルイージが訪問した高級住宅のカウンターに登場 |
ディディー・コング役/声優不明
ディディー・コングが登場するのはドンキーコングとの決闘シーン。ガールフレンドのディクシーコングとともに観客席で応援しています。 ドンキーコングの相棒として1994年より「ドンキーコング」シリーズに出演。「大乱闘スマッシュブラザーズ」にも登場する人気ぶりです。
ジュゼッぺ役/チャールズ・マーティネー
映画冒頭、カフェでマリオのCMが流れた際、マリオのセリフを「完璧!フー!」と褒める老人がジュゼッペです。映画版とゲーム版のマリオが会話していたんです。 彼はドンキーコングのアーケードゲームをプレイしており、その外見も当時のマリオの姿になっています。またチャールズ・マーティネーはマリオたちの名前のない父親役も演じました。
ヨッシー役/戸高一生
ヨッシーは本編では活躍しませんが、ポストクレジットで「ヨッシー!」という鳴き声だけ登場しました。 声を担当したのは戸高一生(とたかかずみ)。任天堂の音楽などを手掛けている作曲家で『ヨッシーストーリー』(1997)のために収録した声が長年使われており、本作でも抜擢されました。
ヘイホー役/ネイト・ビルドロフ
クリボー並の知名度を誇る雑魚キャラ、ヘイホー。本作では首を傾げながらクッパを覗いたりあざとさも披露しています。 「マリオテニス」や「ペーパーマリオ」など幅広いシリーズで登場するキャラクターです。米国任天堂の元製品開発副部長が声優を務めています。
キャラクター・声優一覧!日本語版吹き替えは誰?
マリオ役/クリス・プラット
マリオは本シリーズの主人公で、いつも陽気で明るい性格です。職業は配管工ですがスポーツ全般を得意としており、宿敵クッパとしょっちゅう戦っています。 そんなマリオを演じるのは俳優のクリス・プラット。コミカルからシリアスまで幅広い表情を見せてくれる人物で、「ジュラシック・パーク」シリーズなどの代表作でその名を知られています。
日本語吹き替え声優:宮野真守
日本語吹き替え版でマリオを演じるのは宮野真守です。 海外ドラマ『私はケイトリン』(2001年)の日本語吹き替え版で声優デビューし、その後アニメ『DEATH NOTE』(2006年)の主人公夜神月役を務めるなど声優界の第一線で活躍。変幻自在の演技力は本作でも健在で、弟思いで一直線なイケオジマリオを巧みに演じきっています。
ピーチ役/アニャ・テイラー・ジョイ
ピーチ姫はキノコ王国のお姫様で、みんなの幸せを願う優しい性格です。 ピーチ役のアニャ・テイラー・ジョイは、ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』(2020年)で高い評価を受け、第78回ゴールデン・グローブ賞の「テレビ映画」部門にて女優賞を受賞しています。
日本語吹き替え声優:志田有彩
日本語吹き替え版でピーチを演じるのは志田有彩です。 海外映画やドラマの吹き替えを中心に活動する声優で、英語版でピーチを演じるアニャ・テイラー・ジョイが映画出演した際も吹き替えを担当しています。アニメでは「リトルウィッチアカデミア」シリーズのアマンダ・オニール役を務めたことでも有名です。
ルイージ役/チャーリー・デイ
ルイージはマリオの双子の弟で、臆病ではあるもののやさしい性格をしています。 ルイージ役を務めるのは俳優のチャーリー・デイ。映画『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013年)や「パシフィック・リム」シリーズに出演しています。
日本語吹き替え声優:畠中祐
日本語吹き替え版でルイージを演じるのは畠中祐です。 世界中で愛される名作ファンタジーを映画化した『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』(2006年)で吹き替え声優としてデビュー。その後『うしおととら』(2015年)の蒼月潮や『東京リベンジャーズ』(2021年)の柴八戒を演じるなど、アニメ声優としても活躍しています。
クッパ役/ジャック・ブラック
クッパは世界征服を企むカメ族の大魔王で、マリオの永遠のライバルでもあります。 クッパを演じるのは、映画『ホリデイ』(2006年)や「カンフー・パンダ」シリーズで知られるジャック・ブラックです。
日本語吹き替え声優:三宅健太
日本語吹き替え版でクッパを演じるのは三宅健太です。 独特なバリトンボイスが魅力的な三宅は「僕のヒーローアカデミア」シリーズのオールマイト役として広く知られています。また2022年12月3日公開の『THE FIRST SLAM DUNK』では赤木剛憲の声を担当するなど、今話題の声優です。
キノピオ役/キーガン=マイケル・キー
キノピオはキノコ王国の住人で、明るく働き者です。ピーチ姫と王国のためにいつも頑張っています。 キノピオ役のキーガン=マイケル・キーはコメディアン、俳優。代表作は映画『トゥモローランド』(2015年)や『ザ・プレデター』(2018年)などです。
日本語吹き替え声優:関智一
日本語吹き替え版でキノピオを演じるのは関智一です。 1993年の声優デビュー後、『機動武闘伝Gガンダム』(1994年)のドモン・カッシュ役を皮切りに様々なアニメ作品にメイン出演するベテラン声優です。自身が主宰する劇団を持ち、舞台俳優としても活躍するなどマルチな才能を発揮しています。
ドンキーコング役/セス・ローゲン
ドンキーコングはジャングルの王者で、ずば抜けた怪力の持ち主です。 そんなドンキーコング役は、映画『40歳の童貞男』(2005年)や『グリーン・ホーネット』(2011年)で知られるセス・ローゲンが演じています。
日本語吹き替え声優:武田幸史
日本語吹き替え版でドンキーコングを演じるのは武田幸史です。 アニメ、ゲーム、海外作品の吹き替え声優など幅広く活躍する声優で2020年に発売されたゲーム『Marvel's Avengers』ではハルクの声優を務めています。
クランキーコング役/フレッド・アーミセン
クランキーコングはコングファミリーの長老的存在。長々と説教するという面倒なクセがあります。 クランキーコング役のフレッド・アーミセンは、『サタデー・ナイト・ライブ』に出演したこともあるコメディアンです。
カメック役/ケビン・マイケル・リチャードソン
カメックはクッパの側近的存在で、魔法を使うカメ*です。 カメックを演じるのは、俳優や声優として活躍するケビン・マイケル・リチャードソン。アニメ『リロ&スティッチ・ザ・シリーズ』(2003年)や『ザ・バットマン』(2004年)などの作品で知られています。
スパイク役/セバスティアン・マニスカルコ
スパイクはゲームにも登場するマリオの妨害をしてくる「いじわるおじさん」です。 スパイク役を演じるのは、コメディアンのセバスティアン・マニスカルコ。おもな代表作は『セバスチャン・マニスカルコのみんなどうしちゃったの?』などの番組です。
ルマリー役/ジュリエット・ジェレニック
「スーパーマリオギャラクシー」に登場した水色のキャラクター、「よろずやチコ」の英名「ルマリー」がまさかの登場です。通常の黄色いチコは母代わりのロゼッタとともに「マリオカート」や「大乱闘スマッシュブラザーズ」に登場する人気キャラ。 本作では可愛らしい声や見た目とは裏腹に「唯一の希望、それは死だよ」など世界観をぶち壊す発言を連発する問題児です。 ルマリー役は共同監督のマイケル・ジェレニックの娘であるジェリエット・ジェレニックが演じています。
製作は『ミニオンズ』で知られるイルミネーションスタジオ
ハリウッド版「マリオ」の製作を務めるのは、「怪盗グルー」シリーズや『SING/シング』、『ペット』を世に送り出してきたイルミネーションスタジオ。 ユニバーサル・スタジオの子会社であるイルミネーションスタジオは、2007年に設立された比較的新しいアニメ製作会社ですが、2010年公開の長編アニメ作品1作目である『怪盗グルーの月泥棒』を皮切りに、大人気キャラ・ミニオンが主人公の『ミニオンズ』、キュートな動物たち×ヒット曲というテーマで大ヒットを記録した『SING/シング』などヒット作を連発しました。
「マリオ」の生みの親である宮本茂も製作に協力
マリオシリーズの生みの親であり、任天堂株式会社代表取締役フェローである宮本茂も、映画『スーパーマリオブラザーズ』の製作に協力しています。彼とイルミネーション代表が協同でプロデューサーを務め、プロジェクトを完成させました。 宮本氏は製作にあたって、「ストーリーはもちろんですが、それぞれのキャラクターの造形と感情表現や多様なしぐさによって、映画ならではの、スーパーマリオの世界ができました。」とコメントをしています。 生みの親である宮本氏が携わったからこそ長年のファンも満足する「マリオ」映画が完成しました。
映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のスタッフ
監督:アーロン・ホーバス、マイケル・ジェレニック
本作の監督を務めるのは、映画『ティーン・タイタンズGO! トゥ・ザ・ムービー』(2018年)のアーロン・ホーバスと、マイケル・ジェレニックです。
脚本:マシュー・フォーゲル
本作の脚本はマシュー・フォーゲルが担当しています。彼は過去、映画『レゴ(R) ムービー2』(2019年)や『ミニオンズ フィーバー』(2022年)の原案や脚本を務めたことで知られています。
「マリオ」は過去に実写映画化されている!?あらすじは?
なんと「マリオ」シリーズは、過去にハリウッドで実写映画化されたこともあります。ニューヨークを舞台に、普通のアメリカ人であるマリオとルイージが恐竜の末裔・クッパと戦う……という、原作とはかけ離れた設定が特徴です。 キャストの豪華さも見どころのひとつで、ボブ・ホスキンスにデニス・ホッパーといった名優が出演しています。ゲームの世界観とまるでちがうということもあり、公開当時は酷評されていたものの、時が経ってからは再評価の声もあがっているようです。
映画「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のネタバレ評価であらすじをおさらい
マリオに育てられたどの世代のゲームファンにも刺さるシーンや音楽が盛り込まれた『スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。世界規模でオープニング興収の記録を作っており「マリオ旋風」が巻き起こっています。 ファミコン世代からSwitch世代までみんなでマリオ&ルイージの活躍を堪能しちゃいましょう!