『SING／シング2：ネクストステージ』のあらすじ・キャスト最新情報まとめ【ジェシーやアイナ・ジ・エンドも参戦！】

『ミニオンズ』『ペット』などでも知られるイルミネーション・エンターテインメントが手がけた映画『SING／シング』。動物たちの住む街にあるオンボロ劇場を守ろうとする、コアラのバスター・ムーンの奮闘を描いた物語です。 マシュー・マコノヒーや、日本語吹き替え版に参加した内村光良ら豪華な出演者や、劇中で85曲も使用されたテイラー・スウィフトやレディー・ガガらヒット曲も大きく話題になりました。 そんな『SING／シング』の続編が2022年3月18日(金)に公開！本記事では続編のあらすじ、キャスト情報など最新情報をお届けします！

前作からしばらく経ち、ニュー・ムーン・シアターは連日満員の大盛況。バスターたち劇場の面々は地元の人気者になっていました。しかしバスターにはさらに大きな「夢」があります。 それは世界的にも有名なエンターテインメントの聖地レッド・ショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターで、新しいショーを披露することでした。 なんのコネもない彼らは、夢を実現するためにクリスタル・エンターテイメント社の冷酷な経営者ジミー・クリスタルの厳しいオーディションを通過しなければなりません。そしてブタのグンターは、ジミーの気を引くためにとんでもない提案をします。 なんと彼は伝説のロック歌手で、今は隠遁しているライオンのクレイ・キャロウェイを出演させようと言うのです。 はたしてバスターはクレイを出演させ、仲間とショーを成功させることはできるのでしょうか？

続編となる「SING2」は、U2が書き下ろした2年ぶりの新曲「Your Song Saved My Life」をはじめ、約40曲の劇中歌も要チェックです！ もちろんオリジナル曲以外に、ビリー・アイリッシュの「bury a friend」やMV再生回数が5億回を突破したBTSの「Not Today」などが、挿入歌として使用されます。 さらに、ジャスティン・ビーバーの「Boyfriend」、エド・シーランとビヨンセがコラボした「Perfect Duet」といった各国の名曲・ヒット曲が使用されました。 曲数は前作の約58曲よりも少ないですが、その代わりにデュエットや合唱曲が増加。「みんなで力を合わせる」という作品のメッセージ性がさらに強まっています。

前作『SING／シング』では、豪華なキャスト陣とその見事な歌声が大きな話題になりました。俳優たちが予想以上の美声を披露したのはもちろん、多くの有名ミュージシャンが声優として参加。劇中で歌声を披露したことでも注目を集めたことが、鮮烈に記憶に残っている人も多いでしょう。 「SING2」ではどんなキャラクターたちを、どんなキャスト陣が演じるのでしょうか。おなじみのキャラクターと新キャラクター、そしてキャストをチェックしていきましょう。

続編「SING2」でも前作につづき、バスターをはじめとするおなじみのキャラクターたちが登場します。もちろん英語版の声優キャストはそのまま続投。 バスター役のマシュー・マコノヒー、ヤマアラシのアッシュ役にはスカーレット・ヨハンソン、ブタのロジータ役はリース・ウィザースプーンが担当。タロン・エジャトンがゴリラのジョニーを演じ、ゾウのミーナ役はトリー・ケリーと、豪華キャストが再集結します。 前作では日本語吹き替え版でも、バスター役を内村光良が務め、MISIAやスキマスイッチの大橋卓弥らのミュージシャンが参加するなど、豪華吹替キャストが話題になりました。 「SING2」ではさらにパワーアップした豪華キャストたちが名を連ねます。

バスターたちがショーに出演してもらえるよう交渉しに行く、ライオンの元ロックスターのクレイ・キャロウェイ。彼はなにかの理由で表舞台から姿を消し、今は世捨て人のような隠遁生活を送っています。 白いたてがみが年齢を感じさせる彼ですが、かつては伝説的なパフォーマンスで大人気だったようです。

吹き替えキャストを務めるのは、ロックユニット「B'z」のボーカル、稲葉浩志です。日本を代表するアーティストが、「SING2」で声優に初挑戦します。 1995年リリースの代表曲「LOVE PHANTOM」をはじめ、ソロとしても「B'z」としても数々のタイアップ曲を世に送り出してきた稲葉。しかし一方で、実写作品でも演技経験がなく、音楽番組への出演すら稀な彼だけに、今回の参戦は驚きの一言です。 本人も声優をするとは想像できなかったそうですが、ボノに対するリスペクト、そして作品やクレイのキャラクターに惹かれてオファーを受けたとのこと。1987年当時に聴いていたと語る、U2の5thアルバム収録曲「I Still Haven’t Found What I’m Looking For」を歌唱しました。

原語版でクレイの声を担当するのは、世界的人気バンドU2のボーカルであるボノです。慈善活動家としても知られ、3度もノーベル平和賞の候補になっています。 彼は長編アニメーション映画での声優は初めて。自身も伝説的ロックシンガーであるボノのロックシンガー役に注目が集まります。

ゾウのアルフォンゾは、アイスクリーム・トラックの運転手をしている心優しい青年です。 一見ステージとは無縁のような設定ですが、彼もショーの鍵を握る1人！ラブストーリーでロマンチックな役を演じることになった、ゾウのミーナに大きく関わってきます。まだ恋を知らなかった彼女にとって、初恋の相手になるキャラクターです。

アルフォンゾの吹き替えキャストは、男性アイドルグループ「SixTONES」のジェシー。2012年に『私立バカレア高校』で俳優デビューしていますが、声優は初挑戦となります。 大抜擢された背景には、劇中でアレサ・フランクリンの「I Say A Little Prayer」をデュエットする、ミーナ役のMISIAの推薦もあったそうです。バラエティ番組で見せる3枚目っぷりと、表情豊かな歌声とのギャップに注目してください！

原語版でアルフォンゾを演じるのは、ミュージシャンや音楽プロデューサーとして活躍するファレル・ウィリアムスです。 彼が2013年にリリースした「HAPPY」は、「SING2」と同じイルミネーション・エンターテインメントの『怪盗グルーの月泥棒 3D』(2010年)でもおなじみの曲。日本でもヒットしたので、知っている人も多いのではないでしょうか。

オオカミのポーシャは、クリスタル・エンターテイメント社の経営者であるジミーの娘です。予告編を観ると、彼女はティーンエージャーで好奇心旺盛、そしてクレイの大ファンのようです。また、自身もバスターたちのショーに出演することになります。 元気いっぱいな彼女は、いったいどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。

ワガママだけど天真爛漫、歌声はパワフル！なポーシャ。彼女の吹き替えキャストは、楽器を持たないパンクバンド「BiSH」のアイナ・ジ・エンドです。 2018年にソロデビューを果たし、2020年にドラマ『死にたい夜にかぎって』で女優デビュー。演技経験豊富とは言えないなか抜擢され、今回声優に初挑戦しました。唯一無二と称されるそのハスキーボイスで、THE STRUTSの楽曲「Could Have Been Me」を歌い上げます。

原語版でポーシャの声を担当するのは、アメリカで今いちばん勢いのあるシンガーソングライターと言える歌姫ホールジーです。 2015年にリリースしたデビューアルバム『バッドランズ』が、Billboard 200で初登場2位を記録し、アメリカレコード協会(RIAA)からプラチナ認定を受けた彼女。その後もヒットを連発し、2019年には韓国の男性アイドルグループ・BTS(防弾少年団)との楽曲「Boy With Luv(feat. Halsey)」もリリースしました。

前作でネズミのマイクを演じた山寺宏一、木村昴、佐倉綾音ら一部キャストが別役で続投するほか、負けず劣らず豪華な声優陣が参戦します。 エンタメの聖地に君臨する経営者ジミー・クリスタル役に、2021年から「ルパン三世」の2代目次元大介役を演じているベテラン声優・大塚明夫。彼のアシスタントとして働く、犬の女性スーキー役に「進撃の巨人」シリーズのアルミン役で知られる井上麻里奈、同じくネコのジェリー役に「弱虫ペダル」シリーズの主人公を演じた山下大輝が起用されました。 さらには、「エヴァンゲリオン」シリーズの綾波レイ役などで大人気の林原めぐみも出演！クリスタルへインタビューするTVパーソナリティで、ウマのリンダを演じます。

世界を夢中にさせた大ヒットミュージカル・アニメーション映画の第2弾となる「SING2」。地元の劇場を飛び出したバスターたちは、どんな苦難を乗り越え、どんな出会いを経て新たなショーを完成させるのでしょうか。 この記事を読んで、「SING2」をより一層楽しんでくださいね。