2026年10月25日更新

山戸結希が監督した映画・ドラマ一覧!『溺れるナイフ』から最新作「ママがもうこの世界にいなくても」まで

このページにはプロモーションが含まれています
山戸結希監督

『溺れるナイフ』で小松菜奈と菅田将暉をW主演に迎え、2026年10月公開の『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』では川口春奈とタッグを組んだ映画監督・山戸結希。あふれ出すようなモノローグと、少女の揺れる感情をそのまま焼き付けるようなカメラワークで、青春の一瞬のきらめきをすくい取る作風が魅力です。 上智大学在学中に撮った初監督作『あの娘が海辺で踊ってる』で注目を集め、その後はテレビドラマやミュージックビデオにも活躍の場を広げてきました。最新作『ママがもうこの世界にいなくても』は、『ホットギミック ガールミーツボーイ』以来7年ぶりの長編監督作として話題を呼んでいます。 この記事では、最新作『ママがもうこの世界にいなくても』までの監督作品一覧と、映画・ドラマから選んだおすすめの監督作品7本を、新しい順に紹介します。

AD

山戸結希のプロフィール|経歴と作風の特徴

名前山戸結希(やまと・ゆうき)
生年1989年
職業映画監督・脚本家
出身大学上智大学文学部哲学科
監督デビュー作『あの娘が海辺で踊ってる』(2012年)
主な監督作品『おとぎ話みたい』『5つ数えれば君の夢』『溺れるナイフ』『ホットギミック ガールミーツボーイ』『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』ほか
主な受賞歴第24回東京学生映画祭 審査員特別賞(2012年)
MOOSIC LAB 2013 グランプリ(『おとぎ話みたい』)
第24回日本映画プロフェッショナル大賞 新人監督賞(2015年)

山戸結希は1989年生まれ。上智大学文学部哲学科に在学中、映画研究会を立ち上げて独学で映画を撮り始めました。2012年の初監督作『あの娘が海辺で踊ってる』が第24回東京学生映画祭で審査員特別賞を受賞し、自主上映ながら大きな反響を呼びます。 2013年には、ロックバンド・おとぎ話と組んだ『おとぎ話みたい』がMOOSIC LAB 2013でグランプリを獲得。2014年には東京女子流が主演した『5つ数えれば君の夢』が公開され、この2作で第24回日本映画プロフェッショナル大賞の新人監督賞に輝きました。 2016年にはジョージ朝倉の人気漫画を映画化した『溺れるナイフ』を発表し、2019年には『ホットギミック ガールミーツボーイ』を手がけています。2021年の『生きるとか死ぬとか父親とか』で連続ドラマの監督にも挑戦し、RADWIMPSやback numberなど人気アーティストのミュージックビデオも数多く監督してきました。 作品に共通するのは、思春期の少女の内面を、詩のような言葉と躍動する映像で描き出す手法です。登場人物が胸の内をあふれるように語るモノローグや、海やプールなど水辺で撮られた印象的な場面は、山戸作品ならではの魅力といえます。

AD

山戸結希の監督作品一覧【最新作から】

山戸結希の主な監督作品を、映画・テレビドラマ・ミュージックビデオに分けて、新しい順にまとめました。

AD

■映画

公開年作品名主演・主な出演配給
2026年『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』川口春奈東映
2019年『ホットギミック ガールミーツボーイ』堀未央奈東映
2019年『21世紀の女の子』(オムニバス。企画・プロデュースと短編『離ればなれの花々へ』の監督)唐田えりかほかABCライツビジネス
2016年『溺れるナイフ』小松菜奈、菅田将暉(W主演)ギャガ
2014年『おとぎ話みたい』(MOOSIC LAB 2013出品作。2014年に再編集版を劇場公開)趣里-
2014年『5つ数えれば君の夢』東京女子流SPOTTED PRODUCTIONS
2012年『あの娘が海辺で踊ってる』-自主制作・自主上映

■テレビドラマ

放送年作品名主演・主な出演放送局・担当
2024年ドラマ10『燕は戻ってこない』石橋静河NHK総合/演出(第2話を担当)
2023年『藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ』「おれ、夕子」鈴木福、山本耕史ほかNHK BSプレミアム・BS4K/脚本・演出
2021年ドラマ24『生きるとか死ぬとか父親とか』吉田羊、國村隼(W主演)テレビ東京系/メイン監督・シリーズ構成

■主なミュージックビデオ

公開年アーティスト・楽曲
2021年back number「黄色」
2016年RADWIMPS「光」

※主な作品のみ掲載しています。

山戸結希のおすすめ監督作品7選

ここからは、山戸結希の監督作品の中から、映画6本とドラマ1本の計7本を、新しい順に紹介します。

『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』(2026年)川口春奈主演

映画「ママがもうこの世界にいなくても」
:©遠藤和/小学館 ©2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
公開日2026年10月2日
配給東映
原作遠藤和『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』(小学館)
脚本樋口幸之助、山戸結希、藤野眞功
主なキャスト川口春奈、高杉真宙、松本穂香、小林聡美ほか
主題歌Vaundy「しわあわせ」
上映時間124分

『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』は、ステージ4のがんを宣告されたあとも、家族への思いを日記に書き続けた遠藤和の手記を映画化した作品です。テレビ番組で紹介されて大きな反響を呼んだ実話がもとになっています。 主人公の遠藤和を演じるのは川口春奈。山戸結希にとっては『ホットギミック ガールミーツボーイ』以来7年ぶりの長編監督作で、脚本にも名を連ねました。少女たちの揺れる心を描いてきた監督が、母となった女性の限られた時間に向き合っています。家族への思いを日々の言葉に刻んでいく姿に、山戸作品らしい言葉の力が宿る感動作です。公開初週の3日間で動員約29万1000人・興行収入約4億4081万円を記録し、初週の動員ランキングで1位に輝きました。

AD

ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』(2021年)吉田羊・國村隼W主演

放送期間2021年4月〜6月
放送局テレビ東京系「ドラマ24」
話数全12話
原作ジェーン・スー『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社)
監督山戸結希(メイン監督・シリーズ構成)、菊地健雄
脚本井土紀州
主なキャスト吉田羊、國村隼

『生きるとか死ぬとか父親とか』は、コラムニストでラジオパーソナリティとしても人気のジェーン・スーが、自身と父との関係をつづったエッセイをドラマ化した作品です。吉田羊が演じる主人公・蒲原トキコと、國村隼が演じる父・蒲原哲也の、近いようで遠い親子の日々が描かれます。 山戸結希は本作で初めて連続ドラマの監督を務め、シリーズ構成も担当しました。脚本の井土紀州とは『溺れるナイフ』以来のタッグです。大人になった娘と年老いた父という、これまでの少女映画とは異なる題材に挑んだ意欲作で、山戸結希の新たな一面に触れられます。

AD

『ホットギミック ガールミーツボーイ』(2019年)堀未央奈主演

公開日2019年6月28日
配給東映
原作相原実貴『ホットギミック』
監督・脚本山戸結希
主なキャスト堀未央奈、清水尋也、板垣瑞生、間宮祥太朗、桜田ひより
上映時間119分

『ホットギミック ガールミーツボーイ』は、相原実貴の人気少女漫画『ホットギミック』を映画化した作品です。女子高生・成田初が、同じマンションに住む同級生、モデルとなって戻ってきた幼なじみ、そして兄という3人の男性との関係に揺れながら、自分自身の気持ちを見つめ直していく姿を描きます。 主人公の初を演じたのは、当時乃木坂46のメンバーだった堀未央奈。清水尋也、板垣瑞生、間宮祥太朗が初をめぐる男性たちを演じました。目まぐるしく切り替わるカットと洪水のようなモノローグで、少女の混乱と高揚をそのまま体感させる演出が見どころです。

AD

『21世紀の女の子』(2019年)企画・プロデュースも担当したオムニバス

公開日2019年2月8日
配給ABCライツビジネス
企画・プロデュース山戸結希
参加監督山戸結希、井樫彩、枝優花、ふくだももこ、松本花奈、山中瑶子ほか(計15人)
山戸結希の監督作『離ればなれの花々へ』
主なキャスト橋本愛、石橋静河、伊藤沙莉、唐田えりかほか

『21世紀の女の子』は、山戸結希が企画・プロデュースを務め、若手の監督15人が短編を持ち寄ったオムニバス映画です。全作品に共通するテーマは、自分自身のセクシャリティやジェンダーが揺らいだ瞬間を映すことでした。 山戸結希は全体をまとめる立場に立ちながら、自らも短編『離ればなれの花々へ』を監督し、唐田えりかが出演しています。枝優花、松本花奈、山中瑶子など、のちに長編で活躍する監督たちも参加しました。さまざまな感性を持つ作り手たちの「いま」を、1本でまとめて味わえる意欲的な企画です。

『溺れるナイフ』(2016年)小松菜奈・菅田将暉W主演

溺れるナイフ
©2016「溺れるナイフ」製作委員会
公開日2016年11月5日
配給ギャガ
原作ジョージ朝倉『溺れるナイフ』
脚本井土紀州、山戸結希
主なキャスト小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅、上白石萌音
上映時間111分

『溺れるナイフ』は、ジョージ朝倉の同名少女漫画を映画化した青春映画です。東京で人気モデルとして活躍していた少女・望月夏芽が、田舎町の浮雲町に引っ越し、土地の神主一族の跡取りである少年・長谷川航一朗(コウ)と出会います。 小松菜奈と菅田将暉のW主演で、重岡大毅や上白石萌音も共演しました。山戸結希が初めて漫画原作の映画化に挑んだ作品です。海や火祭りを舞台に、10代のまぶしさと危うさを焼き付けた映像美は、いまも多くのファンを魅了しています。

AD

『おとぎ話みたい』(2014年)趣里主演

劇場公開2014年12月6日
監督・脚本・編集山戸結希
主なキャスト趣里、岡部尚、おとぎ話(バンド)
上映時間51分
受賞MOOSIC LAB 2013 グランプリほか3冠

『おとぎ話みたい』は、映画と音楽の融合を掲げる映画祭「MOOSIC LAB 2013」のために制作された中編作品です。地方の町で暮らす高校3年生の少女が、ひと冬の間に初恋を経験する姿を描きます。音楽はロックバンド・おとぎ話が担当し、メンバーも出演しました。 主演は趣里で、MOOSIC LAB 2013ではグランプリを含む3冠に輝いています。映画祭版を再編集し、音響を5.1chに強化した劇場版も公開されました。少女の内にこもる熱を、言葉とダンスでスクリーンいっぱいに解き放つ一本で、山戸作品の原点ともいえる作品です。

AD

『5つ数えれば君の夢』(2014年)東京女子流主演

公開日2014年3月8日
配給SPOTTED PRODUCTIONS
監督・脚本山戸結希
主なキャスト山邊未夢、新井ひとみ、庄司芽生、小西彩乃、中江友梨(東京女子流)
上映時間85分

『5つ数えれば君の夢』は、文化祭を目前に控えた女子高を舞台に、叶わない恋に振り回されながら切ない青春を送る5人の少女を描いた作品です。 ガールズグループ・東京女子流のメンバー5人が主演を務め、それぞれが悩みを抱えた少女を演じました。山戸結希の名を広く知らしめた一本で、『おとぎ話みたい』とあわせて日本映画プロフェッショナル大賞の新人監督賞につながっています。プールを歩く少女の姿をはじめ、まばゆい青春の一瞬を切り取った場面の数々に引き込まれます。

山戸結希の監督作品についてよくある質問

山戸結希の最新の監督作品は何ですか?

2026年10月2日に公開された映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』です。川口春奈が主演を務め、遠藤和の同名手記を原作にしています。長編映画の監督は『ホットギミック ガールミーツボーイ』以来7年ぶりです。

山戸結希の監督デビュー作は何ですか?

2012年の『あの娘が海辺で踊ってる』です。上智大学在学中に制作した作品で、第24回東京学生映画祭で審査員特別賞を受賞しました。

山戸結希が監督した映画『溺れるナイフ』の主演は誰ですか?

小松菜奈と菅田将暉のW主演です。ジョージ朝倉の同名漫画が原作で、2016年11月5日に公開されました。

山戸結希が監督したテレビドラマはありますか?

2021年にテレビ東京系の『生きるとか死ぬとか父親とか』でメイン監督とシリーズ構成を務め、これが初の連続ドラマ監督作になりました。2023年には『藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ』の「おれ、夕子」で脚本・演出を担当し、2024年のNHKドラマ10『燕は戻ってこない』にも演出として参加しています。

山戸結希はミュージックビデオも監督していますか?

はい。RADWIMPSの「光」(2016年)やback numberの「黄色」(2021年)など、数多くのアーティストのミュージックビデオを手がけています。

AD

山戸結希の監督作品は『おとぎ話みたい』から最新作まで見逃せない!

山戸結希は、少女たちの揺れ動く心を、言葉と映像で鮮やかに描き出してきた映画監督です。『おとぎ話みたい』『5つ数えれば君の夢』で注目を集め、『溺れるナイフ』『ホットギミック ガールミーツボーイ』では人気漫画の映画化にも挑みました。 ドラマやミュージックビデオにも活躍の場を広げ、2026年には川口春奈主演の『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』で、7年ぶりに長編映画を発表しています。気になった作品から、山戸結希ならではの世界に触れてみてください。

AD