2018年4月6日更新

日本でここだけ!国立の映画専門機関「国立映画アーカイブ」が誕生

国内で6つ目の国立美術館となる、「国立映画アーカイブ」が4月に誕生しました。同館のアドバイザーには、山田洋次監督をはじめとする日本映画界の重鎮8名が務めています

国立映画専門機関、「国立映画アーカイブ」が誕生

国立映画アーカイブ本館

日本唯一の国立の映画専門施設にして、東京国立近代美術館などと並ぶ独立行政法人国立美術館の6番目の組織、「国立映画アーカイブ」が2018年4月に誕生しました。この施設は、東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターから独立したものです。 なお、東京国立近代美術館フィルムセンターには約8万本の映画フィルム、4万冊超のシナリオや映画関連の資料が保存されていたとのこと。その所蔵量には目を見張るものがあります。

「国立映画アーカイブ」のアドバイザーには山田洋次ら8名が務める

同施設のアドバイザーには、山田洋次、奥田瑛二、河瀬直美、松坂慶子ら映画界の大物8名が担当します。アドバイザーを務めることになった山田監督は、「ぼくたちの国でようやく、日本映画が世界に誇るべき芸術であることが認められたのだと嬉しく思います」とコメント発表しました。 また、今後も日本の映画監督の作品が100年先、200年先もスクリーンで「映画」として多くの人に楽しんでもらえるようにしていきたいといった意気込みを語っています。

「国立映画アーカイブ」では何ができるのか?特集上映なども実施!

国立映画アーカイブロゴ

しかし、「国立映画アーカイブ」と言われても、何が出来るかイメージが出来ない方も多いのではないでしょうか?(実は、筆者もそうでした。) こちらの施設では、様々な企画が実施されており、特集上映やイベント上映といった映画館で開かれるような企画はもちろん、黒澤作品のポスター展などの少し変わったイベントなど、幅広い企画が開催されているのです。 例えば、4月10日からは開館記念として、黒澤明監督や小津安二郎監督の作品を撮影風景映像と共に上映する『国立映画アーカイブ開館記念 映画を残す、映画を活かす。』といった企画も実施。決して堅苦しいものばかりではなく、親しみやすい企画も多数用意されているので、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?