2017年7月6日更新

映画『ドゥームズデイ』のあらすじ・キャスト・ネタバレを徹底紹介!

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『ドゥームズデイ』殺人ウイルスが蔓延したイギリスが舞台のSF映画

映画『ドゥームズデイ』は2008年公開のSF映画です。 殺人ウイルスが蔓延した未来のイギリスを舞台に、かつて同じウイルスが発生しイギリス政府によって隔離封鎖されてしまったスコットランドにいるとされる生存者を求めて、女兵士エデン・シンクレアが調査に乗り出すというストーリーです。 映画のタイトルにもある通り、世紀末感が満載の本作品についてネタバレ含めて徹底解説します。

映画『ドゥームズデイ』のあらすじ・ラストは?【ネタバレ注意】

物語は2008年のスコットランドから始まります。そこでは謎の殺人ウイルスが蔓延し、イギリス政府は城壁によりスコットランドを囲って感染者たちごと封鎖しようとしていました。 ある親娘が城壁を超えて脱出しようとしますが、軍隊に阻まれます。母親は、右目を負傷した娘だけでも助けてほしといい、兵士はその願いを聞き入れて娘を連れていきます。 それから月日は流れ、舞台は27年後のロンドンに移ります。かつて兵士に助けられた少女エデンは、怪我で失った右目をカメラが仕込まれた義眼で補い、女兵士として活動していました。そして、ロンドンにも27年前に発生した殺人ウイルスが流行し始めていたのです。 ロンドンもまた隔離しようとするイギリス政府ですが、エデンの義眼に仕込んだカメラが封鎖されたはずのスコットランドに生存者の影を捕らえます。そして封鎖された中に取り残された感染症学者のケイン博士がワクチンを開発した可能性があると見て、政府の幹部たちはエデン率いる調査隊がスコットランドに送り込まれました。 封鎖されたスコットランドに取り残された人々は暴徒と化しており、食人文化も生み出されるほど。ケイン博士の研究所に潜入したエデンたちですが、暴徒に襲われた末にエデンは投獄され、仲間の一人も焼かれて食べられてしまいます。しかし、一瞬の隙をついてエデンは暴徒たちを倒し、同じく囚われていたケイン博士の娘を連れて脱走を果たしました。 脱走したエデンたちを待ち構えていたのは、閉鎖された国で王となっていたケイン博士でした。博士は自分たちを見捨てたイギリス政府に協力する気はないと言い、エデンに戦いを挑みますが、死闘の末倒されてしまいます。 一方、イギリス首相もウイルスに感染し自殺してしまい、影の総理だったカナリスが事態を牛耳っていました。スコットランドまで戦闘ヘリでエデンを迎えに来たカナリスですが、抗体をもっている娘を連れて帰っていきます。そして「事態はこのまま放置して、深刻化した段階で救世主として登場する」と去り際に言い残すのです。 スコットランドに残ったエデンのもとに、政府の長官が現れ、エデンは彼に右目で撮影していたカナリスの映像を渡し、これで陰謀を暴いてほしいと伝えます。そして自分はスコットランドで新たなリーダーとして君臨するのでした。

映画『ドゥームズデイ』のキャストは?

エデン・シンクレア/ローナ・ミトラ

主人公の女兵士、エデン・シンクレアを演じたのは女優のローナ・ミトラです。ミトラはイギリスのロンドン出身、インド系の血を引く父親と、アイルランド系の母親の間に生まれました。 ミトラが初めてメインキャストを務めたのは1994年のテレビドラマ『サンフランシスコの空の下』でした。その後2000年公開の『インビジブル』で主人公の天才科学者で透明人間になってしまったセバスチャンにレイプされる女性という小さいながらも、主人公が犯罪に手を染めていくきっかけとなった重要な役を演じています。 ミトラは1997年から1998年まで、遺跡を舞台にしたアクションアドベンチャーゲームで映画化もされた『トゥーム・レイダー』の主人公、ララ・クラフトのイメージモデルを務めていたことでも知られています。

マーカス・ケイン/マルコム・マクダウェル

封鎖されたスコットランドに取り残された感染症学者で、暴徒たちの王となっていたケイン博士を演じたのはマルコム・マクダウェルです。 俳優になる前のマクダウェルは、パブやコーヒー会社で働いていました。その頃から演技に興味を持ち始め、舞台を中心に俳優として活動を始めます。 映画デビューは1967年の『夜空に星のあるように』です。その後、その年のカンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた1968年の『If もしも....』で主演を果たし、さらに1971年『時計仕掛けのオレンジ』で演じた主人公のアレックスの演技は、マクダウェルを俳優として世界的に有名にしました。 2012年より、マクダウェルの名前はハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに飾られています。

映画『ドゥームズデイ』を監督したのはニール・マーシャル

ニール・マーシャルはイングランド出身の映画監督で、映画『ドゥームズデイ』では脚本及び編集も担当しています。11歳のころに映画監督を志し、幼い時から8㎜フィルムで映画を撮っていたそうです。 監督デビューは、スコットランドを舞台に人狼に襲われる陸軍小隊を描いた2002年の『ドッグ・ソルジャー』です。2005年に監督した『ディセント』は、冒険旅行に出た6人の女性が入り込んだ洞窟で恐怖体験をするというホラー作品で、英国インディペンデント映画賞監督賞と第33回サターン賞ホラー映画賞を受賞しています。

映画『ドゥームズデイ』の感想・評価を紹介!

ごった煮感が面白い!

2008年スコットランドで未知の殺人ウイルスが流行し、政府は城壁でスコットランド全域を閉鎖する。27年後同じウイルスが今度はロンドンで流行し始める。全滅したはずの壁の内側に生存者を発見。その人から抗体を入手するため女兵士を壁の中に送り込む… って感じ。 ウイルスパニックもので始まり、壁の内側はリアル北斗の拳的世紀末モヒカン集団と綺麗な女兵士がバトル! 森に逃げ込むと中世の鎧戦士とアクション!! ラストはマッドマックス的ド派手カーチェイス!!! 詰め合わせごった煮映画!! 見せ場一つひとつのクオリティが高いんだよなぁ~o(^o^)o この世界観好き(笑) しかし、モヒカン野郎達なんで牛がいっぱい居るのにカニバリズムなの? 人間喰わないで牛喰え牛を!!

『マッドマックス』に似ているという声も…

Yamanaka__Akira 色んな要素てんこ盛りの終末映画。マッドマックスを思い出す人は多いはず。音楽のチョイスもいまいちで残念な感じ…20年前なら絶賛したかも(笑)
Masaki_Yoshikawa マッドマックスやん