2018年5月25日更新

「エクスペンダブルズ」シリーズ総まとめ!あらすじ・キャストを簡単解説!

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『エクスペンダブルズ3』

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“消耗品軍団”が大暴れ!「エクスペンダブルズ」シリーズ

「エクスペンダブルズ」シリーズは、危険すぎる任務を率先して請け負う傭兵部隊・エクスペンダブルズ(消耗品軍団)の活躍を描いたアクション映画です。 シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、アーノルド・シュワルツェネッガーといった大物アクションスターが一堂に会したことで大きな話題に。2010年の第1作『エクスペンダブルズ』から、14年の『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』まで製作される人気シリーズとなりました。

『エクスペンダブルズ』【2010年】

バーニー率いるエクスペンダブルズは、南米の島国ヴィレーナを武力支配するガルザ将軍の暗殺という危険な仕事を引き受けます。しかし下調べの際、将軍の娘にして反政府活動に取り組むサンドラと出会ったことで、事態は混迷することに……。 シルベスター・スタローンが、ドルフ・ラングレン、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーといった1980~90年代を彩ったスターたちに呼び掛けて製作したシリーズ第1作。なかでも、スタローンとウィリス、そしてシュワルツェネッガーによる3ショット共演は、長らく彼らの映画を観てきたファンにとっては涙ものとなりました。

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『エクスペンダブルズ2』【2012年】

CIAの命により、バルカン半島に墜落した輸送機内のデータボックス回収任務に就いたエクスペンダブルズ。ところが任務完了の直前にサングと名乗る武装組織が現われ、ボスのヴィランに新人メンバーのビリーを殺されてしまいます。バーニーたちは復讐に向かうべく、サングの行方を追います。 前作の大ヒットを受け、満を持して作られた第2作。今回は敵役にジャン=クロード・ヴァン・ダムを配し、さらに往年のアクションスターのチャック・ノリスも迎えるという強力体制で臨みます。前作では顔見せ程度の出演だったウィリスとシュワルツェネッガーも、今回は揃って暴れてくれるのでお楽しみに。

『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』【2014年】

エクスペンダブルズのもとに、CIAから新たな任務が下されます。それは武器の密売組織のリーダー、ミンズの捕獲。早速、武器取引の場であるアフリカへと向かいますが、そこに現れたミンズとは、かつてバーニーと共にエクスペンダブルズを結成した男ストーンバンクスでした……。 従来キャストに加え、ウェズリー・スナイプスやアントニオ・バンデラスといった大物スターも参加したシリーズ第3作。なかでもCIA捜査官役のハリソン・フォードと、ストーンバンクスを演じたメル・ギブソンの参加は大きな話題に。人種差別などの舌禍事件ですっかりイメージダウンしていたメルの、ノリノリ悪役演技が必見です。

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「エクスペンダブルズ」シリーズの主要キャスト

バーニー・ロス(シルベスター・スタローン)

エクスペンダブルズの創設者にしてリーダーのバーニー。何事においても冷静沈着に任務を遂行する頼れる人物で、早撃ちを得意とします。その反面、女性との付き合い方には不慣れな面も……。 バーニー役のスタローンは、言わずと知れた「ロッキー」「ランボー」シリーズといった当たり役を持つトップスター。今後は、「ロッキー」シリーズのスピンオフ『クリード チャンプを継ぐ男』の続編『Creed 2』(原題)や、ジャッキー・チェンとの本格共演作『Ex-Baghdad』(原題)が控えます。

リー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)

元SAS隊員で、ナイフのテクニックに優れているクリスマス。見た目に反してメンバー内で一番若く、バーニーとは射撃とナイフの腕前を競いあう仲です。 演じるジェイソン・ステイサムは、元水泳選手という異色の経歴を持ちます。『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』などのガイ・リッチー作品で注目を浴び、「トランスポーター」「アドレナリン」シリーズでアクションスターの地位を確立しました。

イン・ヤン(ジェット・リー)

チーム唯一のアジア人メンバーにして、カンフーをベースとしたマーシャルアーツを得意とするヤン。いろいろと理由をつけてはギャラアップをせびります。 ヤン役のジェット・リーは、1982年の『少林寺』で華々しいデビューを果たし、98年の『リーサル・ウェポン4』でハリウッドに進出。以降、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』『ドラゴン・キングダム』などに出演し、活躍の場を広げました。 近年、長年患っているとされる甲状腺の病気から健康状態が心配されていましたが、2018年5月に、自身のFacebookで健在ぶりをアピール。2020年公開予定の実写版『ムーラン』への出演も予定されています。

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ガンナー・ヤンセン(ドルフ・ラングレン)

精神的に不安定なせいか、チームの規律を乱しがちなガンナー。そのやりすぎな行動でメンバーから外されたのを逆恨みし、一時は敵側に回るも、和解して再加入後は一転してコメディリリーフの立場になるというオイシイ人物です。 ガンナーを演じるドルフ・ラングレンは、スタローンの『ロッキー4/炎の友情』でのソ連人ボクサー、ドラゴ役で一躍脚光を浴びました。スタローンもロッキー役で出演する『Creed 2』(原題)では、再びドラゴ役を演じる予定です。

「エクスペンダブルズ」シリーズの主要スタッフ

シルベスター・スタローンの原案が元となる「エクスペンダブルズ」シリーズ。そのため第1作もスタローン自身が監督・脚本を担当。ハードなアクションシーンや、メンバーが苦悩を吐露する描写が印象的です。 続く『エクスペンダブルズ2』では、監督をスタローンに代わりサイモン・ウェストが担当。『コン・エアー』『トゥームレイダー』といったアクション大作を手がけた腕を買われての起用となりました。。 そして『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』では、ほぼ新人のパトリック・ヒューズが大抜擢。大物スターを前にかなりのプレッシャーを強いられたようで、撮影時に25kgも体重を落としてしまったとか。しかしその苦労が教訓になったのか、監督3作目となる2017年のアクションコメディ『ヒットマンズ・ボディガード』を、見事大ヒットに導いています。

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最新作『The Expendables 4』(原題)がついに始動!

第3作の興行成績が伸び悩んだことや、スタローンと製作会社ミレニアム・フィルムズとの間に意見の相違があったことなどで続編が危ぶまれていた「エクスペンダブルズ」シリーズ。しかし、2018年1月にスタローンが自身のSNSにて、最新作『The Expendables 4』(原題)の製作を示唆しました。 どうやら、中国の映画製作会社の大地电影社が、『The Expendables 4』の中国配給権を購入したことで製作にゴーサインが出た模様。ちなみに大地电影社は、スタローンのもう一つの代表作である、「ランボー」シリーズ第5弾の配給権も得たという情報もあります。 「エクスペンダブルズ」ファンはもちろん、スタローンファンにとってもうれしいニュース。続報に注目しましょう!