きっと京都に行きたくなる!『おこしやす、ちとせちゃん』の魅力とは
2018年秋、『おこしやす、ちとせちゃん』がアニメ化!
2018年10月5日より、『おこしやす、ちとせちゃん』のアニメが始まります。原作は夏目靫子による漫画作品で、コウテイペンギンのヒナのちとせちゃんが、京都の様々な場所を訪れ、街の人たちと交流していく様子が描かれています。 本作は2016年4月から、講談社の女性向けコミック雑誌『BE・LOVE』にて連載がスタート。同年10月からはpixivコミックでも掲載されるようになり、ちとせちゃんのかわいさと作品の温かな雰囲気に、多くの読者が魅了されました。 この記事では、アニメ『おこしやす、ちとせちゃん』の魅力について、作品のあらすじやキャストスタッフなどを紹介しつつ迫ります。
『おこしやす、ちとせちゃん』のあらすじ
京都に住むちとせちゃんは、もふもふした愛らしい姿の子ペンギン。おいしいものを食べることや楽しいことが大好きで、好奇心の赴くままに、京都の街をぶらぶらと散策しています。 ちとせちゃんは、旅の道中で様々な発見をしたり、出会った人においしいものを食べさせてもらったりします。街の人たちもちとせちゃんを普通に受け入れ、彼女に温かく接しています。 清水寺に銀閣寺など、誰もが知っている京都の有名スポットを、小さな子ペンギンの視点で描くペンギンショートアニメ。ちとせちゃんと街の人々の、どこか懐かしくも暖かい、ほっこりとした癒やしの物語が始まります。
主人公はコウテイペンギンのヒナ、ちとせちゃん
主人公のちとせちゃんは、京都に住むコウテイペンギンのヒナです。もふもふした小さな体と短い手足が特徴で、京都の街をぶらぶらと旅しています。京都の人の間では有名なペンギンで、街の人たちに愛されています。 性格は素直で優しく、おいしい食べものや楽しいことが大好き。作中で喋ることはありませんが、感情表現がとても豊かで、おいしいものを食べたりして嬉しくなったときは、踊りを舞って自身の喜びを表現することもあります。 ちとせちゃんの存在は他の地域の人には珍しいようで、ちとせちゃんを観て驚いたり、記念撮影しようとしたりするなど反応も様々。なぜちとせちゃんが京都に住んでいるかは分かっておらず、ちとせちゃんが京都に来た経緯や、京都に住むことを決めた理由は謎のままになっています。
『おこしやす、ちとせちゃん』には京都の名所がたくさん登場
癒しのペンギンショート「おこしやす、ちとせちゃん」 10月からTVアニメ始まります♪もふもふペンギンちとせちゃんが美味しいものと楽しいことを求めて、京都の街を動き回ります✨
— TVアニメ「おこしやす、ちとせちゃん」公式 (@chitose_anime) August 10, 2018
秋からの放送をお楽しみに♪#おこしやす #ちとせちゃん pic.twitter.com/6DyvDeDmKd
『おこしやす、ちとせちゃん』には、清水寺や嵐山など京都の名所がたくさん登場し、小さなちとせちゃんの目線で描かれています。 アニメの第1話では、嵐山にある竹林の道が登場。道を歩いていたちとせちゃんが、竹を見上げすぎて後ろに倒れてしまいます。同じく1話に登場する渡月橋では、近くに居た女性に橋の手すりへと登らせてもらい、手すりの上で春の空気を感じていました。 エピソードには、京都通や地元の人ならピンと来る穴場スポットも登場。作中に流れる音楽や音響も良く、竹林の道を吹き抜ける爽やかな風など、京都の情緒的な雰囲気がより伝わりやすくなっています。
遊佐浩二と小岩井ことりが、作品の全キャラクターの声を担当!
今作では、遊佐浩二と小岩井ことりという京都出身の声優2人が、アニメに登場する全キャラクターの声優を担当します。 遊佐はコメントで、「京都の雰囲気をぜひ味わって欲しい」と語っています。小岩井は「10秒の間に6役を演じるシーンがあり大変だった」と現場での苦労を明かし、「頑張って演じたのでぜひ観て欲しい」とコメントしています。
アニメのナレーションを担当するのは俳優の堤真一で、喋らないちとせちゃんの代わりにアニメの進行役を担います。堤はこれまでに数々のドキュメンタリーやドラマでナレーションを担当していますが、アニメのナレーションをするのは今作が初めて。堤はコメントで、「優しい目線を意識した」と語っています。
アニメーションを担当するのはギャザリング
『おこしやす、ちとせちゃん』のアニメーションを担当するのは、アニメ制作会社のギャザリングです。同社は2009年に設立され、『カッコカワイイ宣言!』や『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』など、数々のショートアニメを手掛けてきました。 監督は矢立きょうが、キャラクターデザイン・作画監督を三田潤が担当。色彩設計はのぼりはるこが担当し、原作の持つゆるく暖かな雰囲気や、ちとせちゃんのかわいさなどを、アニメの中で見事に表現しています。 本作のEDテーマ曲『泣く子も笑う』は、女性シンガーソングライターのにゃんぞぬデシが担当しています。にゃんぞぬデジは今作が初のアニメテーマ曲となり、「ちとせちゃんが感じている世界を思い浮かべたら、優しくて温かくひたむきな気持ちになれる曲ができた」とコメントしています。
ちとせちゃんと街の人たちの温かな絆に癒される
『おこしやす、ちとせちゃん』の魅力は、ちとせちゃんと街の人たちの温かい絆にあります。ちとせちゃんは他の地域に住む人にとっては珍しい存在ですが、京都の人たちにとっては「当たり前」のような存在であり、街の誰もがちとせちゃんと普通に接しています。 作品に出てくる人たちは誰もが優しくて温かく、ちとせちゃんが困っているときには力になり、ちとせちゃんが喜ぶと一緒に喜んでくれます。ちとせちゃんも、そんな街の人たちを信頼し、困っている人がいたら全力で助けようとします。 ちとせちゃんと京都の人たちのハートフルな物語が魅力の本作。作品全体に流れるゆるやかで暖かな空気に、思わず心が癒されます。
『おこしやす、ちとせちゃん』は、2018年10月5日から放送スタート!
#ちとせちゃん PV公開‼️
— TVアニメ「おこしやす、ちとせちゃん」公式 (@chitose_anime) September 26, 2018
▶︎https://t.co/XvkJUgH05R
“優しい目線”を意識した #堤真一 のナレーションと、#にゃんぞぬデシ のエンディング曲により、京都の雰囲気が感じられるPVです✨
????10/5(金)25:35〜アニメ「おこしやす、ちとせちゃん」が #TOKYOMX、#KBS京都 で放送開始♪#京都 #kyoto pic.twitter.com/woLan6633v
『おこしやす、ちとせちゃん』は2018年10月5日より、TOKYO MIXやKBS京都で放送します。ちとせちゃんの京都旅が気になった人はぜひ、本作を視聴してみてはいかがでしょうか。