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リック・ダルトンは落ちぶれた西部劇のテレビ俳優。クリフ・ブースはリック・ダルトンのスタントマンであり、親友でした。ピークを過ぎた自分に悩むリックを、陽気なクリフが支えています。 ある日、2人の家の隣に売れっ子のロマン・ポランスキー監督と妻のシャロン・テートが引っ越してきます。リックが再起をかけてイタリア西部劇に出る決意を固めた頃、隣の家では衝撃的な事件が起きてしまい……。 1969年のハリウッド黄金時代を、クエンティン・タランティーノ監督が200パーセントの映画愛で描きます！

リック・ダルトンは、かつて西部劇の殺し屋役などで人気を博したテレビ俳優。今は落ち目になってきたことを気にしています。大嫌いなイタリア映画に出演しろと言われ、Fワードを連発し人前で泣き崩れるほど取り乱しますが、思い直して出演を決意しました。その頃隣の家で、ある事件が起きてしまい……。 演じるのはレオナルド・ディカプリオ。『タイタニック』のジャック役、『レヴェナント: 蘇えりし者』のヒュー・グラス役、『インセプション』のコブ役などで知られる大人気俳優です。

クリフ・ブースはリック・ダルトンのスタントマンで、親友。陽気な彼のキャラクターは、落ち込み気味のリックを支えています。リックが人前でイタリア映画に出たくなさすぎて泣いた時も、優しく肩を抱いてやりました。彼もまた、事件に巻き込まれていきます。 演じているのは、俳優のブラッド・ピット。『ファイト・クラブ』のタイラー役、『トロイ』のアキレス役で知られて、こちらも大人気俳優です。

シャロン・テートはロマン・ポランスキー監督の妻で、女優。リックの家の隣に引っ越してきました。少し抜けていて、天然っぽい女性です。そして、衝撃の事件に巻き込まれてしまいます。 演じているのは女優のマーゴット・ロビー。『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役、「アイ、トーニャ」のトーニャ・ハーディング役など癖のある役をこなすオーストラリア出身の若手人気女優です。

長らく全世界の洋画ファンを虜にしてきたレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット。彼らが共演する日が来るとは、盆と正月がいっぺんに来た！というやつです。 また、ディカプリオは落ち目の西部劇俳優、ブラッド・ピットはちょっと変わったスタントマンの役を演じており、2人の掛け合いに笑いを我慢できません。 イタ公なんかの映画に出たくないと、駐車係の前で泣くレオナルド・ディカプリオをハグしてなだめるブラッド・ピットは、他の映画ではとても見られないでしょう。このシーンだけでも、この映画を観る価値があります。

この映画は、シャロン・テート事件と呼ばれる実話を基にした作品です。シャロン・テートやロマン・ポランスキー監督など実在の人物はもちろん、1969年当時のハリウッドの様子や生活を詳細に再現。 主人公のリック・ダルトンが実際のテレビドラマに出るはずだったというエピソードや、車中で登場人物が聞く当時のラジオ、当時から実在するダイナーなど、鑑賞した人が把握しきれないほどのネタの宝庫となっています。 日本の鑑賞者にとっては、当時のハリウッドは懐かしいというよりはむしろ、新しいものになるのではないでしょうか。今とは違うハリウッドの姿を、タイムスリップしたかのように自然に感じられるでしょう。

2009年に公開されたクエンティン・タランティーノ監督映画『イングロリアス・バスターズ』。「ワンハリ」にも登場するブラッド・ピットが主演を務めています。 第二次世界大戦中、“ユダヤハンター”と呼ばれるナチスのランダ大佐に、家族を殺されたショシャナ。成長した彼女はユダヤ系米軍中将のレインと協力し、ナチスを倒す計画を企てます。 5つのエピソードで構成されているので、テンポよく見ることができ、戦争映画でありながら娯楽映画としても最高に楽しめる作品です。

1994年公開のクエンティン・タランティーノ作品『パルプ・フィクション』。アカデミー賞脚本賞、カンヌ国際映画祭ではパルム・ドール賞を獲得した、タランティーノ監督の大ヒット映画です。 ファミレスでカップルが強盗を企て、ギャングの殺し屋コンビは裏切り者を訪ね、ボスの妻の機嫌を取っていました。彼らのくだらない話(＝パルプ・フィクション)がテンポよく入り乱れ、やがて繋がっていきます。 ダンスシーンや、アクションシーンもかっこいい、今でも色褪せない名作です！

2012年公開のクエンティン・タランティーノ監督作品『ジャンゴ 繫がれざる者』。アカデミー賞で脚本賞と助演男優賞を受賞しました。レオナルド・ディカプリオが悪役を演じています。 1800年代、南北戦争が始まる直前のアメリカ南部。ドイツ人歯科医のキング・シュルツは、奴隷を連れている奴隷商人からジャンゴという奴隷を手に入れます。シュルツは、ジャンゴが以前働かされていた農園のブリトル兄弟を探しているのでした。 キング・シュルツは奴隷制度を嫌う賞金稼ぎで、ジャンゴを対等に扱いその銃の才能を認め賞金稼ぎとして生きる道を教えていきます。 黒人奴隷の無念と、それを晴らす痛快な展開は見応え抜群です！

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