『華麗なる一族』の動画を無料で配信中のサブスクはここ!【木村拓哉主演】
『華麗なる一族』の動画を無料で配信中のサブスクはここ!【1話~最終話】
『華麗なる一族』の作品概要
放送年 | 2007年 |
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放送局 | TBS系列 |
話数 | 全10話 |
主要キャスト | 木村拓哉 鈴木京香 長谷川京子 山本耕史 山田優 相武紗季 |
『華麗なる一族』のあらすじ
舞台は1960年代の神戸。阪神特殊製鋼の専務であり、万俵財閥の長男・鉄平は理想と仕事にかける熱意を持っていました。彼は、社運をかけた自社高炉建設の計画を立案し、建設に必要な資金集めに奔走します。 一方、鉄平の父・大介は大蔵省の進める金融再編のなかで、阪神銀行の勢力を拡大させようと目論んでいました。鉄平はそんな大介に建設資金として融資を求めますが、希望より減額されてしまうことなり骨肉の争いが始まります。
『華麗なる一族』の主な登場人物&キャスト
万俵鉄平役/木村拓哉
万俵財閥の阪神特殊製鋼の専務・万俵鉄平。若い頃、東大工学部からマサチューセッツ工科大学へ留学しました。世界に誇れる製鉄を目指し、高炉建設を目標にしています。 鉄平は、有力代議士の大川一郎の長女・早苗(長谷川京子)と結婚しており、また、祖父に似ていることで、父の大介(北大路欣也)から疎まれています。 万俵鉄平を演じているのは、歌手で俳優の木村拓哉。ドラマ『ロングバケーション』の瀬名秀俊役、『HERO』の久利生公平役など多くのドラマや映画で主演する人気俳優です。
高須相子役/鈴木京香
万俵鉄平の父・万俵大介の執事であり、愛人。15年前に家庭教師として万俵家に招かれ、大介の愛人となってからは正妻の寧子(原田美枝子)を差し置いて、並外れた政治力を発揮して万俵家を取り仕切っています。 寧子と相子は、晩餐の席で大介の隣に座った方が大介と夜を共にするという暗黙のルールがありました。 高須相子を演じているのは、女優の鈴木京香。ドラマ『王様のレストラン』の三条政子役や、ドラマ『セカンドバージン』の中村るい役などで知られています。多くのドラマや映画に出演する人気女優です。
『華麗なる一族』の見どころ
見どころ①物語に花を添える超豪華キャスト!
『華麗なる一族』の見どころの1つは、キャスト陣の豪華さです! 主演の木村拓哉をはじめ、父親の大介役は北大路欣也、鉄平の妻役は長谷川京子が務めています。その他にも西田敏行や柳葉敏郎、津川雅彦、鈴木京香、原田美枝子といった人気・実力ともにトップクラスの俳優が多数。 普通のテレビドラマではまず見ることができない豪華キャストの共演は必見です。どんな有名俳優が出ているか注目するだけでも十分に楽しめます。
見どころ②原作は山崎豊子の代表作
『華麗なる一族』は、『沈まぬ太陽』『白い巨塔』などで有名な小説家・山崎豊子の同名小説が原作です。これまでにも映像化されてきた名作であり、高度経済成長期の政財界を舞台に富と権力を追い求める人々の悲哀と生き様を描いています。 本ドラマでは、主人公が万俵財閥のトップ・大介である小説版とは異なり、その息子の鉄平になっています。鉄平の視点から覇権を争う人たちや父との確執が描かれているので、小説とはまた違う楽しみを見つけることができます。
『華麗なる一族』の各話あらすじ
第1話:華麗なる一族
1968年12月31日。大晦日の殺生が禁じられている丹波篠山へ万俵鉄平は、猟銃を持って分け入ります。時は遡って、1966年の大晦日。鉄平は万俵一族が集うホテルへ向かっていました。 万俵財閥の長で阪神銀行頭取の父・万俵大介(北大路欣也)を筆頭に、愛人で執事の高須相子(鈴木京香)、母の寧子(原田美枝子)、次男の銀平(山本耕史)、長女の一子(吹石一恵)、一子の夫の美馬(中村トオル)に二子(相武紗季)が一同に集う会場へ、鉄平は遅れてやってきます。
第2話:過去の悲劇と真実
2年後に決まった高炉建設を実現するため鉄平は、阪神特殊製鉄の社員を鼓舞します。一方その頃大蔵省では、海外の金融資本に対抗するため大きな金融再編が計画され、阪神銀行もその範疇にいました。 阪神銀行の頭取・万俵大介は、阪神特殊製鋼の高炉建設のため融資を決定。しかし融資額は10%減額され、20億円もの不足が生じます。鉄平はことの詳細を問い詰めるため、父のもとへ向かうのでした。
第3話:引き裂く運命
融資減額の件を父・大介に問い詰める鉄平。阪神特殊製鉄を世界に通用する会社にすることは、祖父・敬介との約束であったと述べる鉄平を前に、大介はいい顔をしません。 鉄平は父の愛人・相子を引き合いに出し、外では品行方正な銀行家であるのに実際の姿は違うと言い放ち、不足金の調達を自ら行うことを宣言しました。 鉄平の弟の銀平(山本耕史)は、相子の進めた見合いに臨みます。
第4話:悲しき裏切り
阪神特殊製鋼は、大同銀行の三雲祥一(柳葉敏郎)から多額融資を受けられることになり、高炉建設も着々と進む中、アメリカへの営業も首尾よく終わります。大介は阪神銀行の生き残りをかけて、三栄銀行との合併への策を練っていました。 阪神特殊製鋼と通産省や銀行との橋渡しをしていた鉄平の義父で代議士の大川(西田敏行)は、入院中に三栄銀行との巨額の癒着疑惑を新聞に書き立てられて憤慨します。
第5話:運命を分けた死
水面下で進められていた三栄銀行と平和銀行の合併話を、大川議員との癒着を記事にすることで潰したのは大介でした。大介は永田大蔵大臣(津川雅彦)と通じて、大川を裏切ったのです。大川は病状が悪化し、亡くなります。 万俵家では、銀平の妻・万樹子(山田優)が相子と大介の関係を知り、相子から口外を禁じられます。
第6話:万俵家の崩壊
世界的な企業合併の波に押され、阪神特殊製鋼とアメリカのベアリング社との契約は破断になってしまいます。阪神特殊製鉄の株価は250円から150円に一気に下落し、高炉建設に暗雲が立ち込める中、鉄平は金策のため、父のいる阪神銀行を訪れました。 メイン銀行の阪神銀行からの融資を引き出すため、鉄平は大同銀行の頭取・三雲に橋渡しを頼みます。しかし、この会談が父と鉄平との溝を更に深くするのでした。
第7話:悲劇の高炉爆発
2か月後の高炉完成を目指し、阪神特殊製鉄では突貫工事が行われていました。大介は大同銀行の副頭取の綿貫(笑福亭鶴瓶)と会談し、吸収合併を持ちかけます。 万俵家では、大介が父・敬介と妻・寧子の間にできた子として鉄平を疎んでいる、と吐露するのでした。そして、阪神特殊製鉄の高炉建設現場では死者を出す事故が起きてしまいます。
第8話:鉄平出生の真相
阪神特殊製鉄では融資銀行による事故処理委員会が開かれました。そこで、資金は元からショートしていたという事実が明かされます。阪神銀行は20億円の追加融資を撤回し、資金の返還を受けていたというのです。話が違うと怒る鉄平と大同銀行の三雲は、大介の計略にはめられたのでした。 その結果、阪神特殊製鋼は倒産。会社更生法を申請することになりました。鉄平は見せかけ融資を行った父を法廷で訴えます。
第9話:最終章・前編 最期の父子対決
大介は法廷で、追加融資20億円を撤回した理由として突貫工事を危惧したためと主張します。鉄平は阪神銀行から阪神特殊製鋼に出向していた経理担当の銭高(西村雅彦)に証人を頼みますが、銭高は家族を守るために沈黙を貫きます。 そして第2回証人尋問の日、鉄鋼にかける鉄平の想いを受けて、銭高は阪神銀行をクビになる覚悟で原告側の証人となり、大介の指示で借入表の改ざんを行ったと主張しました。
最終回(第10話):最終章・後編 決意の死〜未来へ
阪神特殊製鋼では、大介の息のかかった帝国製鉄の和島(矢島健一)が管財人となり、役員の多くを一方的に解任して提訴を取り下げました。悔しい思いをしながらも鉄平は、残った社員たちに夢を託します。 鉄平は阪神特殊製鋼が阪神銀行と大同銀行の合併のために利用されたと知り、父を問い詰めました。父・大介は鉄平の夢を潰すことで、敬介に復讐を果たしたのです。 絶望の中、鉄平は猟銃自殺します。そして最後に大介は自らの過ちに気づくのでした。
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