2020年5月9日更新

【映画応援企画】アップリンクがオンライン配信している新作映画を3本紹介!

『ホドロフスキーのサイコマジック』
©SATORI FILMS FRANCE 2019 ©Pascal Montandon-Jodorowsky

新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛要請がつづくなか、オンライン映像配信を楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。そんな映画好きのみなさんに、今回は新作映画を鑑賞しつつ、映画業界を応援できる「ステイホーム 今だけおうち映画館」を紹介します。

目次

【映画応援企画】アップリンクがオンライン配信している新作映画3作品を紹介!

ミニシアターとして広く知られるアップリンクも休館が続き……

『ホドロフスキーのサイコマジック』
©SATORI FILMS FRANCE 2019 ©Pascal Montandon-Jodorowsky

新型コロナウイルス感染拡大により、さまざまな業界が大きな影響を受けています。映画業界も例外ではありません。 渋谷や吉祥寺にてミニシアターを展開するアップリンクでは、コロナ禍の影響によって当面の休館措置を余儀なくされ、経営が難しくなってきています。 今回はアップリンクを応援するために、配給会社でもある同社がオンラインで先行公開した新作映画を3作品紹介します。読者の皆様がその中から興味を持った作品を観ることで、アップリンクが収益を獲得でき、助けの手を差し伸べることができます。気になる作品がございましたらぜひ鑑賞ください。

1. 『ホドロフスキーのサイコマジック』

言葉を超越した癒やし——91歳、ホドロフスキーの集大成

『エル・トポ』(1969年)や『ホーリー・マウンテン』(1973年)、『ホドロフスキーのDUNE』(2013年)などで知られるチリ出身の鬼才、アレハンドロ・ホドロフスキー。『ホドロフスキーのサイコマジック』は、御年91歳にしてなお精力的に活躍をつづける彼が、これまで自身の映像表現が「サイコマジック」という技法によって貫かれているかを解き明かすドキュメンタリー映画です。 「サイコマジック」とはホドロフスキーが考案した心理療法。ホドロフスキーは、自身をフロイトとは対照的に捉え、「“サイコマジック”とは科学を基礎とする精神分析的なセラピーではなく、アートとしてのアプローチから生まれたセラピーである」と語っています。「サイコマジック」は、“言葉”ではなく“行為”で、人々の無意識に訴えかけ、 遮るものを解き放ち、癒しを行うというもの。 ホドロフスキーが「長い時間をかけた探求の賜物」と語る本作では、自身のこれまでの作品での映像表現が、いかに「サイコマジック」という技法によって貫かれているかを解き明かしていきます。 本作は劇場公開予定日だった4月24日からオンライン映画館「アップリンク・クラウド」にて先行上映されています。期間は5月21日の14時まで。¥1,900で楽しめる通常プランと助けの手を差し伸べる¥2,500の寄付プランのどちらかで作品を楽しむことができます。 オンライン上映で得られた収益は全国の本作上映予定の映画館へ均等分配されます。もし『ホドロフスキーのサイコマジック』にご興味のある方は、ぜひ鑑賞してみてください。

2. 『ハウス・イン・ザ・フィールズ』

モロッコの山奥で暮らす姉妹。彼女たちの慎ましくも美しい日々の営みを記録したドキュメンタリー

弁護士を夢見る少女カディジャとその姉のファティマは、モロッコの山奥で暮らすアマジグ族の姉妹。自然の恩恵を受け、数百年もの間ほとんど変わらない生活を送っています。そんな日々の中、ファティマが学校を辞め、結婚することに。カディジャは、大好きな姉と離ればなれになってしまう寂しさ、そして自分も姉のように学校を卒業できないかもしれないという不安を募らせていき……。 本作は、アトラス山脈の四季折々の自然風景と、彼女たちの慎ましくも美しい日々の営みをありのままに記録したドキュメンタリー。第67回ベルリン国際映画祭フォーラム部門最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされたほか、世界の映画祭に出品され話題を呼びました。 監督は、世界的建築家ザハ・ハディドを叔母に持ち、写真家としても活躍するタラ・ハディド。本作の製作にあたり、5年にわたって現地に通いアマジグ族と寝食をともにしています。なくなりつつある生活様式や文化を記録しながら、人々の内なる想いをも紡いでいく被写体に寄り添った親密な映像は、観る者の心を揺さぶるでしょう。 本作は「ステイホーム いまだけおうち映画館」プロジェクトの一環として、5月1日よりビデオマーケット、music.jp、GYAO!ストア、DMM動画ら配信サービスにて上映中です。期間は5月28日までとなっておりますので、気になる方はぜひご覧ください。

3. 『ケヴィン・オークイン:美の哲学』(2020年5月15日より配信開始)

早世の天才メイクアップ・アーティストに迫るドキュメンタリー

細眉、リップライナー、そしていまや立体感を出すメイク技法として常識となった「コントゥアリング」を広め、“美”の固定観念に挑んだ伝説のメイクアップ・アーティスト、ケヴィン・オークイン。90年代、あまたのスーパーモデルやセレブが虜になった彼の革新的なメイクと哲学に迫る本作。 幼い頃から絵やメイクで自己表現していた彼は、アメリカの小さな田舎町からアイデンティティとゲイ差別からの解放を求めてニューヨークへ。そして、ファッション業界に居場所を見つけると、メイクのセンスやテクニックはもちろん、どんな人にも「自分は美しい」と思わせるという、使命感とも言えるメイク哲学で、あっというまにトップに躍り出ました。 しかし、人気絶頂の2002年に急死。オークインの豊かで美しくも複雑な人生を、家族、かつての恋人、友人らのインタビューや、過去の映像から探っていきます。とりわけ、彼のメイクの虜となったスーパーモデルやセレブリティたちが語る当時のエピソードや、個性を際立たせ、多様な美しさを生み出すメイク術は必見です。 本作は「ステイホーム いまだけおうち映画館」プロジェクトの一環として、5月15日よりビデオマーケット、music.jp、GYAO!ストア、DMM動画ら配信サービスにて上映予定です。期間は6月11日までとなっておりますので、気になる方はぜひご覧ください。

「ステイホーム 今だけおうち映画館」で映画を応援しよう!

暗いムードの映画業界を盛り上げるため、新プロジェクトが発足!

『ハウス・イン・ザ・フィールズ』

コロナ禍によって多大な影響を受けている映画業界に対し、動画配信事業を展開する株式会社ビデオマーケット、株式会社エムティーアイ、株式会社 GYAO/ヤフー株式会社、合同会社 DMM.com は、動画配信の視聴による収益を還元するプロジェクト「ステイホーム 今だけおうち映画館」を5月1日より緊急始動しました。 本プロジェクトでは、劇場公開予定だった作品や劇場公開終了後まもない作品を、賛同会社共同で配信各社が展開する動画配信サービス上で対象作品が視聴されると、お支払いいただいた金額の一部が映画業界へと還元されます。

好きな映画を観ることで助けの手を差し出せる!

外出自粛要請がつづくなか、映画館も休業となり新作映画も公開延期が相次いでいます。この「ステイホーム 今だけおうち映画館」プロジェクトは、劇場公開前の作品や公開終了後間もない作品も観られるとあって、映画好きにはうれしい企画です。 そして、このプロジェクトで配信されている映画を視聴することで、危機に瀕している映画業界を救うこともできます。 私たちの愛する映画・映画館を守るためにも、ぜひこれらの作品を鑑賞してみてください。

配給会社様へ

現在、コロナ禍で苦しい状況にある配給会社様に弊社で僅かながらお力添えできることがあれば、ご連絡お待ちしております。