『青くて痛くて脆い』の動画を配信中のサブスクはここ！【吉沢亮✕杉咲花】

大学生の田端楓(吉沢亮)は、人間関係が苦手で周囲の人物と距離をとって生活していました。そんな彼が授業で見たのは、世界平和などの理想論を堂々と発表する秋好寿乃(杉咲花)の姿。彼女は人と距離を取ることを知らず、馴れ馴れしく楓に接してきます。 面白そうなサークルがないと言う彼女に、楓は何気なく自分でサークルを立ち上げればいいと言いました。すると彼女は大興奮して、一緒に活動することに。サークル名を「モアイ」と決め、2人は必死にビラを配りますが、メンバーは一向に増えません。 そんな折、大学院生の脇坂(柄本佑)が興味を持ってモアイに入部。ボランティアやフリースクール を中心とした活動は徐々に盛り上がりをみせていきました。 それから3年後。楓は死んでしまった秋好の理念とはかけ離れ、就活サークルになってしまったモアイを潰そうと決意します。友人の前川董介(岡山天音)や後輩を巻き込んで作戦を立てるのですが、事態がどんどん大きくなり……。

田端楓は人付き合いが苦手な大学生。人との意見のぶつかり合いを極力避けて生きています。秋好と出会ってサークル・モアイを立ち上げ、彼の中で何かが変わっていきますが、“ある挫折”と“秋好の死”を経験し、再び感情が屈折。友人の董介らと結託して、モアイを潰そうと考えるのでした。 田端楓を演じたのは俳優・吉沢亮です。2019年公開の映画『キングダム』では政役で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を獲得。ドラマ『半沢直樹』のスピンオフドラマ『狙われた半沢直樹のパスワード』で主演を務めました。 2021年の大河ドラマ『青天を衝け』では、主人公・渋沢栄一役を演じました。

秋好寿乃は平和などの理想論を振りかざす、空気の読めない女子大生。人と距離を取ることを知らず楓に積極的に話しかけ、徐々に仲良くなり意気投合しました。彼からサークルを立ち上げてみろと言われ、ボランティアやフリースクールを活動内容とするモアイを設立します。 秋好寿乃を演じたのは女優・杉咲花。2018年公開の映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』で主演を務め、大きな話題に。 さらに2020年のNHK連続テレビ『おちょやん』 では主役・竹井千代 を好演し、知名度を大きく上げました。書道が得意で趣味は乗馬と文武両道です。

『青くて痛くて脆い』の原作者は住野よるです。「キミスイ」と言われるブームを巻き起こした映画『君の膵臓をたべたい』(2017年)の原作者としても有名で、『青くて痛くて脆い』も意欲的な作品になっています。 原作者自ら最高傑作というほど、完成された物語であり、全ての世代が見て損はありません。映画の題名どおり「青くて、痛くて、脆い」青春のサスペンスとなっているので、ぜひ動画配信サービスで観てみてください。

『青くて痛くて脆い』の見どころと言えば何と言っても、主演の吉沢亮と杉咲花の共演です。吉沢亮は2021年の大河ドラマ『青天を衝け』で主役の渋沢栄一を演じていることでも有名です。 一方の杉咲花は『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しました。どちらも若手俳優として人気実力ともにトップクラスの2人の共演ともなれば期待が高まります。脇を固めるキャストも実力派ばかりです。

『青くて痛くて脆い』の作者・住野よるの原作小説を、2017年に映画化した『君の膵臓をたべたい』はもう観ましたか？ 高校時代の同級生・山内桜良(浜辺美波)の言葉がきっかけで、母校に教師として就任することになった僕(北村匠海)。桜良は膵臓の病気で12年前にすでに死亡していました。ある日、彼女の親友だった恭子(大友花恋)と話しているうちに、僕は桜良の言葉の意味に気づいていき……。 本作では主人公たちの現在と過去が交互に描かれ、予想できない感動的な結末は必見です。

映画『青くて痛くて脆い』のあらすじネタバレや見どころ、配信している動画サービスを紹介しました。 主演を務める吉沢亮と杉咲花が、人間の葛藤や意見のぶつけ合いを体当たりの演技でみせてくれます。映画館で観られなかった人は、ぜひネット配信で刺激的な青春物語を堪能してみましょう。