2021年2月12日更新

『青天を衝け』あらすじ&キャスト紹介!新1万円札に決まった渋沢栄一の歴史をおさらい

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2021年大河ドラマ『青天を衝け』のあらすじ&キャストを紹介!主人公は新1万円札の渋沢栄一

2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主人公となるのは、「日本資本主義の父」といわれる渋沢栄一。2024年から発行される新1万円紙幣の肖像画になる人物です。 主演を務める吉沢亮は、本作が大河ドラマ初挑戦。注目の脚本家・大森美香が描き出す実業家の生涯を、若手実力派俳優の吉沢が演じるとのことで注目が集まっています。 この記事では『青天を衝け』のあらすじやキャスト、モデルとなる渋沢栄一について紹介しましょう。

『青天を衝け』はどんなあらすじに?

藍染めの原料となる藍玉づくりと、養蚕を営む百姓の家に生まれた渋沢栄一。やんちゃな少年時代を過ごした彼は、虐げられる農民という身分からの脱却を目指します。 京都に出て、従兄弟たちとともに尊皇攘夷に傾倒していく渋沢。しかしある襲撃計画の実行前に、幕府から追われる身になってしまいました。一橋慶喜(のちの徳川慶喜)の側近に出会った渋沢は、一橋家の家臣になるか幕府に囚われて死ぬかの二者択一を迫られることに。 このとき「慶喜は幕府を変える人物になる」と感じた彼は、一橋家に仕えることになります。彼の運命はここから大きく動き出すことになるのです。

渋沢栄一のこと、どのくらい知っていますか?

大河ドラマ『青天を衝け』で主人公のモデルとなる
渋沢栄一
は、
「日本資本主義の父」
と呼ばれる人物です。そんな渋沢栄一が目指したのは
“官尊民卑”の打破
。政府を尊んで人民が虐げられることのない社会を実現させようとしたのです。


1840(天保11)年、武蔵国榛沢(はんざわ)郡血洗島(ちあらいじま)村(現在の埼玉県深谷市)で、
百姓の家に生まれた
渋沢。幼い頃から家業である藍玉の製造・販売や養蚕を手伝い、商才を磨きます。


渋沢栄一の人生は、まさに転向の連続。農民の生まれでありながら若い頃は
攘夷志士たちと親交を持ち、倒幕運動を企てたことも
ありました。


しかしその後、一橋家の用人のすすめで徳川御三家のひとつである
一橋家の家臣に
。やがて徳川慶喜が幕府の15代将軍になると、渋沢栄一は幕府の臣下である幕臣になるのでした。


幕臣として渡った
パリでは株式会社や銀行の仕組みを学んだ
渋沢。そして明治維新後に帰国した渋沢は、徳川家と共に静岡へと移ります。静岡では
日本初の株式会社
である商法会所を立ち上げ、それが新政府の目に止まることに。渋沢は
大隈重信
からの説得により、
明治新政府へ出仕
することとなったのです。


1869年の11月に当時29歳で官僚となった渋沢。渋沢は
大蔵省
の一員だった約3年半の間に、日本が近代国家へと躍進していくための
制度や法を数多く整備
していきます。「日本資本主義の父」と言われる由縁はここにあるんですね。

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日本を代表する実力派キャストが集結する『青天を衝け』

NHK大河ドラマには、毎年、時代を代表するような有名な豪華キャストが集結します。もちろん今回の『青天を衝け』にも、期待しかない実力派キャストが集結しました。 各キャストと、彼らが演じる役柄を説明していきます。特定の個人を知りたいなら少し戻って目次から、特定の藩や組織に所属している人を知りたいなら以下のリンクから探してみてください。

主人公・渋沢栄一は大河ドラマ初挑戦の吉沢亮

主人公の渋沢栄一を演じるのは、大河ドラマ初挑戦の若手実力派俳優・吉沢亮。 吉沢は2011年『仮面ライダーフォーゼ』で仮面ライダーメテオを演じ、注目を集めました。その後、数々のテレビや映画に出演し、2018年の『リバース・エッジ』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。 人気少年マンガ原作の映画「銀魂」シリーズでは沖田総司役を演じ、2019年公開の『キングダム』では若き王・嬴政と奴隷の少年・漂の一人二役を熱演しています。 本作への出演について吉沢は、記者会見で「歴史ある大河ドラマの60作目の主演をやらせていただくのはとても光栄」とコメント。 一方で強いプレッシャーを感じているとも明かし、「今の真ん中に立って何ができるかという不安はあるが、精一杯やりたい。渋沢栄一の人生をエンターテインメントとして楽しく届けられるように頑張ります。よろしくお願いします」と語りました。

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血洗島村(ちあらいじまむら)の人びと

渋沢栄一の生まれ育った故郷・血洗島村に住む人々を紹介していきます。

中の家(なかんち)

渋沢家の分家の1つで、栄一の生家・中の家の家族を紹介。分家の呼び方は、家の位置に由来します。

渋沢市朗右衛門(しぶさわ いちろうえもん)/小林薫〈栄一の父〉

栄一の父・市朗右衛門は、農家である「中の家」に入った婿養子。中の家を立て直すために骨身を惜しまない勤勉家です。家業である藍玉づくりの研究にも余念なく勤め、一方で破天荒な栄一の生き方を支えました。 市朗右衛門を演じるのは小林薫です。唐十郎が主宰する状況劇場出身の舞台俳優で、70年代後半から映画やテレビにも進出して多くの作品に出演。代表作に「深夜食堂」シリーズがあり、NHK大河ドラマには1982年の『峠の群像』から4回出演しています。

渋沢ゑい(しぶさわ えい)/和久井映見〈栄一の母〉

栄一の母・ゑいは、息子を愛情深く育てる慈愛に満ちた母親です。寒い冬には羽織を持って栄一を追いかけ、「羽織のおゑい」と呼ばれました。栄一に「みんながうれしいのが1番」という教えを授けた、情深い人物です。 ゑいを演じるのは、女優の和久井映見。和久井は1988年にドラマ『花のあすか組!』で芸能界デビューし、1991年には映画『息子』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しました。 その後は『妹よ』(1994年)や『ピュア』(1996年)などの月9ドラマに主演。2006年のNHK大河ドラマ『功名が辻』では濃姫を演じています。

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渋沢なか/村川絵梨〈栄一の姉〉

栄一の姉・なかは、優しい母とは正反対の厳しい人物。はっきりと物を言う強い女性で、栄一にとっては頭の上がらない存在のようです。なかが年頃になった時、縁談を巡ってある騒動が起こります。 なかを演じるのは、アイドルグループBOYSTYLEの元メンバー・村川絵梨。2004年に映画『ロード88 出会い路、四国へ』で初主演を務めて女優業へ進出し、2005年にはNHK連続テレビ小説『風のハルカ』のヒロインに抜擢されました。

渋沢てい/藤野涼子〈栄一の妹〉

栄一の妹・ていは、天真爛漫な「お兄ちゃんっ子」。栄一とは年が離れているためとても可愛がられており、生涯にわたって何でも話せる肉親となりました。栄一の妻・千代にとっても心を許せる存在になっていきます。 ていを演じるのは、2015年の映画『ソロモンの偽証』で女優デビューした藤野涼子。約1万人の中からオーディションで主人公の藤野涼子役に選ばれ、役名をそのまま芸名としたことでも有名です。2017年のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』には、兼平豊子役で出演しています。

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新屋敷

彰義隊を結成した渋沢喜作などがいる、渋沢家の分家の1つ・新屋敷の人々を紹介します。

渋沢喜作/高良健吾〈新屋敷の長男〉

渋沢姓を名乗る一族のうち「新屋敷」の長男・喜作は、栄一の2歳上の幼馴染みで生涯の相棒。情に厚い人物で、知性派の栄一とは正反対の性格です。やがて喜作は幕末の動乱で「彰義隊」を結成し、栄一とは違う道を歩むことになります。 喜作を演じるのは、俳優の高良健吾です。熊本から上京して芸能界入りし、2006年に『ハリヨの夏』で映画デビュー。その後も映画『軽蔑』(2011年)や『横道世之介』(2013年)など、評価の高い作品に主演しています。2015年にはNHK大河ドラマ『花燃ゆ』で高杉晋作を演じました。

渋沢よし/成海璃子〈喜作の妻〉

喜作の妻・よしは、情熱的な喜作にひと目惚れして自らアプローチした積極的な女性です。結婚した後は喜作のほうが尻に敷かれています。栄一と喜作が京へ向かってからは、千代の良き相談相手として互いに支え合い、ともに家を守りました。 よしを演じるのは、女優の成海璃子です。2000年に仲間由紀恵主演の『TRICK』で、主人公の少女時代を演じてドラマデビュー。2007年に『神童』で映画初主演を務めました。NHK大河ドラマには『平清盛』(2012年)に平滋子役で出演しています。

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尾高家

栄一と喜作に学問と剣術を教えてくれた、尾高家の人々を紹介。妻の生家として、栄一は長らく世話になることになります。

尾高惇忠(新五郎)(おだか じゅんちゅう)/田辺誠一〈栄一の従兄〉

下手計村(しもてばかむら)に暮らす尾高家の長男・惇忠は、栄一の従兄。栄一と喜作に学問や剣術を教え、彼らに大きな影響を与えた人物です。明治維新後には、富岡製糸場の初代場長となって栄一を支えました。 惇忠を演じるのは、映画監督で俳優の田辺誠一です。1987年から雑誌MEN'S NON-NOで専属モデルを務め、1992年には俳優業も開始。2002年の主演作『ハッシュ!』では、国内映画祭で主演男優賞を受賞しました。NHK大河ドラマ出演は本作で3回目となります。

尾高長七郎(おだか ちょうしちろう)/満島真之介〈惇忠の弟〉

同じく栄一の従兄で、惇忠の弟・長七郎は、神道無念流(しんどうむねんりゅう)の剣豪。長身で立派な体格の長七郎に、栄一は憧れを抱きます。兄に代わって江戸や京で勉学に励み、激動の世情を栄一や喜作に伝えました。 長七郎を演じるのは、沖縄出身の俳優・満島真之介です。満島は2010年に舞台「おそるべき親たち」で俳優デビューを飾り、2013年の映画『風俗行ったら人生変わったwww』で初主演。 NHKでは連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(2012年)と、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)に出演しています。

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尾高千代/橋本愛〈惇忠の妹、栄一の妻〉

惇忠と長七郎の妹である千代は、のちに栄一の妻となる女性。喜作を含めた3人は幼馴染みとして育ちます。口数少ない控えめな性格ですが、非常に芯の強い人物です。栄一と結婚後は、多忙な日々を送る栄一の代わりに渋沢家を守っていきます。 千代を演じるのは、元モデルで女優の橋本愛。2013年にヒロインを演じた映画『桐島、部活やめるってよ』で注目され、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の足立ユイ役で大ブレイクを果たしました。 NHK大河ドラマには、『西郷どん』(2018年)と『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)に2年連続で出演しています。

尾高平九郎(おだか へいくろう)/岡田健史〈栄一の従弟〉

尾高家の末っ子・平九郎は、栄一の従弟。活躍する兄たちの背中を見ながら、文武両道の美しい青年に育ちました。栄一のパリ行きに伴って見立て養子となりますが、このことが幕末の動乱に巻き込まれるきっかけになっていきます。 平九郎を演じるのは、2018年のドラマ『中学聖日記』で俳優デビューした岡田健史。オーディションで有村架純の相手役に抜擢され、ドラマとともに一気にブレイクしました。2020年には映画デビュー作『弥生、三月-君を愛した30年-』など、5本の作品に出演しています。

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尾高やへ/手塚里美〈尾高家の母〉

惇忠の母である尾高やへは、渋沢栄一の父・渋沢元助の姉でもあります。そして渋沢栄一の人生にも大きな影響を与えたと言われている人物です。 やへを演じている手塚理美は、近年は『刑事7人』(2018年)や『メゾン・ド・ポリス』(2019年)などの刑事物ドラマやサスペンス作品に数多く出演しています。

尾高きせ/手塚真生〈惇忠の妻〉

惇忠の妻である尾高きせは、文武に精通した人格者である夫・惇忠を寡黙に支え続けた人物。 きせ役を演じている手塚真生は、大河ドラマ初出演。『やすらぎの刻〜道』(2019年)などに出演している清純派女優です。

東の家(ひがしんち)

渋沢一族の中で最も財を成した分家・東の家は、血洗島村の長でもありました。そんな東の家の人々を紹介していきます。

渋沢宗助/平泉成〈栄一の叔父〉

栄一の伯父・宗助は、「東の家」の当主。渋沢一族の中でも最も財を成した東の家は、血洗島村の長です。栄一の父・市朗右衛門とともに村をまとめています。甥である栄一には、時に口うるさく小言を言うこともしばしば。 宗助を演じるのは、ベテラン俳優の平泉成。大映京都の第4期ニューフェイスに選ばれ、キャリア初期は大映映画で活躍しました。70年代からは活躍の場をテレビドラマへ移し、刑事役や悪役などで多くの作品に出演しています。代表作はドラマ「はみだし刑事情熱系」シリーズです。

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渋沢まさ/朝加真由美〈宗助の妻〉

宗助の妻・まさは、栄一の伯母。親戚である中の家の人々にも何かにつけ世話を焼く、人の良いおせっかいな性格です。宗助とは仲の良いおしどり夫婦。 まさを演じるのは、女優の朝加真由美です。朝加は1973年に『ウルトラマンタロウ』のヒロイン役でドラマデビューして以来、多くの映画・ドラマに出演。NHKでは連続テレビ小説『ひまわり』(1996年)と『純と愛』(2013年)に出演しています。

水戸藩・一橋家

のちに栄一が仕えることになる、水戸藩・一橋家の人々を紹介します。

徳川斉昭(とくがわ なりあき)/竹中直人〈第9代藩主〉

水戸徳川家・第9代藩主の斉昭は、「烈公 (れっこう)」とも呼ばれる気性の激しい人物。先進的で実行力がありますが、その性格から敵も多かったようです。のちに栄一の主君となる徳川慶喜の父でもあります。 斉昭を演じるのは、映画監督としても活躍する俳優・竹中直人。もともとはものまね芸を得意とするコメディアンでしたが、舞台俳優を経て映画やテレビで活躍するようになりました。 1996年にNHK大河ドラマ『秀吉』で主演に抜擢され、2014年の『軍師官兵衛』で再び秀吉役を務めています。

徳川慶篤(とくがわ よしあつ)/中島歩(なかじま あゆむ)〈慶喜の兄〉

慶篤は徳川斉昭の長男です。父・斉昭が隠居を命じられたことで家督を相続するも、老公として君臨する父に振り回されます。安政の大獄では登城禁止に処されました。 中島歩はNHK連続テレビ小説『花子とアン』(2014年)で仲間由紀恵演じる蓮子の駆け落ち相手としてTV初レギュラーを飾ります。 今回の出演にあたって「ただでさえ混沌とした時代に、強烈な父と才気溢れる弟に挟まれた長男、慶篤が抱えていたものはいかなるものか〈中略〉慶篤がどんな生き方をしたか僕なりに表現できたら」と語っています。

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徳川慶喜(とくがわ よしのぶ)/草彅剛〈斉昭の七男、最後の将軍〉

徳川慶喜は斉昭の七男に生まれた一橋家の当主であり、徳川幕府最後の将軍です。栄一とは側近の平岡円四郎から紹介されて出会い、財政改革を担う栄一を信頼して重用します。その後も、2人の信頼関係は生涯続きました。 徳川慶喜を演じるのは草彅剛。ジャニーズのアイドルグループSMAPのメンバーとして活躍しながら、ドラマや映画で俳優としても大きく飛躍しました。SMAP解散後も映画『台風家族』(2019年)で主演を務めたり、YouTuberとしてデビューしたりと芸能活動を活発に行なっています。

徳川昭武(とくがわ あきたけ)/板垣李光人(いたがき りひと)

徳川昭武は第9代水戸藩主・徳川斉昭の十八男です。慶喜の異母弟にあたります。将軍となった慶喜の名代としてパリ万国博覧会へ出向くことになり、随行した栄一と特別な絆を結びました。大政奉還によって帰国を余儀なくされ、最後の水戸藩主となります。 板垣李光人は『約束のネバーランド』(2020年)でノーマン役を演じ、人気急上昇中の期待の俳優です。NHKでは、大河ドラマ『花燃ゆ』(2015年)で吉田寅次郎の幼少期を演じました。 今回の出演にあたって「内から滲み出る、ある種のカリスマ性を宿らせつつ、様々なものと丁寧に向き合いながら演じていきたい」と語っています。

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藤田東湖(ふじた とうこ)/渡辺いっけい〈斉昭の忠臣〉

藤田東湖は、斉昭を水戸藩主就任時から支えている忠臣。著作「回天詩史」などが尊王攘夷の志士たちに支持された思想家としても有名です。安政の大地震で、家族を助けた後に圧死するという非業の死を遂げています。 藤田東湖を演じるのは渡辺いっけいです。渡辺は劇団☆新感線や状況劇場などで舞台俳優として芸能活動を始め、90年代にはテレビドラマで活躍する常連のバイプレイヤーに。 NHKでは大河ドラマに『義経』(2005年)や『龍馬伝』(2010年)など4本、連続テレビ小説に『ひらり』(1992年)など3本出演しています。

武田耕雲斎(たけだ こううんさい)/津田寛治〈攘夷派の水戸藩士〉

斉昭の側近である武田耕雲斎は、尊王攘夷派の水戸藩士。藤田東湖とともに斉昭を支えましたが、斉昭の死後は藩政から遠ざけられてしまいます。東湖の息子・小四郎が起こした「天狗党」の反乱を諌めつつも、懇願されて首領となり、悲惨な運命をたどることに。 武田耕雲斎を演じるのは、俳優の津田寛治です。「ツダカン」の愛称で親しまれるベテランの名バイプレイヤーで、ドラマの代表作は「警視庁捜査一課9係」シリーズや「特捜9」シリーズなど多数。NHK大河ドラマには2009年の『天地人』から4作品に出演しています。

平岡円四郎(ひらおか えんしろう)/堤真一〈慶喜の母〉

慶喜の側近・平岡円四郎は旗本の武士で、縁あって慶喜に仕えることとなった人物です。慶喜に才能に惚れ込み、互いに信頼を厚くして御用人にまで昇進しました。攘夷志士を目指す栄一と出会って助けたことで、彼のその後の人生を一変させることになります。 平岡円四郎を演じるのは堤真一です。堤はジャパンアクションクラブ出身の俳優で、劇団☆新感線などの舞台で主演を務めながら、ドラマや映画でも主役から脇役まで幅広く活躍。NHK大河ドラマには1987年の『独眼竜政宗』から7本もの作品に出演しています。

平岡やす/木村佳乃〈慶喜の側近の旗本〉

円四郎の妻・やすは、吉原で円四郎に見初められた元売れっ子美人芸者。かなり気が強く、破天荒な円四郎でも彼女には頭が上がらないようです。 やすを演じるのは、バラエティ番組でも活躍する女優の木村佳乃。1997年に『失楽園』で映画デビューし、歌手や声優としても活動しています。NHKでは大河ドラマと連続テレビ小説ともに4本出演しており、特に『ひよっこ』(2017年)の母親役が印象的でした。

藤田小四郎/藤原季節〈水戸藩士〉

藤田小四郎は江戸末期の水戸藩士。藤田東湖の四男として1842年に生まれ、水戸藩の尊皇攘夷において過激派の首領格と見られた人物です。 そんな藤田小四郎役を演じたのは、切れ長の目が印象的な俳優・藤原季節。「監察医朝顔」シリーズや『グッド・ドクター』(2018年)などの話題作に出演している注目の若手俳優です。

徳川慶篤(とくがわ よしあつ)/中島歩(なかじま あゆむ)〈慶喜の兄〉

慶篤は徳川斉昭の長男です。父・斉昭が隠居を命じられたことで家督を相続するも、老公として君臨する父に振り回されます。安政の大獄では登城禁止に処されました。 中島歩はNHK連続テレビ小説『花子とアン』で仲間由紀恵演じる蓮子の駆け落ち相手としてTV初レギュラーを飾ります。 今回の出演にあたって「ただでさえ混沌とした時代に、強烈な父と才気溢れる弟に挟まれた長男、慶篤が抱えていたものはいかなるものか〈中略〉慶篤がどんな生き方をしたか僕なりに表現できたら」と語っています。

江戸幕府・徳川家

江戸幕府の将軍とその正室・側室を紹介していきます。※慶喜は水戸藩・一橋家の項目で紹介しています。

徳川家慶/吉幾三〈第12代将軍〉

江戸幕府の第12代征夷大将軍である徳川家慶。あまり目立ったことを成し遂げた将軍ではありませんが、天保の改革や黒船来航にも関わった人物です。 徳川家慶役を演じたのは、日本を代表する演歌歌手の吉幾三。吉幾三は『俺ら東京さ行ぐだ』などの有名曲を数多くリリースしているだけでなく、テレビドラマやCMでも活躍を見せています。

徳川家定/渡辺大知〈第13代将軍〉

徳川家定は、江戸幕府の第13代征夷大将軍。家定は幼い頃から病弱で、人前に出ることを嫌っていた内気な性格の将軍。そんな家定は黒船来航の直後に将軍となり、外国人との交流に切磋琢磨していました。 徳川家定を演じたのは、歌手と俳優の二足の草鞋で活躍している渡辺大知。近年はスペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』(2020年)などの話題作にも出演し、個性的な演技を見せています。

徳川家茂/磯村勇斗〈第十四代将軍〉

江戸幕府第14代将軍・徳川家茂を磯村勇斗が演じます。 家茂は将軍継嗣問題で徳川慶喜の対立候補となるも、大老・井伊直弼(なおすけ)の計略によって、若くして将軍の座についた将軍です。公武合体のため皇女・和宮と結婚し、やがて将軍後見職に付いた慶喜に支えられますが、自身の無力さを嘆くのでした。 磯村勇斗は『仮面ライダーゴースト』(2015年)でレギュラー出演を果たし、華々しくデビューした俳優です、NHKでは連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年)でヒロイン・みね子の結婚相手役を演じました。 2018年にはドラマ『今日から俺は!!』で第14回コンフィデンスアワード・ドラマ賞新人賞を受賞し、2020年にも4本のドラマと2本の映画に出演した、人気急上昇中の俳優です。

篤君(天璋院)/上白石萌音〈家定の正室〉

2008年の大河ドラマ『篤姫』の主人公としても知られている篤君。徳川家定の正室である篤君は、密命を背負い徳川家の人間として生きていく決意を固めていく強い女性です。 多くの武士たちが名を残した幕末は、女性にとっても波乱に満ちた時代でした。そんな時代の中で、篤君は自らの意思を貫きながら果敢に突き進んで行った女性なのです。 篤君を演じたのは今大注目の若手女優・上白石萌音。『恋はつづくよどこまでも』(2020年)や『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(2021年)などの人気連続ドラマで立て続けに主演を飾り、幅広い層からの人気を獲得しています。 また彼女は大ヒット映画『君の名は。』(2016年)でヒロインの声も担当しており、これからも様々な分野で活躍していくこと間違いなしの、注目の若手女優です。

歌橋/峯村リエ〈家定の乳母〉

家定の乳母である歌橋は、大奥を牛耳っている強い女性。家定の実母以上の権力を持っていたという説もあります。 歌橋を演じた峯村リエは、バイプレイヤーとして数々の作品に出演している実力派女優。近年ではドラマ『あなたの番です』(2019年)でリアリティのある不気味な演技を見せていました。

徳信院/美村里江〈慶喜の養祖母〉

徳信院は、徳川家七代当主である徳川慶壽の正室。最後の征夷大将軍・徳川慶喜の義祖母でもあります。 徳信院役を演じるのは、2003年に月9ドラマ『ビギナー』のヒロイン役で華々しくデビューを飾った女優・美村里江です。NHKではこれまで、大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)や『西郷どん』(2018年)、連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(2012年)などに出演しています。

美賀君/川栄李奈〈慶喜の正室〉

美賀君は最後の征夷大将軍・徳川慶喜の正室。本名は一条美賀子で、実の父は今出川公久、養父は一条忠香です。 美賀君と慶喜との婚約は、美賀君が代役として急遽決められたものでした。また慶喜は義祖母にあたる徳信院と非常に仲が良かったため、美賀君はとても寂しい新婚生活を送ったそう。さらに美賀君は病弱で塞ぎ込んでしまうことも多く、儚げで大人しい女性だったことが伺えますね。 美賀君を演じた川栄李奈は近年ドラマやCMに引っ張りだこの女優。『#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜』(2020年)や『知ってるワイフ』(2020年)など、連続ドラマに立て続けに出演。AKB48出身の彼女ですが、今やアイドル時代の面影はなく、女優として大成功を収めています。

和宮(かずのみや)/深川麻衣〈家茂の正室〉

和宮は孝明天皇の妹宮です。幼い頃より許婚がいたにも関わらず、幕府が目指す公武合体の象徴として、将軍・家茂との縁組みさせられます。和宮は固辞しますがかなわず、泣く泣く降嫁しました。しかし家茂の誠実な人柄に触れ、次第に心を開いていくようになります。 そんな和宮を演じる深川麻衣は、アイドルグループ乃木坂46の元メンバーです。2016年に卒業後、『パンとバスと2度目のハツコイ』(2018年)で映画初出演にして主演を務め、同年NHKの連続テレビ小説『まんぷく』に出演しました。 今回和宮を演じることについて、「翻弄されながらも強く生きた和宮の人生に寄り添いながら、悲しみだけでなく、葛藤の先にある幸せも表現できたら」と語っています。

江戸幕府の家臣

幕末の動乱のなか、最後まで江戸幕府に支えた家臣たちを紹介します。

川路聖謨(かわじ としあきら)/平田満〈勘定奉行〉

江戸幕府の勘定奉行を務める川路聖謨は、努力と才能だけで登りつめたキレ者で、幕末の外交問題でもその手腕を発揮しました。円四郎を慶喜の側近として推薦した人物です。 川路聖謨を演じるのは平田満。つかこうへいの劇団で活躍する舞台俳優として知られ、1982年には映画『蒲田行進曲』でヤス役を務めて一気に認知度を上げました。2018年のNHK大河ドラマ『西郷どん』では、大久保利通の父・利世を演じています。

高島秋帆(たかしま しゅうはん)/玉木宏〈幕府の砲術師範〉

高島秋帆は、洋式砲術を取り入れた「高島流砲術」の創始者。保守派の陰謀で投獄されますが、ペリー来航によって彼の見識が幕府に求められることになり、疑いが晴れました。その後は幕府の砲術師範となって、軍事近代化に尽くしています。 高島秋帆を演じるのは、俳優の玉木宏です。2001年の映画『ウォーターボーイズ』で注目され、2006年のドラマ『のだめカンタービレ』の千秋真一役でブレイク。2015年にはNHK連続テレビ小説『あさが来た』で主人公の夫を演じて好評を博しました。大河ドラマ出演は本作が4回目です。

井伊直弼/岸谷五朗〈大老〉

近江彦根藩の第15代藩主であり、幕末期の江戸幕府で大老を務めた井伊直弼。井伊直弼は開国派として日米修好通商条約に調印し、日本の近代化を押し進めた人物として知られています。 しかし国内で開国に反対している勢力を粛清したため、後にそれらの市民たちの反動を受けて暗殺されてしまうのでした。 そんな重要な役どころになるであろう井伊直弼を演じたのは、味のある演技で私たちを魅せる俳優・岸谷五朗。 劇団出身で舞台やトレンディドラマに数多く出演していた岸谷五朗ですが、近年では映画「HIGH&LOW」シリーズなどの若者向け作品にも出演しています。今回の大河ドラマではどんな個性的な演技を見せてくれるのか楽しみです。

阿部正弘/大谷亮平〈老中〉

備後国福山藩の7代藩主である阿部正弘。阿部は江戸幕府の老中首座を務め、幕末の動乱期に安政の改革を断行した人物です。 安政の改革はそれまで200年間続いていた幕府の慣習を打ち破るような斬新な政策でした。他の指導者と異なり聞き上手で地味な阿部正弘でしたが、その姿から一転し幕府の新体制をしっかりと作り上げています。 阿部正弘を演じた大谷亮平は、色気のある雰囲気で女性たちを魅了している俳優。2006年に放送され社会現象を巻き起こしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で一躍人気俳優の仲間入りを果たした彼は、『君と世界が終わる日に』(2021年)などの話題作に出演し続けています。 今作でも視聴者を釘付けにする演技を見せてくれることでしょう。

堀田正義/佐戸井けん太〈老中〉

近江宮川藩の第7代藩主である堀田正義。通称は仁四郎で、初名は庸晴。天保9年に将軍・徳川家慶に拝謁し、養父の正民の死去により家督を継いでいます。 堀田正義を演じた佐戸井けん太は、名バイプレイヤーとして様々な作品で活躍している俳優。「火曜サスペンス」シリーズや「土曜ワイド劇場」など、ミステリー系の作品に特に多く出演しています。

永井尚志/中村靖日〈海防係〉

幕末の旗本であった永井尚志は、安政元年に長崎海軍伝習所の所長として長崎に赴き、長崎製鉄所の創設に着手するなどの活躍を見せた人物。ロシアやイギリスなどの海外諸国との交渉も務め、通商条約調印を行ないました。 そんな永井尚志を演じたのは、独特の雰囲気を持つ俳優・中村靖日。近年では『美食探偵 明智五郎』(2020年)などのドラマに出演しています。

土方歳三/町田啓太〈新選組副長〉

新選組の副長として知られている土方歳三。容姿端麗で女性からの人気があったことでも有名な土方歳三ですが、一方で“鬼の副長”と呼ばれる側面も。そこには農民として生まれ武士として生きる、意思の強さが起因しています。 新選組には幕府に認めてもらうための鉄の掟である“局中法度”がありました。この掟を破ったものは切腹か内部粛清が行われ、実際に多くの者が粛清により命を落としたんだとか。土方は武士としての思いが人1倍強かったため、この掟を死守するために鬼の副長となったのでした。 土方歳三を演じたのは近年人気急上昇中の若手俳優・町田啓太。劇団EXILEのメンバーで、『中学聖日記』(2018年)などの話題作品に出演しています。

福井藩

親藩にして御家門の筆頭であった松平家が藩主の福井藩。かつて攘夷派であったにもかかわらず、最終的には開国に大きく貢献した、福井藩の面々を紹介していきます。

松平慶永/要潤〈福井藩主〉

松平慶永は別名・松平春嶽として知られている政治家。松平慶永は越前福井藩主として藩政改革を推進し、政事総裁職として幕政改革をも推し進めました。幕末の四賢候の1人として語られる名君でもあります。 そんな大物政治家である松平慶永を演じた要潤は、『仮面ライダーアギト』(2001年)でデビューしたイケメン俳優。幼い頃から吉本新喜劇を見て育ったという彼は、体に“ボケ”が染み付いているそう。たまに見せるコミカルな演技はそこがルーツになっているんですね。

橋本左内/小池徹平〈福井藩士〉

橋本左内は志士であり、思想家。越前国福井藩の藩士を務めていました。“越前の天才”とも称されていた彼は、西郷隆盛にも深く尊敬されていたことで知られています。天文や地理、数学にも精通しており、15歳の時で『啓発録』という文書を記しました。 橋本左内は女性のような柔らかな容姿で、身長も151cmほどと非常に小柄。しかしその目には常人ではないような輝きがあり、受け答えも堂々としていたため、侵しがたい威厳を持っていました。 橋本左内を演じたのは、中性的な雰囲気が魅力的な俳優・小池徹平。2020年に放送されたドラマ『ギルティ〜この恋は罪ですか?〜』では、過去に秘密を抱えている男性役を熱演しました。

薩摩藩

当初公武合体派として活動した薩摩藩。しかし薩英戦争を経て西郷隆盛や大久保利通ら倒幕派に主導権が移り、薩長同盟を結んでからは明治維新の原動力となっていきます。そんな時代を引っ張った薩摩藩の藩士を紹介します。

西郷隆盛/博多華丸

西郷隆盛は久光が目指す公武合体実現のため、流罪を赦免されて藩政に復帰します。大坂にある薩摩藩士・折田要蔵の塾に、一橋家の命で偵察に来ていた栄一と出会うことに。周りの薩摩藩士たちは栄一に不信の目を向けていたが、西郷は共に豚鍋をつつきながら栄一を見定めようとします。 西郷隆盛を演じるのは、漫才コンビ博多華丸・大吉の博多華丸です。2014年からNHKの朝の情報番組『あさイチ』で司会を務めており、大河ドラマ『真田丸』(2016年)にも出演していました。 今回の出演に際して「九州人として畏れ多い大役ですが 天国の婆ちゃんに喜んでもらえるよう頑張ります。」と語っています。

五代才助/ディーン・フジオカ〈薩摩藩士〉

五代才助は本名を五代友厚という薩摩藩士。1836年2月に鹿児島で生まれた五代は、青年の頃から長崎海軍伝習所にてオランダ海軍士官から測量や数学を学び、勝海舟などのさまざまな人たちと藩を超えての交流をしていました。 その後欧州に留学し、外国人殺傷事件の解決に努めるなどの活躍を見せ、明治元年には外国事務局判事として大阪に在勤。 そんなグローバルな五代才助を演じたのは、スマートでミステリアスな演技が魅力的な俳優・ディーン・フジオカ。2004年から香港を拠点にファッションモデルとして芸能活動を開始した彼は、2015年に『探偵の探偵』で日本の連続ドラマ初出演を果たしています。 2020年には『危険なビーナス』で謎めいた役どころを見事に演じました。

その他栄一に影響を与える人々

まだまだ栄一は多くの人と出会い成長していくことになります。以下では、これまで紹介した団体には属さなくとも、栄一に大きな刺激を与えた人たちを紹介していきます。

利根吉春(とね よしはる)/酒向芳〈岡部藩代官〉

渋沢栄一が暮らす血洗島村を治めている岡部藩の代官である利根吉春。横柄な態度で周囲の人物に接しているため、のちに栄一とも対立することとなります。 利根吉春を演じたのは、『MIU404』(2020年)などにも出演している俳優・酒向芳です。

真田範之助/板橋駿谷〈北辰一刀流の剣豪〉

武州多摩郡出身の攘夷志士である真田範之介。剣の道で非凡な才能を発揮していた彼は、その能力を生かし攘夷活動に参加するなどした人物です。 真田範之助を演じた板橋駿谷は、ラッパーとしての顔も持つ俳優。ヒップホップユニットを結成しアルバムをリリースし、『家政夫のミタゾノ』(2020年)などの話題ドラマにも出演しています。

大橋訥庵/山崎銀之丞〈思誠塾の儒学者〉

大橋訥庵は儒学者であり尊王論者。そして日本橋に思誠塾を開き、子弟の教育に励みました。 大橋訥庵を演じた山崎銀之丞は、サスペンス作品や刑事ドラマを中心に活躍している俳優。『科捜研の女』(2019年)や『警視庁・捜査一課長』(2018年)、昨年は大ヒットドラマ『半沢直樹』(2020年)にも出演していました。

マシュー・ペリー/モーリー・ロバートソン〈海軍軍人提督〉

艦隊を率いて日本へ来航し、開港への交渉を要求したマシュー・ペリー。奴隷の帰国事業に尽力するなど、様々な功績を残した人物です。 そんなマシュー・ペリー役を務めたのは、外国人タレントとして日本で活躍しているモーリー・ロバートソン。ラジオパーソナリティやDJ、コメンテーターもこなすマルチな才能の持ち主です。

連続テレビ小説『あさが来た』の大森美香が脚本を担当

『青天を衝け』の脚本を担当するのは、2015年のNHK連続テレビ小説『あさが来た』でもその手腕を見せた大森美香。 実在の女性実業家・広岡浅子の人生をベースにした『あさが来た』にも渋沢栄一は登場しており、銀行や生命保険会社、さらに女子大学の設立と活躍していく主人公を「銀行の神様」という立場から導いています。 今回の『青天を衝け』について大森は、「神様ではない、(中略)血気盛んな人間味あふれる一人の男として、カッコいい面も、そうでない面も、丁寧に描いていきたい」とNHKの公式サイトにコメント。 また「彼らの生きていた時代が、そのまま百数十年経った令和の今と繋がっていると感じられるような臨場感あふれるドラマを、毎週お届け出来るように、吉沢さんやスタッフ、キャストの皆様と駆け抜けたいと思います。」と意気込みを語りました。

豪華キャストで贈る大河ドラマ『青天を衝け』は2021年2月14日から放送開始!

新1万円紙幣の肖像画に決まり、注目を集めている渋沢栄一を主人公とした新大河ドラマ『青天を衝け』。朝ドラの人気作を手掛けた大森の脚本と、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を続ける吉沢亮の演技に期待が高まっています。 渋沢栄一は幕末から明治の激動の時代を、「緻密な計算」と「人への誠心」で駆け抜けました。近代日本のあるべき姿を追い求めた彼の生涯が、どのように描かれるのか楽しみですね。『青天を衝け』は2021年2月14日から放送開始予定です!