映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の動画を配信中のサブスクはここ!奇妙で可愛い名作アニメ映画
映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の動画を配信中のサブスクはここ!
映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は、ティム・バートン原案・原作で1993年に公開されたミュージカルアニメーション映画。ティム・バートンらしさ溢れる個性的なキャラクターと世界観に、今なお多くのファンがいるディズニーの隠れた名作です。
映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の作品概要
原題 | 『The Nightmare Before Christmas』 |
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公開日 | 1994年10月22日 |
ジャンル | ファミリー、ファンタジー |
再生時間 | 76分 |
制作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のあらすじ
死者の街であるハロウィン・タウンで暮らす住人たちは、人間を驚かせたり怖がらせたりすることが大好き。ハロウィン当日の街は大いに盛り上がっていましたが、街を収めるジャック・スケリントンは毎年同じことの繰り返しであるハロウィンに飽き飽きしていました。 そんなある日、森を訪れたジャックは扉のついた不思議な木を発見。意を決して扉を開くとそこは別世界で、明るく温かい「クリスマス・タウン」が広がっていたのです。そんなクリスマスの景色に心を奪われた彼は、自分たちでクリスマスを作り上げることを決意。 街に戻ったジャックは計画を進めますが、彼に想いを寄せるサリーは何やら嫌な予感を覚えていました。クリスマスの準備は着実に進んでいくものの、予想もつかない出来事が次々と起こりはじめ……。
登場人物と声優を紹介
ジャック・スケリントン役/市村正親
ジャック・スケリントンは本作の主人公で、ハロウィン・タウンの住人たちからは「パンプキン・キング」と呼ばれています。明るく優しい性格の彼ですが、毎年ただ繰り返されるハロウィンをつまらなく感じ、そんな折に「クリスマス」という行事に魅了されてしまい……。 ジャック役を演じるのは、ドラマや映画、ミュージカルなどで活躍する俳優の市村正親。彼の代表作にはドラマ『べっぴんさん』(2016-2017年)や映画『テルマエ・ロマエ』(2012年)などがあります。
サリー役/土居裕子
(画像右) サリーは本作のヒロインで、死体をもとに作られた継ぎ接ぎだらけの見た目をしている人形。顔色が悪く口が避けているために一見怖がられがちですが、心優しい性格をしており常識人でもあります。密かにジャックに想いを寄せていて……。 サリー役を演じるのは、舞台を中心に幅広く活躍する声優・女優の土居裕子。彼女の代表作には映画『ポカホンタス』(1995年)や映画『ターザン』(1999年)などがあります。
これぞ隠れた名作!不気味で可愛らしい物語の魅力を考察
こだわりのアニメ技法が生む美しい映像
本作はたくさんの魅力で溢れているのですが、1番はこだわりの技法で作られた美しい映像。映画『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』は、「ストップモーション・アニメ」という方法で撮影されています。 これは静止している物を1コマずつ動かしながら撮るもので、パラパラ漫画のような仕組み。この方法では、CGでは表現できない温もりや独特な動きを表現できるのです。 特にジャックの表情にはこだわっており、なんと400種類もありますよ。
世界観が素晴らしい!何度も聴きたくなる音楽
本作の魅力は映像だけに留まらず、作中で登場する音楽も素晴らしいものばかり。メインテーマである「これがハロウィン」はどこか癖になる中毒性があり、1度聴くと頭から離れません。 その他の音楽もハロウィン・タウンの不気味な雰囲気やクリスマス・タウンのキラキラした温かみのある雰囲気が表現されていて、何度も聴きたくなってしまうものばかりです。
無茶苦茶なストーリーでむしろ中毒に?
個性的で魅力的なキャラクターが多数登場する本作。特に主人公であるジャック・スケリントンは優しく紳士的な性格をしている一方で、天然で少しポジティブすぎるほど。 彼は作中ではちゃめちゃなトラブルを引き起こすのですが、まるで視聴者たちに「失敗してもいいんだよ!」というメッセージを伝えているようにも見えます。 ぶっ飛んでいるストーリー展開はなかなか衝撃的ですが、その部分がむしろ中毒になってハマってしまう視聴者も。
映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をもっと楽しめるトリビア3選
トリビア①:実はディズニー作品ではない!?
ディズニーランドの人気アトラクションである「ホーンテッドマンション」に期間限定で登場することもある本作ですが、実はディズニー作品ではありません。というのも本作は元々はディズニー作品として配給される予定でしたが、その内容のダークさや不気味さからディズニー側が却下。 そのため、ディズニーの実写映画部門であるタッチストーン・ピクチャーズの名義で公開されることとなりました。2006年からは、ハロウィン限定でディズニー名義の元、公開されています。
トリビア②:最初のシナリオでウギー・ブギーの正体はあの人だった
サリーの生みの親である科学者・フィンケルスタイン博士は、エンドクレジットで「Evil Scientist(悪の科学者)」と表記されています。 作中ではそこまで悪さをする様子は見られないため「悪の科学者」は言い過ぎな気もしますが、実はこれは元々のストーリー展開でウギー・ブギーの正体が彼になる予定だったからなのです。ウギー・ブギーはヴィランらしいヴィランのため、そう言われると納得ですよね。
トリビア③:人気作品なのに続編やスピンオフがない理由
公開から30年近く経過していてもなお高い人気を誇る本作ですが、公開後に続編やスピンオフなどは一切公開されていません。過去にはディズニー側から原案のティム・バートンへ続編制作のオファーもあったようですが、CGを使っての制作はしたくないという理由から断っています。 またオリジナルの威厳を保ち続けるためにも、続編を制作しないとのティム・バートンの意思もあるようですよ。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の気になる疑問とQ&A
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を配信しているサービスは?
2021年11月現在、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を配信しているサービスは「ディズニープラス」です。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』はどんな人におすすめ?
映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 』は、ハロウィンからクリスマスにかけての時期が舞台のファンタジー作品。家族や友人、恋人と過ごすホリデーシーズンにぴったりです。