2023年7月31日更新

『100万回言えばよかった』ネタバレ考察とあらすじを最終回まで!グミ男の正体や結末は?

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100万回言えばよかった

2023年1月期のTBS金曜ドラマは、井上真央主演の『100万回言えばよかった』。この記事では、本作のあらすじやキャスト、そしてネタバレを毎週更新でお届けします。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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グミ男の正体が第8話でついに明らかに!あの人が事件に関わっていたなんて……。

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『100万回言えばよかった』あらすじ

あらすじ

幼なじみの相馬悠依(井上真央)と鳥野直木(佐藤健)は、大人になってから偶然再会。改めて、お互いが運命の相手だと確信します。しかし運命のいたずらか、直木が悠依にプロポーズしようと決めた矢先、不可解な事件に巻き込まれてしまいます。 突然、悠依の前から姿を消した直木。実は自分が死んだとわからないまま、直木は魂となって現世をさまよい続けていたのでした。突然最愛の人を失って悲しみに暮れ、懸命に探す悠依を前に、直木は自分の声が届かない悲しい現状に気付きます。

そんな悠依と直木の前に、直木の存在を認識することができる人物が現れます。それは、直木が巻き込まれた事件を捜査する刑事の魚住譲(松山ケンイチ)でした。直木は譲に自分の言葉を悠依に伝えてほしいと頼むのですが……。 愛する人を突然失った悠依、想いを残したまま魂になった直木。そして事件の真相を追う譲が、直木の唯一の媒介者として悠依に関わっていく時、この3人の間にどんな関係性が生まれるのでしょうか?

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

2023年の悠依(井上真央)の誕生日。悠依は直木(佐藤健)と連絡が取れずイライラしていました。しかし悠依のそばには直木の姿が……。悠依に直木は見えていないようです。 1年前の同じ日、悠依の33歳の誕生日に、直木はハンバーグでお祝いします。直木の作ったプリンがしょっぱく、2人は笑い合っていたのでした。 時が戻り、2023年の悠依の誕生日から2日後。刑事の譲(松山ケンイチ)は涼香(近藤千景)という女性の遺体が発見され、捜査を担当していました。 現在、悠依は直木と3日も連絡が取れず警察へ。直木の写真を見せ、偶然居合わせた譲も直木の写真を確認しました。無事捜索願を提出し、悠依は直木がシェフをする店のオーナー・英介(荒川良々)にこのことを報告。その後悠依は、勤務する美容院に出勤したのでした。

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ネタバレ

捜査をしていた譲は、街中で偶然直木を発見。しかし直木は、「俺が見えるんですか!?」と謎の発言……。直木は「助けてください」と譲に助けを求めますが、譲は訳が分からず断ってしまいました。 一方悠依はハンバーグを食べながら、直木のことを思い返します。2人は店で20年ぶりに再会し、悠依は直木の子ども食堂を手伝うように。そこで、悠依は子供たちに「100万回生きたねこ」を読み聞かせます。そして2人はキスをし、恋人同士に。 譲は姉の叶恵(平岩紙)からの連絡で、「もしかして見えたんじゃない?助けてあげなよ」と言われます。そこで譲は悠依を訪ね、直木が今隣にいると伝えますが悠依は理解できません。直木は悠依に自分を分かってもらうよう、譲に「白い猫」の話をしてもらいます。悠依は少し驚きますが、そのまま立ち去ってしまいました。 その翌日。悠依は車にひかれそうになりますが、ソンハヨン(シム・ウンギョン)という女性に助けられます。その後直木は譲の体に入り込んで、悠依にハンバーグを作ることに。それを食べた悠依は直木の味のハンバーグを食べ、しょっぱいプリンに驚きます。 悠依はついに、「あなたは死んだの……?」と状況を受け入れようとしていたのでした。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

悠依(井上真央)に直木(佐藤健)のことは見えませんが、「傍にいてくれるなら」と悠依は少しだけ前向きになります。悠依は譲に直木が見えていることを信じ、直木が傍にいることを実感し始めていました。 そんな中、悠依の美容院に偶然、客としてソン(シム・ウンギョン)が来店。2人は再会を果たしたのです。一方殺人事件の捜査中の譲(松山ケンイチ)は、被害者宅の防犯カメラに直木が映っていることに気づきます。その後譲は悠依に呼び出され、直木に何があったのか調べてほしいと頼まれました。 悠依と譲は、直木の部屋で直木から事情を聞くことに。失踪した13日は、午後2時まで子ども食堂を開催しており、その後家に帰った記憶がないとのことでした。直木は、7時間もの間の記憶を失っていることが判明します……。

ネタバレ

そんな直木は、13日に誰かと待ち合わせをしていたことが発覚。その相手は莉桜(安斉星来)で、莉桜は直木と悠依が里親の家で一緒に暮らした人物です。しかし莉桜は当時、突然姿を消してしまい行方が分からなくなっていました。 そして6年前に里親の美貴子(桜一花)が亡くなり、直木は同じく里親の勝(春風亭昇太)に英介(荒川良々)を紹介してもらったとのこと。直木は勝から莉桜に渡してほしいと荷物を預かっていて、その勝も最近病気で亡くなりました。 それを聞いた悠依は、莉桜の電話番号に「会いたい」とメッセージを送ります。一方直木は、突然樋口(板倉俊之)という男に「生き返る方法教えようか?」と絡まれました。樋口には、直木が見えている様子……。そんな中、警察から身元不明の遺体が発見されたと悠依に連絡が入りますが、その遺体は直木ではありませんでした。 直木は譲から、自分が殺害事件の被害者・涼香(近藤千尋)の家を訪ねていたことを聞きます。実は涼香は莉桜の中学時代の友人。直木は莉桜を探して涼香に会おうとしていたのでした。その頃悠依は、ソンの病院へ。しかしソンは、悠依に付き添っていた譲を見て動揺したのです。 実は直木は勝から、莉桜に渡してほしいと500万も預かっていたのでした。そのお金は、莉桜のものとのこと。莉桜には傷害の前科があり、直木は莉桜と会う約束をしたとき既に涼香は亡くなっていたことも判明。直木と譲は、莉桜が涼香の殺害に関与しているのでは……?と疑い始めます。 その時、悠依は「これから莉桜と会う」と譲に連絡します。悠依の危険を感じた譲と直木は、急いでその場所へと向かったのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

悠依(井上真央)が莉桜を待っていると、偶然英介(荒川良々)がやってきます。2人が話している姿を見た莉桜らしき女性は、その場を後に……。結局悠依は、莉桜に会うことはできませんでした。 悠依は警察で、直木(佐藤健)の映る防犯カメラ映像を確認。悠依は涼香(近藤千尋)のことも知らず、他に映っている人も知らないとのこと。 その後直木は樋口(板倉俊之)と会い、壁を通り抜ける方法を伝授されます。直木が譲(松山ケンイチ)に乗り移ったことを明かすと、樋口は「乗り移るのは無理でしょ」と答えたのでした。 悠依は再びソン(シム・ウンギョン)の診察を受け、ソンは譲のことを悠依に尋ねます。どうやら、譲はソンの亡くなった夫にそっくりとのこと。それから悠依が美容院に出勤すると、どこかで会ったことのある女性を担当。悠依は、この女性を防犯カメラ映像で見たことを思い出したのです。

ネタバレ

悠依は、その女性が莉桜(香里奈)であると譲に伝えます。涼香は事件の直前石岡エステートの営業用携帯とよく連絡を取っており、それは莉桜の携帯だったと判明。 莉桜は石岡エステート創業者・石岡(長谷川初範)と事実婚をしており、石岡美也子と名乗っていました。石岡によると、莉桜は2週間前から行方が分からないようで……。 譲は直木の父・幸彦(相島一之)に会い、親子関係があまりよくなかったことを確認。その後悠依も直木の母・佳織(長野里美)に会い、直木の生い立ちを聞きます。 直木には血液の病気を持つ8歳下の弟・拓海がおり、直木はしばしばドナーになっていました。中学時代、拓海の治療をめぐって言い争う両親を見た直木は父親に歯向かいます。これをきっかけに父親には暴力を振るわれるように。一方の母も、「直木の冷静で見透かすようなところが怖い」と言っていたのでした。 その後直木は里親施設に入り、母は現在、拓海が再発したときのために直木の行方を探していました。直木が亡くなっている可能性があると知った佳織は、「拓海が再発したらどうしよう」と発言したのです。 これを聞いた悠依は、見えない直木に向かって「あなたが大好きです。理由なんかない」と改めて何度も告白。それを聞いた直木は、涙を流すのでした……。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

直木(佐藤健)の携帯が橋の下で発見され、通話記録から譲(松山ケンイチ)は英介(荒川良々)に話を聞くことに。そこには悠依(井上真央)も同席し、直木はこれ以上悠依を危ない目に遭わせたくないと、自分の体を探そうとします。 その頃ソン(シム・ウンギョン)は、譲を探しに警察へ。その後ソンは悠依に、譲は元夫に声までそっくりだったと明かします。悠依も直木が幽霊になったことを話しました。ソンは「人間の脳はわがままだから思い込みではないか」と言うも、その時から悠依は直木の口笛が聞こえるようになったのです。 悠依と直木は、口笛で意思疎通ができるように。その時、悠依は英介から子供食堂に来ていた海翔(三浦綺羅)が行方不明になったと連絡を受けます。悠依は直木から口笛で、海翔がキャンプ場にいると聞き出しました。こうして英介は、キャンプ場に向かいます。

ネタバレ

英介は無事、ブルーシートに包まっていた海翔を発見。しかし一緒にやってきた直木は嫌な予感を感じ、近くのブルーシートの中から自分の遺体を発見したのです。その後英介も直木の遺体を見つけ、警察を呼びました。そして、悠依が直木の遺体と対面することに……。 悠依は直木の遺体に触れ、「こんなことした人間を絶対許さない」と叫びます。悲しみに暮れる悠依の横で、直木は思い出の曲「大きな古時計」の口笛を吹いていました。笑顔になった悠依は、勝(春風亭昇太)の家へ。すると、床に敷いてあったカーペットがなくなっていることに気づきます。 さらに遺体の直木が握っていた花と、同じ花もテーブルに。悠依はアルバムから、自分と莉桜、さらに涼香と3人で写った写真を発見。その頃直木はハサミに目を向け、苦しんでいる自分の姿を思い返していたのでした……。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

悠依(井上真央)の美容院に、突然莉桜(香里奈)が現れます。莉桜は悠依の首を締め、「こっち来ないでよ」と言い放って去っていきました。その後悠依は、直木(佐藤健)が住んでいた部屋を購入しようとしていたことを知ります。悠依は自分が部屋を買って、幽霊の直木と住み続けようと決意。 翌日ニュースで、涼香(近藤千尋)の防犯カメラに映っていた配達員は偽物と報道。ニュースを見ていた莉桜は、偽物の配達員・希也(永島敬三)に、「私は何も話さない。だから安心してって伝えて」と話していました。 直木の葬儀を終え、悠依は直木の幽霊もいつかいなくなるのではと不安に。直木は悠依と遊園地に行くことにし、譲(松山ケンイチ)にも同伴してもらいます。するとカップルクイズで悠依と譲は1位になり、直木は悠依がネックレスをプレゼントしてほしかったことを知りました。

ネタバレ

しかし直木は、悠依と譲が徐々に親密になっていることに焼きもち。すると直木は譲の空に憑依し、「俺たちに先はない。俺はもういないんだ」とこのままずっと一緒にはいられないという現実を悠依に伝えたのです。 悠依は観覧車を見て、莉桜と涼香と写真を撮ったことを思い出しました。当時、莉桜は悠依に突然帰るよう言われます。その後悠依は、車に乗る莉桜と涼香を発見。運転席でぶどうグミを食べる男と一緒にいて、その男はグーミーと呼ばれていました。 直木、譲、悠依は、莉桜は悠依のことを守っていて、500万もの大金を持っていたこと自体がおかしいと考察。その頃希也は、千代(神野三鈴)の製菓教室で女の子たちを送ると言っており……。 悠依はハチドリの片付け中、Yと書かれたネックレスを発見。悠依は改めて、「私には直木しかいない」と誓いました。一方直木は樋口(板倉俊之)に、成仏する方法を知りたいと相談します。そして莉桜は、自分宛ての悠依からの手紙を手にして……。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

莉桜(香里奈)はバッグから札束を取り出し、あることを思い返していました。それは、涼香(近藤千尋)が誰かに300万円をもらい、「私達を助けてくれたのはちーちゃんだけ」と言っていたこと。当時莉桜は涼香に反論しましたが、涼香は「いくらもらったっていい」と強気でした。 直木(佐藤健)は、樋口(板倉俊之)とともに幽霊を探し、成仏する方法を探っていました。その様子を、遠くから見つめる弥生という女性(菊地凛子)がいて……。 悠依(井上真央)が直木の家への引っ越しをしていると、水回りを見たいと業者がやってきます。この業者は希也(永島敬三)で、「何もなかった」と少し部屋に入って立ち去っていきました。 直木と樋口は、譲(松山ケンイチ)の姉・叶恵(平岩紙)の元へ。叶恵にも幽霊が見えていて、 叶恵は直木が「思い残しがあるから成仏しないのだろう」と推測。 一方悠依は英介(荒川良々)に直木の家に引っ越したことを告白します。さらに幽霊の直木が見えることも話し、直木が事件前後の記憶を失っていることも英介に明かしました。

ネタバレ

その後直木は悠依に、「自分が納得したら消えたい」と打ち明けます。譲はその発言に納得できませんでしたが、直木は幽霊の弥生が部屋から出ていくのを見て、急いで追いかけていきます。その様子を、車の中から希也が見つめていました。 譲は直木を見つけて、「嘘でもいいから一緒にいると言ってあげて」と伝えます。直木は譲が悠依を好きになっていることを見抜いており、譲もそれを認めました。譲は「悠依に伝えたいことがあるなら、自分の体を使ってほしい」と涙を流したのです。 譲は防犯カメラ映像から希也の身元を割り出し、希也が涼香を殺害した犯人だと突き止めます。その頃悠依は莉桜からの連絡を受け、警察に言わない約束で会うことに。しかし会った瞬間、千代(神野三鈴)が車で現れ、莉桜は車に乗り込んでしまいました。 譲や警察は莉桜の身元を割り出し、同じ現場に居合わせていました。しかしそこで譲が突然苦しみだします。同じ頃叶恵は成仏の方法を調べていました。そこで「幽霊に乗り移られると命を削られやがて命を落とす」という衝撃の事実を知り……。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

譲(松山ケンイチ)は莉桜(香里奈)が車に乗り込んで去った後、頭痛を訴えて苦しみます。病院では原因不明と告げられますが、叶恵(平岩紙)は譲に直木(佐藤健)と離れるよう訴えました。しかし譲は、全く気にしていない様子で……。 悠依(井上真央)の家には、希也(永島敬三)が盗聴器を仕掛けていたことが発覚。一方直木は莉桜の後をつけて、千代(神野三鈴)の家にいました。そこには少女たちがいて、千代は莉桜に「あなたたちを思い出す。この方も変わってなかった」と悠依の写真を見せたのです。 譲は直木から千代の住所を聞き、1人で千代の家へ。空き巣が多いと嘘をついて家に入りますが、家の中には誰もいませんでした。

ネタバレ

その頃幽霊の弥生(菊地凛子)は、突然直木と譲に話しかけます。弥生はソウルで脳出血を起こして事故死。その時ソン(シム・ウンギョン)の夫・ウジンを巻き込み、ウジンは亡くなってしまったのです。弥生はソンに謝罪するも、ソンは弥生を許すことはできませんでした。 直木は千代の家で見た少女を、譲と警察のデータベースで探しています。すると、1人の少女・莉果(佐藤ひなた)を発見。その後叶恵は、悠依と直木に会いに来ます。譲に3回乗り移ると譲が死んでしまうと訴え、それを聞いた悠依は譲と会わないことを決めたのでした。 その頃希也は、GPSで莉果を追いかけます。莉果は悠依の美容室に来ていて、莉桜に聞いて悠依に助けを求めに来たとのこと。悠依は莉果を莉果の祖母の家に連れていき、警察に連絡。その瞬間、悠依は何者かに襲われますが、譲が助けに来たのです。犯人は捕まり、譲は悠依に「20年前、彼女たちのような被害にあったのか」と尋ねました。 悠依は自分は何も被害に遭っていないのに、莉桜や直木は被害に遭っていることで自分を責めます。直木は「それでいいんだ」と言い、譲は「僕の体を使って、魂のこもった言葉は自分で伝えろ」と直木に訴えました。しかし悠依は、声は聞こえなくても直木の言いたいことは分かると伝え……。 その頃、英介(荒川良々)は1人ぶどうのグミを頬張っていたのでした。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

千代(神野三鈴)は希也(永島敬三)に「嫌な予感がする」と言い、莉桜(香里奈)や莉果(佐藤ひなた)たちを別の場所へ。譲(松山ケンイチ)が千代の家を訪ねた時に誰もいなかったのは、そのためでした。 莉桜は千代の家で顧客名簿を探していると、希也が顧客名簿を渡し……。莉桜は名簿を撮影し、希也は涼香(近藤千尋)を殺害したことを認めました。「直木は?」という莉桜の問いには答えず、莉桜は希也に殴られて車に乗せられます。 その後希也は英介(荒川良々)の車に乗り込み、「久しぶりだね」と英介は話し……。 一方譲は、直木(佐藤健)の身体が拒否反応を起こすものを持っていると一緒にいても大丈夫なことが判明。直木の苦手な猫のお守りを持つことで、譲と直木は再び一緒に行動できるようになりました。

ネタバレ

譲は弥生(菊地凛子)に頼まれ、ソン(シム・ウンギョン)の夫・ウジンになりきってソンに会うことに。ソンはウジンに「愛してる」と伝えることができ、弥生は思い残しが解消し姿を消しました。一方悠依(井上真央)は口笛を吹く直木にキスをし、「直木、消えてもいいよ」と伝えます。 希也と莉桜が発見されますが、2人は練炭自殺を図った様子。希也は亡くなり、莉桜は意識不明でした。直木殺害の犯人は希也と推測されますが、直木は自分がなぜ勝(春風亭昇太)の家で希也と会っていたのか疑問に思います。 そして譲も、希也が罪を犯した際の身元引受人が英介である事実を突き止めます。その頃英介は悠依と、勝の家にいました。すると英介は突然、ぶどうのグミを食べ始め……。悠依は譲から英介が犯人の可能性があると聞き、「どうして……」と呟きます。 しかし英介がドライバーを手にした瞬間、悠依は「直木がここにいる」と言い、スマホ越しに直木の口笛を流します。譲と直木は急いで、車で勝の家に向かったのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ドライバーを手にした英介(荒川良々)は、悠依(井上真央)に「勝(春風亭昇太)が見えるんだ」と言い出します。譲(松山ケンイチ)と直木(佐藤健)は、2人の元に到着。譲は姿がバレないよう隠れ、警察の応援を呼びました。 英介は、事件の全貌を語り始めます。直木は事件当日、莉桜(香里奈)と待ち合わせしたことを英介に話します。英介はその後直木の食事に薬を混入し、直木は体調を崩して寝てしまい……。その後莉桜がハチドリにやってきて、寝ていた直木を起こしました。 莉桜は直木から500万円を受け取り、過去の売春や千代(神野三鈴)が再び仕事を始めたことを伝えます。そして莉桜は直木に、「英介から離れなきゃだめ」と強く訴えました。直木は英介に連絡し、勝の家で待ち合わせすることに。

ネタバレ

英介は20年前に、千代の下で働いていたことを直木に告白。しかし今は無関係で、直木も英介は更生したと信じていました。 しかし直木は英介に警察に行くよう促したため、英介は直木の口を封じようとハサミで直木を刺し……。直木は意識が朦朧とする中、 悠依を思いながら紫の花を掴み、亡くなったのでした。 事実を知った悠依を、英介は人質に取ります。譲が「もう逃げられない」と言うと、直木は外の雷を利用して、自分の手をドライバーに当てて英介を感電させ……。英介は倒れこみ、逮捕されました。しかし直木は、消えそうになってしまったのです。 譲は直木に、自分に憑依して悠依と話すよう訴えます。直木は譲に憑依しましたが、「泣くなよ」と言っただけで消えてしまい……。その後千代も逮捕され、英介は希也(永島敬三)と直木の殺害を認めました。悠依は莉桜に再会し、莉桜に「守ってくれてありがとう」と感謝を伝えます。 朝、目覚めた悠依がキッチンに行くと、なぜか直木が朝食を作っています。「これは夢?」という悠依に、「夢じゃない」と言う直木。悠依が直木に掴むと、直木は「痛いよ」と言い……。

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最終話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

直木(佐藤健)は「なぜこうなったのか分からない」と言いながら、悠依(井上真央)の目の前に現れました。2人は再会を喜び、キスをします。それからハンバーグを食べ、2人は直木の思い残しを全部することに。 まず譲(松山ケンイチ)を呼び出し、譲を驚かせます。その後直木と悠依はショッピングをし、悠依は母について語りました。悠依の母も美容師。しかし母の再婚相手がよくない人で、悠依は一緒にいてはダメだからと、中学生の時に勝(春風亭昇太)の家に預けられたのでした。 次は直木の両親に会うことに。もう死んでしまっているために直接会うことはできないと判断した2人は、直木の父(相馬一之)と母(長野里美)に、直木が作ったハンバーグを悠依が作ったことにして振る舞います。 両親は直木にしてしまったことを後悔し、直木の弟の拓海(青木柚)とも連絡を取っていないと言いました。

ネタバレ

直木と悠依は、拓海に会いに行きます。直木が亡くなったことを知らない拓海は、久しぶりの直木との再会に喜びました。社会人になって両親の元を離れ、今は仕事を頑張っていると言います。拓海は「生かしてくれてありがとう」と直木に礼を言い、仕事に戻ったのでした。 それから叶恵(平岩紙)と樋口(板倉俊之)に会いに行った直木と悠依。直木は2人にも感謝を伝え、その後悠依は莉桜(香里奈)とソン(シム・ウンギョン)と3人で会います。莉桜は退院したら、悠依の家に行くと約束。ソンも遊びに行くと笑顔で話しました。 夜、直木が作ったオムライスを食べ、悠依と直木と譲はカードゲームで盛り上がります。直木は屋上で譲と2人になり、「譲と過ごした時間は楽しかった」と感謝を伝えます。そして夜10時過ぎ、悠依と直木はは思い出の海に行くことに。 2人は海辺に座り、海を眺めます。直木は「この先の未来、悠依がずっと笑ってくれるなら俺の人生は意味があった」と言い、「1人にさせてごめん」と謝りました。それから直木は何度も「愛してる」と伝え、悠依も「愛してる」と言い……。 悠依が海を見つめている時、直木は静かに姿を消します。空から口笛が聞こえ、悠依は「空から見てるなんて、嫌だって言ったのに」と微笑みながら、歩き出したのでした。

【考察】英介は何者?殺害動機は?

以下の考察は第8話放送時点での考察です。実際の結末はこちら

英介の過去と“ぶどうグミ”

直木と共に子ども食堂を開いたり、塾を開いたり、常に子供を守るために行動している英介。優しい善人のように見えますが、第8話では衝撃の一面をあらわしました。 英介がここまで子供に執着するのはなぜか?それは、自身も子供時代に悲しい過去を持っているからではないでしょうか。親や大人からの虐待を受けて育ったからこそ、子供にそんな思いはさせまいと行動しているのだと考えられます。 子供時代にトラウマを抱えている英介は、同じように子供が虐げられている瞬間にカッとなってしまうのではないでしょうか。そして彼が食べているぶどうのグミは、もしかしたら幼少期から自分を落ち着かせるためにずっと食べているものなのかもしれませんね。

直木が殺害された理由

直木は英介に殺害されたとみて間違いないでしょう。勝の家で殺されたことなど、その証拠はほぼ出そろっています。 英介は第8話で子供を救う事業がうまくいっていることを嬉しそうに話した直後、「直木にもそう言ったんだよ!」と激昂します。このことから、直木は英介の事業を否定し、その結果カッとなった英介に殺されたと予想。 そして直木が事業を否定した理由は、事業の資金が少女たちの売春によって集められたものだからではないでしょうか。 英介は子供を救うという目的にだけ目が行ってしまい、千代と手を組んで売春を斡旋し金集めに奔走したのでしょう。少なからず罪の意識があった英介は、少女を送り迎えする運転席でぶどうグミを食べ、自分を落ち着かせていたのだと考えられます。

【登場人物・キャスト一覧】

メイン キャスト 相馬悠依役/井上真央 鳥野直木役/佐藤健 宋夏英役/シム・ウンギョン
神奈川 県警 直木の事件の真相を追う魚住譲役/松山ケンイチ ・田島宏一役/少路勇介 ・村中望海役/穂志もえか
広田家 悠依と直木の里親 ・広田勝役/春風亭昇太 ・広田美貴子役/桜一花
洋食屋 ハチドリ 直木が務めていた洋食屋 ・池澤英介役/荒川良々
その他 魚住叶恵(嬢の姉)役/平岩紙 樋口昌通(謎の男)役/板倉俊之

相馬悠依役/井上真央

井上真央

主人公の相馬悠依(そうまゆい)は、有名美容室の系列店で店長を任されています。中学生の時に家庭の事情で里親に預けられ、そこで直木と出会いました。その後偶然、直木が営む料理店で再会し、昔と変わらない直木に自然に惹かれていきます。 相馬悠依を演じるのは、「花より男子」シリーズでヒロインを演じた井上真央。2011年の朝ドラ『おひさま』でヒロイン、2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』で主演を務めるなど、子役から始めた長いキャリアの中で数多くの代表作を持っています。 そんな井上真央が演じるのが、突然恋人を亡くし、悩みながらも少しずつ前向きに歩んでいこうとする悠依。この役柄については「直⽊を⼀途に思う姿や信じようとする姿はとてもピュアです」と分析しています。 また、佐藤健と松山ケンイチとは意外にも今回が初共演。「掛け合いのシーンもおもしろく⼤切な⼈を想えるような作品です」とも語っていました。

悠依の中学時代役/新井美羽

中学時代の悠依と直木を演じた子役たちが、井上真央と佐藤健にそっくり!と話題に。 悠依を演じたのは『ちむどんどん』(2022年)や「ひきこもり先生2」(2022年)などに出演した、16歳の新井美羽です。

鳥野直木役/佐藤健

佐藤健

悠依の幼なじみで恋人となる鳥野直木(とりのなおき)は、料理店を経営する料理人。悠依と同じく、家庭の事情で里親に預けられた過去を持っています。悠依との偶然の再会から、一緒に過ごすうちに「かけがえのない相手」として先の人生も一緒に歩みたいと思うようになります。 鳥野直木を演じるのは、映画「るろうに剣心」シリーズで長年主演を務めてきた佐藤健。ドラマでも『恋はつづくよどこまでも』(2020年)や「義母と娘のブルース」シリーズなど数々のヒット作を持ち、2022年11月24日からは主演を務めるNetflixドラマ『First Love 初恋』も配信されます。 直木は死んだ時の記憶もなく、現世をさまよう魂となって、愛する悠依に言葉も伝えられないまま。この役柄については「人から見えない、触れない、人に声を届けられないという特殊な役柄」としつつ、同時に「やりがいのある役」とも語っていました。

悠依の中学時代役/坂元愛登

直木の中学時代を演じたのは映画『ある男』(2022年)などに出演した、13歳の坂元愛登でした。

魚住譲役/松山ケンイチ

松山ケンイチ

魂となって現世をさまよう直木と、唯一意思の疎通ができる刑事の魚住譲。千年続く寺が実家で、霊媒体質の家系に生まれたためか、魂となった直木の姿が見える人物です。直木が巻き込まれた事件を追っています。 魚住譲を演じるのは、映画「デスノート」シリーズのL役で知られる松山ケンイチ。2022年は『ノイズ』『川っぺりムコリッタ』と2本の映画で主演を務め、2023年にも主演映画『ロストケア』の公開が控えています。2021年にはTBS日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』で、未曽有の災害に立ち向かうチームのリーダーである経済産業省の官僚を演じました。 魚住譲は霊媒体質の家系に生まれながら、その才能を一切発揮していなかったのに、追っている事件をきっかけに直木の媒介者となってしまう奇妙な境遇の持ち主。そんな譲の役柄について「悠依と直木の2人を繋ぐという少し特殊な役ですが、楽しんで演じられたら」と語っています。

ソン・ハヨン役/シム・ウンギョン

脳神経内科医師のソン・ハヨンは、主人公の悠依とひょんなことから出会い、徐々にかかわりを持つようになる人物。 演じるのは韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』(2011年)や『怪しい彼女』(2014年)でお馴染みのシム・ウンギョン。日本でも本格的な活動をスタートしており、映画『新聞記者』(2019年)では米倉涼子とW主演、ドラマ『群青領域』(2021年)では主演を務めました。

原作はなし!脚本は「リチプア」の安達奈緒子

『100万回言えばよかった』の脚本を手がけるのは、『リッチマン、プアウーマン』(2012年)や『失恋ショコラティエ』(2014年)などのヒット作で知られる脚本家・安達奈緒子。 TBSドラマの脚本を担当するのは2019年の『G線上のあなたと私』以来、オリジナル脚本としては2021年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』以来となります。 本作の企画を聞いた際には「ド直球に愛を伝えるお話は素敵だな」と素直に感じたそうで、「この感覚は、もしかしたら年齢にかかわらず多くの方に共感していただけるのではないかと、ここ数年の世情も相まって強く考えるようになりました」とも語っています。

スタッフは「IWGP」「恋つづ」を手掛けたタッグ

本作のプロデューサーを務めるのは、これまで数多くのTBSドラマでヒット作を生み出してきた磯山晶です。さらに演出を手がけるのが、磯山晶と組んでドラマ史に残る名作を作り出してきた金子文紀。 『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)、『木更津キャッツアイ』(2002年)、『タイガー&ドラゴン』(2005年)は今でも多くのファンを持つ名作ドラマですが、これらすべて磯山晶がプロデュース、金子文紀が演出を務めた作品! 近年では『恋はつづくよどこまでも』(2020年)や『俺の家の話』(2021年)といった作品も高い評価を受けています。『100万回言えばよかった』にもこの強力な制作陣が関わっているということは、否が応でも期待が高まりますね!

主題歌はマカロニえんぴつ「リンジュー・ラヴ」

主題歌を担当するのは、次世代ロックバンドのマカロニえんぴつ。 新たに書き下ろされた楽曲「リンジュー・ラヴ」で本作を彩ります。

『100万回言えばよかった』あらすじとネタバレは毎週更新

2023年1月期のTBS金曜ドラマ『100万回言えばよかった』は、井上真央×佐藤健×松山ケンイチという豪華な共演陣が大きな見どころのファンタジーラブストーリー。安達奈緒子によるオリジナル脚本にも注目が集まっています。 『100万回言えばよかった』は金曜よる10時放送。ciatrでは本作のあらすじとネタバレを毎週更新していきます。