『日本三國』全話ネタバレあらすじ解説!戦乱の世に奇才軍師が立ち上がるアニメ注目作
『日本三國』のあらすじ【ネタバレなし】

『日本三國』は「マンガワン」と「裏サンデー」で連載中の、松木いっかが描く漫画です。 物語の舞台は、戦争の大敗や災害で文明が明治初期レベルまで落ち、3つの国に分断された日本。国が「大和」「武凰」「聖夷」に分かれる中、大和の田舎で働く三角青輝(みすみあおてる)は妻と共に幸せな生活を送っていました。 しかし国の最高権力者が前に現れたことで、事態は一変。彼は妻の言葉を思い出し、「知と弁」を武器に日本の再統一を目指す決意を固めるのです。
分断された日本の勢力図は?

- 大和:旧関西・西日本
- 武凰:旧岐阜県から旧関東・東北は旧宮城県までの太平洋側
- 聖夷→奥和:旧石川県から北の日本海側と旧岩手県・北海道
主人公の三角が暮らすのは人口約460万人の大和で、最高統治者は大和帝です。帝をトップに据えているものの、平殿器(たいらでんき)が実質的には国を牛耳っている状態。 武凰は武凰帝が治める君主制で人口約317万人。聖夷は大統領制を敷いており、作中では銀山警備隊長である輪島桜虎(わじまおうが)が聖夷のメインキャラとして登場します。
『日本三國』1巻(1話〜3話)ネタバレ解説
平殿器に復讐を誓う三角
大和の田舎に住む三角青輝は最愛の妻・小紀(さき)と暮らす、何事も合理的に考える青年です。ある日、国の最高権力者である平殿器(たいらでんき)が彼らの土地にやってきます。 自らが国家だと言う殿器に楯突いたせいで、小紀は理不尽に殺される羽目に。青輝は失意のどん底のなか、妻の無惨な遺体の前で殿器に話がしたいと頭を下げるのでした。 巧みな話術で妻が殺されるきっかけとなった税吏に復讐した青輝は、生前の妻の言葉を思い出し日本統一を目指す決意を固めます。 小紀は青輝の知識があれば、辺境将軍・龍門光英(りゅうもんみつひで)のもとで日本再統一も夢ではないと、青輝に語っていたのです。
仕官採用試験と阿佐馬との出会い

3ヶ月後、青輝は世を変えるという大志を抱き首都の大阪を目指します。目指すは、龍門に仕官するための試験、通称「登竜門」の合格です。龍門の試験は10分以内に、彼の膝を地面に着地させるというものでした。 名門の生まれであるツネちゃんさんこと阿佐馬芳経(あさまよしつね)が武で合格をもぎ取る中、青輝は戦で負けないための農政改定案を提出。合格できないと悟ったゆえに、改正案だけ渡せれば満足と語る青輝に対し、龍門は自ら膝をつき合格を言い渡しました。 青輝は知で自分の優秀さを認めさせ、将軍に膝をつかせたのでした。 近未来の話でありながら、歴史漫画っぽさもある本作。日本統一を目指す主人公の武器が、武力ではなく知力と話術なのがカッコいいです!
『日本三國』2巻(4話〜10話)ネタバレ解説
聖夷ではクーデターが起こる
時は3年経ち、青輝は隊内の罪人の刑を決める監事になっています。彼は世話になった人物にも厳罰を言い渡し、厳格な軍法の遵守を貫いていました。 一方敵国である聖夷では、大和への降伏賛成派である大統領を討ち取る、降伏反対派のクーデターが成功していました。新しく総帥となった輪島桜虎(わじまおうが)は、龍門将軍に父を討たれた若い女性。 国民から大和への敵対意識を煽った彼女は、父の仇を討つために戦争の準備に取り掛かります。国民のハートを掴んだ彼女の演説の効果は絶大で、1ヶ月後に迫る聖夷西征に向けて桜虎による独裁体制が確立されました。
平殿器に翻弄される藤3世と大和の運命は

大和内では、殿器が帝すら小馬鹿にし、着実に帝の傀儡化を進めています。やりたい放題の殿器にとっての邪魔者は龍門です。龍門将軍は置物帝である藤3世が殿器の口車に乗せられ命じた愚策により、軍師である賀来泰明(かくやすあき)を連れ戦地へと赴くことに。 さらに、聖夷から長尾武兎惇(ながおむうとん)が投降してきたという情報がもたらされます。龍門は偽計「苦肉の計」と指摘。しかし殿器の圧に負けた帝は、殿器の息子・殿継(とのつぐ)の加賀行きと、龍門にその護衛をするよう命じます。 窮地に陥るも賀来は策がある様子。出立前、賀来は守山記室令の流罪、ツネちゃんと青輝の留守番、そして青輝への伝言というヒントを残し、聖夷加賀省へと向かいます。 2巻のメインは内部からも外部からも狙われる龍門将軍の攻防です。賀来と通じあっていた、策の内容が気になります!
『日本三國』3巻(11話〜15話)ネタバレ解説
聖夷との戦いの火蓋が切られる
10歳の殿継は、辺境将軍隊の主力である菅生強(すごうごう)将軍らを連れて敵の領土である金沢にやって来ます。そこで彼らを出迎えたのは、大和への寝返りを申し出た聖夷の軍人・長尾武兎惇です。 菅生は偽計の可能性も考えるよう助言しますが、殿継はそれを聞き入れません。それどころか父譲りの傲慢さで殿継は菅生を縛り上げます。 結局長尾の申し出は偽りであり、殿継自身も窮地に陥ります。殿継もまた父親に駒として利用されていたのです。菅生は非礼を詫びる殿継を背負い、賀来の指示で身を隠していた左中将・長嶺士遼(ながみねしりょう)の助太刀もあり、なんとか金沢を脱出しました。
桜虎の策を見抜く龍門

一方の龍門将軍は、秘策として大阪都に残る「口がうまい若者」にすべてを託します。青輝は聖夷の真意を読んでいました。龍門ら大和軍を金沢に留めている間に、福井の奥越を攻めると青輝が読んだ通り、桜虎率いる隊は奥越へ侵攻、平定します。 賀来はすべてを青輝に賭け、龍門は時間稼ぎのため単独で敵前へ。橋上でお茶をたてる姿に気圧され、龍門は桜虎の矢を受けながらも軍の撤退を成功させます。 大阪では青輝が賀来の策の真意をすくい、妻の死から3年ぶりに殿器に相対しようとしていました。 龍門将軍らが言っていた策の中心は、青輝だった様子。妻の仇と相対した彼が、どのような話術を披露してくれるのか注目です!
『日本三國』4巻(16話〜21話)ネタバレ解説
九頭竜川での駆け引きに敗れ、総帥・輪島桜虎(わじまおうが)は聖夷の民からの信頼を失います。 失意に沈む彼女を救ったのは軍師・閉伊弥々吉(へいややきち)でした。閉伊は自らが混乱を招いた黒幕であると告発状を流し、怒りの矛先を一身に引き受けます。謀反人として処断されることで桜虎の威光を取り戻させ、聖夷軍は再び結束するのでした。 一方、大和では青輝(あおてる)が軍師・加来の策を実行すべく帝に拝謁。軍権剥奪の危機にさらされながらも、「撤退の勅書」を求める大胆な進言で局面を動かします。それは偽装撤退による起死回生の布石でした。両軍の知略が交錯する中、聖夷西征の行方がついに決することとなり……。
『日本三國』5巻(22話〜31話)ネタバレ解説
大和歴64年、内務卿・平殿器(たいらでんき)は聖夷西征の功績と奥和統治の実績を盾に、王位を望みます。 一方で帝・藤三世は世論の反発に揺れながらも、拳銃を差し出して覚悟を示す平の威圧と、異論を唱えた者が粛清される光景を前に、ついに封王の勅命を下しました。こうして平は王の立場から武凰征討へと国を動かすことに。 一方、桜虎暗殺の余波で投獄されていた青輝と龍門(りゅうもん)は四年ぶりに禁を解かれます。妻を奪った仇を前にしながらも激情を抑えた青輝は、平の配下に入り内側から世を変える覚悟を固めました。 やがて元皇太子・澄仁王(すみひとおう)の謀反が発覚し、青輝は阿佐間芳経(あさまよしつね)と再び手を組みます。互いを信頼する二人は笠置山の戦いで反乱軍を打ち破り、新たな局面を切り開いていくのでした。
『日本三國』6巻(32話〜44話)ネタバレ解説
天満王・平殿器が日本統一を見据え、ついに武凰への侵攻を開始します。敵対する大和と奥和は連合し、戦端は雪に閉ざされた仙台で開かれました。 要塞司令官・狩野千代の前に、奥和軍師団長・九羅珀亜が迫り、激戦の末に街は血に染まります。勝利こそ正義と信じる狩野は、自らの行いを疑おうとせず、戦争に真摯であろうとするほど視野を狭めていくのでした。 一方、武凰首相・武蔵守重楼と鳳条桃邦は、戦場の惨劇を政治利用しようと画策。民間人被害を敵国の仕業に仕立て、国威を守る名目で憎悪をあおり、大規模徴兵へと世論を誘導しようとする邪悪な策を思い付きます。戦争の真実は歪められ、正義の名のもとにさらなる戦火と分断が広がっていくのでした。
『日本三國』7巻(45話〜49話)ネタバレ解説
山口で当主の毛利家が反乱分子・反平結社と反乱を共謀しているという嫌疑の真相を確かめるべく、青輝は壇ノ浦での毛利家調査へ向かいます。視察後、毛利家の実権を握り、殿器によって弾圧を受けた謀臣・毛利元翠(もうりげんすい)から宴に招待されることに。 当然、それは罠であり、視察の目的について問い詰められる青輝。元翠との舌戦で青輝は血を流すも、元翠に一目置かれます。 実は青輝の上司である司農卿・今井陶誉(いまいとうよ)と元翠は、青輝の視察をきっかけに動くであろう反平結社の一斉検挙を狙っていたのです。結社の企んだ元翠暗殺計画を利用して半数を捕らえ、さらに海に逃げた残党を青輝の策によって捕えるのでした。
アニメ『日本三國』の作画がすごい!原作との違いは
以前よりファンの間ではアニメ化が望まれていた本作は、ついに2026年4月よりアニメがスタート!ナレーションを潘めぐみ、本作の主人公である三角青輝の声を小野賢章、彼の妻である東町小紀の声を瀬戸麻沙美が務めています。 アニメーションを手がけるのは『魔法使いの嫁 SEASON2』を制作したスタジオカフカ。1話からその衝撃的な内容、原作の世界観を守ったうえでの美しい作画が大きな話題となりました。青輝が引用する歴史書のタイトルなどが一部省かれていますが、基本は原作に忠実なアニメ化となっています。
『日本三國』の感想&レビュー

『日本三國』は歴史漫画と言っても過言ではない繊細な戦争と時代を描きながら、未来を舞台にする漫画です。そのため架空の戦国時代の物語を読んでいるような不思議な感覚に陥るので、歴史漫画が好きな人には特におすすめできます。 また日本統一を目指す物語でありながら、主人公の武器が武力ではないのが面白いです。主人公は戦わないですが、『キングダム』が好きな人は楽しめると思います。 最終的には奇才軍師として名を残すと確定している青輝。彼はどのように日本統一を成し遂げるのか、その際の隣にいる矛が芳経だと嬉しいです!
『日本三國』をお得に読む方法は?

漫画『日本三國』をお得に読みたい人にはコミックシーモアがおすすめ。 コミックシーモアでは無料会員登録で70%オフのクーポンをゲットできるので、かなりお得に読むことが出来ます。この機会に是非コミックシーモアで『日本三國』を一気読みしてくださいね!
『日本三國』奇才軍師が立ち上がるアニメ注目作!

3つに分かれた架空の日本を描いた戦記漫画『日本三國』。本作はアニメ化をきっかけに、これまで以上に注目を集めています!この記事を読んで本作が気になった人は、ぜひアニメとともに原作の方もチェックしてみてくださいね。







