漫画『日本三國』全話ネタバレあらすじ&感想!戦乱の世に奇才軍師が立ち上がる
2022年に1巻が発売され、「次にくるマンガ大賞2022」にもノミネートした『日本三國』。2023年2月現在既刊3巻でありながら、本作は漫画好きを中心に大きな話題となっています。 そこで本記事ではそんな『日本三國』のあらすじをネタバレありで解説しながら、感想を紹介していきます!
『日本三國』のあらすじ【ネタバレ注意】
『日本三國』は「マンガワン」と「裏サンデー」で連載中の、松木いっかが描く漫画です。 物語の舞台は、戦争の大敗や災害で文明が明治初期レベルまで落ち、3つの国に分断された日本。国が「大和」「武凰」「聖夷」に分かれる中、大和の田舎で働く三角青輝(みすみあおてる)は妻と共に幸せな生活を送っていました。 しかし国の最高権力者が前に現れたことで、事態は一変。彼は妻の言葉を思い出し、「知と弁」を武器に日本の再統一を目指す決意を固めるのです。
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1巻(1話〜3話)ネタバレ感想
大和の田舎に住む三角青輝は最愛の妻と暮らす、何事も合理的に考える青年です。しかし国の最高権力者である平殿器(たいらでんき)により妻を理不尽に殺され、彼は失意のどん底に。 それでも巧みな話術で妻が殺されるきっかけとなった税吏に復讐した青輝は、生前の妻の言葉を思い出し日本統一を目指す決意を固めます。 まず彼が目指すのは、辺境将軍・龍門光英(りゅうもんみつひで)に仕官するための試験、通称「登竜門」の合格です。名門の生まれである阿佐馬芳経(あさまよしつね)が武で合格をもぎ取る中、青輝は知で自分の優秀さを認めさせ自ら将軍に膝をつかせたのでした。 近未来の話でありながら、歴史漫画っぽさもある本作。日本統一を目指す主人公の武器が、武力ではなく知力と話術なのがカッコいいです!
2巻(4話〜10話)ネタバレ感想
時は3年経ち、青輝は隊内の罪人の刑を決める監事になっています。彼は世話になった人物にも厳罰を言い渡し、厳格な軍法の遵守を貫いていました。 一方敵国である聖夷では、大和への降伏賛成派である大統領を討ち取る、降伏反対派のクーデターが成功していました。新しく総帥となった輪島桜虎(わじまおうが)は、龍門将軍に父を討たれた若い女性。国民から大和への敵対意識を煽った彼女は、父の仇を討つために戦争の準備に取り掛かります。 龍門将軍は置物帝である藤3世が殿器の口車に乗せられ命じた愚策により、軍師である賀来を連れ戦地へと赴きました。 2巻のメインは内部からも外部からも狙われる龍門将軍の攻防です。賀来と通じあっていた、策の内容が気になります!
3巻(11話〜15話)ネタバレ感想
殿器の息子である殿継は、辺境将軍隊の主力である菅生将軍らを連れて敵の領土である金沢にやって来ます。そこで彼らを出迎えたのは、大和への寝返りを申し出た聖夷の軍人・長尾武兎惇です。 菅生は偽計の可能性も考えるよう助言しますが、殿継はそれを聞き入れません。結局長尾の申し出は偽りであり、殿継自身も窮地に陥ります。そして菅生は非礼を詫びる殿継を背負い、なんとか金沢を脱出しました。 一方の龍門将軍は、秘策として大阪都に残る「口がうまい若者」にすべてを託します。そして青輝は、帝と殿器の前に立つのです。 龍門将軍らが言っていた策の中心は、青輝だった様子。妻の仇と相対した彼が、どのような話術を披露してくれるのか注目です!
『日本三國』の感想&レビュー
『日本三國』は歴史漫画と言っても過言ではない繊細な戦争と時代を描きながら、未来を舞台にする漫画です。そのため架空の戦国時代の物語を読んでいるような不思議な感覚に陥るので、歴史漫画が好きな人には特におすすめできます。 また日本統一を目指す物語でありながら、主人公の武器が武力ではないのが面白いです。主人公は戦わないですが、『キングダム』が好きな人は楽しめると思います。 最終的には奇才軍師として名を残すと確定している青輝。彼はどのように日本統一を成し遂げるのか、その際の隣にいる矛が芳経だと嬉しいです!
『日本三國』あらすじをネタバレ解説しました
『日本三國』は単行本が3巻、話数は15話しか発表されていないまだまだこれからの作品です。 気になった人はすぐに最新話に追いつけるので、ぜひあらすじをチェックし漫画を楽しんでください!