漫画『外見至上主義』ネタバレあらすじ！超絶イケメンになった少年の成り上がり成長ストーリー

LINEマンガのオリジナル作品として絶賛連載中の『外見至上主義』。冴えない主人公がある日イケメンと入れ替わる物語で、メッセージ性のあるテーマとスリリングなストーリーが魅力です。 ここからはNetflixでアニメ化もされたヒット作『外見至上主義』のストーリーを、ネタバレ込みで詳しく解説していきます。

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主人公の長谷川蛍介は冴えない外見を理由に、学校で酷いいじめを受けている高校生。学校での鬱憤を母親にぶつけては自己嫌悪する日々をを過ごしていました。 そんな生活から逃れるため、蛍介は遠い学校に転校して1人暮らしを始めることに。しかし環境を変えてもみじめな状況は変わらず、人生に絶望してしまうのでした。 その翌日、目が覚めた蛍介は体が軽いことに気が付きます。鏡を見てみるとそこには見知らぬ超絶イケメンが。どういう訳か眠りをきっかけに、元の姿とイケメンが入れ替わるようになったのです。 こうして学校では超絶イケメン、夜は元の姿でバイトという蛍介の不思議な二重生活が始まったのでした。

恵まれた身体能力で無意識のうちにクラスの悪たちから一目置かれるようになった蛍介。その噂は学校中に広がり、他学科のトップたちからも警戒され始めていました。 中でも特に蛍介を目の敵にしていたのが、建築学科・バーンナックルの頭であるバスコでした。彼は見た目こそ怖いものの性格は情に厚く、弱い者いじめが大嫌いな正義感。さらになぜか「イケメン＝ワル」だと考えていて、蛍介が弱者を虐げていると思い込んでいたのです。 そんな折、イケメン姿の時に家に訪ねてきた母親と対面した蛍介は、母親から小遣いを握らされる瞬間をバスコに見られてしまいます。そしてブチ切れたバスコと直接対決することになるのでした。

蛍介と同じ学校のヴォーカルダンス学科に通う今敏斗は、ラッパーを夢見て日々努力を続けていました。しかしブサイクということでチャンスに恵まれず、クラスでも酷い扱いを受けてしまいます。 そんなある日、偶然蛍介の歌声を聞いた敏斗はその歌声に惚れこみ、一緒に学園祭ライブに出ようと提案しました。恵まれない境遇に負けず努力する敏斗に感化され、蛍介は新しいことへの挑戦を決意します。 そして迎えた学祭当日、ガチガチに緊張していた蛍介でしたが敏斗の素晴らしいラップにリードされ実力以上の力を発揮しました。そして蛍介・敏斗ペアのライブはその日最も大きい歓声を浴びたのです。

紆余曲折ありながらも徐々に学校の実力者たちに認められるようになっていった蛍介。そして本来の姿の蛍介も以前より前向きになり始めていました。 そんな折、同級生の直樹が不良グループからお金をだまし取られる事件が発生。蛍介は同級生の流星や先日和解したバスコたちと共に不良グループ撃退に乗り出します。蛍介たちは圧倒的な力でグループを一蹴し、蛍介は仲間がいるという心強さを知りました。 場面は変わり学校はテスト期間に突入。2つの体を使ったカンニングによってクラス1位になった蛍介は、悔しがる委員長の姿を見て自己嫌悪します。そして自分自身を変えるため、人知れず元の体でトレーニングを始めるのでした。

ブサイクないじめられっ子がイケメンになり学校中の人気者になる。そんな「外見こそが全て」とも取れるテーマを描いた本作ですが、変身を通して元の蛍介自身が成長していく様子が非常に印象的です。 蛍介の凄いところはイケメンの姿に甘んじることなく、元の自分も変えていこうと努力できるところ。そして実際にイジメられていたころとは比べものにならないほど、心身ともに強くなっていきます。 一時は卑屈になっていた蛍介ですが、何度でも立ち上がりやり直そうとする姿にグッときました！

以上『外見至上主義』コミックスのネタバレ解説でした。イケメンが無双していくチートストーリーかと思いきや、しっかり主人公自身の成長や周囲とのドラマも描かれている青春漫画でしたね！これから本来の蛍介がどう変わっていくのか楽しみです！