漫画『ギフテッド』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！犯人が視える高校生が真実を暴き出す

犯人を特定できるという推理漫画としてはタブーな能力を持つ高校生・四鬼が主人公の『ギフテッド』。しかし法的に逮捕するには証拠や自供をさせるしかないため、警視庁の有望株・天草とともに犯人を追い詰めていきます。 2023年8月からはドラマ放送も決定し、注目を集める『ギフテッド』の最新話までのネタバレあらすじをまとめて紹介していきます！

警視庁の天草那月が飛び降り現場で捜査をしていると、野次馬から高校生・四鬼夕也が登場し犯人は目撃者だと宣言します。 結果は目撃者が地下アイドルのストーカーで、アイドルを転落させたと判明。四鬼は「犯人が視えた」とだけ言い残して去っていきました。 今度は四鬼の学校で水泳部のエースがプールで溺死する事件が発生します。天草を呼び出した四鬼は犯人が水泳部顧問・秋田だと断定し、天草が推理して犯人の自供を引き出しました。天草は四鬼と半ば強引にコンビを結成、難事件に立ち向かっていきます。

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次なる事件は資産家男性の殺害事件で、容疑者は3人の息子です。アリバイがあり捜査は難航しますが、四鬼が池から3人を呼ぶ母親の霊の声を聞き「困難の分割」を閃きます。容疑者3人は手分けして父を拘束し、最後は長男が殺害していたのです。 プライベートで応援していた女流棋士同士の対決の最中に挑戦者の高木が車道で死亡していました。真犯人を探す2人は対戦相手の藤堂に目をつけます。 インスタでのアリバイを崩した結果、本当に階段から落ちた事故死であったと供述。と同時に対局ではAIを使って不正しており、高木にバレて脅されたことも明らかになりました。

四鬼の母殺害事件を知っている1人「四鬼神流古武術」の水鬼・林秘影に会いに行きます。しかし秘影の参加する華道パーティで裏林家の家元が毒殺されてしまいました。 四鬼の能力で表林家の家元・林秘美子こそが犯人だと告発。トリカブトとフグ毒を併用して毒のまわりを遅らせるトリックを使っていたと判明します。覇権争いによって父が裏林家の家元に殺されたことが動機だったのです。 事件を終え、秘影に四鬼の母を殺害した人物が誰か問いかけます。秘影は「きっと知っておられる誰かに違いありません」と黒い覇気をまとって答えるのみでした。

天草は警視庁から少年連続殺人事件の操作で緊急招集されます。一方の四鬼は道端でとんでもない覇気をまとった殺人犯と出くわし、後をつけることに。 四鬼はまんまと連続殺人犯の餌食になってしまいます。連行中にイヤホンを落とし位置情報を伝えた四鬼は間一髪のところで警視庁が介入し、救出されました。 再び母の事件を追ってプチ旅行へ。風鬼・弓月兵馬が出演する舞台を鑑賞します。その夜、演出家の加部が殺害される事件が発生します。関係者を調べる中、弓月だけは飛影と同じく昔から殺人犯特有の黒い覇気をまとっており……。

本作の特徴はなんといっても四鬼が持つ犯人から黒い覇気を感じられる能力です。この能力によって殺人の前科がある人物がいない限り、一瞬で犯人が分かってしまいます。 ただ読者には最初から犯人が明かされるわけではないため犯人を考察する楽しみ、そして推理の早い段階で犯人が明かされた後はどのような手口を使ったのか考える2つの楽しみ方が可能。 斬新な推理漫画でありながらトリックはなるほどと思わせるものがいくつもあり、推理漫画ファンにもおすすめな作品です。

四鬼の母殺害事件を詳しく知る人物と接触し始め、四鬼と天草の物語は新たな局面を迎えています。さらに4巻では鑑識の匠も手助けするようになり、今まであまり出てこなかった仲間の活躍にも要注目です！ ドラマ放送前にコミックシーモアで予習してみてはいかがでしょうか。