【ネタバレ】漫画『他人は地獄だ』最終回の結末は？映画版のキャストや死亡キャラも解説！

『他人は地獄だ』の原作は韓国漫画で、連載当初から話題を集めた作品です。日本ではLINE漫画やebookjapanなどで、全88話＋外伝6話が配信されています。 また日本版のみならず、世界8カ国語で配信されている人気作品。さらに2019年には、韓国で連続ドラマ化もされ、その名を世界に轟かせました。 そして2024年11月15日に日本で映画が公開。身の毛もよだつ展開がより一層強くなった日本のサスペンスホラーとしてローカライズされました！

実家で仕事をせずに暮らしていた24歳のユウは、ある日先輩からの誘いで上京してきます。どうやら先輩は会社を設立したらしく、ユウをインターン生として迎え入れたいとのこと。 肩身の狭い実家を抜け出して早速新生活を始めたユウ。しかし入居したマンションは、家賃が安い代わりにトイレと風呂が共同でした。住人たちも怪しい人ばかりで、コミュニケーションを取ることはまったくありません。 数日が過ぎた頃には、住人たちが殺人を犯しているのではないかと考えるようになるユウ。そして行方不明者も出始め、少しずつ精神的に追い込まれていきます。さらにインターン先の会社でも人間関係が上手くいきません。追い込まれたユウが取った行動とは……。

マンションの不気味な住人たちとの生活と、職場のストレスで精神的に追い込まれていったユウ。そして危険な思想に囚われ、少しずつ憔悴していきます。 しかし実際はマンションの住人全員が要注意人物でした。というのもマンション自体が大量殺人を繰り返すための場所で、ユウが次なる殺人のターゲットになっていたのです。もちろん大家のおばさんもグル。 その事実に気付いたユウは、次々と襲い掛かる住人たちと激しい戦いを繰り広げます。そしてユウも自分の身を守るために住人を殺していくのです。最終的に残った住人を全員殺し、大怪我を負いながらも無事に生還しました。 タイトルの『他人は地獄だ』の意味も理解できる結末となっています。

『他人は地獄だ』の終盤で、マンションに住む人たちの真実を知ったユウ。そして住人たちもユウを殺すために、全員で襲い掛かってきました。しかし身の危険を感じたユウは、先手を打って次々と殺していきます。 最終的にマンションに住む全員が、彼によって殺害されました。その中には、もちろん大家のおばさんやタンクトップ、マルも含まれています。 そしてやられる前にやる戦法をとった主人公のユウは、死なずに警察へ保護されました。さらに彼の周りにいた恵やクマオも生存。所謂「敵ポジション」のキャラクターのみ死亡しました。

実家で仕事もせずにのうのうと生きている24歳。先輩が会社を設立したことでインターン生として働き始めます。上京してからはマンションに住み始め、怪しげな住人たちに苦労することに。大人しそうだが負けん気が強い性格です。

主人公・ユウを演じるのは、ダンスボーカルユニット「WATWING」のメンバーである八村倫太郎。アーティストとしてだけではなく、俳優やタレントとしても活躍中です。 映画版では原作と違って、「方舟」というシェアハウスに入居します。

マンションの大家さん。誰にでもフラットに話しかける元気な女性ですが、無神経で図々しい性格でもあります。

「方舟」の大家であるよし子を演じるのは、俳優だけではなく芸人としても活動している青木さやか。 原作のおばさんとは違って、妙に愛想が良い管理人を演じています。

ユウの隣人。頻繁に恋人と大声で電話している迷惑な住人です。態度が悪く、ユウに嫌がらせに近い行為をしてきます。

キリシマを演じたのは、大河ドラマや人気ドラマに数多く出演している柳俊太郎。 予告編では、ハヤシハシラを越える不気味なキャラクターとなっています。

部屋を開けっ放しにしている不気味な男性。不可解な行動が多く、ユウの部屋を覗いたり包丁を持ってうろついたりしています。

タンクトップ姿の男・ゴローを演じたのは、ホラー映画に数多く主演している星耕介。 原作のタンクトップが、映画ではゴローとして登場しています。漫画版と同様に、とにかく不気味で不快なキャラクターです。

ユウに嫌がらせをする住人の1人。耳が痛くなるような声を発しており、たまにどもる話し方をしています。

『映像研には手を出すな！』(2020年)や「龍が如く」(2024年)などのドラマに出演した鈴木武が、マルを演じます。 原作と同じく、何を考えているかわからない不気味なキャラクターです。

大柄で全身にタトゥーが入っている男性。明らかにヤクザですが、イカれた住人の中ではまともな部類です。

ドラマや舞台などでマルチに活躍する俳優・松角洋平が、原作でヤクザとして登場した男を演じます。 山口がヤクザなのかは不明で、ヤクザ風の粗暴な男です。

ヤクザが消えた後に入居した男性。明るい性格で笑顔も多いため、ユウも好印象を抱いています。いわゆる友人ポジション。

ダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」のメンバーである大倉空人は、ユウの相談相手でもあるジュンを演じました。 原作と同じく、ユウとは親しい関係を築きますが……。

ユウの先輩。若くして会社を設立し、インターン生としてユウを迎え入れました。横柄な態度ですが、実は優しい男性。

アクションに定評がある俳優・三浦健人は、ユウが働くことになった会社の社長・カンジを演じます。 原作と同じように、ユウを見習いとして会社に引き入れました。

ユウの彼女。ユウとは頻繁に連絡を取り合っています。働かない彼氏を見捨てることなく、何だかんだ心配しています。

ユウの彼女であるメグミを演じたのは、女優・タレント・モデルとして活躍している岡田結実です。 原作同様に、序盤にユウと喧嘩別れして以降、ストーリーには大きく関わってきません。

カン社長の会社で働く男性。ユウの先輩にあたりますが、ぶっきらぼうでユウに対して冷たい態度をとっています。

ユウが勤める会社の社員・クボタを演じたのは、『カメラを止めるな！』(2017年)で主演を務めた濱津隆之です。 原作同様に、暗くて冷たい態度の男性。

ユウの軍人時代の後輩。ユウのことを心の底から信頼しており、尊敬しています。ユウの精神的支柱の役割を担っています。

マンションの住人たちは、全員が非常に不気味なキャラクター性をしています。血だらけの服を着ていたり、ナイフを背中に隠し持っていたり、常に不敵な笑みを浮かべていたり……。 謎が多い行動をしていますが、彼らの謎はまったく明かされないので、作中には気味の悪い雰囲気が常に漂っています。 こんな住人たちと一緒に生活しなければいけないユウに同情してしまいますよね。ホラー要素に最高のスパイスを加えているので、1人1人に注目してみてください！

ストーリーが進んでいくごとに、住人たちからの嫌がらせと職場でのストレスによって精神的に追い込まれていくユウ。その結果病んでしまい、「自分がおかしくなったのではないか」と考え始めます。 しかし実際は住人たちがおかしいのです。マンションでは繰り返し殺人がおこなわれており、ユウがターゲットにされていました。住人たちの恐ろしい本性を知ったときには、背筋がゾッとするはず！そしてユウが最後まで生き残れるかのハラハラ展開が楽しめます。

マンションでの生活をスタートさせたユウ。しかし不気味で何を考えているのかわからない住人たちとの生活に、徐々に精神が擦り減っていきます。さらに職場でも嫌な上司に目を付けられ、ストレスが溜まっていくことに。 そんな中、ユウはマルが大きなゴミを処分しているところに遭遇します。そして数日後に、205号室に住んでいたヤクザの消息が途絶えるのでした。 この出来事がきっかけで、ユウはマルがヤクザを殺したと考え始め……。

引っ越したくても引っ越せない状況に陥っていたユウ。家にいるときも寝ることはおろか気を緩めることさえできません。さらに職場では、クマオだけではなくカン社長との関係も悪化してしまいます。 その結果、ユウは精神的に限界を迎えることに。少しずつ言葉が乱暴になっていき、元気だった姿も今となっては見る影もありません。 しかしヤクザが住んでいた部屋に、新しくジュンという青年が引っ越してきます。ユウは彼のおかげで冷静さを取り戻し始めますが……。

ジュンにマンションの住人たちのことを相談するユウ。最初はまったく信じていなかったジュンですが、マルやタンクトップの不気味さに気付き始めます。 そして何者かが部屋に侵入していることを知ったユウは、仕事に出ている時間帯に、ジュンに見回りを依頼するのでした。さらに異変を感じた恵やアキラが、ユウのもとへとやってきます。 しかしハヤシハシラをはじめとした住人たちは、ユウたちの処分を決め……。

恵の支えもあって、一度実家へ帰ることにしたユウ。しかし恵やアキラ、ジュンが捕まったことを知るのでした。ユウが急いでマンションへと戻ると、住人全員がグルであることが明かされます。 主犯格の一人であるハヤシハシラに拘束されるユウ。怪我を負って意識ももうろうとする中、拘束をほどいておばさんを殺害します。そしてジュンやアキラが死んだことを知っても止まらず、マルやタンクトップも殺すのでした。

『他人は地獄だ』は2019年に韓国でドラマシリーズ化されています。全10エピソードで構成されており、主演は『それでも僕らは走り続ける』(2020年)に出演したイム・シワンと、『九尾狐伝』(2020年)のイ・ドンウクです。

本記事では、『他人は地獄だ』の原作の最新話までのあらすじや最終回の結末ネタバレ、登場人物を紹介しました。 本作は全88話が漫画アプリ・LINEマンガで配信されているので、ぜひ利用してみてください！