漫画『モンキーピーク』12巻完結まで全話ネタバレあらすじ＆感想！恐ろしすぎるモンキーパニックホラー

結束を強めるために登山レクリエーションに参加していた製薬会社の36人が、謎の猿集団に襲われるパニックホラー漫画『モンキーピーク』。 そんな本作はホラーだけではない、ヒューマン要素も含まれた感動ストーリーも見どころの作品です。 ここからは本作の最新巻までのネタバレやあらすじ、感想を紹介していきます！

藤ヶ谷製薬の社員たちは、結束力を高めるために山岳レクリエーションに参加していました。複数の班に分かれて行動していると、突然社員の加藤がクマに襲われて重傷を負います。 全員急いで車の中に避難しますが、次はクマではなく太い木の棒を持った猿がやってきます。するとクマを圧倒して追い返すのでした。クマに勝つ猿って非現実的ですね……。 無事だと思った一行でしたが、外で待っていたのは無残な姿で殺されている2人の社員でした。一先ず山小屋に到着し、猿からの襲撃に備えます。絶望的な状況の中、缶詰を食べた社長が息を引き取るのでした。さらに裏切り者として早乙女が疑われ、一人小屋を去ることに。

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山小屋に留まって救出を待つ班と、自力で山を下ろうとする班に分かれます。山下りを決めた宮田や岡野たちでしたが、すぐに猿集団に襲われてしまいました。そこへ山小屋から離れたはずの早乙女がやってきて、窮地を脱します。 一方山小屋班は、2階から侵入してきた猿に襲われていました。多くの犠牲者を出しながらも、一行は必死に抵抗します。ここの惨殺されっぷりがグロ過ぎました……。 その頃早乙女たちは、猿に対抗するためにスリングの使い方を習っていました。そして奇襲を仕掛けてきた猿集団の撃退に成功。しかし佐藤とトラブルを起こした南が、崖から落下して亡くなります。さらに佐藤が猿に誘拐され……。

ついに救助ヘリがやってきますが、猿たちの行動によって墜落します。その後生存していた乗組員たちは、日本刀を持つ謎の男と猿によって殺されるのでした。猿を主導しているのでしょうか？ 注意がヘリに向いている隙に、目的地である岩砕山に到着する一行。そこへ火炎瓶を持った2匹の猿が奇襲を仕掛けてきますが、腕力に物を言わせた八木が圧倒的な力で猿をなぎ倒します。 その直後別格の力を持った猿が現れ、八木は呆気なく殺されるのでした。「六ツ倉連峰の魔猿だ」ーー。そんな言葉を残して死んだ八木を見た社員たちは、魔猿の姿に恐れおののくのでした。さらに部長である長谷川が裏切り者だと発覚し……。

長谷川部長は、自らが裏切り者であると公表します。そして早乙女・宮田・佐藤の3人が食べたチョコレートには遅効性の毒が含まれていたことが発覚。さらに藤ヶ谷製薬は5年前、会社のミスによって死者を含数名出していたことが明かされます。 山岳レクリエーションは会社の罪滅ぼしのため。問題を解決するには、猿を先導する日本刀の男・トオルを止めるしかないとのこと。そして早乙女たちの前に魔猿とトオルが現れ、襲い掛かってきます。ついに最終決戦！？ 安斎の活躍もあってトオルを倒すことに成功。さらに魔猿も佐藤の特攻によって死亡します。無事に帰還した早乙女や佐藤たちは、猿が現れない世界を祈り続けるのでした。

知能を持った猿集団に襲われ、次々と社員が死んでいく本作。ジャンルとしてはパニックホラーになりますが、ヒューマン要素も多く含んでいます。 恐怖に支配されていくがゆえに、自分の欲や生存本能を存分にさらけだしていく一行。その姿は滑稽で醜いですが、結局一番怖いのは人間であることを認識させられます。 またエゴからくる目的が事件の発端となっているので、真実が明かされたときには驚愕するはず！最初から最後まで見どころたっぷりとなっています。

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