2023年8月11日更新

漫画『椿町ロンリープラネット』最終話まで全話ネタバレあらすじ&感想!女子高生の家政婦と小説家の年の差恋愛

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『椿町ロンリープラネット』は『ひるなかの流星』の作者・やまもり三香が手掛ける恋愛漫画です。父の借金を返すため家政婦となったふみとその雇い主・の年の差恋愛が14巻の中であますことなく描かれました。美しいタッチと繊細な心情描写によって登場人物がみな魅力的な傑作です。 この記事では『椿町ロンリープラネット』最終話までをネタバレありであらすじ紹介しちゃいます!

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1巻~3巻ネタバレ感想

父と2人暮らしの女子高生・大野ふみは、父の借金600万円を返済するため小説家・木曳野暁の家で住み込み家政婦をすることになります。暁は口が悪く無愛想なため、最初の印象は最悪でした。学校では転校生・相生一心に子分として振り回されるハメに。 父が腰痛で仕事を休む間、内緒で夜のバイトを始めたふみでしたが暁にばれ前借りさせてくれることになりました。「好きなやつに迷惑かけたねーよな」という一心の言葉にふみは恋心を気付かされます。 暁のサイン会で暁が好きな店員・桂に意地悪され、打ち上げではゲームで暁におでこキスされたものの「何とも思わん」の一言に撃沈。後日、思わず泣いてしまうふみを見て暁は彼女をハグしたのでした。

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暁のツンデレな感じはたまりません。ふみも健気に頑張る少女で好感が持てます。意外と担当編集者の金石くんが2人の潤滑油的なポジションで欠かせない人になりそうです。

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4巻~6巻ネタバレ感想

取材旅行中、寝言の「先生、好きです」という言葉を聞かれてしまいます。しかし後日、真相を聞かれ「別の先生」とはぐらかしたのです。 その言葉から暁は不機嫌になり担当編集の金石は仲直りさせるため祭りで2人きりにしました。ふみはついに告白しますがそのまま逃げてしまいます。親友の洋ちゃん家に避難したふみのもとに暁がやってきて「オレと付き合うか?」と聞かれ、2人は晴れてカップルになったのです。 しかし付き合う前と変わらない毎日にふみは悩みます。暁も金石から「特別扱いしてあげること」と言われ暁の誘いから2人は初デートを楽しみました。 ふみは数合わせでミスコンに参加することに。彼女の前に同じく参加者の「王子」と呼ばれる鞍月永人が現れ……。

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ついに告白きたー!自分と同じくらい暁が好きになってないと自覚しながらも好きになってもらえるよう努力すると宣言するふみを抱きしめてあげたくなります……。新たな火種になりそうな王子も出てきて暁くんがどう心境に変化が出るのか楽しみです。

7巻~9巻ネタバレ感想

モテ男・鞍月先輩へのハグに対抗しようと暁もハグを試みますがふみが思わず拒否してしまいます。鞍月先輩の「嫉妬したのでは?」という問いにハッとさせられるふみ。文化祭でふみから暁に抱きつくと暁はふみにキスしました。素直な気持ちをぶつけあい、2人は両思いになれたのです。 ふみは一心に告白されて悩む洋ちゃんのデートを後押し、鞍月とふみの尾行がバレるハプニングはあったものの少しだけ恋は進展しました。 金石の怪我により臨時で畝田が担当になり彼女と暁は仲良さそう、さらに畝田が暁を好きなことや暁が「彼女はいない」と言ったと知りショックを受けてしまいます。ふみは打ち合わせに言ってほしくないと思わず口走り、暁と口論の末に家を飛び出して……。

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恋が進展しまくりでキュンキュンするエピソード満載でした!最後は不穏な空気だけど、告白も両思いも嫉妬から進展してるから今回も畝田さんとの嫉妬でさらにふみと暁の愛が深まってほしい。

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10巻~12巻ネタバレ感想

「ふみちゃんのこと本気になっていいかな?」わざと嫉妬させた金石の策略により、2人は仲直りしたのです。暁は「ふみ、好きだよ」と伝え、朝まで抱きしめ続けました。 初詣で暁が複雑な家庭で育ったと知り、ふみは誕生日サプライズを計画。しかし暁の誕生日は1月ではなく10月だったのです。それでも暁を笑わせ、結果オーライとなりました。 ところがふみの父が突然来訪、関係がバレてしまい大反対されます。すると暁はふみの父と同じ職場で働き始めました。ふみの父は誠意や人間性を感じ付き合いを許したのです。 ふみの誕生日は遊園地デートを楽しみました。途中で暁の元カノと遭遇し、学生の頃に会いたかったというふみ。暁は敬語禁止の「同い年デート」を提案し……。

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金石は本当に大事な時に良い働きをしてくれる……最高の担当です。誕生日を間違えても笑い話にできる2人の関係性がステキだし、同い年デートもかわいらしいしお似合いのカップル感が増しています。

13巻・14巻(最終回)ネタバレ感想

暁のもとに仲があまり良くない義母から手紙が届きました。ふみの後押しで2人で実家に帰ることに。実家でも家族らしからぬよそよそしい2人を見たふみは暁に一泊するよう勧めます。その夜、義母は病気に冒されていると明かしました。義母と暁は本音をぶつけ合い、長年のわだかまりが解けていったのです。 帰り道、義父がよく聞いていた吉田拓郎の曲を聞きながら暁は「結婚するか」と切り出し、涙ながらにプロポーズします。ふみはもちろんプロポーズを受け、大学卒業して2人はついに結婚したのです。 番外編では本編で付き合った洋ちゃんと一心の同棲からプロポーズに返事をするまでのエピソードや鞍月先輩と体育教師・みどりちゃんとの恋など登場人物達のその後が多数収録されています。

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14巻という長さでスッキリまとまっていて読みやすかった。大きな波乱はないけれど日常の幸せを感じられる恋愛漫画です。最終巻はみんなの幸せが詰まっていて大好きな1冊になりました!

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『椿町ロンリープラネット』の見どころ

心情が丁寧に描かれる、ホッコリする年の差恋愛

『椿町ロンリープラネット』の作者は『ひるなかの流星』を手掛けたやまもり三香独特でおしゃれなタッチの絵と心情描写が丁寧に描かれており大人気作になりました。そのやまもり先生らしさは本作でも遺憾なく発揮されています。 キスするのに7巻もかかるほど恋愛ベタなふみと暁、ゆっくりな恋愛でもキュンキュンできるのはしっかりとふみと暁がどう感じているのか台詞だけでなく表情からも感じ取ることができるからではないでしょうか。

『椿町ロンリープラネット』あらすじをネタバレ解説しました!

ふみと暁の出会いから結婚までを丁寧に描いた『椿町ロンリープラネット』。やまもり作品では映画の影響で『ひるなかの流星』が世間的には有名ですが、本作も「ひるなか」と同じくらい注目されてよい傑作です。 この機会に『椿町ロンリープラネット』をコミックシーモアで一気読みしてみてはいかがでしょうか。