2023年12月26日更新

ドラマ「トクメイ 警視庁特別会計係」の全話あらすじ・最終回ネタバレ!原作なしの結末を予想

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橋本環奈が主演を務める『トクメイ!警視庁特別会計係』が、2023年10月期のカンテレ・フジテレビ系「月10」枠で放送されました。この記事では、警察組織の経費削減を描くドラマ「トクメイ」のあらすじネタバレを紹介します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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【ネタバレなし】「トクメイ 警視庁特別会計係」のあらすじ

祖母が刑事ドラマ好きだったことから、刑事に憧れていた一円。周囲を巻き込む凶運が災いして、その夢は絶たれてしまいました。 内勤の警察官として働いていたある日、万町署の経費削減という特別命令(トクメイ)を受けます。 警察組織は緊縮財政に乗り出し、所轄署の経費を見直すテストを実施することにしたのです。円を待っていたのは、無駄なのに必要経費と言い張る刑事たち。彼らと衝突しつつも力を合わせて、お金目線で事件解決の糸口を見つけていきます。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

円(橋本環奈)は特別会計係として、経費削減のために万町署警務課に派遣されます。対象は刑事課で、捜査費20%カットを命じられた湯川(沢村一樹)たちは大激怒。そんな中、大学講師の男性の遺体が見つかったと通報が入ったのです。 湯川たちが現場に向かうと、「現場も知らないくせに」と湯川に言われた円もやってきます。円は瞬時に被害者の財布の中に643円入っていると見抜きますが、持っていたレシートのおつりは344円。円は1円玉が1枚足りないことが気になりだし……。

ネタバレ

湯川に相手にされなかった円は、湯川のGPSを辿って湯川の後をつけます。しかし湯川はクレープを食べたり、クラブに行って盛り上がっている始末。円は余分な交通費を減らす案を湯川に提示しますが、湯川は「口を挟むな!」と円を相手にしません。 円は上司の須賀(佐藤二朗)に「自分でも調べてみたら」と言われ、1円玉を探しに大学へ。そこで血のついた1円玉を発見した円ですが、犯人の講師・田所に監禁されてしまい……。 田所は被害者の徳永にお金を貸していましたが、返してくれずトラブルに。田所はナイフを持って徳永ともみ合いになり刺してしまったとのこと。円も田所にナイフを向けられ、大ピンチに。 そこに現れたのは、湯川。湯川はクラブでの聞き込みで田所を既にマークしていて、「1円玉は大学にある」と推理した円の言葉を聞いて大学に向かっていたのです。田所は逮捕され、刑事課のメンバーは円のことを少し見直しました。 その頃脅迫者「X」という人物が警察の不正を世間にリークし、警察官が次々と懲戒免職に。副署長の中塚(鶴見辰吾)もXに脅され、500万円を要求され……。その時、円はPCを見つけ何やら笑みを浮かべていたのでした。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

円(橋本環奈)は経費削減20%を達成するため、刑事課の残業を月10時間減らすよう湯川(沢村一樹)班に指示を出します。しかし円が電話を取ると、「ショッピングモールに爆弾を仕掛けた」と言われ……。湯川班は今日も徹夜が確定します。 現場に不審なものはなく、円はいたずらだから早く撤収するよう言います。しかし湯川は、現場に怪しい男を発見。その男・沼田(山脇辰哉)は5年前に爆破騒ぎで爆弾を作った男。湯川は沼田が怪しいと、張り込み部屋を借りて捜査を始めたのです。

ネタバレ

円が捜査費用が膨れ上がると焦る中、再び万町駅での爆破予告の電話がかかってきます。円は電話をかけた人物が小銭をばらまいていたこと、ここ最近公衆電話からの通報が増えていることから、犯人は小銭をたくさん持ち歩いていると推理します。 湯川たちは万町駅で、通行人のポケットの中身を確認。すると矢島(小倉史也)という男が大量に小銭を持っており、嫌がらせで爆破予告をしていたことが分かったのです。 その時、警察署に湯川宛で爆弾が届きます。送り主は沼田で、沼田は矢島に爆破予告を指示していました。沼田は爆破装置を手に警察にやってきて、湯川に謝罪を求めます。 しかし湯川は謝罪せず沼田を確保しますが、まだ爆弾は動いていて……。沼田はパスワードを忘れ、円が写真から解析したため爆弾を止めることができたのでした。 円は湯川班の「言葉にできない絆」を感じますが、残業が100時間を超えており怒りを爆発させます。そんな時、中塚(鶴見辰吾)はXに脅され公園で取引するところを、中西(JP)たちが尾行。その様子を、後ろから円が見つめていて……。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

1日警察署長イベントが開催されることになりますが、円(橋本環奈)は経費削減のため中止を訴えます。しかし湯川(沢村一樹)は絶対にイベントをやりたいと猛反対。円はイベントを開催するから経費削減に協力してほしいとお願いし、円と湯川は珍しく手を組むことに。 中塚(鶴見辰吾)の500万円が気になる藤堂(松本まりか)たちは、中塚が「X」に脅されていると推測。中塚の部屋をこっそりと調べることにします。 そんな時、地下アイドル・マリリンのライブ会場で30万円が奪われる事件が発生。被疑者として糸間という男が浮上しますが、糸間はすでに沖縄にいるようで……。湯川は沖縄県警に捜索を依頼しますが、うまく話が通じません。

ネタバレ

警察署長イベントには若手俳優の氷河涼(佐藤峻輔)が選ばれますが、氷河は本番3日前に傷害事件を起こしてしまいます。そこで円は、地下アイドルのマリリンに代わりをお願いすることを提案。実はマリリンは、中塚の娘と判明します。 イベント当日。逃げていた糸間は着ぐるみを着て警察署内に潜り込み、マリリンを襲おうとします。しかし円が防犯カメラで糸間を発見し、湯川が糸間を取り押さえることに成功。こうして事件は解決したのでした。 藤堂たちは、中塚の部屋を訪れ500万円やXのことについて聞き出そうとします。その様子を円は防犯カメラで見ていて、湯川のいる刑事の部屋にカメラを切り替えると……。 湯川は「見てるんだろ!一円!」と言い、円は驚きの表情を見せたのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

湯川(沢村一樹)に監視カメラがバレてしまった円(橋本環奈)は、真実を打ち明けることに。実は円と中塚(鶴見辰吾)は脅迫者Xが何者なのか調べていて、万町署にXがいると調べていました。中塚の500万円も、円があえて持たせたものだったのです。 そんな中、管内で募金強盗事件が発生。被疑者の足跡に付着していた植物片が唯一の手がかりで、専門家による同定調査が必要になりました。その調査には、湯川のことを嫌っている西万町大学の宇佐美教授(岩谷健司)に頼まなければならず……。 そして相変わらずの運の悪さを見かねた中西(徳重聡)は、円に「満面破顔茶」を紹介。幸運を呼び込むお茶として流行っており、円はすぐにお茶を購入します。

ネタバレ

円は須賀(佐藤二朗)と共に、同定調査の費用を少しでも抑えようと宇佐美の元へ。すると宇佐美も満面破顔茶を飲んでいて、円と宇佐美は意気投合。 そんな中、中西は結婚を発表します。中西は交際申告書を湯川に提出しますが、湯川は交際相手のカノン(白石優愛)を認めません。 実は満面破顔茶はマルチ商品で、中西はカノンのためにマルチ商品と分かって円に売りつけていました。さらにカノンは、プラチナ会員だと判明し……。 円は、満面破顔茶が詐欺であることを知りショックを受けます。その後須賀と円は、再び大学へ。2人は宇佐美の生徒・小田倉(中田青渚)に会い、湯川たちも満面破顔茶を作る満面ファクトリーに強制捜査に入ることに。しかしその小田倉も、プラチナ会員だと判明したのです。 中西はカノンを逮捕し、マルチは解散しました。しかし須賀は宇佐美に、同定調査を早くする代わりに小田倉を見逃すことを約束。 円はこのやり方に疑問を感じ、湯川も被疑者を逃がした須賀に怒りをあらわにします。須賀はそれを見て、湯川に「これからも一さんをよろしく」と告げました。 そして円は、20%経費削減が達成できなければ万町署は統廃合され、署員たちはリストラされると聞き……!

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

万町署で、身代金5億円の人質事件が発生します。人質はハッキングによって抜き取られた万町署の機密データで、0時までに海外口座に5億を振り込むよう指示されました。万町署には捜査本部が設置されることになり、管理官の日下部(浅利陽介)がやってきます。 日下部と円(橋本環奈)は、何やら因縁がある様子。実は昔、円が日下部の怪しい会計処理を探っていたところ、円は騒動を起こした責任で仕事をさせてもらえなかった過去があり……。 しかも今回日下部は捜査費用が所轄持ちということで、湯水のように予算を使い始めたのです。

ネタバレ

すると0時前にデータ流出が始まり、中西(徳重聡)は責任を取らされた日下部の部下・綿貫(ボブ鈴木)から、捜査用AIの存在を聞きます。 日下部は追加予算5億円を国費で用意するよう円に指示。日下部は万町署の統廃合は既に決定していて、円が行ってきた経費節減は全て無駄だと煽り……。 捜査の失敗を所轄に押し付けるという日下部の正体を知った湯川(沢村一樹)班は、独自に捜査を開始します。早速捜査用AIを使うと、犯人として17歳のハッカー集団リーダー・薫(詩羽)が浮上。そして身代金要求前から、万町署のデータが裏サイトに流出していたことが分かったのです。 日下部は捜査用AIの使用は禁じられていると、湯川班に指摘します。その時円は3日前のタクシー代の領収書から、犯人が分かったと言い出しました。 犯人は生活安全課刑事・鈴木(櫻井圭佑)。酔った時にUSBメモリーを薫に盗まれ、薫を犯人にして身代金要求事件をでっち上げていたのです。 さらに「餌に食いつきましたか」と、綿貫に現金を渡す日下部の監視カメラ映像が流れ……。円は引き続き経費削減と脅迫者Xの捜査を官房長から求められ、湯川班に一緒に脅迫者Xを探してほしいと頼んだのでした。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

朝、円(橋本環奈)は藤堂(松本まりか)を巻き込んで珈琲モナリザに行くことに。すると2人はトーマ(今井柊斗)とヤマト(西野光)という若い2人に襲われ……。藤堂は戦いますが、もう1人のナツメ(大友一生)に拳銃を突き付けられてしまいます。 3人は初対面で、闇バイトの募集で集まった様子。店に2千万が隠されているという指示役・マイマイからの情報で、3人はお金を探していました。円と藤堂は、手を縛られ拘束されてしまい……。

ネタバレ

湯川(沢村一樹)班は2人のGPSを見て、モナリザへ。湯川は向かいの中華屋のふりをして出前をモナリザに届けますが、警察と気づかれナツメが発砲。円はこの状況下でも「無駄な経費は出さないでください!」と言い、一旦湯川たちは店を出ることに。 藤堂と円はFAXを使い、3人のボスがマイマイであることを伝えます。湯川班はSITに1時間もらい、マイマイを探して確保。 その頃藤堂もトーマから、闇バイトに手を染めた理由を聞き……。藤堂もシングルマザーで15歳の息子・海斗(小林空叶)を育て、今日は中学生最後の野球部の引退試合だと打ち明けます。 それを聞いた円は、「人生も会計処理もやり直しの連続。でもやり直せばいいんです」と力説。そして円は、目の前にある壺が500万円の価値があると帳簿から見抜きました。 藤堂はガラスの破片で拘束を解き、隙をついて3人に攻撃します。円は壺を持っていましたが、ナツメが壺に発砲。3人は確保されましたが、円は倒れ込んでしまいました。しかし円は無事で、事件は解決。壺は贋作だと判明しました。 藤堂は急いで、 海斗の元へ。試合は終わっていましたが、2人はハンバーグを食べることを約束。その頃円は捜査用AIを使い、脅迫者Xのターゲットに共通点があることを掴んでいて……。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

万町署では、3カ月前に持ち主不明で見つかった1億円の落とし主を名乗る人々が押し寄せます。そんな時、ビルの階段から男が転落する事件が発生。落ちたのは、1億円が入ったかばんを拾ったハラン人のノッカー(小久保寿人)。ノッカーはあと2日で、1億円の所有権を得るところだったのです。 湯川(沢村一樹)班がノッカーに会うも、ノッカーはハラン語しか話すことができません。湯川は円(橋本環奈)に通訳を頼みたいと申し出るも、通訳には100万円以上がかかることが判明し……。

ネタバレ

すると病院に、ノッカーに仕事を紹介した幸子(筒井真理子)がやってきます。幸子はタダで通訳をすると言い、その場は収まりました。しかし湯川たちは、ノッカーが隠し事をしていると捜査を続けることに。 防犯カメラ映像から、この1億円は犯罪に絡んでいる可能性があるとのこと。湯川班は幸子が嘘の通訳をしているとして、本物の通訳を呼びたいと円に訴えます。その円も、ノッカーが何か訴えたいことがあると感じ本物の通訳を呼ぶ決意をしました。 その時ノッカーが病室から逃亡。湯川は幸子の言っていたハラン語をノッカーに告げると、ノッカーは湯川のお腹を刺し……。しかしナイフで刺された湯川はノッカーを確保し、本物の通訳を介し幸子がノッカーに「逃げたら殺す」と告げていたことが発覚したのです。 ノッカーは幸子に、1億円を回収できるまで逃げたら殺すと脅され、わざとビルから転落。湯川は刺されたことを事件にせず、ノッカーも1億円の所有権を放棄し家族に会うため国に帰りたいと訴えました。 一方円は、元警察官僚で議員の小田切(堀川りょう)の周りの人物がXに狙われていると気づきます。そして円がノッカーが放棄した1億円を都の職員に手渡そうとした時、1億円がなくなっていることに気づき……。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

さゆり(松本まりか)と大竹(JP)は、脅迫者Xと接触する可能性があると思われる参事官の西尾(隈部洋平)を尾行します。 その時、2人はUSBメモリを入手。そこには、元警察官僚で政治家の小田切(堀川りょう)が、記者の詩織(石井杏奈)とやり取りする様子が映っていました。 その詩織は、小田切に呼び出された夜に転落死。湯川(沢村一樹)は小田切に、Xと取引したのかと詰め寄ります。その後Xのリークで西尾のスキャンダルが明るみに出て、西尾は辞職することに。 焦った官房長の榊山(福井晶一)は円(橋本環奈)に、須賀(佐藤二朗)の懲戒処分を阻止したければ早くXを捕まえるよう指示し……。

ネタバレ

湯川は再び小田切に詰め寄りますが、態度を指摘され停職処分に。円は上層部の金銭や出世のための動きを目の当たりにし、ある作戦を思いつきます。それは上層部から下される私的な経費を所轄経費で落とさないようにし、経費20%削減を達成しようというものです。 湯川と円は西尾を呼び出し、西尾は誰かに詩織の持っているデータを始末するよう命じられ、揉み合いになって詩織を突き落としたと指摘します。西尾はXが万町署の1億円を盗んだと言い、「Xを見付けたければ金を辿れ、ただし警察にはいられなくなる」と忠告。 円は「警察幹部が保身や自身の利益のために現場刑事をトクメイを使って利用しています。今後私的なトクメイに対し、1円も経費を支払わない」と動画で宣言。このおかげで、万町署は経費20%達成が確実になります。 円が目標達成を榊山を告げるも、榊山は退職か自分への忠誠かどちらかを選ぶよう円に指示。しかし須賀が「動画は私の指示です」と円を庇い、須賀は警察を辞めることになったのでした。 いつも湯川に情報をくれているクレープ屋の片桐(米本学仁)は、「Xの正体が分かった」と湯川に連絡。湯川が片桐の元に向かうも、片桐は腹部を刺されていて……。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

片桐(米本学仁)が殺害され、第一発見者となった湯川(沢村一樹)が疑われます。管理官の丸山(佐野泰臣)は湯川が犯人だと思い、湯川班を捜査から外すことに。湯川班も、さゆり(松本まりか)と中西(徳重聡)が言い合いになるなど不穏な空気が漂います。 円(橋本環奈)は、クレープ屋の美和(前野えま)を悲しませた犯人が許せないと、怒りがこみ上げます。さらに榊山(福井晶一)は、経費削減20%を達成したのに万町署は統廃合されると言い出し……。

ネタバレ

円は須賀(佐藤二朗)のアドバイスを受け、榊山と小田切(堀川りょう)の癒着を暴こうと動きます。その頃湯川は行方不明になっており、円は小田切の議員辞職会見の場に湯川がいることに気づきました。 湯川は小田切に、「Xが何者か知っているのではないか」と追及。すると小田切は「詩織(石井杏奈)だけはしぶとかったから殺された。黒幕は榊山で私もただの駒に過ぎない」と告げ……。湯川は「片桐殺しの犯人はX」だと信じ、1人で捜査すると円に伝えました。 さゆりはずっと、盗犯係の真壁(安藤嗣海)が1億円が消えた日の防犯カメラの一部映像を提出してくれないことを気にしていました。こっそり真壁のPCを調べると、着ぐるみのヨロズ君の中に1億円を隠して何者かが持ち去っていたとが分かり……。 ヨロズ君の中身は真壁で、さゆりたちは真壁を捕まえます。真壁は片桐殺害も認めますが、真壁は誰かに指示されたと告白。その人物の名前を、真壁は「湯川さん」と告げたようで……!

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第10話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

逮捕された真壁(安藤嗣海)は、亡くなった詩織(石井杏奈)は幼馴染で、詩織の死を探っていた真壁は小田切(堀川りょう)の不正にたどり着いたとのこと。真鍋はXとして小田切の周辺の人物を脅し、辞職に追い込みます。真壁は、Xはあらゆる部署に複数いることをほのめかしたのでした。 さらに真壁は、Xのリーダーが湯川(沢村一樹)であると証言。湯川は再び警察に追われることとなりますが、円(橋本環奈)は湯川が犯人とは思えず……。しかし湯川には借金があることが分かり、美和(前野えま)の元には差出人不明の1千万円が送られてきたのです。

ネタバレ

円は次の予算会議で、警察が証拠品を売って裏金を作っているという事実を告発しようとします。須賀(佐藤二朗)に裏金庫の存在を突き止めるようアドバイスされた円。 さらに円は、湯川のGPSを追って静法寺へ。そこには詩織の墓があり、血痕が付着していたことから円は湯川がそこで襲われ監禁されていると推測します。 湯川班は二手に別れ、裏金庫探しと湯川探しを続けます。怪しい倉庫を発見した円と月村(前田拳太郎)ですが、建造物侵入でチャットピーポーと榊山(福井晶一)に捕まってしまい……。 榊山は警察の業務を全てAIに任せようとしていて、円とAIで経費削減を競わせていました。それにかかる費用は、全て裏金で賄っていた様子。榊山は円に、今のことを暴露したら万町署の全員をクビにすると脅します。 その頃さゆりは、詩織の職場である写真を発見。その写真には、詩織と須賀が写っていて……。監禁されている湯川の前にも、「やっとお出ましか、X」と須賀が姿を現したのでした。

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最終回のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

須賀(佐藤二朗)は湯川(沢村一樹)に、詩織(石井杏奈)と自分が親子だと明かします。湯川の借金を返したのも須賀で、湯川をXのリーダーに仕立てたことを謝罪しました。 5年前に須賀は詩織が自分の娘だと分かり、それから親子としての仲を深めた2人。須賀は詩織が裏金のことを突き止めた時に止めたものの、詩織を説得しきれなかったとのこと。 真壁(安藤嗣海)は片桐(米本学仁)がXのことを嗅ぎ付けたと知り、須賀のために片桐を殺したことが分かり……。

ネタバレ

円(橋本環奈)は須賀がXとは信じられませんでしたが、湯川班は湯川が持っていた円作成のお守りGPSを追って湯川を救出。湯川は明日の予算会議に榊山(福井晶一)が出席し、須賀はそこで榊山を殺すつもりだと皆に伝えます。 予算会議当日。円は会議で裏金庫のことを暴露し、榊山と小田切(堀川りょう)の関係を打ち明けます。そして証拠を見せようとするも、榊山の施設はもぬけの殻になっていて……。 そのまま万町署の統廃合が決まってしまい、そこに須賀が現れます。須賀は榊山に銃を向けますが、須賀は突然湯川に銃を発砲して湯川の胸に銃が当たり……。湯川は胸ポケットに入っていた1円玉に命を救われました。 その後円は須賀を説得。円の言葉に胸を打たれた須賀は、両手を差し出します。円は自らの手で、須賀を逮捕したのでした。 1週間後、裏金庫から出てきたのはたった5千万円で、湯川班は他にも金庫があると推測します。湯川は須賀が最初から榊山を殺すつもりはなく、須賀は湯川の胸ポケットを狙っていたことを告白します。 その後警視庁に特別会計係が正式に設置されることに。円は「1円のズレも許しませんので」と宣言したのでした。

【最終回予想】原作無しの結末は?

本作に原作はなく、荒木哉仁と皐月彩のオリジナル脚本でストーリーが展開します。 気になる最終回ですが、円が「疫病神」の異名を持つほどの凶運ゆえに刑事課に配属されなかった、という設定がカギになるかもしれません。 お荷物所轄と呼ばれる万町署に派遣され、これまでとは違う視点の気づきをもたらす円。最初は煙たがっていた刑事たちも、次第に彼女の仕事ぶりを認めていくでしょう。最後は万町署の刑事課に異動し、刑事として一緒に働く結末になると予想します。

橋本環奈が警察官に!フジテレビ初主演

一円(はじめまどか)は本庁から派遣され、捜査費などの見直しを行う特別会計係。几帳面な性格で、数字にも強いため専任担当者に選ばれました。 必要のない器物破損を筆頭に、不透明な経費まで落とそうとする刑事とやり合うことになります。 お金に厳しい女性警察官を演じるのは橋本環奈。「キングダム」シリーズなどの話題作に出演し、2024年後期放送の『おむすび』で朝ドラヒロインに抜擢されました。フジテレビ系列の連続ドラマで主演を務めるのは本作が初めてです。

ドラマ「トクメイ 警視庁特別会計係」のあらすじネタバレは最終回まで更新中

警察組織とお金をテーマに、新しい角度から事件を解決する『トクメイ!警視庁特別会計係』。原作無しのオリジナル作品なので、最終回まで目が離せませんね! 本作がどんな展開になっていくのか、今後もあらすじネタバレを随時更新中です。