2023年10月13日更新

『いちばんすきな花』第1話では“2人組になれなかった”4人が出会う!それぞれが抱える“2人”を巡る悩みとは

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社会現象ともなった『silent』でタッグを組んだ村瀬健と生方美久が「男女の友情は成立するのか?」をテーマにしたドラマが『いちばんすきな花』です。 この記事では、『いちばんすきな花』1話の感想と主人公たちがそれぞれ抱える悩みについて解説していきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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唯一の男友達から別れを告げられたゆくえ(多部未華子)

塾講師として働く潮ゆくえ(多部未華子)には、学生時代からの親友である赤田鼓太郎(仲野太賀)がいました。2人で恒例のカラオケに行くと、ゆくえは鼓太郎から結婚の報告を受けます。唯一本音が話せる親友の鼓太郎の結婚を、ゆくえは心から祝福しました。 後日、いつものようにカラオケで待ち合わせをしましたが、鼓太郎がなかなか部屋に入ろうとしません。理由を尋ねると、鼓太郎は結婚式の招待リストを見て「潮さん」が女性であることを知った婚約者から、2人で会うことを禁止されてしまったと言うのです。 本音を言い合える大切な親友だったのに、ゆくえは女性であるというだけで、唯一の男友達から別れを告げられてしまうのでした。

恋人を“彼女の男友達”に奪われた椿(松下洸平)

周りから「いい人」と評判の春木椿(松下洸平)は、「花は好きだけど、花屋は嫌い」と話します。学校が嫌いだった椿にとって、花屋は花というだけで色々な種類の花が集められている点で学校と同じなのです。 そんな椿は婚約者の純恋と新居で使う家具選びに来ていました。純恋と仲の良い森永くんの存在が気になっていましたが、友達だという純恋の言葉を信じていた椿。 しかし、引越し当日になり純恋とは連絡が取れなくなってしまいました。連絡が取れないまま新居へ荷物が次々と運ばれていき、純恋から連絡が来たのは夜になってのことでした。 ようやくつながった電話で、純恋は「森永くんと友達じゃなくなった」「結婚はできない」と椿に告げるのです。

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“友達以上を求められる”夜々(今田美桜)

美容師の深雪夜々(今田美桜)は、女性に勘違いされることが多く職場でも度々嫌味を言われていました。椿の接客を終え、嫌味を言われてしまった夜々を相良が心配してくれます。 嫌味には慣れていると強がる夜々に対し、相良は「でも傷つくでしょ?」と心配してくれ、夜々は目に涙が滲んできてしまいました。女性に誤解されやすいと話す夜々に、相良は俺は女の子じゃないから話を聞くと言ってくれ、2人は飲みに行くことに。 飲みに行き相良に話を聞いてもらった夜々ですが、帰宅しようとすると相良は夜々を家に連れ込もうとします。 「友達だよね」と逃げようとする夜々に対し、相良は友達という言葉を男と遊ぶ言い訳にするのはよくないと放つのでした。

“2人組”になるような友達がいない紅葉(神尾楓珠)

絵を描くことが好きな佐藤紅葉(神尾楓珠)は、イラストレーターとしての仕事を得るためにコンビニでアルバイトをしながら絵を描く日々を過ごしていました。 しかし、なかなかイラストレーターとしての仕事はもらえず、売り込みに行った先でも「上手だが、好きになってもらえる絵が必要」と言われてしまいます。 そんな中、グループLINEに同級生からのLINEが届き、紅葉は同窓会の幹事を引き受けることになりました。学生時代から2人組という言葉が大嫌いだった紅葉。2人という単位に大人になっても縛られ、同時に孤独を感じていました。 久しぶりに飲みに誘われた友人も勧誘目的で、紅葉は寂しさを募らせるのでした。

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第1話を視聴した人の感想は?

第1話を視聴した人の感想は概ね好評で、登場人物に共感しているものが多く見られました。 4人いる主人公たちの気持ちに共感できるという人が多く、男女の友情や2人という人間関係に悩みを抱えたことがある人がドラマにハマっているようです。 会話のテンポが癖になっている人も多く、ちょっと坂元裕二っぽいという感想も見られました。確かに会話の自然さや何気ないセリフが多く散りばめられ、会話劇がオシャレです。 藤井風の新曲「花」が主題歌としてピッタリという声も多く、本編だけでなく歌が流れるラストまで見逃せません。

“2人”になることはできるのか?『いちばんすきな花』の4人に注目

男女の友情という人間にとって永遠のテーマを描いたドラマ『いちばん好きな花』は、共感できると話題になっています。それぞれに悩みを抱える4人は“2人”になることができるのでしょうか。今後の展開から目が離せません!