漫画『正統派悪役令嬢の裏事情』を最新話までネタバレあらすじ解説！原作小説の最終回はどうなる？無料で読む方法は？

恋愛小説の中に登場する極悪令嬢に転生した主人公が、ヒーローとの恋に落ちて幸せになる漫画『正統派悪役令嬢の裏事情』。本作はでは過去の悪行を改めたヒロインが、予想外の恋に落ちていく姿が描かれます。 この記事では、漫画『正統派悪役令嬢の裏事情』のネタバレ・あらすじ、小説版の最終回結末について紹介。また本作を無料で読む方法についても詳しく解説します！ 気になる小説版最終回結末はこちら

大学院生の主人公は、ある日交通事故によって命を落としてしまいます。しかし目を覚ますと、昔読んでいた恋愛小説の極悪令嬢・セリアに転生していました。王道のスタートですね～！ 物語の中でセリアは悪逆非道を繰り返しており、正ヒーローとサブヒーローによって処刑される運命にあります。そんな未来を変えるため、礼儀正しく誰にでも親切に振る舞い始めたセリア。 その結果、サブヒーローであるカリスにプロポーズされて結婚式を目前に控えます。そして幸せになるためには、聖女・リナと正ヒーロー・ルシェ殿下が結ばれる必要がありました。しかし突然、リナがセリアと同じ「シュテルン」の称号を得て……。

強大な神聖力を得るシュテルン。物語上聖女であるはずのリナがシュテルンに目覚めるのは終盤のはずでしたが、星座金の碑石に触れたことで倒れてしまいます。そしてベットの横には、彼女に寄り添うように介抱しているカリスの姿が。 リナのことで頭がいっぱいなカリスを見て、セリアは精神的に追い込まれていきます。その後カリスから二度とリアと会わないと誓われて信じることにしますが、呆気なく破られてしまうのでした。ふらふらした男で最悪です……！ そして迎えた結婚式当日。式の時間に間に合わなかったカリスは血を吐き、セリアもまた倒れてしまいます。

結婚の儀のルールを破ったことで、神聖力が爆発しかけているセリア。血を吐いて苦しみ始めたところにルシェ殿下がやってきます。そして命の危機にあったセリアを助けるため、ルシェ殿下は彼女と結婚するのでした。 翌日セリアの前にカリスが現れます。あのときセリアと同じように死にかけましたが、リナと結婚したことで一命を取り留めたのです。自分勝手で後先考えていない典型的なダメ男ですね……。良いのは見た目だけ！ そして披露宴でもカリスが現れ、ルシェ殿下にセリアとの離婚を迫ります。あまりに身勝手で自己中心的な考えのカリスに怒りを覚えたルシェ殿下。力強くカリスを突き放し、決別するのでした。

カリスをもう一度信じることにしたセリアでしたが、何度も裏切られてしまいます。何をしてもどう頑張ってもカリスと幸せになることができないことを確信し、1人で泣いてしまうのでした。今まで必死に努力したのに、可哀想ですね……。 そんな彼女を傍で支えていたのがルシェ殿下でした。その後セリアは、ルシェ殿下に連れられてとある荘園にやってきます。そこは暗くて汚いカビだらけの建物が建っている「ローレルの荘園」。 建物の中にはメイド・マーサと執事・ベン、庭師の3人が住んでいました。荘園主はセリアを温かく迎え入れてくれますが、彼らにはとある秘密があり……。

マーサは謎の力によって荘園に縛られていることが明らかになります。そして過去に起こった激しい後継者争いが鍵になっていることに気付くセリア。 荘園の問題を根本から解決するために、庭に漂う魔気を解放しようとします。しかし一人では数年掛かるレベルで、浄化しきることはできません。そこで魔気が流出している地下室へ入ると、庭師のスーザンや3人の呪術師と出会います。 呪術師たちが依頼されていたのは、荘園の呪いを解くこと。しかし彼らは突然セリアを襲い始めます。武芸に長けたスーザンが応戦しますが、状況は好転せず……。そこへルシェ殿下が合流するのでした。

セリアとルシェ殿下にだけ謎の音が聞こえてきます。2人は原因を突き止めようとしますが、突然セリアの意識が途絶えてしまい……。 次に目を覚ましたときには、すでに荘園の呪いは払われていました。どうやら数日間気を失っていたらしく、ベンとスーザンからお礼を伝えられます。 事件解決当日、セリアは地下に入ったときに置いてあったサークレットに触れていました。その瞬間セリアの力で呪いが払われたとのこと。そして呪術師たちの目的は、サークレットを回収することでした。 その後セリアたちのもとに、カリスやリナを含めた部隊が襲われたとの一報が。無事にリナたちと合流しますが、なぜか彼女はセリアのサークレットを欲し……。

リナと話し終えたとき、セリアに魔獣が襲い掛かります。間一髪のところでルシェ殿下が現れ、無事に傷を負うことなくその場を離れるのでした。そしてセリアが聖女の力を使って、魔獣の群れを追い払います。 一方でリナは、カリスを救うためにシュルテンとしての役目を疎かにしていました。さらに裏では騎士の命を軽く見ていたことがバレて、野営地から逃げ出します。 そこへ大型の魔獣が襲い掛かり、アモス大神官が犠牲に。ギリギリのところでルシェ殿下が合流しますが、突如としてリナは消えてしまうのでした。原作ではここでルシェ殿下が罪悪感に苛まれますが、なぜかまったく悔恨しておらず……。

セリアがヘビイチゴアレルギーであることを知ったルシェ殿下は、すぐに城で育てていたヘビイチゴを狩り取るように命令を出します。しかし流れからセリアが庭園の手入れを担当することに。 そして城での静かな生活が続く中、ルシェ殿下は熱を出してしまいます。そのことを知ったセリアが看病に向かうと、いつもとは違って甘々なルシェ殿下の姿が。 さらにルシェ殿下の願いで有名なデートスポットへと足を運ぶことに。幸せな時間を過ごした2人でしたが、セリアのもとに一通の手紙が届きます。 どうやらケリドン家の最高権力者・マグリスが亡くなったとのことで……。

ケリドン家に到着したセリアは無礼な出迎えをされて怒り心頭。晩餐会でも周囲の嫌な視線が突き刺さり、捨て台詞を吐いて退席します。追ってきたカシウスに声を掛けられますが、腕を掴まれた瞬間に倒れてしまうのでした。 目を覚ましたセリアは追悼パーティーに参加。そこで多くの男たちに言い寄られますが、参列していたカリスに助けられます。彼女に冷たくあしらわれ、1人で部屋に戻ったカリスは謎の黒いオーラに唆されていて……。 そんな中、ついにセリアとカシウスの過去が判明。幼少期、ニソスに湖に置き去りにされたセリアはカシウスに発見されたものの、何故か水に沈められそうになったとの事。そんな2人の過去を知ったルシェ殿下は激怒し、カシウスに決闘を挑みます。

激怒したルシェ殿下によって、カシウスは水に溺れさせられそうになります。そして自分が幼少期に、本気でセリアを殺そうとしていたことを思い出すのでした。 一方カシウスに死の危険が迫っていることを知ったセリアの母親は、セリアを無理やり引っ張ってルシェ殿下の前で土下座をします。そこへセリアへの暴行に激怒したビビがやってきて、決闘の場を収めるのでした。 この出来事がきっかけで、ケリドン領では「カシウスがセリアを殺そうとした」という噂が流れるように。さらに他の領地でも噂はすぐに駆け巡るのでした。 翌日、セリアたちはケリドン領を去ることになります。無事に帰還したのも束の間、セリアは騎士たちと共にコネス平原で魔獣退治作戦を決行。するとセリアが身に着けていたサークレットが強く反応し……。

皇室から結婚の認可が下りたルシェとセリア。これで2人は堂々と夫婦になることができます。 めでたい話のはずですが、セリアは喜んではいない様子。どうやらかつてのカリスのように、ルシェが心変わりするのではないかと気にしているようでした。 数日後、ルシェとセリアは帝都に到着します。セリアは帝都のなかにあるベルク家の邸宅へと移動。邸宅の中は清潔に保たれてはいましたが、人の気配がなく殺風景な状態です。 セリアが邸宅内を見て回っていると、とある肖像画に目を止めます。そこにはベルクの先代と先代大公と、私生児のミエスの姿が描かれており、ルシェの姿はありませんでした。そんなルシェの境遇が自分に似ていると、セリアは考え……。 そのころ宮殿ではルシェが大問題を起こしていました。彼はケリドン家周辺に対する魔物討伐隊を撤退させます。セリアに冷たくしてきたケリドン家に対して、復讐しようとしました。

ある日、突然セリアのネックレスが発光。その光をシュルテンの旗に向けるとさらに大きな光が放たれ、そこにいた伯爵が口から黒いものを吐きながら倒れるという事態が起こります。 ネックレスには何かしらの力がありそうで、一行はこれをリナに引き渡さないために偽物を探しに闇オークションへ。 そこにはミエスがおり、セリアに近づきます。実はミエスはオークションの主催者で、セリアたちを騙そうとしていたのでした。しかしその策略はすでに気づかれており、失敗。ミエスは最終的にビビに捕まえられますが、セリアにキスを仕掛けたことを知ったルシェは激怒。帰宅後セリアとルシェは一悶着した後、キスをするのでした。 その後、セリアはルシェに「あなたの妻は自分ではなく、リナだった」だということを告白。それを聞いたルシェは動揺を隠せず……。

セリアはルシェとともに美術館にやってきます。そこで出会ったのは、原作でルシェの敵陣営だった第二王子・ビューガズン。セリアとも不仲だったため距離を置くことを決めるセリアでしたが、なぜか王族から招待を受けることに。 その後、囚われていたミエスの救出に向かったセリア。そこにはルシェの顔にそっくりなミエスの姿がありました。異変を感じたセリアが神聖力を使って目覚めさせると、彼の身体から異物が飛び出してきます。 なんとミエスはルシェと血は繋がっておらず、代々呪術師を輩出してきた名門出身だったのです。そして彼から明かされたのは、ベルク家に潜入していた理由で……。

神聖力が枯渇し、尋問途中に倒れてしまったセリア。目覚めたのは4日後で、隣にはルシェが立っていました。そこで彼から記憶に関することを質問されますが、セリアは応えられず……。 そのとき、フォルバス公爵家の協力もあって、領地内で魔水晶鉱山を発見したという報告が入ります。早速、セリアは神聖力を使って魔水晶鉱山周辺の魔気を浄化。 そして鉱山の採掘が進められる中、「星座金」という希少な鉱石が発見されます。さらなる調査のために自ら最奥へと進んでいくセリアでしたが、謎の声に引き寄せられるのでした。 声の主から明かされたのは、ここは小説の世界ではないという内容で……。

トゥバンと名乗る男から、世界の真実を告げられたセリア。理解できない状態なので情報を得ようとしますが、トゥバンと話すためにはシュルテン旗の存在が必要不可欠でした。 しかしシュルテン旗の所有権は、現在神殿にあります。そこで鉱山の採掘権を独占しようと考えている神殿に対し、シュルテン旗を譲るようにお願い。交渉は見事に成功しますが、突然セリアの前にカリスが現れます。 どうやら彼は、セリスとの復縁を望んでいる様子。強くアプローチを受けるセリアでしたが、真正面からカリスの要求を断るのでした。 数日後、ニソスの協力もあって準備を終えたセリアは、再びトゥバンとコンタクトをとろうとし……。

魔物たちと交戦中のカリス率いる騎士団。苦戦を強いられることはありませんでしたが、突如として聖女リナが月から帰還します。しかしリナはどこか慌てている様子で、一切の余裕がありません。 何と彼女は妊娠しており、行方不明になって以降の記憶もなくなっていたのです。もちろんリナは、カリス以外の男と交わっていません。その後、神官から明かされたのは、リナが神聖力の影響で妊娠した可能性。 さらに他人に神聖力の影響を及ぼすことができるのは、セリア・ルシェ・カリスの3人であることが判明します。神官の意見を聞いたセリアは憤慨。数日後、妊娠の真実を明らかにすることを決め……。

謎の妊娠の真実を研究していた神官。集められた場にはリナだけではなく、セリア・ルシェ・カリスの3人もいました。誰がリナを妊娠させたのかが告げられますが、全員が無実であることが判明します。 何も進展しないまま終わりを迎え、神官はリナに宿った子を「神の子」とするのでした。そんな中、神殿側はセリアを第二の聖女として迎え入れようと画策。セリアやリナ、ミユットを呼び出して儀式をおこないます。 しかし会議の場は荒れ、結局セリアとリナが喧嘩して終わるのでした。その後、再びトゥバンに接触を試みていたセリア。彼の封印を解くために、「人魚の春」という魔石を探すことになり……。

「人魚の春」を手に入れるために、原作での物語を思い返していたセリア。そんな中、リノンがハワード家の人間に酷い扱いをされている人魚を見て、心を痛めているところに遭遇します。 そしてリノンが、純潔の人間ではないことが明かされます。真実を知ったセリアは、リノンとともにハワード家に潜入し、人魚を解放するのでした。 その頃、リナは貴族たちにセリアの悪評をばら撒いており……。

本作の原作小説は韓国の小説サイト「RIDIブックス」で読むことができ、全214話で完結しています。日本語では読むことができないため、翻訳ソフトなどが必須です。 なお、日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載されている「なろう系」作品ではありません。

リナは、セリアを陥れようとするセリアの兄・カシウスに力を貸すことになります。魔気をため込んだブレスレットをリナから受け取り、カシウスは魔物を封じている結界を破壊してしまうのです。 魔物が呼び込まれたことで、魔気に染まってしまいリナの神聖力は失われてしまいます。聖女としての力を失った彼女は、ただの人間になってしまうのでした。 神官のヘノックとジョエルが、浄化し結界を強める力をもつシルバーローレルの枝で、リナを切りつけようとすると、周りに魔気が判明します。その結果、聖女の称号をはく奪されて、リナは投獄されてしまうのでした。 ただなんとか脱走し、逃亡したリナはインスギニアにたどり着くのですが……。

カシウスとリナによって結界が破壊された結果、氷河の湖から魔獣が現れます。シュテルンであるセリアがルシェに近づくと、なんだか奇妙な感覚に襲われるのです。 そんなセリアに目もむけず、ルシェは魔獣と戦い続けています。セリアは無視されたと思い、彼の手を掴むのです。そこで彼の手から感じたのは、汚染されていない魔力でした。 彼は戦いの最中、堕落した者であれば装着できないはずの「星の鎧」を身につけていました。それが彼が汚染されていない証拠だったのです。 ただ、ルシェがいつもと違うのには理由がありました。セリアが持つ月の愛を狙うリーゲルによって、心臓を乗っ取られていたのです。 徐々に悪魔になっていく自身を感じながらルシェは……。

リナ頼みを聞いて氷河に向かったカリス。彼はそこで遭難してしまうのでした。カリスがセリアとの結婚式に出席できなくなったため、ルシェがセリアと結婚する流れになってしまいます。 カリス自身は、結婚しなければ死んでしまう運命にあったため、リナと結婚することを選ぶのです。その結果、カリスはセリアから決別を宣言されてしまうのでした。 決別を宣言されても、カリスはセリアがいつか自分のもとにやってくると信じていました。しかし、セリアがルシェと相思相愛になっていることを知り、絶望します。 これまで自分がしてきたことを後悔したカリスは、セリアにすがろうとします。その姿を見た彼の妻・リナは、一層セリアに対して嫉妬の気持ちを抱くのでした。そんな状況を気に病んだカリスは……。

主人公は自分がセリアに憑依し、新たな人生を歩み始めたと思いこんでいました。しかし実際は憑依ではなく回帰だったということが明らかになります。 リーゲルに心臓を乗っ取られ、魔物たちと対峙するルシェに絶体絶命のピンチが訪れた際に、守護霊トゥバンが前世でルシェと結婚しようとしていた自分がスターンの力でルシェを死なせてしまったことへの後悔の記憶をセリアの中に蘇らせるのでした。 自分たちを引き裂いた世界を憎悪し、ただひたすらに再びルシェと生きられる人生を望んだ結果が今なのだと気づいた彼女はトゥバンに礼を言います。

婚約者カリスに何度も裏切られたセリアを支え続けているルシェ殿下。普段はぶっきらぼうでセリアに対する態度も冷たいですが、なぜか親切にしてくれます。 そして結婚してからは、誰よりも優しい人で居てくれるのです。不器用だけど愛は本物。ストーリーの展開は王道中の王道ですが、溺愛展開・ヒーロー・悪役のすべてが良い味を出しおり、上手くマッチしています！

小説に登場する悪役令嬢セリアに転生した主人公。サブヒーローに殺される運命を回避すべく懸命な努力を重ね、無事カリスとの婚約を漕ぎつけた彼女ですが……。 原作ヒロインのリナの妨害で破談になりカリスはリナと結婚。挙句の果てには、ルシェ殿下と結婚したセリアに執拗に付き纏い邪魔をしてくるんです。 小説とは違う人生を歩み始めたものの、またも悪役たちに陥れられそうになるセリア。無事にバッドエンドを回避して生き残ることができるのか必見です！

漫画『正統派悪役令嬢の裏事情』は、2024年11月現在、めちゃコミックで独占配信されている作品です。そのため、AmazonKindleでは残念ながら読むことができません。 今後、AmazonKindleで読めるようになる可能性はありますが、現時点で本作を読みたい方は、めちゃコミックを利用しましょう。

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